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ニューヨーカーから愛された『熱血野郎』【ポール・オニール】野球人No.126

Pauloneill.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]ポール・オニール
[ポジション]ライト
[チーム]ヤンキース 他 2001年引退
[生年月日]1963/2/25







打者であれば凡打の後、投手であれば
打ちこまれた後、イチローや野茂の様に
ポーカーフェイスでベンチに戻ってくる
選手の方が珍しいだろう。



日本人は、余計な感情を表に出すことが
望ましくない、といった文化であるが
アメリカ人の多くは、とにかく感情を表に
出しまくる(特に中南米のラテン系)。



ベンチに戻り、ありとあらゆる感情を
ぶちまけて、荒れまくっている光景を
よく目にされるだろう。



大観衆の前で恥をかかされた悔しさ、
自分に対する怒り、情けなさ、敵に対する
憎しみ 等々、多くの『負』の感情を
周囲の備品に当たり散らす。



もちろん荒れるのは、選手だけではない。
監督だって時には荒れたい。
有名なのが、現楽天ゴールデンイーグルス
監督の星野仙一(日本人だが・・・)。



今でこそ、年齢と共に丸くなったものの
80年代後半に中日の監督に就任した際は
多くの扇風機、パイプ椅子、ロッカー、
ウォータークーラー達が『犠牲者』となった。



当時の星野は、血気盛んな30代。
もちろん『犠牲者』
となったのは、備品だけ
ではなかったのは言うまでもないが・・・・。



90年代後半、ジョー・トーリ監督の元
ヤンキースが圧倒的な強さを誇っていた。
そして、その中に、1人の激情家の選手が
いた。



ライトを守る背番号21、
ポール・オニールである。



抜群の選球眼と、左打席から繰り出される
シュアなバッティングでチームに貢献。
ヤンキース黄金時代の不動の3番打者として
大活躍した。



オニールの魅力は、なんといっても
泥臭いまでの熱血プレー。
ファンからカッコよく見られたいから、
スマートに、スタイリッシュにプレー・・・
なんて、これっぽっちも思っちゃいない。



いつも鬼の形相で、必死にプレーする。
しかし、そんな健気で、時には滑稽(失礼!)
にさえ見えてしまう姿が、ニューヨークの
ファンの心を掴んだ。



ちなみにこの男、ベンチの荒れ具合も
ハンパなかったとの事。



とにかく自分に厳しく、いつも自分に対して
腹を立て、責め立てる。凡打の後は、
ウォータークーラーは、もちろん、バット
で自分のロッカーを叩き壊したり、椅子が
飛んでくる事も日常茶飯事。



ジーターをはじめ、当時のチームメイトや
球団スタッフ達も慣れたもので
『おやおや、またやってるよ(笑)』
ぐらいの感覚だったそうだ。



どんなに荒れても、周囲から寛容に
受け入れられていたオニール。
ナルシストなA-Rodとは違い、飾らない
人柄で、いつも一生懸命な姿勢が
愛されていた理由なのかもしれない。









【2】編集後記
カブスの藤川球児が、右ヒジの腱を

手術する
との事。

リハビリ期間を含めると、復帰するまで

に、
一年はかかってしまいます。

もう一度、メジャーのマウンドであの

『火の玉ストレート』を投げる為、

苦渋の決断だったのでしょう。

必ず帰ってきてくれるはず!

遅咲きの人格者【ラウル・イバニエス】野球人No.125

RauulIbannez.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]ラウル・イバニエス
[ポジション]レフト、DH
[チーム]シアトル・マリナーズ
[背番号]28
[生年月日]1972/6/2
[2013年シーズン年俸]275万ドル








どの業界にも、『遅咲きの苦労人』と呼ばれる
人がいる。



才能がありながらも、不遇の時代を過ごし
たり、長い長い下積みを経て、大成した人
のことを言う。多くの人間は、頭角を現す
前に、途中で諦めてしまったり、見切り
をつけてしまう。



だが、彼らは諦めず腐らず、コツコツと努力を
重ねた結果、長い時間を経て開花していく。



とは言うものの、そもそも『つぼみ』さえ無い
凡人の方が、世の中、圧倒的に多いのだが。
(もちろん私を含め!)



今シーズン、5年ぶりにシアトル・マリナーズ
に戻ってきた、ラウル・イバニエス。
今年で41歳になる大ベテランである。



1992年に、マリナーズからドラフトされた
際の順位は、なんと36順目の1006位。
スカウト陣も、『とりあえず獲っておけ』
ぐらいのノリだったのだろう。
もちろん、誰も期待などしていなかったはず。



実際、マイナーリーグの1Aから昇格する
のに、4年もかかっている。冒頭で申し上げた
ように、普通であればこの時点で諦めたり
見切りをつける人間の方が多い。



しかし、イバニエスは持ち前の探究心と、
野球に対する真摯な姿勢、苦しい状況に
も屈しない強じんな精神力で、ゆっくり
ながらも一歩一歩、着実にメジャーへの
階段を昇っていった。



そして、25歳でやっとメジャーに昇格する
も、パッとしないシーズンが続く。
今一歩、アピールする材料が無く、3Aと
メジャーを行き来する、『エレベーター選手』
であった。



しかし、その後も努力と研究を続けた
イバニエス。その結果、メジャーに通用
するパワーを身につけ、3割近い打率を
残せるまでにレベルアップした。



やっと、レギュラーを獲得できた時は、
既に30歳を越えていた。
本当に長い長い
下積み時代であった。




ちなみに、多くのメジャーリーガーたちが、
このイバニエスを尊敬し、模範とされている。
もちろん選手としての能力に対してもだが、
人柄、人格が大変優れているとの事。



なかなか人に心を開かないイチローでさえ
イバニエスの人格を絶賛している。
やはり、
長い下積み時代で培われた
のだろう。



昨年の夏、マリナーズはイチローを放出し、
新たなチーム作りに着手しはじめた。
そして、昨年ヤンキースでいぶし銀の
活躍を見せた、イバニエスを呼び戻した。



若返りを目指すチームが、あえて
41歳の大ベテランを呼び戻した意味を
ご理解頂けるだろう。



決して、左の強打者が欲しかっただけ・・・
では、ないはずだ。












【2】編集後記
一昨日、私が住んでいる地域が、

梅雨入りしました。

今週末もどうやら天気が崩れるとの事。

それなら外出を控えて、家でのんびり

お気に入りの映画でも・・・といきたい

所ですが、家の中には2人の

Gang Boysがいるので無理そう

です・・・^^;

またディズニーのDVDを何回も

観させられるのかな・・・・。


強烈なバックスピンの4シーム【タイラー・クリッパード】野球人No.124

Clippard2.jpg  

【1】今日の野球人
[選手名]タイラー・クリッパード
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ワシントン・ナショナルズ
[背番号]36
[生年月日]1985/2/14
[2013年シーズン年俸]400万ドル







カブスの藤川球児のストレートは、
阪神時代から『火の玉ストレート』と
呼ばれている。



強烈なバックスピンから生み出される
4シーム(ストレートの握り方の一種)は、
打者の手元で、あり得ないほどに
浮き上がる。



多くの打者たちが、藤川との対戦を
楽しんでおり、まさに日本を代表する
4シームの持ち主だろう。



雑誌やテレビで、

『なぜ、藤川のストレートは凄いのか?』

という特集が何度も組まれ、科学的な
調査を繰り返しては分析し、多くの野球
ファンたちの知的好奇心を刺激した。



そして、メジャーリーグにも、藤川の
4シームと同じぐらい凄い球を投げる男が
いる。



ワシントン・ナショナルズのセットアッパー
タイラー・クリッパード



やはり藤川と似たような軌道で、打者の手元で
激しく浮き上がる。強烈なバックスピンの
かかった4シームである。



その為、これでもかと言わんばかりに、
4シームを投げ、ガンガンと高めで勝負する。
正直、あまりクレバーなピッチングスタイル
とは言えないだろうが、ファンの間では
このクリッパードの4シームが大人気だ。



昨シーズン、ナショナルズのクローザーが
立て続けに故障や、不調に陥った。
そこで、不動のセットアッパーだった
クリッパードに、クローザーとして
白羽の矢が立った。



72イニングを投げて

74試合 2勝6敗32セーブ 防御率3.72
84奪三振 WHIP1.16 



決して、安定感抜群のクローザーという訳には
いかなかったが、代役クローザーとしては、
合格点の成績だろう。



今シーズンは、ヤンキースから、ベテランの
クローザーのラファエル・ソリアーノが加入。
その為、クリッパードはセットアッパーに
『復職』している。



ちなみに、個人的な事で恐縮だが、私自身
このクリッパードのピッチングフォームが
大好きだ。

(ピッチングフォームはコチラ)

      ↓   ↓

www.youtube.com/watch



左手にはめたグラブを高々と上げ、真上
から投げ下ろす、『超オーバースロー』。
『おりゃ!』という気合の入った声が聞こえて
きそうな、武骨なフォーム。



怪我をしそうなフォームで、危なっかしさを
感じてしまうが、何と言うか、シルエットが
カッコ良く感じてしまう。もしかしたら、
数年後は肩を壊してるかもしれない。



そう思うと、今がまさに旬であろう、
クリッパードからますます目が離せなくなる。









【2】編集後記
アスリートたちの6パック

(6つに割れた腹筋)をみると羨ましく

なります。どうやったら、あんなカッコ

いい腹筋になるんですかね~。

今年の夏こそは頑張るぞ!・・・と、毎年

気合を入れだけで終わってしまいます(笑)

ゴールドグラブ賞11回の名手は、ダンスを踊る【オマー・ビスケル】野球人No.123

OmarVizquel.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]オマー・ヴィスケル
[ポジション]ショート
[チーム]インディアンズ 他 2012年引退
[生年月日]1967/4/24







先日、ある雑誌の対談でボビー・バレンタイン
が、内野守備について面白い話をしていた。
日本人ショートストップが、なぜメジャーで
苦戦するのか、という話である。



以下、その時の話を簡単にまとめると・・・

メジャーで成功するショートというのは、
ラテン系出身の人間(ドミニカ、プエルトリコ
ベネズエラ)
が多い。



もちろん、彼らは、生まれながらにして
身体能力が高いという事もある。
しかし、一番の違いは、『リズム感』



ラテンのサルサミュージックに合わせて踊る
ように、彼らは、内野守備をダンスの様に
踊って処理をする。



イレギュラーバウンドには、ボールの動きに
合わせて踊るように捌く。セカンドにタックル
するように滑り込んでくるランナーには、
踊るようにかわしてゲッツーを完成させる。



バレンタイン曰く、日本人は、基本に忠実
すぎて、動きが硬すぎる・・・という
訳だ。



あくまで、バレンタインの見方、解釈なのだが
なるほど、そういった捉え方もあるのだなと
思った。



ショート・ストップとして、ゴールドグラブ賞
11回を獲得。華麗な守備でチームの危機を
何度も救った名手



オマー・ビスケル



この男、中南米出身ということもあり
ラテンの血が騒ぐのか、
リズム感抜群。
上記のバレンタインの説明を裏付ける選手
でもあった。



なかでも、ビスケルが得意とした技が
『ベアハンド・キャッチ』



グラブをはめていない右手で、直接
ボールを鷲づかみし、そのまま一塁に
投げる。日本の少年野球、高校野球で
これをやったら、むちゃくちゃ怒られそう
である。



ちなみに、『なぜグラブを使わないのか?』

という問いに対し、
ビスケルは、
『間に合わないから』
と、非常に
シンプルな答えが返ってきた(笑)



多くのメジャーリーガーが、ベアハンド
キャッチを試みるものの、やはりビスケルほど
上手くできる選手は少ないという。



なかでも、ヤンキースのジーターは、
ある試合でベアハンドキャッチをしたところ、
『手の骨が折れると思った』と言っている。
それ以降、ジーターがベアハンドキャッチを
する機会を、あまり見ることはなくなった。



左右前後に華麗にダンスを踊り、時には
素手でボールを掴む、ラテンの男
オマー・ビスケル



最後に、1997年ワールドシリーズで
魅せた、ビスケルのスーパープレー

ご覧下さい。これぞメジャー!

