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2013年オフに成立した契約を振り返って ~その10~【ラウル・イバニエス】野球人No.371

Raul Ibanez 契約1  

【1】今日の野球人
[選手名]ラウル・イバニエス
[ポジション]レフト、DH
[チーム]ロサンゼルス・エンジェルス
[背番号]28
[生年月日]1972/6/2
[2014年シーズン年俸]275万ドル







来季42歳を迎える強打者が、19年目の
シーズン
に望もうとしている。



ラウル・イバニエスである。



左打席から繰り出すパワーあふれる
バッティングと、勝負強さを兼ね備えた
メジャー屈指のクラッチヒッターだ。



2004~2008年のマリナーズ時代は
イチローの同僚として、日本でも有名と
なった。
他の選手をなかなか評価しない
イチローが、このイバニエスだけは絶賛して
やまなかった。

Raul Ibanez 契約3 

もちろん、打者としても非常に優秀なので
あるが、類まれな人格者としても、球界で
有名なのだ。



イチローとはロッカーが隣同士だったことも
あり、意気投合。孤高の天才であるイチローの
数少ない理解者であったのだろう。



昨シーズンも41歳ながら29本塁打を放ち、
まだまだ元気なところを見せつけた。
特に左投手からもコンスタントに長打が出て、
右投手よりも高いOPSを記録。
(対左腕OPS.802)



そしてその功績が認められ、昨年末
ロサンゼルス・エンゼルスと来季の契約を
結んだ。



契約内容は1年275万ドル。
さらに出来高払いで最大500万ドル
なるという。



長打力はまだまだ衰えていないものの
41歳の選手にしては、かなり破格の契約
である。色々と問題の多いエンゼルスでは
あるが、このイバニエスの加入は、多くの
選手に良い影響を与えるだろう。



個人的には、もう一度ピンストライプのユニ
フォームを着てほしかったが、引き続き来季も
元気な姿を見せて頂きたい。怪我さえなければ
2ケタ本塁打はかたいだろう。


Raul Ibanez 契約4 








【2】編集後記
10ヶ月の次男が、はいはいから、

もうすぐ一人で立てそうです。

いやいや、子供の成長は本当に

早いですね。

いつか親子でメジャーを観に

行きたいものです^^

2013年オフに成立した契約を振り返って ~その9~【ジャロッド・サルタラマッキア】野球人No.370

Jarrod Saltalamacchia 契約 

【1】今日の野球人
[選手名]ジャロッド・サルタラマキア
[ポジション]キャッチャー
[チーム]マイアミ・マーリンズ
[背番号]39
[生年月日]1985/5/2
[2014年シーズン年俸]600万ドル




マイアミ・マーリンズというチームは
本当に不可解なチームだ。



フロリダ・マーリンズ時代から、このチームの
球団運営はトリッキーだった。超大型補強を
したと思えば、突然主力選手をことごとく
放出する『ファイヤーセール』を行ったり
もする。



選手はもちろん、球団関係者やファンは、
ジェットコースターに乗せられているような
気分だろう。



全ての原因(元凶?)は、オーナーである
ジェフリー・ローリアだ。

jeffrey loria 

この70歳を越えた老人は、とにかく評判が
悪い。
オーナーであるにも関わらず、チームに
対する愛に欠け、全てを損得勘定で判断する
傾向にある。



この老人の気分次第で、チームの方向性が
コロコロと変わる為、全く先が読めない。



2013年シーズンも、3年連続地区最下位に
沈んだマーリンズ。前年オフに超ファイヤー
セールを行い、スターティング・ラインナップ
には、3Aクラスの選手たちが名を連ねた。



だが皮肉にも、そのファイヤーセールで得た
若手有望株たちが、予想外に早く成長。
もちろん、まだまだレギュラーシーズンで
活躍できる程ではない。だが、数年後は、
主力クラスになるであろう選手がひし
めいている。



そんな中、マーリンズは捕手を補強した。
レッドソックスからFAとなっていた
ジャロッド・サルタラマッキアと契約を
交わしたのだ。



契約内容は3年2100万ドル



捕手としては、平均以上の打力を誇り、
スイッチヒッターとして貴重な戦力となる。
特に左打席はパワフルで、昨年も14本塁打中
12本を左打席から放った。

jarrodsaltalamacchia FA 

ただ、守備のほうはやや穴が多く、中でも
盗塁阻止率はかなり低い。ワールドチャン
ピオン獲得に貢献したものの、再契約を
見送られてしまったのは、このあたりが
ネックだったのかもしれない。



