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MLB 開幕直前戦力分析【テキサス・レンジャーズ】野球人No.430

~フィルダーとチュー獲得で打力アップも
投手陣の故障が気がかり~



Choo Fielder 戦力分析 


【1】今日のチーム

テキサス・レンジャーズ


2013年度データ

[成績]91勝72敗
[順位]西地区2位
[得失点差]+94(4位)
[年俸総額]1億2534万ドル(8位)
[観客動員数]317万人(5位)
[監督]ロン・ワシントン
[GM]ジョン・ダニエルズ


[予想オーダー]

1 LF チュー 
2 SS アンドゥルース
3 1B フィルダー 
4 3B ベルトレー
5 RF リオス
6 DH モアランド
7 2B プロファー
8 C ソト
9 CF マーティン


[予想先発ローテーション]

ダルビッシュ
ペレス
ハリソン
オガンド
テペッシュ


[救援投手]

ソリア
シェパーズ
フェリース(CL)


【オフェンス】4.5点(5点満点)

昨年は主砲のハミルトンが去り、トップクラス
だった得点力が低下。その為オフに入ると
ダニエルズGMは真っ先に打線強化に取り
組んだ。まずはチームの人気者、キンズラーを
放出し、左の大砲フィルダーを獲得した。
また、抜群の出塁率を誇るチュー
7年1億3000万ドルで契約。間違いなく
攻撃力はアップした。キンズラーが去った後の
セカンドには、球団期待の若手有望株、
プロファーが入る。まだまだ経験不足だが、
将来のレンジャースを支える選手になる
だろう。チームの機動力は高く、新加入の
チューも20盗塁は固い。スピードとパワーを
兼ね備えた打線だ。


【ディフェンス】4点(5点満点)

昨シーズン、レンジャースの救援陣は、最高の
働きをみせた。今年は、守護神のネイサンが
抜けたが、クローザー経験のあるフェリースや
ソリアで何とか埋められるだろう。問題は
先発陣。2番手のホランドが階段から落ちて
左ひざを故障し、前半戦絶望との話も出て
いる。そして先日、エースのダルビッシュが
『寝違い』で首を故障。開幕戦での先発は、
回避する模様だ。昨年、故障に泣いたハリソン
とオガンドが戻ってくるものの、2人の穴は
相当大きい。ダルビッシュはそこまで重症では
ないにせよ、エースの早期復帰が望まれる。
守備はセンターラインが素晴らしい。センター
のマーティン、ショートのアンドゥルース、
セカンドのプロファーの3人は、攻守ともに
将来のレンジャースを担う選手たちだ。


【総括】4点(5点満点)

4年連続で90勝以上を挙げ、尚且つ
2010年、2011年はワールドシリーズに
進出。まさに黄金期真っただ中の状態である
ものの、チャンピオンリングまで、なかなか
届かない。今オフもチューとフィルダーを獲得
し、並々ならぬ意気込みを感じさせた。ただ
ここに来て、先発陣に不安が出てきた。特に
左腕のホランドの怪我は、プライベートでの
アクシデントなだけに、何とも悔いが残る。
先発が少々崩れても、バットで取り返せる
だけの攻撃力はあるだけに、前半戦を
どのようにしのぐかが、課題だろう。今年も
アスレチックスと熾烈な戦いが待っている。





【編集後記】
今日でアメリカン・リーグ西地区の

戦力分析が終わりました。


私の順位予想は、

1位 アスレチックス
2位 レンジャーズ
3位 マリナーズ
4位 エンジェルズ
5位 アストロズ

です。

貧乏球団が金満球団をやっつける

構図というのは、本当に痛快です。

今年もビーンGMが、我々を楽しませて

みせてくれるでしょう。

ちなみにこのコラムがアップされる頃には

飛行機で日本に戻っている最中

だと思います!

30日間にわたってお伝えした、

『MLB開幕直前戦力分析編』

は、今日で最後です。

楽しんで頂けましたでしょうか?

また明日からは、通常のコラムを

お届けいたします!