    ↓    ↓









【2】編集後記
中島裕之がなかなかメジャー
からお声が

かかりません。


ジェド・ラウリーがそこそこの活躍を

見せているので、少々厳しい状況です。

しかし、日本人がショートのレギュラー

を獲得し、活躍する姿を見たいです。

日本人ショートのパイオニアになってほしい!

なぜ、去ってしまうのか・・・【マリアノ・リベラ】野球人No.122

Rivera2.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]マリアノ・リベラ
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ニューヨーク・ヤンキース
[背番号]42
[生年月日]1969/11/29
[2013年シーズン年俸]1000万ドル







この男、既に『神の領域』に達している。
メジャー通算626セーブは、文句なしに
歴代No.1である。



以前のコラムにも書かせて頂いたが、
ほぼ、このカットボール1球種でこの
数字を積み上げてきた。

(前回のリベラのコラムはコチラ)
     ↓    ↓
yaqjin.blog.fc2.com/blog-entry-1.html



IT化が進み、技術、戦術も進化した中で、
相手を1球種だけで抑えるなんて、本当に
ありえない話である。



そんな神様が、今年のスプリングトレーニング
期間中である、3月9日に、今
シーズン限りで
の引退を発表した。



正直な所、この発表に対して世界中のファンは
『まぁ、引退もしょうがないな』という雰囲気
もあっただろう。



実際、昨シーズンの5月には右ひざの靱帯を
損傷し残りのシーズンを全休していた。
43歳には、厳しすぎる現実であったし、過酷
なリハビリに耐えられるモチベーションが
あるのか、といった声もあった。



しかし、蓋を開けてみれば、今シーズン
リベラは絶好調。
20試合に登板して、

0勝0敗18セーブ 防御率1.40 
16奪三振 WHIP 0.83

※赤字はリーグトップ 5/25現在



誰がどう見ても、引退間近の43歳の成績
とは思えない。



もしかしたら、昨シーズンの長期休養が
良かったのか、とさえ思えてくる。
膝のリハビリをしながら、肩やヒジ等、
長年の勤続疲労を休ませることができた
のかもしれない。



そのぐらい、今シーズンのリベラの
カットボールは冴えわたっている。



ちなみに、昨シーズン引退したケリー・ウッド
は、引退試合で速球のスピードが、なんと
158km/hを記録した。

(ケリー・ウッドのコラムはコチラ)
     ↓     ↓
yaqjin.blog.fc2.com/blog-entry-49.html




今シーズンのリベラも、『電気ノコギリ』
カッターの切れ味に、全く衰えを見せない。
ボコボコに打たれ、セーブ失敗を連発すれば
ファンは諦めがつくのだが・・・。



『メジャー最後の背番号42』は、本当に
引退するのか?



今の時点では、全く想像できない。








【2】編集後記
2歳の長男が、既に自分でi-padを

操作してYou Tube
を観ており、

子供の順応性に驚く毎日です。

おそらく、全てのご家庭で同じような

光景が繰り広げられていると思う

のですが・・・・(笑)

自然の中で遊ぶことも教えないと

なぁ~と思ってます。

驚異の『K/BB』【上原浩治】野球人No.121

上原

【1】今日の野球人
[選手名]上原浩治
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ボストン・レッドソックス
[背番号]19
[生年月日]1975/4/3
[2013年シーズン年俸]425万ドル





セイバーメトリクスの中で、『K/BB』
という指標がある。ご存知の方も多い
と思うが、

『三振÷与四球』

で算出される数値である。
簡単に言えば、この数値が高ければ
『三振が奪えて、フォアボールが少ない』
投手となる。



2013年シーズンから、レッドソックスの
ユニフォームに袖を通した上原浩治。



この上原が、昨シーズン記録した
『K/BB』は、脅威の14.33(!)
リリーフ投手の数値とはいえ、これは
凄い。昨年のアメリカンリーグの平均値は
2.40だったので、いかに上原の数値が
飛びぬけているかが、ご理解頂けると思う。



ちなみに先発投手(規定投球回数以上)
では、クリフ・リーの7.39という数値が、
メジャーダントツのNo.1だった。



巨人時代から、制球力には定評があったが
熟練の技にますます磨きがかかった様にも
見える。



ピッチングスタイルは、きわめてシンプル。
ほとんど、ストレートと、スプリッターの
2ピッチスタイル(稀に、スライダーや
チェンジアップを投げる事もあるが)。



ストレートの球速も90マイルに満たない
ものの、キレと、打者の手元での伸びで
勝負していくタイプ。



唯一の弱点と言えば、やはり怪我。特に毎年の
ように下半身の怪我に悩まされている。
昨年も後背筋を痛め2ヶ月も戦列を離れた。



年齢的なこともあり、その点は、監督を含めた
首脳陣も最大限の配慮をして、登板させて
いくだろう。



ちなみに、上原がチームメイトと行っている、
『熱すぎるハイタッチ』が話題となっている
との事。気合の入ったハイタッチなのだが、
とても面白い(笑)

(その映像は、コチラ)
   ↓     ↓
mlb.mlb.com/video/play.jsp




異国の地ボストンに行っても、相変わらず
『おもろいヤツ』上原。



ただ、利き腕で、思いっきりハイタッチを
するのは、ちょっと危ないから気を付けて
頂きたいが・・・・。










【2】編集後記
大相撲の幕下、大砂嵐(21)が

来場所、十両に昇進するとの事。

この大砂嵐、出身地はなんとエジプト。

初土俵から、わずか8場所での十両昇進という

超スピード出世です。

ちなみに、イスラム教の為、いろいろと食事

に制限があるそうです。

全く異なる文化の中、頑張る大砂嵐を

応援したくなりました!

引退後の人生は? その2 【カート・シリング】野球人No.120

schilling.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]カート・シリング
[ポジション]ピッチャー
[チーム]レッドソックス 他 2007年引退
[背番号]38
[生年月日]1966/11/14






※昨日に引き続き、現役引退後の人生
 についてのコラムです






メジャーリーグのファンの方であれば
ご存知であろう、カート・シリング。



現役時代は、ダイヤモンドバックス
とレッドソックスで、先発投手として
大活躍。それぞれのチームを
ワールドチャンピオンに導いた。



そして、伝説の『血染めの投球』は、
多くのファンの脳裏に焼き付いている。



2004年のワールドシリーズでの投球
は、圧巻だった。右足首の怪我をおして
マウンドに上がり、靴下を血で染めた
まさに『レッドソックス』の状態で投げ
続けた。



そのシリングだが、2007年に引退後、
野球の世界からは、一線を引いた世界で
生きている。



実はこの男、現役時代からパソコンのゲームが
大好きであった。ゲームと言ってもかなり
マニアックな、オンラインのRPGゲームだ。



その入れ込み具合は趣味の領域を越えており
自他ともに認める、ヘビーユーザーであった。



そして、引退後は長年の夢だった、ゲーム
制作会社を設立。起業家、そして経営者
への華麗なる転身・・・・、になるはずで
あったのだが・・・。



ご存知の方も多いだろう。



昨年の夏、シリングの会社はあえなく倒産
してしまった。そして、現在シリングは、
一文無しの状態との事。さらには、銀行
への返済も滞っており、提訴されている。



全財産をつぎ込み、ゲーム制作にすべてを
かける姿勢は素晴らしいが、やはり経営者
としては、ムチャクチャだったそうだ。



昨日のコラムにも書かせて頂いたが、
野球一筋で生きてきたアスリート達は、
社会で生きていく術が身についていない
ケースが多い。



シリングのように、取り返しがつかない程、
転落してしまう人間もいる。



世間知らずな所を、周囲の人間に都合よく
利用され、カモにされてしまう事もあるの
だろう。



悲しい事に、伊良部秀輝氏の様に、生き方が
わからず、自ら命を絶ってしまう者までいる。



何とかならないものか・・・・。



残念としか言いようがないが、2004年の
『血染めの投球』で見せてくれた不屈の
スピリットで、再び這い上がってきてほしい。




※シリングの事業失敗については、
 月刊スラッガー 2013年1月号
 のP.90に書かれています。
 医師であり、MLBの有名コラムニストの
 李啓充氏のコラムです。ご興味のある
 方は、ご参考下さい。







【2】編集後記
私が住む地域は、今日もかなり暑かった

です。しかし、まだ5月です。事務所の

冷房をつけるには、まだ早い気がして、

社員さん達には我慢してもらいました^^;

でも来週は、つけないとダメかもしれない

ですね・・・・・。

引退後の人生は?【アレックス・ロドリゲス】野球人No.119

alexrodriguez2.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]アレックス・ロドリゲス
[ポジション]サード
[チーム]ニューヨーク・ヤンキース
[背番号]13
[生年月日]1975/7/27
[2013年シーズン年俸]2800万ドル







日米限らず、プロの野球選手たちは、
野球しか知らない人生を歩んできている。
学生時代から、ずっと野球漬けの人生なのだ。



だから、お金の使い方であったり、円滑な
人付き合いであったり、一般人にしてみれば
常識的なことを、意外に知らないことが多い。



そして、多くの選手たちが引退後の人生を
不安視しているそうだ。実際、プロの監督、
コーチになれる人間というのは、ごくわずか。



現役時代に大した成績を残せず、30歳を
過ぎて、『はい、クビ』と、社会に放り出され
ても、多くの選手たちは路頭に迷う。



ご存知、MLBで最も給料が高い選手
『A-Rod』こと、アレックス・ロドリゲス



ここ数年は、衰えが激しく年俸に
見合った成績を残していない。
禁止薬物疑惑にも、さらされており、
ヤンキースは、ありとあらゆる手を使って
契約解除の道を模索しているとの噂も。



