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無事これ名馬【マーク・バーリー】野球人No.95

Mark Buehrle 


【1】今日の野球人
[選手名]マーク・バーリー
[ポジション]ピッチャー
[チーム]トロント・ブルージェイズ
[背番号]56
[生年月日]1979/3/23
[2013年シーズン年俸]1100万ドル








【無事これ名馬】 という格言がある。



『競走馬というのは、多少能力が劣って
いても、怪我なく無事に走り続けられる
馬こそが、名馬である』 



といった意味である。
長く第一線で活躍し続けるアスリートを
評して、この格言を使う事が多い。



今年からトロント・ブルージェイズに移籍
した、マーク・バーリー。
この男、まさに『無事これ名馬』である。



但し、この格言の意味の
『多少能力が劣っていても・・・』という
部分は、あてはまらないが。



2001年、シカゴ・ホワイトソックスの先発
ローテーションに定着後、なんと

12年連続 200イニング以上 2桁勝利

をクリアしている。
これは地味だが、もの凄い記録である。
監督にとって、これほど助かる先発投手は
いないのではないか。



力で抑え組むパワーピッチャーではない
ものの、抜群の安定感でチームに貢献
する技巧派左腕である。



速球は90マイルに満たない85~89マイル
だが、よく揺れて沈む。そしてスライダー、
カッター、カーブ、チェンジアップを巧みに
織り交ぜる。



投球後のフィールディングも抜群であり、
4年連続ゴールドグラブ賞を獲得。
ランナーを牽制するテクニックも球界屈指
である。



2007年には、ノーヒットノーラン、
2009年には、完全試合を達成。
誰もが認める超一流選手となった。



ピッチングは、力だけではない。
かといって、頭脳とテクニックだけ
でもない。



バーリーこそ、『メジャーを代表する名馬』
と呼ぶにふさわしいだろう。



200イニング&2桁勝利の連続記録を
15年、20年と伸ばしていって
ほしい。









【2】編集後記
昨日は、結婚記念日でした。

昨年の結婚記念日は、ゆっくり食事を

して祝いましたが、今年は2人の子供に

振り回されてそれでころではなかった

です^^;

まぁ、それはそれで幸せな事なのかなと。

今の自分があるのは妻のおかげです。。

これからも宜しくお願いしますm(_ _)m
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父の死を乗り越えて【ジョーイ・ボット】野球人No.94

joeyvotto.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]ジョイ・ボットー
[ポジション]ファースト
[チーム]シンシナティ・レッズ
[背番号]19
[生年月日]1983/9/10
[2013年シーズン年俸]1700万ドル










2012年4月、シンシナティ・レッズは、
チームを背負う主砲と、異例ともいえる
長期の契約を結んだ。



契約条件は、10年2億2500万ドル
であった。




抜群の選球眼と、球場全体に打ち分ける
広角打法、そしてスタンドに楽々叩き込む
パワーを持つ男




ジョーイ・ボットー



2007年にメジャーデビューし、
堅実な1塁手守備と安定感のある打撃で
すぐさまレギュラーに定着。



翌2008年は、開幕から中軸に座り、レッズ
の打線を牽引。ケン・グリフィーJrに替わる
新たなレッズの顔として定着していった。



しかし、この年の8月、父親が52歳で
急死するという悲しい出来事が起こる。
精神的な支柱を失ってしまった
ボットーは、この後、徐々に精神の
バランスを崩していく・・・。



2009年は、開幕から好調を維持し、
5月末時点で、

打率.357 8本塁打 33打点

と、順調な滑り出しに思えた。
しかし、突然DL(故障者リスト)入り
をしてしまう。



原因は、ストレスによるうつ病であった。



父親の死後、不安症状や、目まい、
耳鳴りに悩まされるようになり、ついに
ダウン。約30試合を欠場した。



メンタル系の疾患で去っていくメジャー
リーガーやアスリートは数多く、
誰もが
早期の回復は厳しいと考えていた。




だが、球団の全面的なサポート、ケアも
あって、ボットーは元気な姿でグラウンドに
戻ってきた。




心身ともに完全復活した2010年は、

打率.324 37本塁打 113打点 16盗塁
出塁率.424 OPS.1.024

という、素晴らしい成績を挙げ、レッズを
15年ぶりの地区優勝へと導く。



そして、ナショナルリーグMVPを獲得。
MVP投票では、1位票32のうち、31票
を獲得するという、大差をつけての受賞
であった。



父親の死を乗り越え、掴んだ栄冠である。



ジョシュ・ハミルトンもそうであった様に、
一度、地獄を見て、這い上がった人間
というのは強い。

(ジョシュ・ハミルトンはドラッグ地獄
から這い上がった)

        ↓  ↓

yaqjin.blog.fc2.com/blog-entry-3.html



ボットーは、キャラクター的にも地味では
あるが、今や、メジャー有数のスラッガー
にまで成長した。



ちなみに、1970年代、レッズは圧倒的な
強さと人気を誇り、『ビッグレッドマシン』
と呼ばれた。



その後、長らく低迷し続けたレッズだが、
2010年代に入り、いよいよ、
『ビッグレッドマシン復活』の兆しが
見えてきた。



名門復活のカギを握るのは、もちろん
このボットーである。










【2】編集後記
イチロー選手が少しずつ調子を上げて

きました。6,7番という、慣れない下位

での打順ですが、さすがの適応力です。

ただ、ウェルズも調子がいいので、

グランダーソンが戻ってきた時にどうなるか

ですよね・・・。

カリスマ指導者なのか、それとも暴君なのか【デーブ大久保】野球人No.93

大久保 

 【1】今日の野球人
[選手名]大久保博元(デーブ大久保)
[チーム]東北楽天ゴールデンイーグルス
[背番号]95
[生年月日]1967/2/1








この男の指導力には、定評がある。



現在は、楽天ゴールデンイーグルスの
2軍監督で、デーブ大久保の愛称で
親しまれた、大久保博元。



タレント、プロゴルファーとしても活躍。
2008年に渡辺久信が西武監督に就任
した際、1軍打撃コーチとして招聘された。



早速、メジャーリーグ流である、早朝練習
(通称:アーリーワーク)を取り入れ、西武
打線のレベルアップに貢献した。



豪放な見かけによらず、確かな打撃理論
を持っており、『おかわり君』こと、中村剛也
を一人前に育て上げたのも、大久保である。



また、元野球選手であり、元格闘家でも
ある古木を、影で支えていたのも大久保と
言われている。

(古木のコラム)
  ↓   ↓

http://yaqjin.blog.fc2.com/blog-entry-19.html



職もなく、妻とも離婚をし、野球選手復帰を
目指し、黙々と練習する古木に、バッティング
のアドバイスを送り続けていたそうだ。



ただ、大久保の周辺で、あまり良い噂を
聞かない。



2008年、知人の女性が大久保から暴行を
受けたとして、被害届を提出。
大久保本人は、否定するものの書類送検
されている。



そして、2010年。
西武の2軍打撃コーチを勤めていたものの、
選手たちに対し、暴力行為があったとして
解雇された。



この処分に対し、大久保は不服とし、契約
解除の無効、名誉毀損 等で東京地裁に
提訴する。



なぜここまで泥沼化し、裁判沙汰にまで発展
してしまったのか。真相は判らないものの、
大久保は精神的に追い詰められ自殺未遂を
するまでに至ったとの事。



時おり激昂して、『暴君』としての顔を出して
しまうのは事実のようだ。



ともあれ、楽天の星野監督に、その指導力
を再び買われ、2012年にコーチに復帰した。
今年からは、楽天の2軍監督に就任。



激情家であり、人情家である星野監督の
庇護のもと、今は大きなトラブルなく職務
を全うしている。



カリスマ指導者なのか、それとも一度火が
つくと、手がつけられない『暴君』なのか。



ただ大久保自身は、野球に対し、並々ならぬ
情熱と、確かな打撃理論を持っているのは
間違いない。



それを後進の指導の為に、健全な形で表現
して頂きたい。










【2】編集後記
ゴールデンウィークが始まりました。

皆さんは、どのように過ごされるので

しょうか?

今回の連休は、私は妻の実家で

過ごす事になりそうです。

自然 が豊かで、のんびりできる

ので楽しみ です。

それでは、良い休日を。

四球のギリシャ神【ケビン・ユーキリス】野球人No.92

KevinYoukilis.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]ケビン・ユーキリス
[ポジション]サード、ファースト
[チーム]ニューヨーク・ヤンキース
[背番号]36
[生年月日]1979/3/15
[2013年シーズン年俸]1200万ドル










まだ、この男のヤンキースのユニフォーム姿
がしっくりこない。



それもそのはず、長らくレッドソックスの選手
だったのだから。同じ地区であるヤンキース
を、常に目の仇とし、戦ってきた。



ケビン・ユーキリス



その男を、ライバル球団であるヤンキースが
急遽1年契約で獲得した。
今年のヤンキースは
主力選手数名が
怪我で出場できない緊急事態。
なかでも、アレックス・ロドリゲスは股関節の
手術で前半戦絶望。



そこでユーキリスに白羽の矢が立った訳
である。



ユーキリスが一躍有名になったのは、
名著
『マネーボール』で取り上げられて
からだ
ろう。



抜群の選球眼で、じっくりボールを見極め、
甘く入ったボールを、パンチ力のある打撃
でスタンドに叩き込む。アスレチックスGMの
ビリービーンも惚れ込んだ逸材。
(映画版では、ブラッド・ピッドが好演)



そして、著者であるマイケル・ルイスは
ユーキリスというギリシャ系の名字を
なぞり、『四球のギリシャ神』と命名して
話題となった。



ただ、ここ数年、故障がちになっている
のが気がかりである。三塁手としても
名手ではあるが、今後は、負担の少ない
一塁手もしくは、DHでの出場が良い
のかもしれない。