MLB 開幕直前戦力分析【シアトル・マリナーズ】野球人No.429

~カノ獲得で貧打解消なるか!?
球団運営には疑問の声も~


Robinson Cano 戦力分析

【1】今日のチーム

シアトル・マリナーズ


2013年度データ

[成績]71勝91敗
[順位]西地区4位
[得失点差]-130(13位)
[年俸総額]8419万ドル(20位)
[観客動員数]176万人(25位)
[監督]ロイド・マクレンドン
[GM]ジャック・ズレンシック


[予想オーダー]

1 CF アクリー 
2 LF ソーンダース
3 2B カノー 
4 DH ハート
5 3B シーガー
6 1B スモーク
7 RF モリソン
8 C ズニーノ
9 SS ミラー


[予想先発ローテーション]

ヘルナンデス
岩隈
ラミレス
ウォーカー
パクストン


[救援投手]

ファーブッシュ
ファークアー
ロドニー(CL)


【オフェンス】3点(5点満点)

貧打解消の為、昨年は本拠地であるセーフコ・
フィールドのフェンスを手前に出した。その
結果、チーム本塁打がリーグ2位を記録し、
効果はあったように見える。だが得点や
チーム打率は相変わらず低迷し、根本的な
解決には至らなかった。そんな状況を打開する
為、GMであるズレンシックはとんでもない
ギャンブルに出た。10年2億4000万ドル
でFA市場の目玉であった、カノを獲得。
契約年数と金額に大きな議論を呼んだが、
短期的に見れば、間違いなく大きな戦力
アップとなった。23本塁打のモラレスと、
29本塁打のイバニエスが退団したのは
痛いが、同じく新加入のハートやモリソンで
穴は埋められそうだ。また、このチームは
かつては『逸材』と言われながら伸び悩んで
いる若手が多い。シーガー、スモーク、
ソーンダース、アクリー、モンテロらの
ブレイクに期待したい。


【ディフェンス】3.5点(5点満点)

今年も『キング』ことヘルナンデスと、昨年
大活躍の岩隈がローテの中心。この2人に
関しては心配ないだろう。3番手以降は若手
有望株がしのぎを削る。経験不足の若手たち
だが、なかなかの好素材だ。特に21歳の
ウォーカーは、次期エースとの呼び声が高く、
ファンの期待を一身に背負う。昨年崩壊した
ブルペンには、ベテランクローザーのロドニー
が加入。ただ、相変わらずの制球難で、時折
試合をぶち壊す。守備面に関しては、カノの
加入で内野はレベルアップするだろう。
外野の守備力は低い。


【総括】3点(5点満点)

今オフ、大きな議論を巻き起こしたカノの
巨額契約。4年連続負け越しており、観客
動員数は激減状態。イチローさえも愛想を
尽かした弱小チームが、突然に勝負に出て
きた。ただ、球団CEOであるリンカーンや、
GMであるズレンシックの評判は、すこぶる
悪い。『球団上層部が腐っている』と地元紙に
書かれるほど。若手の育成も上手くいって
おらず、逸材を潰してしまうケースが多い。
今シーズンは新監督としてマクレンドン
迎えるが、この人選にもやや疑問が残る。
マクレンドンは5シーズン、パイレーツの
監督を務めた経験があるが、一度も
勝率5割に届いたことはなかった。何かと
不可解な点が多いチームだが、今年は
新たな野球を仕掛けてくるだろう。色々な
意味で興味が尽きないチームだ。




【2】編集後記
昨日は、セパンサーキットにて

F1の予選を観戦。

途中、スコールに見舞われるも、

充実した1日を過ごしました^^

それにして蒸し暑い・・・^^;

気温は33度ぐらいですが、

湿気がハンパない・・・。

さすが熱帯雨林気候ですね(笑)。

セパン3



セパン2 

MLB 開幕直前戦力分析【オークランド・アスレチックス】野球人No.428

~今年も冴えわたる『マネーボール』
ビーンGMの挑戦は終わらない~


Billy Beane 戦力分析


【1】今日のチーム

オークランド・アスレチックス


2013年度データ

[成績]96勝66敗
[順位]西地区31位
[得失点差]+142(3位)
[年俸総額]6196万ドル(27位)
[観客動員数]180万人(23位)
[監督]ボブ・メルビン
[GM]ビリー・ビーン


[予想オーダー]

1 CF クリスプ 
2 SS ラウリー
3 3B ドナルドソン 
4 1B モス
5 LF セスペデス
6 RF レディック
7 DH ジェイソ
8 C ノリス
9 2B ソガード


[予想先発ローテーション]

パーカー
グリフィン
キャズミアー
グレイ
ストレイリー


[救援投手]

クック
グレガーソン
ジョンソン(CL)


【オフェンス】3.5~4点(5点満点)

昨年は得点、本塁打、四球、OPSが
リーグ3位。長打と出塁率を重視する
『マネーボール』スタイルは健在だった。
今シーズンもレギュラーメンバーに大きな
入れ替えはない。中軸である、ラウリー、
ドナルドソン、モスが昨年大ブレイク。トップ
バッターのクリスプも勢いに乗って20本塁打
20盗塁をクリアした。ただ、2011年まで
は貧打にあえぐチームだっただけに、昨年は
やや出来すぎの感はある。今年も彼らが同様の
成績を残せるかは疑問だ。また、盗塁の上手い
ジェントリーが加入し、チームの機動力は
向上した。