そろそろ、ロドリゲスも第2の人生について
考えなければならない時期に来ている。



ただ、引退後にコーチや監督に就任しそうな
雰囲気もない。ましてや、選手達をうまく
マネージメントする能力があるようには、
到底思えない。



ロドリゲスの異常なほど『ナルシスト』で
脚光を浴びたがる性格は有名である。

(前回のロドリゲスのコラムはコチラ)

       ↓  ↓

yaqjin.blog.fc2.com/blog-entry-8.html



ちなみに、今シーズン以降、ロドリゲスに
支払われる年俸は、下記のとおり。

2013年 2800万ドル 38歳
2014年 2500万ドル 39歳
2015年 2100万ドル 40歳
2016年 2000万ドル 41歳
2017年 2000万ドル 42歳


今まで稼いだ年俸のトータルは、
5億ドル近く(500億円)とも
言われている。



引退後、使っても使い切れない莫大な資産は
あるのだが、この男は常に脚光を浴びて
なければ、気がすまない。



のんびりフロリダのビーチで余生を過ごす、
なんて生活には満足できない気がする。



過去の栄光にしがみつく、落ちぶれた
ハリウッドスターと同じ様な道を歩んで
しまうのか。



これ以上、惨めな姿は見たくない。











【2】編集後記
24歳の親戚の男の子が、長期の

海外の旅に出たいと言っています。

今は、公務員として頑張っているのですが

やはり彼の父親が反対しています。

『なぜ、安定した職を捨てるのか』と。

ごもっともです。

ただ、無責任かもしれませんが、僕は

留学経験がある身として、リスクを取って

でも、チャレンジして
ほしいと思ってます。

後になって、やってしまった後悔よりも、

躊躇してやらなかった後悔の方が、

はるかに大きいです。

海外に出て、もまれた経験は、将来絶対に

大きな財産になると信じています。

お父さんを説得する際には、僕も

協力したいと思います。

最期の死に場所は、クリーブランドか・・・【ジェイソン・ジアンビ】野球人No.118

jasongiambi.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]ジェイソン・ジアンビ
[ポジション]指名打者
[チーム]クリーブランド・インディアンズ
[背番号]25
[生年月日]1971/1/8
[2013年シーズン年俸]マイナー契約








今シーズン、インディアンズが好調である。



昨年末から、積極的に選手を補強。
完全に『勝負モード』にスイッチを入れ、
目先の勝利を獲りに来た。



監督には、レッドソックスを2度の
ワールドチャンピオンに導いた名将
テリー・フランコーナを迎えた。


そして、大盤振る舞いで、勝てる選手たちを
集めてきた。
以下、FA及びトレードで補強した選手の
一部である。



ニック・スウィッシャー FA加入
4年5600万ドル+5年目オプション

マイケル・ボーン FA加入
4年4800万ドル+5年目オプション

マーク・レイノルズ FA加入
1年600万ドル+出来高150万ドル

ブレッド・マイヤーズ FA加入
1年700万ドル+2年目オプション

ドリュー・スタッブス トレード加入

マイク・アビレス トレード加入

トレバー・バウワー トレード加入

松坂大輔 マイナー契約



新しい血が入り、チーム内の雰囲気は、
大きく変わった事だろう。
そして、もう一人、マイナー契約で
加入したベテランがいる。



2000年のMVPスラッガー
ジェイソン・ジアンビ



もう、髪の毛も、ヒゲも真っ白になって
しまった。ベンチたたずむ姿は、コーチと
見間違えるほどだ。



かつての怪力スラッガーも、今年で42歳。
しかし、ジアンビが今まで築いてきた
キャリアは素晴らしい。ヤンキース時代は
松井秀喜の同僚として、日本でもおなじみ
だった。



抜群のパワーと選球眼で、本塁打を量産。
全盛期のパワーは驚異的だった。外角低めの
球でも、力ずくで引っ張り、ライトスタンド
まで軽く放り込んだ。



ただ、皆さんご存知の様に、そのパワーの源は
ステロイドによるものであったのだが・・・。



ステロイドの使用を告白した後は、少しずつ
パワーに陰りが見え始めた。
現在は左の代打の切り札として、メジャーで
しぶとく生き残っている。しかし、選球眼の
良さは、まだまだ健在だ。



今シーズンもインディアンズで、
いぶし銀の活躍を見せている。



先日、ジアンビがホームランを打った際、
多くのチームメイトから祝福を受けていた。
まぁ、よくある光景なのだが、なんとなく
微笑ましさを感じた。



マイナーから這い上がった大ベテランを
みんなでねぎらう。ジアンビの人望の厚さ
の表れだろう。

(その時の映像はコチラ。
相変わらず
スウィッシャーのテンションが高い(笑) )

  
     ↓    ↓

www.youtube.com/watch




おそらく、ジアンビにとって、ここが野球選手
としての、最期の死に場所になるのだろう。
きっと、カッコよく燃え尽きてくれるはず。









【2】編集後記
アメリカのオクラホマ州で竜巻があり、

多くの犠牲が出たとの事。

日本で竜巻は頻繁には発生しませんが、

3.11の津波といい、想定外の震災は

いつおこってもおかしくありません。

ちなみに、我が家は、津波や浸水の

恐れがほとんどない地域ですが、

地震だけはわかりません。

政府の予想で、この地域は、

震度6以上の地震が30年以内に

おこるそうです・・・・。

う~む・・・もう少し正確な予測が

ほしい・・・。

三振・四球・そして本塁打【アダム・ダン】野球人No.117

Adamdunn.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]アダム・ダン
[ポジション]ファースト、DH
[チーム]シカゴ・ホワイトソックス
[背番号]32
[生年月日]1979/11/9
[2013年シーズン年俸]1500万ドル




アメリカに住んでいた時、クライスラーの
中古のクラッシックカーに乗っていた。
まるで小回りの利かない、馬鹿でかい
アメ車である。



ご多分に漏れず、よく壊れた。
そして、乗り心地も最悪だったが、そんな所が
何故か、いじらしくもあり、愛おしかった。
今思うと若気の至りだったが、とても良い
思い出だ。



皆さんご存知の様に、アメ車のコンセプトと
日本車のコンセプトは全く異なる。
そもそも、大陸国の為、排気量が大きい。
島国で道も狭く、渋滞も頻繁に起こる
日本では、そんな排気量は全く必要ない。



シカゴ・ホワイトソックスのパワーヒッター
アダム・ダン



この男、アメ車と同じように、まさに
アメリカ仕様の選手だなぁとつくずく思う。



198cm 130kgの巨体から繰り出される
パワーは、ボールをピンポン玉の様に
軽々とスタンドへ叩き込む。
もちろん、バントやヒットエンドランなど
できる訳がない。



メジャー通算12年で40本塁打以上が
6回。そして、三振王になる事4回、
100四死球以上が8回。



この数字をご覧になってわかるように、
ダンのバッティングに対する姿勢は
極めてシンプルなのだ。
打席でじっくりボールを見極め、ひたすら
本塁打にできるボールを待つ。



その為、打席での結果が、三振か、
四球か、本塁打という3択になる。
まさに『ビッグ・ボール』に特化した選手
である。そして、昨シーズンも個性あふれる
STATSを残し、多くのファンを楽しませて
くれた。



打率.204 41本塁打 96打点 105四死球
222三振 OPS.800

※赤字は、リーグ最多



なかなか日本プロ野球ではお目にかかれない
数字が並んでいる。



ちなみに、インディアンズの
マーク・レイノルズも『ビッグボール』
仕様の選手だろう。

(レイノルズのコラムはコチラ)
      ↓   ↓
yaqjin.blog.fc2.com/blog-entry-18.html



図体が大きく、パワーはすごいが、もの凄く
燃費も悪い『ビッグボール』仕様の選手たち。
そんな不器用な所が、アメ車と同じで、
愛おしく感じてしまう。






【2】編集後記
新緑の季節で、とても緑が綺麗です。

最近は近所の公園の木々の香りを

楽しむ毎日です。

若い頃は、自然に対してまるで興味が

なかったのですが、ここ数年、木や海

(特に沖縄の海!)の良さに目覚めました。

おっさんになったんですかね(笑)^^;

ちょっと残念な5ツールプレイヤー【多村仁志】野球人No.116

多村 

【1】今日の野球人
[選手名]多村仁志
[ポジション]外野手
[チーム]横浜DeNAベイスターズ
[背番号]52
[生年月日]1977/3/28
[2013年シーズン年俸]1億1000万円








この男には、不名誉なニックネームが
ついている。



『スペランカー』というニックネーム
である。


30年以上前に、ファミコンで発売された
アクションゲームの名前である。
このゲーム、とにかく主人公がすぐに死んで
しまう。低い段差や、ちょっとした接触で
死んでしまう為、『最弱の主人公』として、
ゲーマーの間で話題となった。



野球ファンが、
多村の怪我の多さを揶揄
して、この
ニックネームを付けた。



そのぐらい、多村は怪我を頻発する。
それも、怪我の原因が呆れてしまうほどの
理由だったりする。
以下、数多い怪我の原因の『ごく一部』
である。



・球団のポスター撮影中、ジャンプして
 右足をねんざ

・握手会で握手をしすぎて腱鞘炎

・車を運転中、雨でスリップして
 外壁に衝突。左肩を打撲



プロとしては、恥ずかしい原因が多く、
多くのファンがため息をついた。
しかし、それも全て、多村が持っている
潜在
能力が非常に高いがゆえにファンが
感じるもどかしさだ。



入団時より、走攻守3拍子揃った選手
として期待され続けてきた。そして
2004年、多村の才能が完全に開花。



開幕スタメンの座を確保すると、本塁打
を量産。最終的に

打率.305 40本塁打 100打点 OPS.986

という素晴らしい成績を収めた。
守備でもセンターを守り、抜群の身体能力
を生かして、広い守備範囲を誇った。



しかし、100試合以上出場したのは
この年を含めて5回のみ。



やはり、体への配慮やケア、野球に対する
プロフェッショナルな姿勢が、少しズレて
いるのかもしれない。



この才能を、継続して発揮できていれば、
秋山幸二、佐々木誠クラスの大型
5ツールプレイヤーになっていただろう。
メジャーからも声がかかっていたに違いない。



髪形、ユニフォームの着こなし、年俸交渉の
際のファッション等にこだわるのはいい。
ただし、成績がともなっていれば、の話。



ガラスの5ツールプレイヤーも、もう36歳。
多くを望めないだろうが、せめて100試合
に出場できるだけのコンディションは、
整えてほしい。



3割20発を打てる力は、絶対に残って
いるはず。









【2】編集後記
昨日、会社のWebサーバーがダウン

しました。なんとか、午後一で復旧

しましたが、社員たちの仕事が完全に

ストップしました。

朝出社した時、さすがに青ざめましたが

軽傷で済んでよかったです・・。

2013年は、打撃に専念【マイク・ナポリ】野球人No.115

mikenapoli.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]マイク・ナポリ
[ポジション]ファースト、キャッチャー
[チーム]ボストン・レッドソックス
[背番号]12
[生年月日]1981/10/31
[2013年シーズン年俸]500万ドル
※プラス出来高800万ドル