怪我なく1年を乗り切る事ができれば

打率.300 20本塁打 90打点 
出塁率.400 OPS.900


は、クリアできる実力の持ち主。



あくまで、ロドリゲスの代役という事も
あり、ヤンキースとしても、そこまで
多くの期待はしていないのかもしれない。



しかし、健康を維持し、上記の数字を
クリアできれば、ヤンキースとの再契約の
道も見えてくる。



依然、禁止薬物の使用疑惑が消えない
ロドリゲス。ヤンキースは、あらゆる手段を
使って、契約解除を模索しているという
噂も・・。



もしかすると、ユーキリスが、ヤンキースの
ピンストライプのユニフォームが似合う日が
来るのかもしれない。












【2】編集後記
昨日は、出張で神戸の三宮に訪れました。

20代の頃、仕事で三宮に訪れる機会が

多く、この街には色々と思い出があります。

とにかく目の前の仕事に対して、がむしゃら

になって取り組んでいた20代。そして、仕事

が終わった後は、仲間たちと一緒に、

三宮の夜のネオンに身を委ねていました。

初心を思い出させてくれる街です。

多くの信奉者を持つサムライ【前田智徳】野球人No.91

前田智

【1】今日の野球人
[選手名]前田智徳
[ポジション]外野手
[チーム]広島カープ
[背番号]1
[生年月日]1971/6/14
[2013年シーズン年俸]5600万円









4月23日のヤクルトvs広島の試合、
ヤクルトの先発は、ルーキーの江村。
その25歳の新人が、前田智徳の
左手首にボールをぶつけてしまった。



前田は、もの凄い怒りの形相で、ルーキーへ
詰め寄り、何度も怒声を浴びせるも、
あまりの痛みに、その場でうずくまった。



診断結果は、左手首尺骨骨折で全治は、
2~3か月。
広島は、貴重な代打の切り札
を失って
しまった。



今年42歳になる前田だが、そのバッティング
の切れ味は、衰えを知らない。



既に2000本安打をクリアし野球殿堂入りを
果たしている。現在は、『一球必打』の
代打専門になっているが、かつては
5ツールプレイヤーであった。



前田のエピソードや伝説は数多くある。
信奉者は、広島ファンだけではない。



エピソードや、伝説を書き出すと1冊の本に
なるぐらいの男であるので、とてもここでは
書ききれない。

(前田智徳の伝説を知りたい方は、
スポーツライターの二宮清純氏のコラム
をご覧ください)

           ↓  ↓

www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin02/article.php



あの落合博満や、イチローでさえ、前田を
尊敬し、『天才』と呼んでいる。



まるで日本刀で斬るような、美しい打撃
フォーム。顔つきも、時代劇役者並みに
凛々しい。



それにしても、マウンドの江村は前田に
怒鳴られ、さぞかし怖かっただろう。
ぶつけた相手が、悪すぎた。



これからしばらく、広島ファンのみならず
各方面から

『お前、えらいことやってくれたの~』

といじめられ続けるだろう。
25歳のルーキーには、少々酷な状況
だが、
これで潰れてはいけない。



克服して、また厳しく内角を攻めなければ
生き残れない。



そういった雰囲気を察し、前田が表に出て、

『江村、許しちゃるわ』


ぐらいの事を言うと、カッコいいのだが。










【2】編集後記
スタジオジブリの『魔女の宅急便』

が映画実写化されます。

そして、主人公のキキ役の女の子が

決まったようです。

個人的には、『紅の豚』を映画実写化

して欲しいのですが、さすがに無理

ですかね・・・(笑)







父のDNA【プリンス・フィルダー】野球人No.90

princefielder.jpg

 【1】今日の野球人
[選手名]プリンス・フィルダー
[ポジション]ファースト
[チーム]デトロイト・タイガース
[背番号]28
[生年月日]1984/5/9
[2013年シーズン年俸]2300万ドル







先日、俳優の三國連太郎さんが亡くなった。



俳優の佐藤浩市さんは、三國さんの3番目の
奥さんの子供である。
だが、親子の関係が、非常に複雑であった。




『女は芸の肥やし』という言葉があるが、
三國さんは、人生の全てを『役者』に
捧げてきた。



日本を代表する役者の三國連太郎さんは、
常に華やかなスポットライトが当たっていた。
しかし、強い光が当たれば、濃い影ができる。



その『濃い影』の部分が、家庭であった
のだろう。三國さんと佐藤さんの親子
としての関係は、修復されぬまま、
時は流れた。



但し、この親子は『俳優』として、お互い
に尊敬し合い、認め合っていた。
三國さんの役者としてのDNAは、
しっかりと佐藤さんに受け継がれていた。
そんな、切なくも美しい親子であった。



メジャーリーグにおいても、しっかりと
親のDNAを受け継ぎ、父と子、共に
本塁打王を獲得した親子がいる。



デトロイト・タイガースの主砲
プリンス・フィルダー



父親はご存じ、セシル・フィルダー。
89年阪神タイガースで活躍し、翌年帰国。
デトロイ・トタイガースでメジャーに復帰し
90年と91年に本塁打王に輝いた。



息子のプリンスは、体型もパワーも、
しっかりと父セシルのDNAを受け継いだ。
そして、幼少期の頃から、天性の長距離
打者として期待された。



誰もがうらやむ理想の親子であったが、
プリンスがメジャーに昇格した辺り
から、関係がおかしくなってきた。



プリンスの契約金をセシルが抜いた事や、
セシルがギャンブル中毒になり家庭を
メチャクチャにし、離婚した事が原因と
言われている。



そんな2人は今、絶縁状態である。



親と子だけに、余計に憎んでしまう事、
許せない事、嫉妬してしまう事がある。
問題の根が深いだけに、簡単には
和解できないだろう。



ただ、三國、佐藤親子の様に、彼らも
お互い、ベースボールプレイヤーとして
尊敬し、認めあっているに違いない。



2人共、いかつい顔であるが、笑顔は
非常に愛くるしく、可愛らしい。
そんな所もよく似ている。



いつか2人一緒にその笑顔を、公の場で
見せてくれる事を、ファンは待ち望んでいる。








【2】編集後記
同じく、父親がメジャーリーガーであった

ケン・グリフィーJrも、父親との比較や、


周囲のプレッシャーに苦しみ続けたと

言われています。

プロ入り後、苦しみに耐え切れず、

自殺未遂をしてしまったのは有名な話です。

あの屈託のない笑顔の裏に隠されていた

苦しみは、本人しか解らないのでしょう。

いつか、『フィルダー親子が2人で来日!

甲子園の阪神・巨人戦を観戦!』

そんな光景を見て見たいです。

打てる捕手からDH専任へ【ビクター・マルチネス】野球人No.89

Victor.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]ビクター・マルチネス
[ポジション]キャッチャー、DH
[チーム]デトロイト・タイガース
[背番号]41
[生年月日]1978/12/23
[2013年シーズン年俸]1300万ドル









この男がクリーブランド・インディアンズ
から、デビューしたとき、ヤンキースの
名捕手、ホルヘ・ポサダとよく比較
された。



ビクター・マルチネスは、打てる捕手
という肩書で、2000年代からの新生
インディアンズを支えてきた。



ポサダとの共通点は多かった。

・スイッチヒッター
・左右両打席から繰り出す長打
・抜群の選球眼
・そして、まずい守備・・・



マルチネスの打撃技術は素晴らしい。
左右両打席共に、非常に柔らかい
バッティングを披露する。
選球眼も素晴らしく、通算の出塁率
は.370近い。



そして、クラッチヒッターであるにも
関わらず、三振の数が80を越えた事
がない。



ただし、守備はいただけない。
盗塁阻止率、ブロッキングは、平均
以下。



投手とのコミュニケーションもあまり
評判が良くなく、リード面もイマイチ。
タイガースに移籍した2011年からは
ほぼ、DHが指定席となった。



最良の選択だろう。



さらに昨年、開幕前の練習中に
左ヒザ十字靱帯を断裂の大怪我を
負い、シーズンを全休。
今後、捕手を務めるのは、ますます
難しいのではないか。



それにしても今年のタイガースの
3,4,5番はかなりの迫力だ。



3番サード ミゲール・カブレラ
4番ファースト プリンス・フィルダー
5番DH ビクター・マルチネス



故障者続出のヤンキースから見たら、
この3人のうちの1人でもいいので、
短期間のレンタルをお願いしたい
ところだろう。



3人とも、長打力、パワー、選球眼そして、
柔らかいバッティングを兼ね備えており、
決してフリースインガーではない。


守備に関しては、
できれば全員DHとして
起用したい
ぐらいではあるが・・。



長いシーズンを乗り切る為、数試合は
マルチネスに捕手を守らせ、カブレラと
フィルダーを、交互にDHに据えるという
オプションもあるだろう。



そうなった場合、守備力がかなり落ちるが、
それを補えるだけの攻撃力がある。



アメリカンリーグ中地区は、今年も
タイガースが、投打ともに頭1つ抜き出て
いる。














【2】編集後記
次男が産れて、2週間が経ちました。

覚悟はしていたものの、やっぱり大変

です^^;

2歳の長男は、可愛がってくれてますが

やっぱり複雑な心境なのでしょう。

時々、やきもちを焼いたり、私達両親に

ベッタリ
になったり・・。

今まで独り占めしていた愛情を弟に

取られてしまうという、彼にとって初めて

の試練なんでしょうね。

親として分け隔てなく二人の子供たちに

愛情を注いであげたいと思います。

田舎の大将ニューヨークへ行く【トラビス・ハフナー】野球人No.88

hafner.jpg 


【1】今日の野球人
[選手名]トラビス・ハフナー
[ポジション]DH
[チーム]ニューヨーク・ヤンキース
[背番号]33
[生年月日]1977/6/3
[2013年シーズン年俸]200万ドル