【ディフェンス】4.5点(5点満点)

防御率リーグ2位を記録した投手陣から、
18勝のコロンと、38セーブのバルフォアが
抜けた。しかし現有戦力は依然トップクラス。
オフには先発左腕のキャズミアーと、最多
セーブのジョンソンが加入。貧乏球団とは
思えないほど層が厚くなった。ローテーション
を支えるパーカー、グリフィン、グレイ、
ストレイリーは全員20代で、尚且つ格安の
年俸(ほぼ最低保証の年俸)。同じ地区の
エンゼルスとは対照的に、費用対効果抜群
投手陣だ。守備はライトのレディックの攻守が
光る。今年もゴールドグラブ賞候補だ。


【総括】4点(5点満点)

同地区のエンジェルスとレンジャースは、
アスレチックスの2倍近い総年俸を誇る。
しかし、そんな彼らに怯むことなく、見事
2年連続で地区優勝を飾った。やはりGMで
あるビーンの巧みなチーム作りのたまものだ。
今オフも主力投手の流出はあったものの、
またもや上手いやりくりで、引き続き高い
戦力を維持している。ただ、ライバルの
レンジャーズも戦力をアップさせており、
3年連続地区優勝は容易ではない。今年も
金満球団を相手に、どの様な戦いを見せて
くれるのか?ビーンのあざやかな『マジック』
を楽しみたい。




【2】編集後記
昨晩、マレーシアの首都

クアラルンプールに到着しました。

とりあえず、疲れました~^^;

マレーシア航空、墜落しませんでした(笑)

マレーシア到着

MLB 開幕直前戦力分析【ロサンゼルス・エンゼルス】野球人No.427

~左右の大砲復活なるか!?
マイナー組織の弱体化が気がかり~



Mike Trout 戦力分析

【1】今日のチーム

ロサンゼルス・エンゼルス


2013年度データ

[成績]78勝84敗
[順位]西地区3位
[得失点差]-4(9位)
[年俸総額]1億3727万ドル(6位)
[観客動員数]301万人(7位)
[監督]マイク・ソーシア
[GM]ジェリー・ディポート


[予想オーダー]

1 SS アイバー
2 CF トラウト 
3 1B プホルス
4 LF ハミルトン
5 3B フリーズ
6 DH イバニエス
7 2B ケンドリック
8 RF カルフーン
9 C アイアネッタ


[予想先発ローテーション]

ウィーバー
ウィルソン
リチャーズ
サンティアゴ
スキャッグス

[救援投手]

デラロサ
スミス
フリエリ(CL)


【オフェンス】3.5~4点(5点満点)

2011年オフのプホルズ、2012年オフの
ハミルトンと、左右の大砲を札束攻勢で引っこ
抜いた。しかし、両者とも故障と不調で期待を
裏切り続けており、今のエンゼルスを支えて
いるのは、22歳のトラウトだ。相手のマーク
が厳しくなった昨年も抜群の成績を残し、球界
を代表するプレイヤーへ成長した。今オフは、
昨年チーム2冠王のトランボと、俊足の
ボージャスを放出。代わりに加入したのが、
フリーズと大ベテランのイバニエス。チーム
全体の得点力はややダウンするかもしれない。
衰えが指摘されるプホルズとハミルトンが、
どこまで数字を戻せるのかに注目だ。


【ディフェンス】3点(5点満点)

昨年はプホルズとハミルトンの不調ばかりが
目立ったが、凋落の要因は投手陣にあった。
チーム防御率はリーグ11位で、特にブルペン
は崩壊状態にあった。早速今オフは、先発候補
として若手有望株のスキャッグスや、左腕の
サンティアゴを補強。昨年、頼れる先発が
ウィーバーとウィルソンのみという状況だった
だけに、彼らの飛躍に期待がかかる。問題の
ブルペンには、鉄腕セットアッパーのスミス
獲得。クローザーのフリエリが不安定なだけに
状況次第ではスミスが起用されるケースもある
だろう。守備も総じて低調で、特に二遊間の
アイバーとケンドリックが、年々守備範囲が
狭まっている
のが気がかりだ。


【総括】3~3.5点(5点満点)