分厚い胸板に、丸太のように太い腕。
そして左腕には、『タトゥー』というには、
少し違和感を感じるいかつい刺青。
どちらかと言うと『和彫り』に近く、
極道の方が好みそうな柄である。



荒々しい、まるで港湾労働者の様な風貌の男
マイク・ナポリ



昨年まで、ダルビッシュの女房役として
ご存知の方も多いだろう。



2006年にエンジェルスでメジャー
デビュー。パンチ力のあるキャッチャー
として、2009年に正捕手の座を
射止めた。



ナポリの魅力は何と言ってもそのパワー。



2008年には、控え選手として、わずか
78試合227打数ながら、20本塁打を
かっ飛ばした。11.4打数に1本塁打
という驚異的なペースだった。



そしてナポリの名が全国区になったのは
レンジャース移籍後の2011年だろう。
レギュラーとして、キャッチャー61試合
ファースト35試合、DH19試合に出場。

打率.320 30本塁打 75打点 OPS.1.046

という抜群の成績を残し大ブレイク。
ワールドシリーズ進出に多大な貢献を果たす。



しかし、捕手としての評判はあまり高くない。



エンジェルス、レンジャースでは捕手として
の出場が多かったが、はっきり言って守備力
は平均以下。



その為、エンジェルス時代は、監督が捕手
出身のソーシアだったという事もあり、
なかなか監督の信頼を得る事ができなかった。
そして、いくらナポリが長打を連発しても、
守備の面での評価が低かった為、結果的に
レンジャースに放出されてしまった。



今年は、ボストン・レッドソックスに移籍。
捕手としてではなく、ファーストとDHが
メインである。



ちなみに、ナポリを見ていると、昔ドジャース
にいたマイク・ピアッツアを思い出す。
ピアッツアも抜群のパワーを持った捕手で
あったが、やはり守備がイマイチだった。



そして、野茂がメジャー1年目に組んでいた
捕手がこのピアッツアだった。
そういった意味でも、ピアッツアとナポリには
多くの共通点があって面白い。
(イタリア系の家系、フロリダ州出身も同じ)



今年のナポリは打撃に専念できる。どのぐらい
の数字を叩き出せるのか、楽しみだ。








【2】編集後記
今シーズン、台湾で野球が非常に盛り

上がっているとの事。

長い間、八百長試合が横行していましたが

改善されつつあるようです。

先般のWBCで、台湾が善戦した事も

人気回復に繋がったそうです。

アジア野球界が
もっと活性化し、少しでも

メジャーのレベルに
近づいてほしいものです。

メンタルの弱さを克服できなかった怪人【バルビーノ・ガルベス】野球人No.114

BalvinoGalvez.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名] バルビーノ・ガルベス
[ポジション] ピッチャー
[チーム] 読売ジャイアンツ 2000年退団
[背番号] 59
[生年月日] 1964/3/31








日本にやってくる、様々な助っ人外国人。
1996年、巨人の春季キャンプに突然
ガッチリとした体格のドミニカ人やって来た。



多くの方が、ご記憶にあるだろう。
そう、バルビーノ・ガルベスである。




1998年7月31日 巨人対阪神 の試合で
怒り狂い、球審に向けてボールを投げつけた
あのガルベスである。

(その有名なシーンはコチラ)
    ↓   ↓
www.youtube.com/watch



乱闘シーンばかりが有名だが、投手としての
能力も非常に高かった。



150キロ前後の揺れる速球に、打者の
胸元をえぐるシュート、そしてスライダー、
チェンジアップを武器に、打たせて取る
ピッチングを得意としていた。



いかつい外見とは裏腹に、コントロールが良く
丁寧にコーナーをつく攻め方が印象的だった。
また、抜群のスタミナを発揮し、リーグ最多
完投を2度も受賞するなど、典型的な先発
完投型の投手であった。



来日1年目は、斎藤雅樹と共に16勝を挙げて
最多勝を受賞。巨人のリーグ優勝に多大な
貢献をした。



だが、多くの方がご記憶にあるように、
最大の弱点は、メンタル面。大柄な体格の
割に、繊細で神経質な性格で、マウンドで
イライラする姿は、悪い意味で恒例となって
しまっていた。



特に、球審の判定に対して過剰な反応を
するケースが多く、回を増すごとにイライラ
を募らせていく。結果、制球を乱して自滅
するパターン。



また、ランナーが出ると、執拗なまでに
牽制球を投げていた。
『何で、そこまで気にするんだ !?』と、
チームメイトも呆れるほど、ランナーが
出ると神経質になっていた。



メンタル面の弱さを、ここまで解りやすく
表に出してしまうのだから、敵もやはり
そこを突いてくる。



相手チームも、ガルベスを挑発するように
足でかき回したり、野次を飛ばしたりと
いった攻め方をするようになった。



結局、最後までこの弱点を克服すること
ができずに、日本球界から去っていった。



今の時代だったら、もっと球団がガルベスに
対して、克服の手伝いをしていただろう。
(精神カウンセラー、メンタルトレーナー等)



今でこそ、プロスポーツの世界で、精神面の
ケアや、セルフコントロールの重要性が浸透
してきたが、当時はまだまだ、根性論が根強く
残っていた。



ビジネスの世界でも、やはりメンタルの
コントロールは重要で、なかでも『禅』に
よるセルフコントロールの方法は、世界中の
ビジネスパーソンの間で、浸透している。



ちなみにこの男、マウンドから降りれば
非常に温厚で紳士的だったそうだ。



『ジギルとハイド』のような二面性を持って
いたのだろうが、あまりにも落差が大きいと、
ちょっと怖い・・・・。









【2】編集後記
ロサンゼルス・エンジェルスが絶不調です。

アメリカンリーグ西地区で、現在4位。

なかでも、ライバル球団であるレンジャース

から加入したハミルトンの打棒が湿った

まま。開幕から42試合が経過して、

打率.210 5本塁打 12打点 OPS.606

ちょっとまずいですね。

そろそろブーイングが出る頃です・・。

ビーンGMが下した決断【エリック・チャベス】野球人No.113

EChavez.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]エリック・チャベス
[ポジション]サード
[チーム]アリゾナ・ダイヤモンドバックス
[背番号]12
[生年月日]1977/12/7
[2013年シーズン年俸]300万ドル








名著『マネーボール』で有名なアスレチックの
GMビリー・ビーンは、めったに選手と高額な
長期契約を結ばない(アスレチックスが、
低予算球団という事もあるが)。



もう既に、野球ファンの間では当たり前に
なってきた『セイバーメトリクス』という
選手評価方法がある。



統計学を用いて選手の能力を徹底的に
数値化し、隠れた本質を見抜く。
選手に対する愛着や私情を一切排除し、
まるで会社の決算書を見るかのように
選手を評価していく。



ビーンGMが野球界に持ち込み、多くの批判
を受けるも結果を出し続け、今では球界の
スタンダードにさえなった。



しかし、このドライで、財布の紐が超固い
ビーンが高額契約を結んだ選手がいるのだ。
それがこの、エリック・チャベスである。



なんと、2005年から始まる6年契約で
総額は6600万ドル。ビーンにしては
大変珍しい。



2001年から2006年まで、サードの守備で
6年連続ゴールドグラブ賞を獲得。選球眼
も良く、そして30本塁打を打てる長打力も
あり、まさにビーン好みの選手だった。



もちろんビーンが、チャベスの能力を
セイバーメトリクスで算出した結果、良い
数字が並んでいたのだろう。
いわゆる、『良い決算書』の選手だった。



しかし、皮肉なことに、この契約は大失敗
に終わる。長期契約後、チャベスは怪我を
連発したのだ。



契約1年目と2年目は、そこそこ活躍した
のだが、契約3年目の2007年から、契約
終了時の2010年までの4年間、出場した
試合数は、合計でわずか154試合。



低予算球団のアスレチックスにとって、
これは辛い。チェベスの長期欠場も響き、
アスレチックスはこの間、低迷し続けた。



契約が、成功だったか失敗だったかは、
あくまで結果論。
2004年終了時の時点で、チャベスは
最強の3塁手であり、アスレチックスの
フランチャイズプレイヤーとして、確固
たる地位を築けるであろう男だった。



もう覚えていないが、当時この契約に対して、
そこまで批判的な声は、なかった気がする。



その時点で、GMが考えうる最善の決断を
したかどうかが重要であり、あとはもう腹を
くくるしかない。



ちなみにビーンが、高額の長期契約を結んだ
選手がもう一人いる。現在、アスレチックスの
センターを守るヨエニス・セスペデスだ。



昨年キューバから亡命し、4年3600万ドルで
契約した。2012年は、合格点の数字を
残したが、2年目の今年はどうか。



成功か失敗か、判断できるのはもう少し後
になりそうだ。









【2】編集後記
サッカー選手で、元イングランド代表の

デビッド・ベッカム選手が引退を発表

しました。お疲れ様でした。

華麗なプレーだけでなく、アスリートの

ファッションリーダーとして、非常に

影響力のある選手でした。

引退後も、モデルとしても十分やって

いけるでしょう。

それにしても、いつ見ても、ベッカムは

カッコいいですね~。

『ブラック企業』には、もううんざり・・・【ジャンカルロ・スタントン】野球人No.112

giancarlostanton.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]ジャンカルロ・スタントン
[ポジション]ライト
[チーム]マイアミ・マーリンズ
[背番号]27
[生年月日]1989/11/8
[2013年シーズン年俸]48万ドル







2012年、フロリダ・マーリンズは名称を
マイアミ・マーリンズに変更し、新球場を
オープン。記念すべき再出発の年であった。



選手の補強に関しても、『勝負モード』全開。
実績十分の選手を、札束攻勢でかき集め、
目先の勝利を獲りに来た。



2011年オフに獲得した主な選手は
下記の通り。

ホセ・レイエス 6年1億600万ドル
マーク・バーリー 4年5800万ドル
ヒース・ベル 3年2700万ドル


なかでも、レイエスとは6年契約を結び、
誰もが、マーリンズの本気度を疑わなかった。



年俸総額は、2011年の5770万ドルから
なんと2012年は1億160万ドルと、2倍近く
跳ね上がった。



これから、マーリンズの時代が来るのか!?
ナショナルリーグ東地区が面白くなると
誰もが期待していた矢先の半年後・・・・。



おそらく皆さんご存じだろう。



優勝戦線から早々に脱落すると、あっけなく
勝負をあきらめた。長期のチーム計画も
白紙に戻し、禁断の『リセットボタン』を
押した。



ことごとく主力選手を放出し、わずか数か月
でチームを解体。もちろん獲得したばかりの
上記3人もトレードに出された。



ここまでくると、狂気の沙汰である(ちなみに
マーリンズのファイヤーセールは今回が初めて
ではない)。ファンのみならず、選手たちも
完全にあきれ果てた。



そして、その中で唯一、主砲である
ジャンカルロ・スタントンが残った。
(残ってしまったと言うべきか)