この男、20代で、すでにオッサン臭い
風格と貫禄があった。
そして、若い時からDH(指名打者)専門。
守備に就くことは殆どない。



トラビス・ハフナー



アメリカのノースダコタ州という中西部
最北端の州の出身。
面積は18万平方㎞もあるのに、人口は
70万人に満たない州。



要するに、むちゃくちゃ『ド田舎』の出身。



少年時代、仲間で野球をやろうにも、
18人も集まらない。なのでハフナー少年は
打者しかやらなかったそうだ。



その為、少年時代に守備をほとんど
経験せずに過ごした為、フィールディング
テクニックは、一向に上達しなかった。



そうであれば、もうあきらめてしまえと、
メジャー昇格後、DH専門になってしまった
ようだ。



愛称は『プロンク』。
ロバの様に鈍いヤツという、あまり良い
意味ではないのだが、実は本人、この
愛称を大変気に入っている。



インディアンズ時代、球団がプロモーション
として『プロンクバー』というチョコを、販売
したところ、大変人気があったそうだ。



ハフナー自身、田舎で生まれ育ったという
『カントリーボーイ』という事に対して、
大変誇りを持っているのだろう。



ロバは、足は遅いが、よく働く田舎の家畜。
そんな牧歌的なところがハフナーらしい。



2004年~2006年は、デビット・オルティーズ
と共に、最強DHの名を欲しいままにしていた
が、2008年より急失速。



両肩、ヒジ、腰、ヒザと、怪我を頻発し始め、
高年俸に見合う成績を残す事ができない
シーズンが続いた。



低予算球団のインディアンスが、期待を込め
2009年から4年5700万ドルの長期契約を
結んだのだが、完全に不良債権になって
しまい、とうとう放出された。



そんな中、2013年は低年俸でヤンキース
に加入。久々に開幕から、ハフナーらしい
クラッチヒッターぶりを発揮している。



怪我人が続出のヤンキースの中で、
4番にどっしり座り、すでに5本塁打。
持ち前の選球眼も健在で、現在
OPSは、1.120



ヤンキース打線は、今やハフナー中心の
ラインナップになっている。この調子を維持
できれば、ジーター、A-Rod、テシェラが
戻ってきても、レギュラーから外される事
はないだろう。



ド田舎で育った、心優しき『プロンク』。
そんな『プロンク』が、大都会ニューヨーク
でプレーするとは。



まぁ、本人にとっては、ちょっと居心地が
悪いかもしれないが・・・。











【2】編集後記
先週末、山田洋二監督の『東京家族』

を観てきました。どこにでもある家族

の話でしたが、いい映画でした。

それにしても妻夫木聡は、いい役者

ですね~。カッコよかったです。


もう一人のスズキ【カート・スズキ】野球人No.87

kurtsuzuki.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]カート・スズキ
[ポジション]キャッチャー
[チーム]ワシントン・ナショナルズ
[背番号]24
[生年月日]1983/10/4
[2013年シーズン年俸]645万ドル









現在メジャーリーグには、2人のスズキが
プレーしている。
イチローと、ワシントン・ナショナルズの
正捕手、カート・スズキである。



日本名は、鈴木清。
ハワイ生まれの日系アメリカ人3世であり、
祖父母は、愛知県名古屋市出身。



2007年にアスレチックスでデビュー。
堅実な守備と、パンチ力のある打撃で
すぐに正捕手の座を獲得した。



なかでも、守備は毎年着実にレベルアップ
しており、ブロッキングや守備は平均以上。
盗塁阻止率は、大した事はないものの、
若手投手の強みを引き出すリード面は
高い評価を得ている。



とにかく研究熱心で真面目であり、試合前の
相手チームの対策に余念がないとの事。
また、投手とのコミュニケーションを
何よりも重視している。



アスレチックス時代、経験の乏しい若手
投手達を上手くリードし、司令塔の役目を
果たしていた。



そういった、キメの細かな配慮や、真面目な
姿勢というのは、まさに『日本人の血』を
継承している証拠だろう。



先日のナショナルズ対メッツの試合でも
そんなスズキの『名女房役』ぶりが垣間
見えた。



先発は、若き豪腕ストラスバーグ。
だが、明らかにリズムに乗れない右腕に
対して、非常に
タイミングよく、マウンドに
足を運び、声をかけていた。



ストラスバーグの教育係としても最高の
人材だろう。そして、ナショナルズ監督
であるデービー・ジョンソンからも絶大な
信頼を得ているそうだ。



ハワイ生まれのアメリカ人ではあるが、
侍の血を引いているスズキ。



WBCでは、自分の家系のルーツを
たどって、イタリア代表やオランダ代表
で出場する選手が多い。



カート・スズキも是非、日本代表として、
出場して欲しい。










【2】編集後記
昨日、久々にアウトレットモールへ

行きました。

私は、スピーカーのブランドのBOSEが

好きなのですが、やっぱり見ると欲しく

なってしまいます^^;

いい映画を、いい音で観たいですね。

愛すべき『悪ガキ』【ブライス・ハーパー】野球人No.86

harper2.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]ブライス・ハーパー
[ポジション]レフト
[チーム]ワシントン・ナショナルズ
[背番号]34
[生年月日]1992/10/16
[2013年シーズン年俸]48万ドル











この『クソガキ』は、観ていて本当に
面白い。理屈抜きにワクワクさせてくれる。



ブライス・ハーパー。若干20歳。
『野球をする為に生まれてきた』と言われる
程の才能を持つ。



有り余る才能を鼻にかけ、自信過剰で
不遜な態度で振る舞う。そして何より鼻っ柱
が強く、周囲をややバカにする。



面白いじゃないか!



若き日のバリー・ボンズも、かなり不遜で
傲慢だったが、ハーパーとはまた違う
キャラクターだった。



バリー・ボンズは、メジャーリーガーの
父親ボビー・ボンズの血を引く超エリート。
プレースタイルも、スマートで、どこか気品
があった。



かたや、ハーパーは、ボンズと同じ天才
アスリートであるが、『気品さ』とは、
かけ離れたキャラクターである。
アグレッシブに、全力に、泥臭いプレーが
持ち味である。



そのせいか、私は、何故かハーパーの
不遜さに、どこか愛嬌を感じてしまう。



2ヶ月前に、この男のコラムを書かせて
頂いた。
    ↓ ↓
yaqjin.blog.fc2.com/blog-entry-12.html



2013年シーズンが開幕する前に書いた
のだが、まさかここまで幸先の良い
スタートを切るとは思わなかった。



まだ14試合だが

打率.364 5本塁打 11打点 1盗塁
OPS.1089



腰を、思いっきりねじってボールを
叩き潰すバッティングフォームも、爽快で
清々しい。



愛すべき『悪ガキ』よ、思う存分
暴れまくってくれ!















【2】編集後記
先日Amazonで書籍を購入しました。

サイバーエージェント社長の藤田晋

さんの本『起業家』です。

サイバーエージェントとは、

『アメーバブログ』の会社です。

2000年ネットバブルが起こり、数々の

ネット系の会社が設立されましたが、

多くが海の藻屑となり消えていきました。

結局、ヒルズ族のネット企業で、生き残った

のは、このサイバーエージェントと楽天のみ

でした。

一見、藤田さんはチャラい印象を持たれがち

ですが(奥菜恵との結婚→離婚もあって)、

実際は経営に対して非常にストイックで、

古風です。経営に関して、多くの学びが

あるので、今から読むのが楽しみです。











『踊る』ナックルボール【R.A.ディッキー】野球人No.85

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【1】今日の野球人
[選手名]R.A.ディッキー
[ポジション]ピッチャー
[チーム]トロント・ブルージェイズ
[背番号]43
[生年月日]1974/10/29
[2013年シーズン年俸]500万ドル










やはり、ナックルボーラーの試合を観る
のは楽しい。キャッチボールの様な投げ
方で、軽くボールを投げ、面白いように
変化して落ちていく。



木の葉の様に、ユラユラと不規則に変化
する魔球。投げた本人すら、どの様に
落ちるかわからない。



一番大変なのは、キャッチャーだ。
後ろに逸らさないように、必死になって
ブロックしている。



力を抜いて投げているナックルボーラーと
マスクの下で凄い形相でブロックしている
キャッチャー。



この相反するバッテリーの所作も面白い。



2012年、ナックルボーラーとして初の
サイヤング賞に輝いたR.A.ディッキー。

20勝6敗 233イニング 防御率2.73
230奪三振 WHIP 1.05 

素晴らしい内容なのだが、さらに凄いのが
無四球だった試合が2回もあるという事。



ナックルボーラーにとって、四球はつきもの。
その、どこに行くかわからない、魔球を
コントロールできていたのは凄い。



ナックルボールの変化は、その日の
体調、調子、気温、湿度、風、気圧等で
大きく違ってくる。



ディッキーは、その日の微妙な違いを
きちんと把握して、都度調整していたの
だろう。



ちなみに、メジャーリーグで、2シームや
チェンジアップ 等、微妙に揺れる動きを
『Move』すると表現する。



しかし、ナックルのユラユラ落ちる動きは
『Dance』すると表現する。
これは、なかなか面白い。



『今日のナックルは、チークダンスの
ように軽やかに踊ってくれる』 とか

『今日のナックルは、ラテンのダンスの
様に激しすぎる』

とか、キャッチャーと話しているのだろう。



いずれにせよ、日本のトキのように
絶滅危惧種である、ナックルボーラー。



ディッキーには、この文化が途絶えない
よう、若手に伝授、継承し、引退後は、
是非とも『ナックルボーラー養成所』
を設立して頂きたい。












【2】編集後記
デレック・ジーターが、前半戦絶望

とのニュースが。

昨年骨折した左足首に、再び軽度の

骨折箇所が見つかったとの事。

今年のヤンキースは、まさに

野戦病院状態です。

ただ、ジーダ―の後釜である、

若きヌネスが、このチャンスを

生かして、一人前になってほしい

所です。

150kmを投げるアイドル【浅尾拓也】野球人No.84

 asao.jpg 

 【1】今日の野球人
[選手名]浅尾拓也
[ポジション]ピッチャー
[チーム]中日ドラゴンズ
[背番号]41
[生年月日]1984/10/22
[2013年シーズン年俸]2億2000万円