サルタラマッキアは、チャンピオンチームを
出て、球団運営が不透明な弱小チームの
正捕手となった。契約条件はそこそこ良かった
ものの、『本当にこのチームでいいの?』
と聞きたくなってしまう選択だ。おそらく
レッドソックス時代とは、また違った意味での
苦労を味わうだろう。



ともあれ、サルタラマッキアの仕事は、
若い投手たちをリードし、ワールドチャン
ピオンの経験を伝えることだ。弱小チームでも
なんとかモチベーションを維持し、チームの
勝利に貢献して頂きたい。



ただ、オーナーの気が変わって、1年も
経たないうちにトレード、という可能性も、
大いにありうるが・・・。






【2】編集後記
昨日は、『野球人.com』の

アップロードが遅くなって

しまいました。

原因は、予約アップロードの時間を

間違えていた為です^^;

すみませんm(_ _)m

決して挫折したわけではないので(笑)

2013年オフに成立した契約を振り返って ~その8~【グレイディ・サイズモア】野球人No.369

Grady Sizemore 契約2 

【1】今日の野球人
[選手名]グレイディ・サイズモア
[ポジション]センター
[チーム]ボストン・レッドソックス
[生年月日]1982/8/2
[2014年シーズン年俸]75万ドル






やはり、ボストン・レッドソックスのGM
ベン・チェリントンは、非常に優秀な
GMだ。



先日チェリントンが結んだ『とても小さな』
契約は、レッドソックスが正しい道を進んで
いる事を証明していた。



オールスター出場3回、20本塁打-20盗塁
以上を記録する事4度。5年前までは
メジャーを代表するセンターであった
グレイディ・サイズモアである。



今日は、このサイズモアの『とても小さな』
契約を振り返ってみたい。



2004年にインディアンズでデビューすると
瞬く間に、スター選手へと成長したサイズ
モア。走攻守3拍子揃ったプレースタイルと
甘いマスク
で多くのファンを虜にした。



一番輝いていたのは、2006~2008年
あたりだろう。メジャーの投手にも適応し、
選球眼も格段に向上。サイズモアがトップ
バッターに座ると、打線に勢いがついた。


Grady Sizemore 契約 

だが、アグレッシブなプレーが祟ったのか、
2009年から故障を頻発。
特にヒザ、腰、
背中の怪我は深刻
で、何度もメスを入れても
完治しない程であった。



2010年からは、年間100試合に出場する
事すらままならなくなり、ついに2012年
から現在まで1試合も出場していない。




もう、忘れかけた存在となっていたサイズモア
であったが、つい先日、レッドソックスは、
この『懐かしい男』と、メジャー契約を
交わした。



契約内容は、1年75万ドル。
メジャーの最低年俸にちょっと毛が生えた
程度の金額である。だが、面白いのは、成績や
出場試合数に応じたインセンティブがついて
おり、その金額は何と600万ドル。



まるで、過去のスタープレイヤーに敬意を
払うかのようなインセンティブだ。当たり前
だが、レッドソックスには何のリスクもない。



来季、センターのレギュラーには
レッドソックス期待の超有望株、
ジャッキー・ブラッドリーJrが控えている。

Jackie Bradley Jr 

だが、まだまだブラッドリーJrは経験不足で
あり、サイズモアはセンターのバックアップ
要員なのだ。


要するサイズモアは、このブラッドリーJr 
が独り立ちするまでの『補助』であり、
仮にそこそこ活躍してくれれば儲けもの、
といった程度だろう。



この契約を含め、全てがチェリントンGMが
描いたシナリオ通りに進んでいるように
見える。そもそも、エルズベリーとの契約
延長など、毛頭なかったのだろう。



今のレッドソックスは、資金的に余裕がある
にもかかわらず、むやみに高額年俸の選手に
手を出さない。
そのかわり、自軍で育った
有望株にしっかりとチャンスを与え、育て
上げていく。



う~む、これはしばらくレッドソックスの
時代が続くのかもしれない・・・。





【2】編集後記
昨日は、久々にジムに行き

パーソナルトレーナーと共に

みっちりトレーニングをしました。

最近はジョギングばかりで、ジムでの

トレーニングはご無沙汰だったので。

ちなみにこのトレーナーさん、現役の

ボディービルダーです(笑)

まぁ、私の筋トレの師匠の

ような方です。

昨日は、いつも以上にきつかったです^^;