このスタントン、何といっても魅力はパワー。
飛距離150m級の特大アーチを連発する。
昨年は、2年連続で30本塁打をクリア。



年齢もまだ24歳と若く、年俸も安い。
もちろん、スタントンがチームに対して怒り
心頭なのは言うまでもない。とにかく早く
トレードに出して欲しい気分だろう。



もちろん、今シーズン中にトレードに出される
と思うのだが、球団幹部としては、最高の
カードを手にしている気分なのではないか。



いずれにせよ、多くのチームが喉から手が
出るほど欲しい選手なのだが、本人の為にも
早くリリースしてあげるべきである。



マーリンズという『ブラック企業』に、
これ以上在籍するメリットはない。









【2】編集後記
当ブログの下の方に、Facebook

の『いいね』ボタンが配置されている

のですが、実はFacebookと連動

していない事が判明しました;;

押して頂いていた方、大変申し訳

ありませんでしたm(_ _)m

現在修正中です。。。

故カミニティに捧ぐ【チェイス・ヘッドリー】野球人No.111

ChaseHeadley.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]チェイス・ヘッドリー
[ポジション]サード
[チーム]サンディエゴ・パドレス
[背番号]7
[生年月日]1984/5/9
[2013年シーズン年俸]857万ドル








1995~1998年までの4年間、
サンディエゴ・パドレスの三塁には、
強打、攻守のスイッチヒッターがいた。



1996年のナショナルリーグMVP獲得、
ゴールドグラブ賞3度受賞、オールスター
出場3度を誇るスター選手、ケン・カミニティ
である。



そして、ファンはカミニティの面影を、この
チェイス・ヘッドリーに重ね合わせている
事だろう。



カミニティとヘッドリーに共通点は多い。
スイッチヒッターで、三塁手、そして
パワフルな打撃。



昨年、打撃開眼し大ブレイク。115打点
を挙げてナショナルリーグの打点王に
輝いた。さらには、カミニティばりの攻守
を連発しゴールドグラブ賞も獲得した。



なかなか話題の少ないパドレスだが、
ヘッドリーが頼りになる中軸として
育ってきた。



パドレスの本拠地であるペトコパークは
ピッチャーズパーク(投手有利の球場)
で、本塁打が出にくい球場として有名
だった。このヘッドリーも、ペトコパーク
では、あまり成績が良くなく、アウェイの
球場で活躍する『外弁慶』。



しかし、今年は開幕前にペトコパークの
右翼フェンスを前に出すという工事を行った。
『外弁慶』だったヘッドリーにとって、有利な
条件が整った。



球団は、2014年オフにFAとなってしまう
ヘッドリーと何とか契約延長を模索している
が、やや厳しいか。



ちなみに、カミニティは引退後、
現役時代
に筋肉増強を目的に
大量のステロイドを
使用していた事を告白した。
1996年のMVPを受賞した年も、ステロイド
を使用していたとの事。



そして、現役時代はその副作用に長く
苦しんだ。なかでもホルモンバランスの
異常による、度重なるうつ状態には、
苦しめられ続けたそうだ。



引退後は、さらに精神のバランスを崩し、
コカイン、アヘンに依存。



そして最後は麻薬の大量摂取による、
心臓発作により、41歳で帰らぬ人と
なってしまった。



栄光の代償としては、あまりに大きい。
サンディエゴのファンならずとも、胸が
痛くなる、悲しすぎるエピソードだ。



ヘッドリーには、カミニティの分まで活躍
して欲しい。








【2】編集後記
今シーズン、中日ドラゴンズが不調です。

先日は、高木監督とベテラン井端が、

外野からの中継プレーを巡り、一触即発

の状態になったとか。

まだ5月の段階で内紛がおこってしまう

とは前途多難です。昨年から、球団が

落合色を一新しようと躍起になって

いましたが、どうも迷走しているよう

ですね。

落合氏が自宅で『やれやれ・・・』と

いった表情でニヤニヤ笑っている

表情が目に浮かびます・・・・。

最後の一滴を絞り出す【ヨハン・サンタナ】野球人No.110

JohanSantana.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]ヨハン・サンタナ
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ニューヨーク・メッツ
[背番号]57
[生年月日]1979/3/13
[2013年シーズン年俸]2550万ドル








サイ・ヤング賞2度の左腕、サンタナが
もがき苦しんでいる。



かつては、95マイルの4シームに、大きく
曲がる高速スライダー、フォークの様に
落ちるチェンジアップで、打者を手玉に
取っていた。



特に2004年~2008年の5年間、
『最強の左腕』の名は間違いなく
サンタナのものであった。



その5年間の成績は、

2004年 20勝 265奪三振 防御率2.61
2005年 16勝 238奪三振 防御率2.87
2006年 19勝 245奪三振 防御率2.77
2007年 15勝 235奪三振 防御率3.33
2008年 16勝 206奪三振 防御率2.53

※赤字はタイトル、2004年、2006年は
サイヤング賞



ご覧頂ければわかるように、とんでもない
数字を残している。



2006年は、投手の主要タイトルを総なめの
3冠を達成。当時のサンタナは、球威、
制球力、緩急のどれをとっても超一流。
まさに無敵状態。



そして、2007年にオフには、ツインズから
メッツへトレード。そして、当時の投手史上
最高額となる6年1億3750万ドルでメッツと
契約を延長した。



だが、メッツに移籍した以降、怪我に泣かされ
続けている。2011年は、肩の手術で全休。
手術から復帰した昨年は、6月にノーヒット
ノーランを達成し、完全復活かと思われたが、
シーズン後半に大失速。



今年も4月に肩の手術を受け、今シーズンの
復帰がほぼ不可能となってしまった。



肩の状態次第だが、復帰しても過去の
ピッチングスタイルを再現するのは、もう
無理だろう。現実と向き合い、過去の栄光
を捨て、泥臭く、技巧派投手としてモデル
チェンジできるか?



映画『マネーボール』で印象に残った
セリフがあった。



ビリー・ビーンGM(ブラッド・ピッド)が、
既に峠を越した、引退寸前の人気選手
デービット・ジャスティスにこう言った。

『俺は、お前から最後の一滴を搾り取る』



まだ、34歳。
サンタナから絞り出せる最後の一滴は、
絶対に残っている。









【2】編集後記
天海祐希さんの代わりに舞台を演じた

宮沢りえさんが、話題になっています。

急遽、代役を依頼され、わずか2日の

稽古だったのにも関わらず、
完璧の演技

だったとの事。

まさにプロフェッショナルですね!

カッコ良すぎですm(_ _)m

マダックスの再来か!?【クリス・メドレン】野球人No.109

KrisMedlen.jpg

【1】今日の野球人 
[選手名]クリス・メドレン
[ポジション]ピッチャー 
[チーム]アトランタ・ブレーブス
[背番号]54
[生年月日]1985/10/7 
[2013年シーズン年俸]260万ドル







若くて才能のある選手を紹介する際、
過去の名選手引き合いに出して、

『〇〇の再来』
『〇〇二世』

と評することがある。


よく引き合いに出されるメジャーリーガーと
言えば、ケン・グリフィーJr や
ロジャー・クレメンスが多いのではないか。
期待外れに終わるケースもあれば、本家
を上回る事もある。



アトランタ・ブレーブスの先発投手である
クリス・メドレン



昨シーズン開幕から救援投手として38試合
に登板した後、先発に転向し大ブレイク。
配置転換されることによってブレイクする
ケースは、ビジネスの世界でもよくあるが、
よほど、先発という仕事が水にあったのか。



以前ロサンゼルス・ドジャースに在籍した
エリック・ガニエは、先発投手から救援投手
に転向してブレイクしたが、メドレンの場合
は、その逆。救援投手(それもクローザーでは
なく、セットアッパー)から、先発投手に転向
して成功するケースは、結構珍しい。



先発転向後の成績は、12試合で
9勝0敗 防御率0.97 と圧巻の投球。
ウィニングショットである、チェンジアップが
面白いように決まった。



90マイル前後の2シームも、コントロール
よく決まり、ファンの間では、早くも往年の
大エースになぞらえ、

『グレッグ・マダックスの再来』

と大騒ぎした。



さすがに、マダックスの後継者と評される
には、まだまだ時期相応だと思うのだが、
昨年の神懸かった活躍をみれば、ファン
ならずとも、『もしやホンモノ?』と思って
しまう。




そして、先発投手として初めて開幕からフル
で過ごす今シーズン。
2013年のここまでの
成績は、




8試合に先発 49イニング
1勝5敗 防御率3.44 33奪三振 19四死球
WHIP 1.41



ちょっと苦戦している。
さすがに勢いで投げ切った昨年後半と違い
相手もかなり研究してきた。



ブレーブスは現在、クローザーのキンブレルを
筆頭に、最強ともいえる救援投手陣がブルペン
に控えている。先発投手が6回3失点以内に
抑えられれば、高い確率で逃げ切ることが
できる。



誰もが認めるぐらいの結果を出して
『マダックスの再来』を襲名できるのか、
それとも・・・。



メドレンの真価が問われる。











【2】編集後記
先週の土曜日に美容院に行きました。

今年の始めに、美容師を変えたのですが

なかなか良いです(^^)

こればっかりは、自分とのフィーリングや

相性もあるので難しいですが、心地よい

時間を提供してくれました。

やはりピンストライプが良く似合う【アンディ・ペティット】野球人No.108

andypettitte.jpg 

【1】今日の野球人 
[選手名]アンディ・ペティット
[ポジション]ピッチャー 
[チーム]ニューヨーク・ヤンキース 
[背番号]46 
[生年月日]1972/6/15 
[2013年シーズン年俸]1200万ドル





2012年、メジャー通算240勝の男が
ヤンキースタジアムに帰ってきた。
2010年いっぱいで引退を宣言していた
アンディ・ペティットである。



1996、1998~2000年にヤンキース
がワールドチャンピオンを獲得した時の
メンバー。ジーター、リベラと共に、
黄金時代を知る選手は、もう3人だけと
なってしまったが、ヤンキースファンは
大喜びであった。