甲子園を沸かせた、『アイドル』エースと
いえば、荒木大輔や斎藤佑樹が有名
だろう。



実力もさることながら、ルックスや、
振る舞い、コメントまでもが、アイドル
らしさを感じさせた。



そして現在、プロ野球でジャニーズ並み
に黄色い声援を受けている中日ドラゴンズ
『イケメン』セットアッパー、浅尾拓也。 



この男、アイドルの要素満載である。



常滑北高校、日本福祉大学という野球では
無名の学校を卒業して、プロになった。
その為、良くも悪くも、厳しい上下関係の
ある体育会系の風習を知らない。



大学時代は、細眉、茶髪、ピアス、ロン毛
だった浅尾。明治、早稲田の野球部
だったら間違いなく先輩に殺されている
だろう・・・。



それは、決して悪い事ではないのだが、
とにかく異色の経歴で育ってきた為、
当時の森繁和コーチも驚いたらしい。
さすがに、正式入団までにはそれなりの
格好に戻したが)



そして、ピッチングフォームも、独特である。
上半身のバネで投げる、いわゆる『手投げ』 
のようなフォーム。



野球の強豪校出身であれば、監督やコーチ
から、フォームを矯正されていただろうが、
いじられる事なくここまできた。10人中
9人は
『そのうち怪我をするから、やめろ』
と言いそうなフォーム。



事実、森繁和だけでなく、権藤もひと目見た
だけで『壊れる!』と言ったそうだ。



結局今まで、伸びのある速球を生かす為、
大きなフォーム改造に至らなかったが、
やはり昨年あたりから、故障を頻発し始めた。
性格的にも、素直で、真面目であり、
それも祟って、昨年あたりから、かなり
精神的にも参っているようだ。



WBC日本代表にも選ばれたが、途中、怪我
で離脱。現在も二軍で調整中である。



斎藤佑樹もそうだが、このまま完治せず
『悲運のアイドル』で終わってしまうのは、
あまりにももったいない。



泥臭さが似合わない、アイドル的な
キャラクターも魅力だが、やはりもう少し
図太さも欲しい気もする。



まぁ、女性から見たら、こういう『か弱く』
見えるところも、母性本能をくすぐるの
だろう。
それも彼らの魅力の一つなのかも
しれないが・・・。







【2】編集後記
サッカーの本田圭佑が、ロシアへ

旅立ちました。毎回、アスリート
たちが、

出発や帰国する際、空港での
振る舞いが

一種のファッションショー
なってます。 

それはそれで、いいのですが、

アスリートたちの『頑張りすぎ』の

ファッションは、ちょっとズレてて 


痛いですね・・・・。

天敵【マーク・グレイス】野球人No.83

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【1】今日の野球人
[選手名]マーク・グレイス
[ポジション]ファースト
[チーム]カブス 他 2003年引退










おそらく多くの方が、
『顔も見たくない』
上司、部下、同僚、
友人、家族が、
1人はいるだろう。



どんな人でも、自分にとっての
『ジャイアン』は、必ず存在する。




そして、勝負の世界ではそれを
『天敵』と表現する。



卓越した打撃技術と、堅実なファースト
の守備で、人気を博した金髪の男。



マーク・グレイス



シカゴ・カブスに1988年から2000年まで
の13シーズン在籍。2001年には、新興
球団ダイヤモンド・バックスに移籍。



そこで、抜群のリーダーシップを発揮。
ワールドチャンピオン獲得に、多大な
貢献をする。



しかし、グレースと言えば、やはり
カブスの印象が強い。



美しいシカゴのリグレー・フィールドで、
サミー・ソーサと共に主軸打者として
カブス打線を支えた。



野茂英雄は、ドジャース時代、幾度となく
このグレースと対戦した。そして、当時の
カブスは、3番ソーサ4番グレースという
ラインナップ(もしくは、その反対)を
組む事が多かった。



90年代、年間60本塁打を2度もクリアした
強打者ソーサが中軸にいる。
恐ろしくないはずがない。



しかし、野茂の見方は違った。
本当に恐れていたのは、ソーサではなく、
グレースの方だった。



ソーサは、抜群の飛距離とパワーを誇るが、
穴も多い。しかし、グレースの打撃技術
と、選球眼は群を抜いて秀でていた。



そして、コントロールの悪い野茂にとって、
じっくり球を見極め、尚且つ的確にバットに
コンタクトしてくるグレースは、まさに天敵。




そして、野茂はボソリと呟いた。

『ソーサからは三振は取れるけど、
グレースから三振は取れません・・・・』



90年代は、ほとんど2ピッチスタイル
(ストレート&スプリッター)であった
野茂にとって、これほど嫌な相手は
いなかっただろう。



日本では、敵なしだったダルビッシュ
も、今後おそらく『顔も見たくない』
天敵が現れるだろう。



『何をやっても通用しない』相手が
目の前に現れて、自分の壁となった
とき、人は挫折する。



その挫折や、屈辱を乗り越える為に、
考え、悩み、苦しみ、そして新たな
戦略を練り、また戦いに挑んでいく。



その過程を『成長』というのだろう。













【2】編集後記
カブスの高橋尚成が戦力外通告との事。

藤川と共にカブスのブルペンを支えて

欲しかっただけに残念です。

熟練の技は、まだまだ健在と思います

のでまたメジャーのマウンドに帰ってきて

欲しいですね。

時計仕掛けのピッチングフォーム【CC.サバシア】野球人No.82

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【1】今日の野球人
[選手名]CC.サバシア
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ニューヨーク・ヤンキース
[背番号]52
[生年月日]1980/7/21
[2013年シーズン年俸]2300万ドル









身長2m、体重131kgのヤンキース
の巨漢エース。



CC.サバシア



サバシアのピッチングフォームは、
まるで、高級アナログ時計の歯車の
ように、各部分が、一つ一つ、順序良く、
正確に、可動する。



130kgを越える巨体なのに、緻密な
ピッチングフォームという『コントラスト』
が面白い。



2001年にインディアンスでデビュー後、
12年連続2桁勝利を挙げている安定感
抜群の左腕である。



投球スタイルは、95マイルの速球と
切れのあるスライダー、80マイルの
チェンジアップ。



しかし、20代前半は、精神的にも未熟で、
マウンドで苛立つことも、しばしば。
チームメイトに当たり散らすことも頻繁に
あったという。



ピッチングも
荒削りであり、特に制球面が
課題であった。



だが、年齢と共に、精神的にも技術的
にも成熟していき、20代後半に入ると
ピッチングにクレバーさが備わった。



2007年には、

241イニング 19勝7敗 209奪三振
防御率3.21 WHIP 1.14

という素晴らしい成績で、エースとして
インディアンズを地区優勝に導き、
サイ・ヤング賞を受賞した。



しかし、心配なのはやはり怪我。
何せこの巨体である。



12年間の現役生活で、数回DL
(故障者リスト)に入っただけの
『怪我知らず』であったが、昨年は、
2度もDL入りをしてしまった。



怪我の箇所は、太ももの内側の筋肉と、
左ヒジ。特に大きな故障ではないのだが、
ヤンキース首脳陣は、かなりナーバスに
なっている。



それもそのはず、巨額契約が今年を含め
あと4年も残っているだから、気が気では
ない。



そして、これだけの巨体を支えている
下半身には、注意が必要だ(特にヒザ)。



30台中盤を過ぎて、A.ロドリゲスの様に
一気にガタが来る事もある。



12年間で2500イニング以上投げている
勤続疲労のケアをしながら、今後も
巨体から繰り出す、キレのある投球を
披露してほしい。



高級アナログ時計は、使えば使うほど
味と渋みが出てきて、魅力が増してくる。
定期的なメンテナンスさえしてやれば、
それこそ一生ものである。



ニューヨークの高級腕時計は、
今年もヤンキース投手陣を支える。











【2】編集後記
俳優の三國連太郎さんがお亡くなり

になりました。私も『釣りバカ』シリーズは

大好きでした。特に、三國さん西田さん

の全盛期である90年代初期の作品

は最高です。ハマちゃんとスーさんの

コンビは、これからも永遠に愛される

ことでしょう。ご冥福をお祈りします。

イチローチーズはどこに消えた?【フランクリン・グティエレス】野球人No.81

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 【1】今日の野球人
[選手名]フランクリン・グティエレス
[ポジション]センター
[チーム]シアトル・マリナーズ
[背番号]21
[生年月日]1983/2/21
[2013年シーズン年俸]700万ドル









10年以上前、『チーズはどこへ消えた?』
という本が、世界中で爆発的に売れた。



内容は、ネズミと小人の話。



チーズが豊富にある場所で幸せに暮らして
いたネズミと小人が、ある日突然チーズが
なくなった事に気付く。
途方に暮れ、『さて、どうするか』といった
局面にさらされる設定。



ここで2つのタイプの発想・行動
パターンが登場する。



一つは、『なぜチーズが消えたか?』
を毎日議論するが、答えを出せない
ネガティブ派。



もう一つは、このままでは何も変わらない。
だから潔く諦めて『勇気を出して外に出て、
新しいチーズを見つけよう』という
ポジティブ派。




要するに、去っていったモノや、失って
しまったモノに執着せず、勇気を出して
新しい一歩を踏出せ、という自己啓発書
である。



2011年までのマリナーズを見ていると
いつも、この本の事を思い出した。



10年連続200本安打のスーパースター
イチローは、明らかにチーム内で浮き
まくっていた。



そしてイチローが存在する事による、
『弊害』は、そこら中に出ているのは
誰の目から見ても明らかであった。
(おそらく本人が一番感じていたはず)



『若手中心に切り替えたい・・』

『リーダーシップのあるベテランが欲しい
けど、イチローとの兼ね合いもあるし・・』

『何よりも雰囲気が悪すぎる・・・』




チーム上層部はこういったジレンマを
抱いていたが、チームの顔であり、
また、集客力のあるドル箱スターを
簡単に手放す訳にはいかなかった
のだろう。



まさに『チーズ=イチロー』のような
図式で、手放したくても手放せない
『イチローチーズ』のようであった。



そして、執着しまくった『チーズ』を
2012年夏にやっと手放す事ができ、
マリナーズは新たな旅に出る。



ファンは、新しいマリナーズの顔を、
待ち望んでいるだろう。



投の顔は、『キング』こと、ヘルナンデス
で文句ないのだが、打の顔となると、
どの人材もまだまだといったところだ。



実績から言えばこの、グティエレスが
一歩リードか。



知名度では、イチローには遠く及ばないが
抜群の守備と、色気のあるルックスで
ファンを魅了する。



キャラクター的にも『華』がある。



ここ2年、病気や怪我で満足にプレーして
いないが、今シーズンは既に4本塁打と
幸先の良いスタートを切った。



ボンズという『チーズ』を手放した後、
ジャイアンツが強くなったように、数年後、
マリナーズが常勝軍団に変われるのか。



2013年が新生マリナーズ元年になる。









【2】編集後記
NBA、ロサンゼルス・レーカーズの

スーパースター、コビー・ブライアント

がアキレス腱を断裂してしまいました。

バスケット選手にとって、アキレス腱断裂

は、野球選手以上に、選手生命に関わり

ます。私が、ロサンゼルスに住んでいた時、

コービーは、若きヒーローでしたが、もう

34歳。引退の危機にさらされていますが、

必ずや復活してくれるでしょう!