ア・リーグ西地区内では、最も高年俸のチーム
なのだが、費用対効果は恐ろしく悪い。今の
チーム状況は、ナ・リーグのフィリーズと似て
いるが、エンゼルスの方がもっと深刻だろう。
働きの悪い高年俸選手がラインナップに並び、
マイナーには将来を担う有望株が見当たら
ない。資金力は抜群なのだが、目先の勝利を
追いかけすぎ、マイナー組織が最低レベルまで
弱体化
してしまった。チームの将来像はお世辞
にも明るいは言えず、今はプホルズと
ハミルトンの復活を願うしかないだろう。
トラウトとの契約も、今のうちに長期で囲い
込んでおく事
も重要だ。




【2】編集後記
このコラムがUPされる頃には

おそらく私は飛行機でマレーシアに

向っています。

今話題のマレーシア航空ですが・・・^^;

ちなみにF1観戦は3年ぶりです。

日本期待の小林カムイ君、開幕早々

苦戦していますが、頑張ってほしいです。

また現地の情報をお届けします!

MLB 開幕直前戦力分析【ヒューストン・アストロズ】野球人No.426

~3Aレベルの戦力だが、有望株が目白押し
若手の積極起用で、100敗脱出を~


Chris Carter 戦力分析


【1】今日のチーム

ヒューストン・アストロズ


2013年度データ

[成績]51勝111敗
[順位]西地区5位
[得失点差]-238(15位)
[年俸総額]2610万ドル(30位)
[観客動員数]165万人(27位)
[監督]ボー・ポーター
[GM]ジェフ・ルーノー


[予想オーダー]

1 CF ファウラー 
2 2B アルトゥーベ 
3 C カストロ
4 1B カーター
5 3B ドミンゲス
6 LF グロスマン
7 DH グーズマン
8 RF ホーズ
9 SS ビラー

[予想先発ローテーション]

フェルドマン
オバーホルツァー
ピーコック
コザート
ウィリアムズ


[救援投手]

アルバース
クレイン
クオルズ(CL)


【オフェンス】1.5点(5点満点)

昨年、ほとんどの打撃成績がリーグ最下位。
今年も得点力が大きくアップする事はない
だろう。未熟で荒削りな選手が多いが、
165cmのセカンド、アルトゥーベが全国区
になってきた。またキャッチャーのカストロも
昨年、急成長。出塁率.350 18本塁打
記録し今シーズンも主軸を担う。主砲の
カーターは212三振を喫しながらも
29本塁打。この際気にせずにガンガン振り
回して頂きたいところ。新加入選手は、
ファウラー。ロッキーズから獲得したトップ
バッター候補だ。打者天国のクアーズ
フィールド
では高い出塁率を誇っていたが、
『平地』に降りた今年は真価が問われる。


【ディフェンス】1.5点(5点満点)

投手陣も打者同様、多くの項目でリーグ最下位
を記録。今オフは先発要員としてフェルドマン
ウィリアムズを獲得。ただ両者共エースが
務まる投手ではない。むしろ若い投手に期待
すべき。オバーホルツァー、ピーコック、
コザート等は、少々打たれても辛抱強く使って
いくだろう。昨年、崩壊状態だったブルペン
には、クレイン、アルバース、ダウンズ等が
加入し、何とか頭数はそろった。守備面も
失策数がリーグワースト。ただ、サードの
ドミンゲスは守備範囲が広い。


【総括】1.5点(5点満点)

アメリカン・リーグ移転1年目の昨年、球団
ワースト記録の111敗を喫した。これで
アストロズは3年連続で100敗を記録して
おり、再建期の真っただ中。今年も若手主体で
ペナントレースに挑むが、100敗を免れれば
上出来だろう。ただ、マイナーには多くの
有望株が控えており、充実度はメジャー屈指。
球団としては目先の勝利を犠牲にしてでも、
どんどん経験を積ませていくだろう。他球団と
まともに戦える状態になるには最低でも3年
程度はかかるだろうが、将来が楽しみなチーム
だ。数年後は、今のロイヤルズの様になって
いるかもしれない。




【2】編集後記
明日(3/28)の早朝、成田空港から

マレーシアへ経ちます。

ロシアのお客さんと、F1マレーシアGP

観戦する為です。

ただ、怖いのがマレーシア航空(笑)

まぁ、大きな事故の直後なので、

逆にセキュリティーが厳しくなっていて、

安全かもしれませんが・・・。

私は、2001年のアメリカ同時多発テロ

時もアメリカに住んでいたので、色々と

対応は慣れています(笑)

もちろん、現地でもコラムは書き続け

ますので、この『編集後記』でマレーシアの

様子をUPしたいと思っています。

それでは行ってきます!
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