頭には白いものが混ざり始めた40歳、
しかし、投球内容には全く衰えを見せない。



むしろ、長年の経験で得た『老獪さ』が、
さらにグレードアップした感がある。
キャッチャーのサインを覗き込む時の
眼光の鋭さも変わっていない。



家族との時間を優先するために、一時
引退をしたのだが、これだけの大投手
なのだ。周りが放っておくはずがない。



300勝を狙っての復帰なのかはわからない
が、もう一度ピンストライプのユニフォームを
着て、燃え尽きたかったのだろう。



先日の試合でも、速球の球速が90マイルに
なかなか届かなかったが、要所要所で
キレのあるスライダーで、仕留めていた。



まさに『老獪さ』を絵に描いたような
ピッチング。若造が多いロイヤルズの
選手よりも、2枚も3枚も上手であった。



昨年は、足首に打球が当たり骨折する
という不運で2ヶ月故障者リスト入り。
しかし、復帰2年目の今年は大きな怪我
さえなければ、200イニングはクリアできる
のではないか。



リベラは今年限りの引退を表明し、ジーター
は、未だ怪我から復帰できず。
ペティットを含めた、この大御所3人衆を
観られる時間もあとわずかしかない。



ジーターが抜群のリーダーシップを発揮、
リベラが40セーブを記録、そしてペティット
が200イニングを投げる。



ヤンキース黄金時代のいつもの光景だった
が、今年が最後。集大成を見せてほしい。







【2】編集後記
昨日は、生後1ヶ月の次男のお宮参り

でした。

私と妻、長男と次男に加え、私の両親

と祖母の総勢7名という大所帯で神社に

参拝に行きました。

天気も良く、両親と祖母も喜んでくれた

ようです。昨日は、母の日でしたが、

孫が元気で健康という事が、
何よりも

親孝行ですね。

再建中のカブス期待の星【アンソニー・リゾ】野球人No.107

AnthonyRizzo.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]アンソニー・リゾ
[ポジション]ファースト
[チーム]シカゴ・カブス
[背番号]44
[生年月日]1989/8/8
[2013年シーズン年俸]48万ドル








ナショナルリーグ中地区の人気球団である
シカゴ・カブス。チーム創設が1871年と
メジャーリーグを代表する老舗球団である。



そのカブス、現在は球団再建中。2008年
に地区優勝を果たしたもののその後、
パッとしないシーズンが続いている。



シカゴという大都市に本拠地を置くチームの為
資金は潤沢にあるのだが、どうも的外れな補強
が多かった。



チームの年俸総額が1億ドルを突破する年も 
多く、30球団中でもTOP10に入る程、カネを
かけていたのだが、恐ろしく費用対効果が
悪い。



そして、そんな悪い体質を改善する為、
カブスは、カリスマGMを招聘した。



なんと、元レッドソックスの凄腕GMだった
セオ・エプスタインを球団社長としてヘッド
ハンティングしたのだ。カブスの名門復活
にかける、並々ならぬ意気込みを感じさせる
人事であった。



そのエプスタインが2012年から、球団全体を
マネージメントしているのだが、再建モードに
一気に拍車がかかった。



エプスタインの見つめる先は、おそらく
5年後。それまでは、目先の勝利を捨て、
2~3年で今までの『膿』を出し切り、新生
カブスを常勝軍団に育て上げる覚悟だろう。



そして、そのエプスタインが、一番期待して
いるだろう選手が、このアンソニー・リゾ。



何せこのリゾ、エプスタインがレッドソックス
のGM時代の2007年にドラフトで指名した
選手。要するに『社長のお気に入りの選手』
なのである。



もちろん、カリスマGMのお眼鏡にかなった
選手だけあって、実力、性格面も申し分ない。



昨年は、6月下旬にメジャーに昇格。

87試合の出場で
打率.285 15本塁打 48打点 OPS.805

ルーキーとしては、合格点の数字を残し、
7月には、月間最優秀新人賞も受賞した。


さらには、ファーストの守備も素晴らしい。
数年後はゴールドグラブ賞の常連になる
だろうと言われる程、柔らかい。



今シーズンも既に9本塁打と、いよいよ
本格的に開花し始めてきた。
リゾが、
リグレー・フィールドで
スタンディング
オベーションを受ける日は近い。



5年後、シカゴ・カブスの主砲になっている
事は間違いない。









【2】編集後記
毎日のルーティーンだったジョギング

が、最近サボり気味になってます。

それと共に少しずつ体重も気になり

はじめました・・・。

今日からまた、気合を入れなおして

頑張ります!

トレードか、長期契約か・・・【デビッド・プライス】野球人No.106

David price 

【1】今日の野球人
[選手名]デビッド・プライス
[ポジション]ピッチャー
[チーム]タンパベイ・レイズ
[背番号]14
[生年月日]1985/8/26
[2013年シーズン年俸]1011万ドル








この男、まさに『ザ・速球派』といった
先発投手である。



2012年度アメリカンリーグの
サイ・ヤング賞投手


デビッド・プライス




大学時代から、スター選手であった
プライスは、2007年、全米ドラフトの
全体1位(いの一番)で、タンパベイ・
デビルレイズ(現レイズ)に指名される。



プロ入り後も、すぐに頭角を現し、
メジャー定着2年目の2009年には
2ケタ勝利を挙げる。



そこから、一気に2012年まで4年連続
2ケタ勝利を挙げ、あっという間にメジャーを
代表する速球左腕として全国区となった。



昨シーズンは、完全に才能が開花
211イニングを投げて

20勝5敗 防御率2.56 WHIP 1.10
205奪三振

という素晴らしい成績を挙げ、最多勝と
最優秀防御率の2冠を達成。



サイヤング賞の投票では、僅差でタイガース
のバーランダーをかわして受賞となった。



投球内容も圧巻であった。
31先発中、4失点以上はわずか4回のみ。
QS(クオリティ・スタート)は、リーグ
トップタイの25試合と抜群の安定感であった。


※クオリティスタートとは、先発投手
6回3失点以内に抑えた試合。先発投手の
安定感を表す指標。



そして、全205奪三振中、100個を速球で
三振を奪た、まさにパワーピッチ。

プライスの全投球中の速球の割合は、
なんと60%を記録。
清々しいまでの速球派
である。




ちなみにプライスは、今期がレイズとの
契約最終年。



既にレイズは、ロンゴリア三塁手との長期
契約を結んでしまっており、財政的に余裕
はない。

(ロンゴリアの契約内容はコチラ)
   ↓   ↓
yaqjin.blog.fc2.com/blog-entry-100.html



今シーズンのトレード期限である、7月31日
までに、何らかの動きがあると思われる。



若手有望株との交換でトレード放出か、
もしくは、レイズと長期契約を結ぶか。
レイズの懐具合を考えると、限りなく
前者の可能性が高い。



敏腕GMフリードマンの腕の見せ所である。
今夏、プライスの動向から目が離せない。










【2】編集後記
円相場が、今日1ドル=100円を突破

しました。貿易業(輸出)を営む我々に

とって、円安は歓迎すべきなのですが、

ここまで急激に為替が変動するのは、

やはり不自然です。

いずれにせよ、今の景気上昇ムードを

良い意味で懐疑的に、冷静に、客観的に

見るようにしています。

アベノミクスが、どこまで本物なのかは

わかりませんが、これからも日本人として

世界で戦える価値のある仕事を続けたい

と思います。

東洋思想の信奉者【CJ.ウィルソン】野球人No.105

CJWilson.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]CJ.ウィルソン
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ロサンゼルス・エンゼルス
[背番号]33
[生年月日]1980/11/18
[2013年シーズン年俸]1100万ドル











『ストレート・エッジ』という概念がある。
主に、ハードコアミュージシャンの中で流行
している思想なのだが、簡単に言うと、

・ドラッグはやらない
・アルコールは摂取しない
・喫煙はしない
・快楽目的のセックスはしない

といったもの。
さらに、ストレート・エッジを進めていくと

・菜食主義
・カフェインは摂取しない
・医師から処方された薬でも口にしない

といった、上級者までいるという。



やや、東洋思想に近い面はあるのだが、
いきすぎると、かなりディープな世界に入って
いき、宗教色が濃くなっていく。



エンゼルスの先発左腕である
CJ.ウィルソン



2012年、宿敵レンジャーズから
5年総額7750万ドルでFA移籍。
この1000万ドルプレイヤーである
ウィルソンが、ストレート・エッジの
信奉者なのだ。



それに加えて、サーフィンや、ダンス、
マーシャルアーツ、スポーツカーの
コレクション 等 多趣味な一面もある。




さらには、俳優並みのルックスで、球団
のCMに出演したり、モデルとしても活躍
している。



肝心な投手としての能力も1000万ドル
プレイヤーとして恥じない、ピッチング
を披露している。



2005年にメジャー定着後、主にリリーフ
投手として起用が多かった。
ただし、本人はあまりしっくりこなかった
様子で、球団幹部に先発の転向を直訴。



2010年より先発に転向したのだが、これが
大成功。3年連続200イニング&2ケタ勝利を
クリアしている。



ただ、コントロールがかなり悪いのが難点。
先発転向後、シーズントータルで四球を
90個以上与える。



コントロールさえ改善できれば、技巧派投手
として先発エースになれる能力はあるのだが。



独特な思想と、多くの才能を持つウィルソン。
引退後も、マルチな才能を生かして、多方面
で活躍しそうである。



アスリートなのにディープな思想家な所、
マルチな才能を持っている所など、元格闘家で
作家でもある『須藤元気』とかぶって見えて
しまうのは私だけか・・・。









【2】編集後記
仕事柄、海外出張が多い為、先日

2~3泊用のスーツケースを新調

しました。ずっと欲しかった『リモア』の

アルミのスーツケースです。

多少値は張りますがやっぱりモノは

いいです。メンテナンスをしっかり行って、

キャスターを換えれば10年は頑張って

くれそうです。旅の相棒としてこれから

長い付き合いになりそうです。

偉大なる『ビッグ・パピー』【デビッド・オルティズ】野球人No.104

Ortiz.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]デビッド・オルティズ
[ポジション]指名打者
[チーム]ボストン・レッドソックス
[背番号]34
[生年月日]1975/11/18
[2013年シーズン年俸]1400万ドル