問題児がカリスマリーダーに変身【A.J.バーネット】野球人No.80

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【1】今日の野球人
[選手名]A.J.バーネット
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ピッツバーグ・パイレーツ
[背番号]34
[生年月日]1977/1/3
[2013年シーズン年俸]1650万ドル  
 









大阪市長であり、日本維新の会の
橋下徹氏は、卓越したカリスマ性の
持ち主である。



だがご存知のように、その強烈な個性と、
アクの強さから、衝突や諍いが絶えない。
効果は抜群にあるが、副作用も凄い
まさに、『劇薬』のような方である。



まぁ、賛否両論あるだろうが、今の
ような停滞した時代には、必要とされる
リーダーだろう。



チームにおける人材もそれは同じで、
キャラクターが、その環境に合って
いれば英雄、合わなければ戦犯
扱いにされることが、しばしばある。



100マイルの速球が武器の豪腕
A.J.バーネット。



実力は確かだが、なかなかクセの
ある性格で、周囲とトラブルをよく
起こす。



この男、2011年まで所属していた
ヤンキースでは、まさに問題児扱い
であった。



正捕手であったポサダとバッテリーを
組むことを拒否したり、チームメイトを
批判するなど協調性を欠く行動が
目立った。



在籍中は、毎年180イニング以上
投げたものの、非常に不安定で時折
集中力を欠くプレーも多かった。



その為、ヤンキースが不良債権を処理
する形でパイレーツに放出。完全に
厄介払いであった。



常勝軍団ヤンキースから、弱小球団
パイレーツに『都落ち』したバーネット。
誰もが腐って、ヤル気を無くすだろうと
思ったのだが、意外な事が起こった。



若手が多いパイレーツ投手陣の中で
なんと、バーネットが抜群のリーダーシップ
を発揮し、纏め上げたのである。



若い選手の中には、このバーネットを
カリスマリーダーとして信奉している者も
いるらしい。



ヤンキース時代には、精神的に不安定に
なり自滅するパターンが見られたが、昨年
は、安定感のある投球を披露した。



まさに『劇薬』が、よい方向に作用した
のである。



昨年も惜しくも79勝83敗で負け越し
てしまい、20年連続負け越してしまった
パイレーツだが、チームの雰囲気が
少しづつ変わってきている。



打のマカッチェンに、投のバーネット。
投打に頼れるリーダーがいるのは
大きい。



投打の歯車がかみ合い、勢いに乗って 
あれよあれよと言う間に・・・・・・・、
何て事もあるかもしれない。










【2】編集後記
春の高校野球、大阪桐蔭 対 県岐商

の試合で、大阪桐蔭の選手が3塁を

周り、県岐商の捕手に対して激しく

タックルをしました。結果は、ご存知の

ようにラフプレー(守備妨害)で アウト

となりました。そしてメジャーリーグでも

この『タックル論争』が白熱しています。

過去にジャイアンツのポージーや、

インディアンズのサンタナ達が、

この『タックル』の犠牲者となり、

病院送りとなっています。まぁ、

この議論は、長期化すると思われ

ますが・・。ただ、現状これだけの

負傷者が出ていますので、少なく

とも何らかのガイドラインは設けた

方がよさそうですね・・・。

蘇った剛腕クローザー【J.J.プッツ】野球人No.79

JJPutz.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]J.J.プッツ
[ポジション]投手
[チーム]アリゾナ・ダイヤモンドバックス
[背番号]40
[生年月日]1977/2/22
[2013年シーズン年俸]700万ドル











ブルペンにこういう頼れる『兄貴分』の
選手がいると、監督は本当に助かる
だろう。



J.J.プッツは、まさに『兄貴分』の気質で
面倒見がよく、ダイヤモンドバックス投手陣
のリーダー格である。



2006~2008年までは、マリナーズ
不動のクローザーであった。武器は、
なんと言っても100マイル近い剛速球。



この剛速球は、球質が重い上に、
打者の手元で微妙にムーブする。
打者にとっては、非常に厄介な速球である。



そして、高速スライダーでカウントを整え、
最後は、90マイル近いスプリッターを低めに
投げ、三振を奪う。



全盛期の2007年頃、このスプリッターは
まさにメジャーNo.1であった。



しかし2008年にひじを痛めると、速球の
威力が著しく低下。
速球の威力が落ちてしまっては、
メジャーNo.1スプリッターが生かされない。



プッツは、セーブ失敗を繰り返し、ついには
中継ぎに降格されてしまう。
そして、マリナーズからも放出された。



誰もが、もう終わったと投手と見ていた。
その後メッツ、ホワイトソックスと移籍を
繰り返し、2011年にダイヤモンドバックスに
拾われた。



だが、プッツはまだ死んではいなかった。
ひじの故障が癒えて、速球の威力が
戻ったのである。かつての100マイル
近い剛速球は、もう望めないが、
スプリッターは、まだまだ健在であった。



2011年にクローザーに『復職』し、
45セーブをマーク。
昨年も引き続き、32セーブを挙げた。



クローザーとしても、チームに多大な
貢献をしているのだが、リーダー
としての役割も非常に大きい。



チームもその点を高く評価しており、
昨年オフに、2014年までの契約を
延長した。
怪我持ちの35歳に対して
は、
高い評価(1年700万ドル)である。



ダイヤモンドバックスが、激戦区である
ナショナルリーグ西地区を制するには、
プッツの存在が、絶対に欠かせない。



プッツの様な、頼りになる『兄貴』が
いるチームは、やはり結束する。
今年もダイヤモンドバックスに要注意だ。











【2】編集後記
4/11 ドジャース対パドレス戦で

乱闘が起きました。その際、

ドジャースの投手ザック・グリンキー

がなんと鎖骨を骨折。

パドレスのカルロス・クエンティンとの

揉みあいの最中に折れた模様です。

グリンキーは今年、FAで6年契約

1億4700万ドルで新加入した右腕。

『金』がかかっている投手だけに、

これは大ごとになりそうですね・・・・。

出血覚悟で雇った用心棒【ジェームズ・シールズ】野球人No.78

JamesShields.jpg 

 【1】今日の野球人
[選手名]ジェームズ・シールズ
[ポジション]ピッチャー
[チーム]カンザスシティ・ロイヤルズ
[背番号]33
[生年月日]1981/12/20
[2013年シーズン年俸]900万ドル









ここ10年で勝率5割を超える事
わずか1度。



アメリカンリーグ中地区の弱小球団
カンザスシティ・ロイヤルズ。



そんな弱小球団が、2012年シーズン
オフに、異例ともいえる選手補強を
行った。



なんと、実績十分の投手を、3人も
トレードで獲得したのである。
これは、今までのロイヤルズから
考えると、極めて積極的な補強である。



そして、その3人の中で、最も実力、
知名度、実績のある投手。



ジェームズ・シールズ



6年連続2ケタ勝利
6年連続200イニング登板
ここ2年は、奪三振も200を超えている。



大きな怪我もなく、抜群の安定感で
デビット・プライスと共に、前所属球団
であるレイズの投手陣を支えてきた。



速球(ツーシーム系)の割合が、
全投球中わずか3分の1程度と、決して
力で抑えこむスタイルではないが、多彩な
変化球を駆使し、打者を手玉に取る。



ロイヤルズは、非常に心強く、頼もしい
用心棒を雇ったのだが、この男を獲得する
為に、泣く泣く差し出した『代償』もまた、
大きかった。



ロイヤルズは、レイズに対して、若手
有望株4人を差し出したのだが、なかでも
ウィル・マイヤーズは、『超』がつく有望
外野手。



昨年は、2Aと3Aでプレーし、
打率.314 37本塁打 109打点と大活躍。
選球眼も素晴らしく、打席で忍耐強くボール
を見極め、失投をスタンドに叩き込む。



間違いなく、数年後のロイヤルズ4番を打つ
予定であった。そんな大きな代償を払って
雇った用心棒なだけに、働いてくれなければ
本当に困る。



久々の『勝ちモード』に入ったロイヤルズ。
このギャンブルが、吉と出るか凶と出るか。
優勝争いを演じ、満員御礼になっている
カウフマン・スタジアムというのを、見せて
ほしいところだ。










【2】編集後記
ジョシュ・ハミルトンを獲得した

ロサンゼルス・エンゼルスが、

2勝7敗と、スタートにつまずいて

います。トラウト、プホルス、

ハミルトンのクリーンナップの爆発

がそろそろ見たいところです。

ただ、これだけスター選手が
揃うと、

内部崩壊した時は
怖いです。

強風が吹いたとき、竹は
しなりますが、

大木は、ボキッと
いきますからね・・。






名門オリオールズ復活なるか!?【アダム・ジョーンズ】野球人No.77

Adamjones.jpg


 【1】今日の野球人
[選手名]アダム・ジョーンズ
[ポジション]センター
[チーム]ボルチモア・オリオールズ
[背番号]10
[生年月日]1985/8/1
[2013年シーズン年俸]850万ドル








メリーランド州ボルチモアを本拠地とする
オリオールズは、1901年に創設された
名門チームである。



60年代後半~80年代中盤までは、まさに
オリオールズの歴史上、最盛期であったと
言えよう。



ワールドシリーズ制覇2回、リーグ優勝4回
地区優勝7回。
古き良き黄金時代であった。



そんな名門チームも、いまや昔。
チームの顔であった、カル・リプケンJrの
連続試合出場が途切れたあとは、特に
話題のないチームになった。



1998年からは、暗黒時代に突入。
なんと、2011年まで14年連続負け越した。
球団経営に関しても、チームの方向性が
見えず、理解に苦しむ補強を繰り返した。



そんな、かび臭く、蜘蛛の巣だらけの
名門チームが、2012年シーズンに突如
目を覚ました。



リーグ2位の本塁打を放った重量打線と、
層の厚いブルペンを軸に、最後まで地区優勝
を争った。



そして、なんと最終的にはワイルドカードで
15年ぶりのプレーオフに進出したのである。



2012年シーズン開幕前に、この結果を
予想した野球解説者はいたのだろうか?