2013年オフに成立した契約を振り返って ~その7~【ジョニー・ペラルタ】野球人No.368

 Jhonny Peralta 契約

【1】今日の野球人
[選手名]ジョニー・ペラルタ
[ポジション]ショート、サード
[チーム]セントルイス・カージナルス
[背番号]27
[生年月日]1982/5/28






2013年、球界全体を揺るがせた
バイオジェネシス疑惑は、一応の
決着を見せた。



処分が下された選手は合計14名。
その中で、最も重い処分が下された
アレックス・ロドリゲスは211試合の出場
停止。
事実上、2014年シーズンは全試合
出場する事ができなくなった。



今回MLB機構は、疑惑選手たちを徹底的に
追い詰め、一気に膿を出した。そして、上記の
ロドリゲス以外は処分を受け入れ、裁定
どおり2013年後半の試合を欠場した。



タイガースのショート、ジョニー・ペラルタも
50試合の出場停止を言い渡された1人だ。
そのペラルタだが、出場停止処分が明けた
今オフ、セントルイス・カージナルスと契約を
交わした。今日は、その契約を振り返って
みたい。




インディアンズ時代から、強打のショート
として活躍したペラルタ。20本塁打を打てる
パワーだけでなく、広角に打ち分ける技術も
兼ね備えている。

Jhonny Peralta 契約3 

6番、7番あたりに座れば、かなり怖い
打者だ。タイガース時代もミゲル・カブレラ、
プリンス・フィルダー、ビクター・マルチネス
の中軸の後を打つことが多く、相手投手が
フッと気を抜いたところをガツンと叩く
いった印象であった。



ただ、ショートの守備はお世辞にも華麗とは
いえない。大きなポカはないものの、やや
太目の体型もあり、守備範囲は狭い。
本来であればサードがベストなのだが、
そうなるとペラルタの価値は下がってしまう。
やはり、ショートを守れる強打者というところ
に、この男の付加価値がある。

Jhonny Peralta 契約2 

今回、禁止薬物の使用が発覚したのだが、
いつ摂取していたのかは定かでない。
しかし、2011年に不自然に成績が急上昇
しており(2012年は急下降)、もしかする
とこの時期にやっていたのか・・・。



今回カージナルスとの契約は、
4年総額5300万ドル。



この契約には、多くの選手が怒りをぶちまけた。

『薬物漬けの選手を評価するのか!』


『5000万ドルをもらえるなら、出場停止
処分を食らってでも、クスリを使った
方が得だ!』


怒りの矛先は、ペラルタにこれだけ金額を
提示したカージナルスの球団幹部に向け
られた。確かにごもっともである。



出場停止処分という『刑期』は全うした
ものの、ペラルタにとって本当の試練は
これからだろう。敵地でのブーイングは
もちろん、敵チームやチームメイトからも
冷ややかな目で見られるだろう。



結果を出し続け、クスリなしでもやれる所を
見せる以外にない。来季はペラルタの真価が
問われる。







【2】編集後記
仕事で帰宅が遅くなったとき、

コンビニのお惣菜を食べることが

たまにあります。

それにしても、最近のコンビニの

お惣菜はおいしいですね~。

子供と妻が寝静まった後に、

一人でお惣菜を食べていると、

独身時代を思い出します(笑)

2013年オフに成立した契約を振り返って ~その6~【秋信守】野球人No.367

秋信守 契約1

【1】今日の野球人
[選手名]秋信守
[ポジション]ライト、センター
[チーム]テキサス・レンジャーズ
[背番号]17
[生年月日]1982/7/13
[2014年シーズン年俸]1857万ドル





今オフ、最も注目されたアジア人と言えば
間違いなく田中将大であった。



だが現在、アジアNo.1スラッガーに君臨
しているのは
この男である。
秋信守(チュ・シンス)31歳。



今日は、この男がレンジャースと結んだ
長期契約を振り返ってみたい。



まず秋の才能が完全に開花したのは、
やはりインディアンズ時代だろう。
マリナーズ在籍時も大器の片鱗を見せていた
ものの、当時、右中間でコンビを組んでいた
イチローとのちぐはぐな連携ばかりが目立つ
選手だった。