2012年、ボビー・バレンタイン監督
率いるボストン・レッドソックスは、
あっという間に空中分解した。



なかでもバレンタインと選手との間に
できた溝は深刻で、シーズン中である
にも関わらず、完全に機能不全な状態
に陥った。



さらには、バレンタインとコーチ陣との
軋轢までもが表面化。



こんな状態では勝てる訳がなく、実に
20年ぶりの最下位に沈んだ。



そんな状態にあっても、チームの顔である
デビッド・オルティズは、監督と選手との間に
入って潤滑油の役目をし、なんとかチームを
1つにまとめようと必死であった。



失言を繰り返し、周囲を敵だらけにする
バレンタインを、健気にも影でサポート
し続けていたオルティズ。



この男、ギャングあがりのラッパーの様な風貌
だが、大変人柄が良く、面倒見も良い為、多く
の選手から慕われている。



愛称は『ビッグ・パピー』



左打席からの、強烈なアッパースイングで
ボールを軽々とスタンドに叩き込む、メジャー
を代表するクラッチヒッターである。



30代中盤に入り、やや衰えが懸念されて
いたが、ここ数年で見事に盛り返してきた。
パワー一辺倒ではなく、広角に強い打球
が飛ぶようになってきた。



今でも、恐怖の指名打者であることには
間違いない。



ちなみに、レッドソックスを1年で去った
バレンタインは、解任後、スポーツ番組で
オルティズに対して批判的なコメントを
述べた。



オルティズがシーズン後半をアキレス腱の
怪我で欠場したのだが、実はそれは仮病
だった と。 



これに対し、さすがのオルティズも激怒
(実際は、ドクターストップがかかる程の
重症)。いつも明るいオルティズが語気を
強めた。



もちろん、マスコミやファンは、バレンタイン
の発言を信じるわけがなく、オルティズを
擁護したのは、言うまでもない。



『ビッグ・パピー』を敵に回すということは
すなわち、チームメイト、ファン、マスコミ
を敵に回すのに等しい。













【2】編集後記
今月末、トム・クルーズ主演映画、

『オブリビオン』がいよいよ上映します。

昔から、トム・クルーズが好きなので、

楽しみです。しかし、そんな彼も50歳。

アクション俳優から、今後どのようにシフト

していくのでしょうか。

メジャーリーガーもそうですが、衰えと

上手く向き合っている選手は、しぶとく

生き残ります。人間臭く、渋みのある

トム・クルーズというのもいいですね。

6分咲きのまま30代に【ジョニー・ペラルタ】野球人No.103

peralta.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]ジョニー・ペラルタ
[ポジション]ショート
[チーム]デトロイト・タイガース
[背番号]27
[生年月日]1982/5/28
[2013年シーズン年俸]600万ドル









秘めたる才能や、高いポテンシャルを感じ
させるにも関わらず、くすぶり続けている
人材をよく見かける。



当人なりに努力をしているのだが、努力の
方向性が違っていたり、捨てるべきポイント
や、特化すべきポイントを見誤っているのかも
しれない。



観ている側としては、期待の大きさもあり
とても、もどかしく感じてしまう。



このような状態がしばらく続くと、周囲も
余計なアドバイスをしがちである。
そうなると焦りや苛立ちが助長され、さらに
悪循環に入ってしまう。



デトロイト・タイガースのショートを守る
ジョニー・ペラルタ



2005年にクリーブランド・インディアンズで
デビュー。守備の名手であった、オマー・
ヴィスケルの後継者として、ショートの
レギュラーを獲得した。



フィールド全体を使った広角打法とパワー
のあるバッティングで、打てる大型ショート
として、『クリーブランドのジーター』とまで
言われた時期もあった。



しかし、レギュラーに定着して今年で9年目。
イマイチ、開花しきれないシーズンが続いて
いる。



打撃に関しても、いつまでたっても外角に
逃げる変化球にクルクルとバットが回って
しまったり、悪球に手を出すケースが目に
つく。



ショートの守備も、決して俊敏とはいえない
までも、安定感のある守備であった。
ただ、そこから成長していない。



結局、『ちょっとパンチ力のあるショート』
という立ち位置に落ち着いてしまった
感がある。


デビュー当初は、

①打率.280 25本塁打 90打点
OPS.850

を毎年軽く叩き出せるショートになる
だろうと、周囲は見ていたが、結局

②打率.250 12本塁打 70打点
OPS.730

ぐらいの数字に落ち着く。
ただ、数年に一度、①の成績を残すこと
があるので、なんとももどかしい。



このまま6分咲きで終わってしまうのか。

それとも、今の状態が満開なのか・・・。



『いつか打撃開眼するに違いない』
そう思いながらも、ペラルタは、すでに
30代に突入してしまったが・・・。











【2】編集後記
皆さんは、ゴールデンウィークはどのように

過ごされたでしょうか?

最長で10連休の方もいたようですね。

私は、先月次男が生まれたばかりなので

それどころではありませんでした・・^^;

来年のゴールデンウィークは、海外に

逃避しようと思います。

秋山級の5ツールプレイヤー【佐々木誠】野球人No.102

佐々木誠

【1】今日の野球人
[選手名]佐々木誠
[ポジション]センター、ライト
[チーム]ダイエー 他 2001年引退 
[生年月日]1965/10/3







両チームの主力選手が、ごっそり動く
『世紀の大トレード』と呼ばれるトレード
がある。



戦力のバランス、金銭問題、粛清人事・・・
各球団が抱える事情が、トレードという
形に反映される。



日本プロ野球でも、球界を震撼させた
大型トレードが数多く行われてきた。



中でも、約20年前の1993年、西武と
ダイエーの間で行われた、3対3の交換
トレードは、度肝を抜かれた。
交換要因は、



西武
秋山幸二 渡辺智男 内山智之

ダイエー
佐々木誠 村田勝喜 橋本武広



である。
成立時点では、多くのプロ野球ファンは、
『佐々木を獲得した西武が得』と考えて
いた。



やや下り坂に差し掛かっていた秋山よりも
当時『メジャーに最も近い男』と評されていた
佐々木の方が、価値が高く見られていたの
である。



もちろん、秋山の超人的な身体能力や、
リーダーシップも素晴らしいのだが、当時
28歳というバリバリの全盛期である
佐々木の能力も凄かった。



右足を高々と上げる豪快なスイング、
2度の盗塁王を獲得した脚力、4度の
ゴールデングラブ賞の守備と、まさに
秋山に匹敵する5ツールプレイヤーで
あった。



佐々木の実力は、1990年に行われた
日米野球で、メジャー関係者に知れ渡る。
監督のドン・ジマーが、秋山とともに、
佐々木をアメリカへ連れて帰りたいと発言
したのだ。



当時、日本人選手にとって、まだまだ壁が
あった夢のメジャーリーグ。
秋山のコラムにも書いたが、この2人が
生まれる時代が、もう少し遅かったらなぁと
いつも思ってしまう・・・。


 (秋山のコラムは、コチラ)
       ↓  ↓

yaqjin.blog.fc2.com/blog-entry-51.html




惜しむべくは、30歳を過ぎたあたりから、
急激に衰えてしまったことか。



佐々木、秋山クラスのスケールの大きい
5ツールプレイヤーというのは、10年に
1人の逸材であろう。



80年代後半~90年代前半に、2人も
同時に観る事ができた我々は、幸運
だったのかもしれない。









【2】編集後記
5月5日、長嶋茂雄氏と松井秀喜氏

両名に、国民栄誉賞が授与され、

東京ドームにて壮大なセレモニー

が行われました。

ただし、各方面の思惑や、政治的背景

が複雑に絡んでいるセレモニーだった

ようで、賛否両論に分かれているようです。

松井氏にとって最高のセレモニーという

のは、地元石川県の仲間たちと居酒屋で

朝まで騒ぐことなのかもしれませんね。

安定感抜群の怪力男【マット・ホリディ】野球人No.101

Matt holliday 

【1】今日の野球人
[選手名]マット・ホリデー
[ポジション]外野手
[チーム]セントルイス・カージナルス
[背番号]7
[生年月日]1980/1/15
[2013年シーズン年俸]1700万ドル








2012年シーズン、多くの野球関係者が
カージナルス打線は弱体化すると予想
していた。



長年カージナルスの打線を支え続けてきた
伝説のスラッガー、アルバート・プホルズ
が去ったのだ。



他の選手に対するマークがきつくなるのは
当然であり、中でも、プホルズの後ろで4番
を務めていのはマット・ホリディは、大きく
数字を落とすだろうと予想されていた。



しかし、終わってみれば大方の予想に反し、
カージナルス打線は好調。20本塁打以上
を記録した選手は5人と、プホルズの穴を
全員でカバーした。



そして、ホリディも例年並みの成績を残した。
この抜群の『安定感』こそが、ホリディの最大
の強みなのでである。



常勝軍団の主砲として、毎年

打率.290 25本塁打 100打点
出塁率.400 OPS.900

近い数字を叩き出す。



コロラドロッキーズ時代は、打者有利の球場
を生かし、打点王と首位打者を獲得するなど
爆発力のあるスラッガーであった。



現在はかつての爆発力は無く、地味な印象
ではあるが、主軸としての責任を安定した
数字を残し続ける事によって、果たしている。



球団もその点を高く評価しており、ホリディと
長期契約を交わしている。
(2016年までの7年契約1億2000万ドル)



パワーだけでなく、球場全体に打ち分ける
広角打法も健在。以前は、5年連続2ケタ
盗塁をするほどの俊足の持ち主であったが、
最近はめっきり走らなくなった。



それにしても、この男、物凄い筋肉の持ち主
である。この筋肉がやはり自慢のようで、
ボディビルの雑誌の表紙を飾ったこともある
との事。



まぁ、鍛える部位が野球に必要な筋肉なら
いいのだが・・・・。



以前、日本を代表するスラッガーが、晩年
肉体改造にはまり、上半身を鎧の様な
筋肉で武装し、相手を威圧していた。



ただ、皆さんもご存知のように、結果、体重
増加を招き、選手寿命を短くするという事に
繋がってしまった。



ホリディも筋トレの魔力に取り憑かれすぎない
様に、ご注意願いたい。












【2】編集後記
ゴールデンウィーク中、BSやケーブル

テレビで『スターウォーズ・シリーズ』

が毎日放送されています。

私も、大好きなのですが、久しぶりに

観るとやはり面白いですね。

それにしても、アナキン・スカイウォーカー

の幼少期が可愛すぎます(笑)

あんな子が、ダースベイダーになって

しまうとは・・・。

インディアンズ黄金時代の先頭打者【ケニー・ロフトン】野球人No.100

Lofton.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]ケニー・ロフトン
[ポジション]外野手
[チーム]インディアンズ 他 2007年引退
[生年月日]1967/5/31