その重量打線の核となった、新生ボルチモア
オリオールズの顔。



アダム・ジョーンズ



パンチ力のあるバッティングと俊足を武器に
グラウンドを縦横無尽に駆け回る。



5ツールプレイヤーとして、スーパースター
まで、あと一歩といった所だろう。




選球眼が悪く、出塁率があまり高くない点が
仮題だが、順調に成長すれば

打率.280 30本塁打 100打点 OPS.850

は、固い。



アメリカンリーグ東地区は、メジャーリーグ
No.1激戦区である。



昨シーズンのオリオールズの成績が、
ただのフロックだったのかどうかは、
今シーズンわかるだろう。



オリオールズの象徴である、オリオールバード

(ムクドリの一種)が、長い冬眠から覚めて、
大空に羽ばたくか。



ジョーンズにかかる期待は大きい。













【2】編集後記
アメリカンリーグ東地区で勝ち抜く

のは、本当に厳しいですね。

資金力では絶対に勝てない、

ヤンキース、レッドソックスがいる訳

ですから、GMをはじめとする、

球団経営の手腕が問われます。

その点タンパベイ・レイズの球団経営は

凄いですね。弱者(中小企業)の戦い方

という点
において、非常に参考に

なります。

『危険な兄弟』の弟【ジャスティン・アップトン】野球人No.76

Justin Upton 


 【1】今日の野球人
[選手名]ジャスティン・アップトン
[ポジション]レフト、ライト
[チーム]アトランタ・ブレーブス
[背番号]8
[生年月日]1987/8/25
[2013年シーズン年俸]975万ドル









一般的に次男坊は、スポーツ選手に
向くと言われている。



それは、生まれながらにして、自分
よりも体格も大きく、立場の強い兄が
いる為、向こうっ気が強くなるから
である。



さらに男兄弟というのは、ライバル心を
燃やして張り合う。それが良い方向に
作用すれば、互いに切磋琢磨しあい、
2人で伸びていく。



次男坊の有名野球選手といえば、
長嶋茂雄、王貞治、イチロー、松井秀喜。



面白いのが、投手よりも、打者に多い
という事。



理由はやはり、打者として必要な
向こうっ気の強さと、死球を受けた後の
打席でも、臆することなく、踏み込んで
いける、心の強さが必要な為。



反対に、投手で成功しやすいのは、
長男だと言われている。
試合を全てコントロールする、
支配的な性格が求められるからである。



代表的な長男の選手と言えば、
松坂大輔、桑田真澄、田中将大、
ダルビッシュ有 だろう。



今日のコラムはブレーブスの
『アップトン兄弟』の弟である
ジャスティン・アップトン。



2005年にドラフト1位でアリゾナ・
ダイヤモンドバックスに入団。
(ちなみ兄のB.J.アップトンも、2002年に
ドラフト1位でデビルレイズに入団している)



驚異の身体能力を備えたジャスティンは、
ケン・グリフィーJrに匹敵する選手になる
と言われており、高校時代から既に、
スーパースターであった。



マイナーリーグをわずか、1年半で卒業し
19歳でメジャーリーグに昇格。
ここからの活躍は周知のとおりである。



5ツールプレイヤーとしての才能や、
体格面において、兄のB.J.よりも
優れており、かなりスケールの大きい
打者である。



選球眼も素晴らしく、バッティングも
年々安定感が増している。



ただし、兄同様、精神面での未熟さが
目立つ。



年齢と共に、成熟していくだろうと思われる
が、抜群の身体能力を生かしきれておらず
何かもったいない気もする。



今年のブレーブスは、この『最強の兄弟』
が同じラインナップに並ぶ。
血の繋がった兄弟がいつもそばにいるという
のは、とても心強い。



兄弟の相乗効果が、『良い方向』へ
作用した時、1995年以来のブレーブス
ワールドシリーズ制覇が見えてくるだろう。













【2】編集後記
長男には長男の、次男には次男の

良いところがあります。

私も二児の父として、彼らの個々の強みを

きちんと見極め、伸ばしてあげたいと

思います。

(うちの子供たちが、スポーツ選手として

将来成功するのは、ちょっと厳しいかも

しれませんが・・・・・^^;)


『危険な兄弟』の兄【BJ・アップトン】野球人No.75

BJUpton.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]B.J.アップトン
[ポジション]センター
[チーム]アトランタ・ブレーブス
[背番号]2
[生年月日]1984/8/21
[2013年シーズン年俸]1245万ドル










昨シーズン限りで、『アトランタの英雄』
チッパー・ジョーンズは、引退した。



フランチャイズプレイヤーの引退に、ファンは
さぞかし悲嘆に暮れるだろうと思ったが、
それは稀有に終わりそうだ。



今シーズン、アトランタ・ブレーブスに
『危険な兄弟』が新たに加入した。
アップトン兄弟である。



兄である、B.J.アップトンは、190cmを
超える高身長の割に、体重が80kg
そこそこしかなく、非常にスリムな体型。



まるで陸上選手のようである。



2002年に、ショートとしてドラフト1位で
デビルレイズに指名されると、メキメキと
頭角を現していく。



打撃に関しては、抜群のスイングスピード
で長打を連発。選球眼、盗塁技術も
素晴らしく、5ツールプレイヤーとして
その身体能力を余すことなく発揮していく。



そして、難のあったショートの守備は、
センターにコンバート。



結果的に、このコンバートは大正解で、
守備の負担から解放され、打撃にも良い
影響を与える事となった。



そしてB.J.は、スピードとパワーを
兼ね備えた、危険なトップバッターとして
各チームから恐れられる事となる。



ただ、このアップトン兄弟の2人共に
言える事なのだが、精神面に大きな
課題を残している。



怠慢プレーや、集中力を欠いたプレーが
時折見られ、チームメイトとの衝突した
『前科』が多々ある。



また、決して模範的な振る舞いをしたり、
リーダーとしてチームメイトを束ねていく
タイプの選手でもない。



その辺りを、監督、コーチ、捕手のマッキャン
らが、上手くマネージメントしていけるかが
カギとなるだろう。



さらには、将来のチームの顔になるであろう
若いヘイワードと、この気難しいアップトン
兄弟とを、どのように融合させていくのか。



アップトン兄弟が不満を爆発させて、2人で
結託して試合をボイコット・・・、なんて事に
ならない様に祈ろう。














【2】編集後記
私自身も男兄弟で育ちました。

そして、私の息子たちも男兄弟。

そして、以前も少し触れましたが、

男兄弟の友人も多いです。

やはり縁があるんですね~。

そして、やはり兄弟アスリートは

野球に限らず、いつも気になります。

今日と明日でアップトン兄弟の

コラムを書こうと思います。

大型ショートの系譜【トロイ・トゥロウィツキー】野球人No.74

Tulowitzki.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]トロイ・トゥロウィツキー
[ポジション]ショート
[チーム]コロラド・ロッキーズ
[背番号]2
[生年月日]1984/10/10
[2013年シーズン年俸]1000万ドル










かつては、ショートを守る選手に
打力は期待されていなかった。



あくまで、守備重視のポジションであり、
小技ができる2番打者タイプの選手が
多かった。



古くは、オジ―・スミス、日本プロ野球で
いえば川相昌弘 等が典型的な例だろう。
体格も、敏捷性に優れた小柄な選手が
一般的であった。



だが、オリオールズのカル・リプケンJrが、
遊撃手の歴史を変える。
大柄だが堅実な守備力、そのうえ打力も
ある、新時代の遊撃手であった。



その系譜を、

アレックス・ロドリゲス
デレック・ジーター
ノマー・ガルシアパーラ

達が引き継いでいく。



大型ショートの系譜を世代別に分ける
のであれば、

・第一世代 リプケンJr
・第二世代 ロドリゲス 等

となるだろう。そして、この第二世代にも、
そろそろ世代交代の時がやってきた。



いまや大型ショートの系譜を、第三世代
として引き継げるのは、この男しかいない。



トロイ・トゥロウィツキー



2012年シーズンは、左太ももの怪我で
不本意なシーズンになってしまったが、

20本塁打以上のシーズンが4度
90打点以上のシーズンが4度
OPS.900を超えるシーズンが3度

と、完全なクラッチヒッターである。


さらには2010、2011年と2年連続で
シルバースラッガー賞と
ゴールドグラブ賞を受賞。



名実ともに一流選手の仲間入りを
果たした。
今シーズンも、すでに
2本塁打を放ち
幸先の良いスタート。



ちなみに、ロッキーズはトゥロウィツキー
と2020年までの長期契約を結んでいる。
攻守のチームリーダーとしての役割を
期待してのことだろう。



『4番ショート』を務めることもある、
大型ショートの選手たち。



この系譜は、まだまだ続いていく。











【2】編集後記
昨日、2012年4月8日午前8時ちょうど

妻が、無事に元気な男の子を出産

しました^^

これでやっと落ち着いて寝れます・・。














太陽のセカンド【ブランドン・フィリップス】野球人No.73

BrandonPhillips.jpg 


 【1】今日の野球人
[選手名]ブランドン・フィリップス
[ポジション]セカンド
[チーム]シンシナティ・レッズ
[背番号]4
[生年月日]1981/6/28
[2013年シーズン年俸]1000万ドル