だが、インディアンズで出場機会を得ると、
5ツールプレイヤーとして一気に全国区へと
のし上がった。



秋が持ち合わせているポテンシャルは、
非常に高い。
球界屈指の選球眼に、中軸を
任せられるパワー。さらには俊敏な脚力と、
鉄砲肩。


秋信守 契約3 


20本塁打20盗塁も3度クリアし、
出塁率.400越えも2度記録。
秋の性格もあいまって派手さはないものの、
メジャー屈指の実力派である。



まぁ、今まで所属していたチームも、
インディアンズ、レッズと中地区の中規模
チームであっただけに、非常に地味な印象では
あった。そういった背景から、多くの野球
関係者が『過小評価されているスラッガー』
評しており、玄人好みの5ツールプレイヤーと
言えよう。



今回、レンジャーズと契約した金額は
7年総額1億3000万ドル。1年あたり
の年俸は、約1900万ドル。



だが、さすがにこの年俸はやや高いか。
カノの契約に比べればかわいいものだが、
ややリスクは高い。年齢的にも若くはない。



また、万能選手の秋とはいえ、明確な弱点も
持ち合わせている。それは、左投手を
全くといっていいほど打てないという事。

昨年打った本塁打は、全て右投手からであり、
特に左投手のスライダーやカーブには手が
出ない。今から左投手を克服できるとは考え
にくく、今後も左投手アレルギーと付き合って
いかねばならない。

秋信守 契約2 


ただ幸いに、自慢の選球眼に関しては、
加齢で衰えることはないだろう。仮に脚力が
衰えても、パワーさえ維持できれば、出塁率の
高い中距離打者として生き残れる。



契約終了時は38歳。おそらくDH専任に
なっている事が予想されるが、そうなった
場合、この年俸では割に合わない。



ともあれ、現時点でレンジャーズ打線は
確実にレベルアップした。新加入の
プリンス・フィルダーと共に、爆発力のある
ラインナップとなるだろう。



秋、ベルトレイ、フィルダー。
この中軸は、ダルビッシュにとって
何よりも心強い。

秋信守 契約4 




【2】編集後記
今日は妻の誕生日です。

いつお陰ながら支えてくれている

妻に感謝m(_ _)m

今後ともよろしくです。

2013年オフに成立した契約を振り返って ~その5~【クレイトン・カーショウ】野球人No.366

Clayton Kershaw 契約 

【1】今日の野球人
[選手名]クレイトン・カーショウ
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ロサンゼルス・ドジャース
[背番号]22
[生年月日]1988/3/19






連日連夜報道されている、田中将大の
ヤンキース入団。今日は、その田中よりも、
一足先に決まったクレイトン・カーショウの
契約について、振り返ってみたい。



田中将大と同じ、1988年生まれの左腕は、
高校時代から最高級の左腕という評価で
あった。2006年にドジャースからドラフト
1位で指名されると、マイナーをたった2年で
卒業。
2008年に20歳でメジャーデビュー
を果たした。



デビュー当初は、コントロールに難があった
ものの、それもあっという間に克服。
長身を生かしたオーバースローから投げ
込まれる速球は、非常に伸びがある。
平均球速は93マイルほどだが、打者は
球速以上に威力を感じるとの事だ。

Clayton Kershaw 契約4 

変化球は、カーブとスライダーを得意として
おり、投球の組み立てとしてはとても
オーソドックスなスタイル。



だが、このカーブがまた素晴らしい。被打率は
なんと1割にも満たない。
落差が尋常ではなく
メジャーの一流の打者たちも、ほぼ諦めている
状態だ。カーショウを
データ的に分析しても、
とにかく穴がなく、いまだ効果的な攻略法
つかめていない。



4年連続で200イニング、200奪三振を
クリアし、3年連続で最優秀防御率を獲得。
昨年もサイ・ヤング賞も受賞し、25歳にして
早くも2回目となった。




さらにここ3年間のWHIPは、平均して
なんと0.97。もう誰にも手がつけられ
ない。



そんなカーショウだが、今オフFAとなり、
先日、莫大な金額で再契約を交わした。



7年総額2億1500万ドル



もちろん投手史上最高額の契約となり、
年平均3000万ドルを越えた。

Clayton Kershaw 契約2 


こんなオファーが出せるのは、以前は
ヤンキースだけであったが、今やドジャースも
凄まじい。札束番付で言うならば、東の横綱が
ヤンキース、西の横綱はドジャースか。



ただ、今回の契約は確かに巨額契約では
あるものの、カーショウはまだ若い。
契約終了時の7年後でも、カーショウは
まだ32歳だ。



同じく一流先発投手である、ジャスティン・
バーランダーや、CC.サバシアが結んだ
契約に比べると、ややリスクは低めか。
30代の序盤で終わる契約だけに、元を取れる
可能性は十分ある。