クリーブランド・インディアンズは、60年代
から30年以上に渡り、弱小球団の代名詞
であった。



1960年から、1993年まで3位以上に
なったのは1968年のわずか1回のみ。



完全なお荷物球団であり、その弱小ぶりが、
映画『メジャーリーグ』で描かれていたのは
有名な話。



しかし、1994年オールドモダンをコンセプトに
造られた新球場ジェイコブス・フィールドが
オープンする。



これをきっかけに、インディアンズ黄金時代が
始まった。そして、この時期に、次々と若き
強打者たちが台頭し始める。



アルバート・ベルを筆頭に、ジム・トーミ、
マニー・ラミレス 等、その後も長期に渡って
活躍を続けた、メジャーを代表する強打者
たちだ。



その中で、抜群の身体能力でジェイコブス・
フィールドのセンターを駆け抜けた男がいた。



ケニー・ロフトン



シュアなバッティングと、抜群のスピード、
そして、脅威の守備範囲で1992年から
インディアンズの『1番センター』に定着。



5年連続アメリカンリーグの盗塁王、
4年連続ゴールドグラブ賞を獲得した。



明るく陽気なキャラクターも相まって、
クリーブランドで絶大な人気を誇り、
多くのファンがロフトン見たさに球場に
駆けつけた。



ロフトンの魅力は、何と言ってもスピードと
守備。なかでも、センターとしての能力
(特にフェンス際の打球処理)は、素晴らし
かった。



2001年にイチローがメジャー挑戦する際、
アメリカのマスコミが、イチローの能力と、
ロフトンの全盛期の能力とを、よく比較
していたのを思い出す。



イチローが守っていた、セーフコフィールド
のライトが、『エリア51』と呼ばれていた
ように、ロフトンが守っていたジェイコブス・
フィールドのセンターは『ロフトンパーク』と
呼ばれていた。



インディアンズの黄金時代を切り拓いた
背番号7。



その後、インディアンズのトップバッターは、
スピードとパワーを兼ね備えた、グレイディ・
サイズモア、そして今年からは、3年連続
盗塁王マイケル・ボーンへと引き継がれて
いった。



やはり、トップバッターというのは抜群の
身体能力を持った男が良く似合う。











【2】編集後記
今年の1月27日からスタートした企画

『野球人.com』が今回で、第100回目を

迎えることができました。

文筆の素人が、毎日1人、野球選手の

コラムを書くという、少々無謀な企画

ですが、なんとか100回続ける事が

できました。有難うございました。

読んで頂いている皆様には、私の

駄文でお気を悪くする事があったかと

思いますが、どうかご容赦下さい。

今後共、皆様に楽しんで頂ける様な

コラムを書けるよう心掛けてまいります。

どうぞ宜しくお願い致します。

『大化け』するという事【ホゼ・バティスタ】野球人No.99

josebautista.jpg

【1】今日の野球人
[選手名]ホゼ・バティスタ
[ポジション]外野手、三塁手
[チーム]トロント・ブルージェイズ
[背番号]19
[生年月日]1980/10/19
[2013年シーズン年俸]1400万ドル






同僚や後輩で、イマイチ冴えなかった奴、
才能はあってもくすぶっていた奴が、
環境が変わった途端、別人のように力を
発揮する事がある。



ビジネスの世界でも、ノーマークだった
企業が、ある些細な出来事をきっかけに
突如、爆発的に売上を上げる事がある。



この場合

・『大化け』する とか
・『覚醒』する

といった表現をよく使う。



もちろん冴えなかった期間、芽が出なかった
期間も、当人は、腐らずに、コツコツと努力を
積み重ねてきた結果というのは間違いない。



その努力の結果が、表に判りやすく表現される
きっかけとなるのが、新しい上司の赴任で
あったり、新しい部署への移動、結婚、出産
等々 外部の要因が多いのかもしれない。



トロント・ブルージェイズの、ちょっと長打力
のある『ユーティリティープレイヤー』だった
ホゼ・バティースタ。



その男が2010年突如『大化け』した。



メジャー昇格後、2009年までの6年間、
通産59本塁打を打っていたのだが、
2010年にわずか1年で54本塁打放ち
本塁打王を獲得したのだ。



これには周囲も驚き、ステロイド使用の
疑惑さえ持ち上がった。
(バティスタの名誉の為にも申し上げるが
 完全に『シロ』である)



本人曰く、『大化け』した要因と言うのが、

・レギュラー定着を保障された事による
 精神面での安定
・コーチと共に打撃フォームを改造した事

との事。



そして、マークが厳しくなった翌2011年も
43本塁打を放ち2年連続キングを獲得。
これで、バティスタの『大化け』は、本物
と証明された。



昨年は手首を傷めて7月以降、全休した
ものの27本塁打。今シーズンも既に、
7本塁打を放っている。



そして、ブルージェイズは、既に
バティスタと5年総額6400万ドル
という、ビックな契約を交わしている。



普通であれば、30歳を過ぎて、このまま
ユーティリティープレイヤーとして、しぶとく
生き残る術を模索し始めていたかもしれない。



下積み時代が長かった遅咲きの32歳。



遅咲きの分、派手に『狂い咲き』して
ほしい。










【2】編集後記
先ほど、子供たちのために5月人形

を出して、飾りました。

この5月人形は、私と兄の為に、当時

両親が買った、ビンテージ品
です(笑)

無茶苦茶ホコリ臭いですが・・・(笑)


我が子のそのまた子供たちの代まで

もつかはわかりませんが、こうやって

伝統を次の世代へ受け継いでいく

のも感慨深くてイイですね。

今、最も『ホット』な先発右腕【ジャスティン・バーランダー】野球人No.98

verlander.jpg 

【1】今日の野球人
[選手名]ジャスティン・バーランダー
[ポジション]ピッチャー
[チーム]デトロイト・タイガース
[背番号]35
[生年月日]1983/2/20
[2013年シーズン年俸]2000万ドル









この男、間違いなく現役最高の右腕だろう。



デトロイト・タイガースのエース
ジャスティン・バーランダー。



2011年のバーランダーは、まさに
手が付けられない無敵状態であった。



251イニング 24勝5敗 防御率2.40
250奪三振 WHIP 0.92

という、とんでもない成績で、投手の主要
タイトルを総なめ。
もちろん、サイ・ヤング賞に輝き、地区優勝
にも大きく貢献。さらに、投手としては珍しい
MVPも獲得した。



ちなみに、5月のブルージェイズ戦では、
ノーヒットノーランを達成。
2011年は、まさにこの男の為のシーズン
だったと言えよう。



2012年もかなり良い成績だったのだが、
(17勝 防御率2.64 239奪三振)
いかんせん2011年が凄すぎた為、やや
印象は薄かった。



だが球団は、2014年まで結んで
いた契約を2019年まで5年延長。
(2020年は、サイヤング賞投票で
5位以内の場合、2200万ドルで延長)



従来の契約を含めると2013年~2019年
まで7年1億8000万ドルとなった。



しかし、いくら無敵のバーランダーとは
いえ、さすがに酷使されている感は
否めない。



セイバーメトリクスの指標で、投手酷使点
(PAP)という評価基準がある。



ご存知の方も多いと思うので、今さら
説明の必要はないと思うが、要するに
どれだけ酷使されたかが数値化される。



バーランダーの場合、この数値がかなり高い。
イニング数だけを見ても、エース級の活躍を
見せ始めた2009年からの4年間は、

2009年 240イニング
2010年 224イニング
2011年 251イニング
2012年 238イニング


である。
エースとして大車輪の活躍ではあるが、
そろそろ勤続疲労が出てくる頃。



もちろん、これだけの巨額契約を交わしたの
だから、今後は球団として、最大級の配慮と
ケアをしていくだろうが。



ともあれ現時点では、間違いなくNo.1右腕の
バーランダー。



最後に、彼の投球を間近でご覧あれ!

     ↓  ↓

www.youtube.com/watch












【2】編集後記
DeNAの中村紀洋選手が、日米通算

2000本安打を達成しました。

おめでとうございます。

しかし、当の本人は、セレモニーを拒否

されたそうです。どうやら、2005年の

ドジャース時代の5本の安打はカウン

トしないで欲しいの事・・・。

そういえば、この方、当時マイナー

に落とされて『罰ゲームかと思った。』

と言ってましたからね~ ^^;

フランチャイズプレイヤーとして【エバン・ロンゴリア】野球人No.97

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【1】今日の野球人

[選手名]エバン・ロンゴリア
[ポジション]サード
[チーム]タンパベイ・レイズ
[生年月日]1985/10/7
[背番号]3
[2013年シーズン年俸]600万ドル










アメリカンリーグ東地区というのは、
ある意味『アンフェア』な地区である。



なんといっても、メジャーを代表する
金満帝国が2チーム存在するからだ。



2013年シーズンの、アメリカンリーグ
東地区のチーム年俸総額を下記に
示す。
(カッコ内は全30球団中の順位)



ヤンキース 2億2810万ドル(1位)
レッドソックス 1億5455万ドル(4位)
ブルージェイズ 1億1927万ドル(9位)
オリオールズ 92238万ドル(16位)
レイズ 6192万ドル(28位)



いかにレイズの年俸総額が低いことか!



決して裕福な球団では
ないレイズに
とって、この地区はかなり不利なので
ある。



しかしその不利な状況の中、レイズは、
球団幹部に大学院卒のインテリや、
経営を熟知した優秀な人材を、積極的に
採用し、目覚しい結果を出し続けている。

(過去5年、地区優勝2回 2位1回)




財力では到底かなわない『悪の帝国』に
頭脳で何とか喰らいついている。



そして、2012年の11月、レイズに
とっては異例とも言える契約を発表した。



チームの主砲である、ロンゴリアと
2022年までの6年総額1億ドルという、
巨額の延長契約を結んだのだ。



既存の契約と合わせると、なんと

2013年~2022年の10年間
1億3600万ドルとなる。
(2023年は球団オプション)




レイズにとって、これは勝負に出た。
ロンゴリアに対しての期待の大きさが
伺える。



ただ、この契約に対しては、賛否両論で
あった。確かにボストンやニューヨーク
に比べると、タンパという街の市場規模は
小さい。



いわゆる『スモールマーケット』球団の
レイズにとって、この契約が、将来的に
かなりの足かせになるのでは?という
懸念。



また、30代中盤に差し掛かると、ケガの
リスクも高まる。ヤンキースや、エンジェルズ
であれば、巨額契約の選手が怪我で働きが
悪くなっても、数年は耐えられる財力がある
のだが・・・。



タンパベイ・レイズという『会社』にとって
社運を賭けた今回の巨額契約。
そして、これで自他共に認めるレイズの
『顔』と
なったロンゴリア。



ブレーブスのチッパー・ジョーンズや
ヤンキースのデレク・ジーターの様に、
フランチャイズプレイヤーとして確固たる
地位を築けるか。



開幕して1か月。ロンゴリアの成績は

打率.301 6本塁打 14打点 OPS.903

まずは、幸先の良いスタートを切った。











【2】編集後記
複数のメジャー球団が、『マー君』こと

田中将大投手の元に、続々とスカウト

を派遣しているとの事。

5/1の田中投手が先発する試合には、

ヤンキース、レンジャーズ、オリオールズ

が視察するそうです。

メジャーに移籍するのは、時間の問題

ですね^^

それにしても、『ハンカチ』くんとは随分

差がついてしまいました・・・・。