個性というのは面白いもので、同じセカンド
でも、こうも違うものなのか。



以前このコラムに書かせて頂いた
プラシド・ポランコ(コラムはこちら↓)
yaqjin.blog.fc2.com/blog-entry-62.html
と、今日ご紹介するブランドン・フィリップス
とは、まさに対極的。
コインの裏と表、陰と陽である。



ポランコが月のセカンドなら、フィリップスは
さしずめ、太陽のセカンドか。



ポランコと共に、メジャートップクラスの
守備力を誇るのだが、気質が全く違う。



堅実な守備が持ち味のポランコに対して、
フィリップスの守備は、まさにド派手。
アクロバティックなプレーで、観客を魅了
する。



素手でボールを掴むベアハンドキャッチ、
股の下からの送球、背面からの送球など
なんでもアリ。



観ていてこれほど面白く、印象的な
セカンドはなかなかお目にかかれない。



しかし、打撃に関してはやや評価が難しい。
30本塁打-30盗塁もクリアするなど、
スピードとパワーを兼ね備えているのだが、
いかんせん選球眼が悪すぎる。



俊足で、高い盗塁技術もある為、1番か3番
に置きたいところだが、これだけ出塁率が
低いと難しい。



その為、コロコロ打順が変わることが多く
4番や、5番を打つことも多い。
(ポイントゲッターにしては、長打力が
なさすぎるが・・・)。



とにかく、首脳陣泣かせの配置が難しい
打者である。
フィリップスが一番生きる打順はいったい
何番なのだろうか・・・。



う~む難しい・・・。





【2】編集後記
先日、久々にDVDを借りてきました。

私はかなりの映画好きなのですが、

最近は、子供が騒がしくて家でゆっくり

観ている暇がありません^^;

なので映画館に逃げ込むようにして

観ていました(笑)

今回のDVDは早朝か、深夜に観ようと

思います。

ドジャースの若き左腕エース【クレイトン・カーショウ】野球人No.72

Kersahw.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]クレイトン・カーショウ
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ロサンゼルス・ドジャース
[背番号]22
[生年月日]1988/3/19
[2013年シーズン年俸]1100万ドル









オーナーが変わってからというものの、
西海岸の名門チーム、ドジャースの
補強が凄まじい。



ヤンキースが、つい先日まで札束攻勢で
選手をかき集め、『悪の帝国』と呼ばれて
いたが、今や、ドジャースが完全に
お株を奪った。



中でも今シーズンの投手陣は
かなり豪華である。



FAで、サイヤング賞の右腕
ザック・グレインキー、
韓国のヒュンジン・リュが加入。
ワールドシリーズ制覇へ向けて
準備は整った。



しかし、どんなに豪華な補強を
しようとも、
先発エースは変わらない
だろう。



クレイトン・カーショウ



2011年、投手三冠を獲得し
サイヤング賞を受賞。
現在メジャーNo.1左腕と言っても
過言ではない。



それにしてもこの男は、果てしない
伸びしろを感じさせてくれる。



4年連続で防御率2点台
3年連続で200イニング、200奪三振



95マイルの4シームに、スライダー、
チェンジアップを織り交ぜる。
そして、近年は、カーブを多投している。



このカーブがまた抜群の威力で、鋭く縦に
落ちる。2012年シーズン、このカーブの
被打率がメジャートップの .083.



あくまで数字上であるが、カーブを投げて
おけば、ほとんど打たれなかった。



貫禄のあるマウンド捌きと、輝かしい
実績から、我々はふと忘れてしまうのだが
カーショウはまだ、25歳になったばかりの
若者である。



すでに、身体面はもちろん精神面に
おいても、成熟している。



若干コントロールに改善の余地が
あるとはいえ、本当に完成度の高い
投手である。



アスリートとしての全盛期である
30歳前後、いったいどんな選手に
なっているのだろうか。



カーショウの伝説は始まったばかりだ。










【2】編集後記
妻のおなかの中にいる第二子が、もう

いつでも出てきてよい状態です。


予定日が近づき、私を含め、親戚一同

そわそわしています(笑)

ここ数日、毎晩妻から寝る前に

「陣痛が着たら起こすから」


と言われるので、眠りが浅いです^^;

無事に出てきてくださいm(_ _)m

広島育ちのフリースインガー【アルフォンソ・ソリアーノ】野球人No.71

Alfonso  


 【1】今日の野球人
[選手名]アルフォンソ・ソリアーノ
[ポジション]レフト、セカンド
[チーム]シカゴ・カブス
[背番号]12
[生年月日]1976/1/7
[2013年シーズン年俸]1800万ドル











この男は、所属した球団と2度
大きな揉め事を起こしている。



40本塁打-40盗塁をクリアしたこと
もある、スター選手。



アルフォンソ・ソリアーノ



ドミニカ共和国にある、「カープアカデミー」
で育ち、広島カープでデビュー。
その後、ヤンキース、レンジャース、
ナショナルズ、カブスで活躍。



選球眼が悪く、打撃はむちゃくちゃ荒いが
40本塁打-40盗塁をクリアするなど、
アグレッシブなプレーで、オールスター
選手にのし上がった。



ただし、トラブルの『前科』は数多い。



まずは、広島カープ時代。球団が提示する
年俸を不服とし、調停までもつれ込んだ。



調停側は、カープが提示する年俸金額が
妥当と、裁定を下すものの、この裁定にさえ
不服を申し立てる。



ろくな成績を残していなかったにも関わらず
強硬手段をとった為、周囲の逆鱗に触れる
ことになり、結局、任意引退扱いとして
日本を去っていった。



次の大きなトラブルは、ナショナルズ時代。
2006年にトレードで加入した際、セカンド
から、レフトへコンバートを命じられるも、
なんと拒否。



セカンドの守備が、お世辞にも上手いとは
いえない為、周囲は非常に困った。
さらには、オープン戦で試合をボイコット。



さすがに、これはやりすぎで、
球団側の逆鱗に触れた。



球団側は、契約違反の為、給与の
支払いをストップすると通告する。
これには、ビビり、ソリアーノは
直ぐにレフトでの出場を受け入れた。



最近は、歳と共に丸くなったのか、
衰えが進行し、主張する材料が
なくなったのか、大きなトラブルは
起こしていない。



ビジネスにおいても、アメリカ人や
中国人と交渉する際は、こちらも
負けずにかなり自己主張しなければ、
不利な契約を結ばれてしまう。



だから、代理人を付けるにせよ、
自分が主張すべきことは、臆する
ことなく、きちんとした理由を並べて
主張すればいい。



だが、ソリアーノのように、実力が
伴っていない段階で主張しすぎたり、
最低限のルール、大人のマナーを
守らなければ、やはり干されて、
そのうち誰からも相手にされなくなる。



こればっかりは万国共通。



ハードな交渉の中にも、
『最低限の作法』を。









【2】編集後記
長島茂雄と、松井秀喜の国民栄誉賞

の受賞の報道で、一躍有名になった

のが、『世界の盗塁王』福本豊の

名(迷?)言。

『そんなもんもろたら、
立ちションベンもできへん』

さすがです・・・・・(笑)

ちなみに、福本先生の数々名言は、

かなり
面白く、笑わせて頂きました。

皆さんも既にご存知かもしれませんが、

宜しければどうぞ(笑)
   ↓  ↓
www.eonet.ne.jp/~koyu-kai/fukumoto.html


勝利の決めポーズ【フェルナンド・ロドニー】野球人No.70

Rodney.jpg


【1】今日の野球人
[選手名]フェルナンド・ロドニー
[ポジション]ピッチャー
[チーム]タンパベイ・レイズ
[背番号]56
[生年月日]1977/3/18
[2013年シーズン年俸]250万ドル










勝利のポーズで最も有名なのは、
『世界最速の男』ジャマイカの
短距離走者ウサイン・ボルト
だろう。



天を指さすポーズが決まると
やっぱり、絵になる。



そして、メジャーリーグでも、様々な
勝利の決めポーズがあって、面白い。



タンパベイ・レイズのクローザー
フェルナンド・ロドニーは、勝利の瞬間
の決めポーズに、こだわりを持っている。



一見、ウサイン・ボルトと同じような
ポーズに見えるが、微妙に違うそうだ。



これは、『弓をひく』ポーズとの事。
なぜ、マウンドで『弓をひく』のかは
知らないが・・・。



いずれにしても、レイズファンの間では
名物になり、結構盛り上がる。



100マイルの剛速球でガンガン押す
クローザーだが、以前は、
「行先は、ボールに聞いてくれ」と
言わんばかりの、ノーコン投手。



しかし2012年シーズン、なぜか(失礼!)
コントロールが劇的に改善。



2012年シーズンは、レイズの不動の
クローザーとして、

2勝2敗 48セーブ 

74イニング で被安打43 奪三振76
防御率0.60 WHIP0.78

という、抜群の成績で、
オールスター初出場、カムバック賞受賞
と、最高のシーズンを送った。



しかし、いくらなんでも、2012年は、
出来すぎの感は否めない。



今年、36歳と言う年齢と、
2011年までが、かなり不安定な
セットアッパーだっただけに、また
元に戻る可能性も・・・。



それにしても、この男の風貌は
かなりイカつい。



スラム街出身のラッパーや、
ロサンゼルスのイングルウッド地区に
巣食うギャングを、彷彿とさせる。



『ワルかっこいい』と言う方もいるだろうが
この顔で、路地裏で声をかけられたら、
かなりビビるだろう。



力が衰えても、あと数年は、打者を
『顔』で抑えられるのではないか。














【2】編集後記
仕事柄、ロシア人、東南アジア人

を相手にすることが多いです。

いつも思うのが、気候と性格の関係。

極寒の土地で育ったロシア人と、

温暖な土地の植民地として育った

東南アジア人の性格は、全く違います。

そして、島国で、独特の『日本語』を使って

育った我々日本人。

これらの事を書き出すと、むちゃくちゃ長く

なりそうなので、別の機会にします(笑)

イランの血を引く背番号11【ダルビッシュ有】野球人No.69

yu-darvish.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]ダルビッシュ有
[ポジション]ピッチャー
[チーム]テキサス・レンジャーズ
[背番号]11
[生年月日]1986/8/16
[2013年シーズン年俸]950万ドル












現地時間4月2日、敵地
ヒューストンでダルビッシュの
2013年シーズンが始まった。



すでに結果をご存知の方は、
多いだろう。



なんと9回2死までパーフェクト
ピッチング。あと1死で完全試合と
いう場面で、
伏兵ゴンザレスの
センター前ヒット
で夢はついえた。



それにしても、とんでもない事を
したもんだ。
2年目のジンクスを危惧していた
解説者の顔を見てみたい。



昨年は、日米期待を一身に背負う
重圧の中、まずまずの成績を残した。

29試合すべて先発として登板し、

191イニング 16勝9敗 221奪三振
防御率3.90 WHIP1.28

成績としては、合格点だろう。



日本プロ野球では、7年在籍し
通算成績が

93勝38敗  防御率1.99
1250奪三振 WHIP0.98

という、ほぼ無敵状態。



統一球の影響も相まって、最後の
1年は、相手打者に対し子供を
扱うかのような余裕のピッチング。



満を持して2011年末にメジャー挑戦宣言
となったが、既に2010年末の時点で、
多くのメジャー
球団が、獲得の意思を
表明していた事を
考えると、もう少し早く
渡米してもよかった
気もする。



ちなみにテキサスという土地は、
かなり保守的で頑固な気質の人間が多い。



ともするとやや排他的で、外部からの
人間に対して『Welcome!』の雰囲気は
薄い土地柄である。



要するに、『気難しいおっちゃん』が多い
土地なのだが、そんな中、実力で信頼を
勝ち得たダルビッシュは、賞賛に値する。



イランの血を引く背番号11。



初登板早々、ド派手にやってくれた。












【2】編集後記
いよいよ、メジャー開幕です!

個人的に今シーズンは、

ワシントン・ナショナルズに注目

しています。

デービー・ジョンソン監督率いる

凄まじい潜在能力を秘めたチームです。

やんちゃな悪ガキ、ブライス・ハーパー

が何かやってくれそうですね!

天才薄命【伊藤智仁】野球人No.68

itoutomo.jpg  


【1】今日の野球人
[選手名]伊藤智仁
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ヤクルト 2003年引退










『ガラスのエース』というニックネームは
不名誉ではあるが、ある種、美しくも
あり、はかなさのような魅力を感じる。




1993年三菱自動車からドラフト1位
でヤクルトに入団した天才右腕。



伊藤智仁



150kmを超える伸びのある速球と、
真横に滑る『伝説の』スライダー。



名捕手、古田敦也をして、

「史上最強スライダー。後にも先にも
あのスライダーは見たことがない。」

と言わしめた。



当時の映像はコチラ
    ↓  ↓
www.youtube.com/watch



1年目に、前半戦だけの出場で
実働3か月ながら

14試合 7勝2敗 防御率0.91
126奪三振 WHIP 0.96

という驚異的な成績で新人王を
獲得した。



ただし、この男の右肩はガラスどころか
中国の陶磁器並みにデリケートであった。



実は、生まれつき、伊藤の肩、手首の
関節の可動域が、異常なほど広かった。
その為、「球持ち」が良くなり、結果、
ボールのキレや、伸びが良くなる。



但し、広すぎるがゆえに、脱臼や炎症を
起こしやすく、まさに「もろ刃の剣」の
右肩であった。



ルーキー1年目も前半戦のみの出場で、
その後、ひじ痛とルーズショルダーで
2年半、1軍で投げることができなかった。



結局、その後も3度も右肩手術を行っても
怪我を克服することはできず、まさに
『天才薄命』を地で行く選手であった。



晩年は、本当に痛々しかった。
再起を賭けた教育リーグでは、なんと
投球中に右肩の関節が外れた。



そして、引退間近の2003年、かつての
剛速球は見るもむなしく、わずか
109kmしか出せなかった。



Appleの創業者スティーブ・ジョブズが
そうであったように、亡くなってから
カリスマ化に拍車がかかるケースは、
よくある。



この男も、薄命だっただけに、天武の
才能や、無念さが余計に際立つ。




桜の美しさの中に、はかなさと切なさを
感じるのと同じように。













【2】編集後記
わずか、27歳で白血病で亡くなった

女優の夏目雅子さん、ロックバンド

ニルヴァーナのボーカル、カート・

コバーンも、天才的な才能を持ち

ながら、儚く、美しくこの世を去って

いきました。

天才薄命のアスリートに対しても

同じ感情を抱いてしまいます。

Trevor Time (トレバ―・タイム) 【トレバ―・ホフマン】野球人No.67

Hoffman.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]トレバ―・ホフマン
[ポジション]ピッチャー
[チーム]パドレス 他 2010年引退











※トレバ―・ホフマンの入場曲を
聞きたい方はコチラ! 
(ヘビメタですので音量にご注意!)

      ↓    ↓

www.youtube.com/watch





試合が差し迫った9回、サンディエゴの
クアルコム・スタジアムに、AC/DCの
『Hells Bells』が流れる。



『Hells Bells』は、ショーの始まりを
合図する。パドレスの守護神、
ホフマンの登場である。



その時間は『Trevor Time』と呼ばれ、
ホフマンが相手にとどめを刺す為の
時間である。



ホフマンの速球は90マイル(145km)
にも満たないが、落差の大きい
チェンジアップが最大の武器。



この男のチェンジアップは、やや
独特で、80マイル程度だが、速球と
同じ軌道で打者に向かってきて、
いきなりフワッと落ちるという。



エリック・ガニエのような、90マイルの
高速で威力のあるチェンジアップとは
対極的だが、これがまた面白いように
低めに決まった。



ガニエのチェンジアップが、
『バルカンチェンジ』と呼ばれた一方で
ホフマンのチェンジアップは、
『パラシュートチェンジ』と呼ばれていた。



決して、力で抑え込むクローザー
ではなかったが、601セーブという
とてつもない金字塔を打ち立てる。



ヤンキースのマリア―ノ・リべラに
抜かれるまでは、最多セーブ記録
保持者でもあった。



髪の毛のサイドを刈り上げて、
トップを伸ばす2ブロックのスタイルや、
サーフィンを愛するところなど、典型的な
カリフォルニアボーイ。



いかにも、サンディエゴにいそうな
『兄ちゃん』といった雰囲気も、
また良かった。



最後の2年間は、パドレスの財政難から
ミルウォーキー・ブリューワースへ移籍。



トニー・グウィンと並び、サンディエゴの
英雄なだけに、個人的には、パドレスで
現役を終えて欲しかったが・・・。



対戦相手に、Hells Bells (地獄の鐘)を
鳴らし続けたホフマン。



イントロのゆっくりした曲調に合わせて、
貫禄たっぷりにマウンドに向かう姿は、
誰にも真似できない。










【2】編集後記
今日、昨日とクローザーと入場曲を

テーマに書かせて頂きましたが、入場曲

といえば、プロレス!

個人的には、武藤敬司、長州力のテーマ曲

が好きでした(笑)

やはり、野球もプロレスも、実力があって

入場曲もカッコいいと、絵になります!

太く短く、派手に散る【エリック・ガニエ】野球人No.66

Gagne.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]エリック・ガニエ
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ドジャース 他 2010年引退










※エリック・ガニエの入場曲を
聞きたい方はコチラ! 
(ヘビメタですので音量にご注意!)

    ↓    ↓

www.youtube.com/watch




ガンズ・アンド・ローゼスの
『Welcome to the jungle』 が
ドジャースタジアムに流れると
ファンのボルテージは最高潮に達する。



スコアボードのオーロラビジョンには
試合終了を意味する
『It's Game Over !!! 』の文字が躍る。



そう、絶対的なクローザーの
エリック・ガニエの登場は、
即刻試合終了を意味する。



100マイル近い4シームと
85マイルを超える高速で
鋭いチェンジアップ。



2003年には、
77試合 1勝2敗55セーブ 
防御率1.20 WHIP0.69
そしてなんと82イニングで
137奪三振



クローザーとして、サイヤング賞を獲得した。
この男の魅力はなんといっても、その風貌。



ずんぐりむっくりの体型で、塩が吹くまくった
汚いキャップをかぶる。そしてそのキャップ
からはみ出たモジャモジャ頭。



さらにヤギのようなヒゲをたくわえ、
トレードマークであるゴーグルを着用。


この愛くるしい風貌で、2002年に
クローザーに定着後、ガニエは、
ドジャースのヒーローになった。



2002~2004年の3年間は、84試合
連続セーブ機会成功を含め、ほぼ
無敵の状態であった。



だが、2005年からは故障を繰り返し
ヒジ、腰を相次いで手術。
急激に失速していく。
2007年にレッドソックスに移籍
した際は、見るも無残に打ち込まれた。



結局、2008年を最後に、メジャーの
マウンドにあがることはなかった。
まだ、32歳であったが、
派手に狂い咲きし、太く短く散って
いったクローザーであった。



引退後は、現役時代にヒト成長ホルモン
(HGH)の使用していたことを告白。



後味は悪くなってしまったが、ガニエは
ロサンゼルスの街を、熱狂させた
エンターテイナーであった。



ガンズの曲で登場するゴーグルの男は
今でもファンの脳裏に焼きついている。








【2】編集後記
我が家では、お掃除ロボット『ルンバ』

が大活躍しています。

5~6年前に購入した際は、障害物に

引っかかったりと、まだまだ性能が

イマイチでしたが、今年のモデルは

最高です!

子供もルンバを追いかけまわして

良い遊び相手になっています。









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