ともあれ、ワールドチャンピオンに向けて、
並々ならぬ意気込みを見せるドジャース。
『カネばっかり使いやがって!』と憤る
ファンも多いが、これが大都市チーム。



ただ、カーショウはこの契約期間中に、
サイ・ヤング賞を複数回、獲得しなければ、
ファンは納得しないだろう。


Clayton Kershaw 契約3 








【2】編集後記
昨日は、またマラソン大会に出場しました。

結果は、前回からタイムを2分縮めて

記録を更新をしたものの、

練習不足が祟って、ラスト1周はかなり

しんどかったです^^;

やはり日々のトレーニングが重要だと

痛感しました^^;

また頑張ります!

2013年オフに成立した契約を振り返って ~その4~【ロビンソン・カノ】野球人No.365

Robinson cano 契約 

【1】今日の野球人
[選手名]ロビンソン・カノ
[ポジション]セカンド
[チーム]シアトル・マリナーズ
[背番号]22
[生年月日]1982/10/22







今やメジャーNo.1 セカンドに登りつめた
ドミニカ人、ロビンソン・カノ。
今日は全米中を呆れさせたこの男の契約
ついて、もう一度振り返ってみたい。



1982年生まれのカノは、現在31歳。
ヤンキースのレギュラーに定着して9年。
20代前半の頃は選球眼が悪く、悪球打ちが
目立つ粗い選手であった。

Robinson cano 契約2 

さらには気分的にもムラが多く、とんでもない
ポカをやらかす事もしばしば。当時は、
あまり賢くない選手という印象であったが、
年齢と共に、精神的にも成熟してきた。



メンタル面での成長と共に、バッティングも
年々向上していく。ここ数年のカノのバッティ
ングは非常に安定しており、なかでも広角に
打ち分けるバッティングは、益々磨きが
かかってきた。さらにはカーブ、スライダー、
チェンジアップと変化球打ちも抜群に上手い。



5年連続で3割&25本塁打を記録しており、
成績が急降下していくロドリゲスとジーター
に代わって、ヤンキースの打線を引っ張った。

Robinson cano 契約3 

また、故障とは無縁の頑強な身体も、
特質事項である。ここ7年、ほぼ160試合
近くに出場し、年間660打席以上クリア
している。



まさに最強のセカンドへと成長したカノで
あったが、FAが近づくにつれ、代理人を
通してブラフ(はったり)をかますように
なってきた。



『新しい契約は10年3億ドルだ』



代理人は、強気な姿勢を崩さなかった。
ちなみに代理人はラッパーであるジェイ・Zが
経営するマネージメント会社。
カノは以前まで
スコット・ボラスを代理人にしていたのだが、
この会社に乗り換えた。

robinson cano5 

この会社はカノの新契約について、シーズン
中も、ちょくちょくジャブを打つように発言。
辣腕で知られるボラスに負けず劣らず
『やり手』である。




そして運命の2013年12月6日、
何と弱小球団シアトル・マリナーズが
10年総額2億4000万ドルを提示し、
合意に至った。



多くの野球関係者が呆れ果てたこの契約。
突っ込みどころが満載だが、まず何よりも
マリナーズの意図が全く見えてこない。



マリナーズはここ10年近く、方向性が
見えない場当たり的な補強を繰り返している。
若手の育成も思うように進んでおらず、
観客動員数も減少中。だが、そこそこ資金力
がある為、中途半端に高い選手を引っ張って
くる。



そんな事を何年も繰り返しているチームだ。



さらには、失敗例が続出中の10年契約。
契約終了時、カノの年齢は41歳。
まず間違いなく、セカンドは務まって
いないだろう。動きのよいセカンドで
いられるのも、あと5年程度か。



まぁ、ここ最近はバーノン・ウェルズや、
アルフォンゾ・ソリアーノのように、
長期契約の不良債権を、トレードで
たらいまわしにして、リスクを分散する
ケースが増えている。



カノの将来も、そんな形になってしまうの
だろうか・・・。



ともあれ、ネガティブな点ばかりが目立って
しまった契約であったが、周囲の悪評を
覆せるか?マリナーズでカノが溌剌とする
プレーする姿を期待しよう。

Robinson cano 契約4 









【2】編集後記
昨年の1月27日にスタートした

『野球人.com』ですが、

今回で第365回を迎え、

無事1年を迎える事ができました。

有難うございました。

日々、仕事と家庭で多忙を極める中、

合間を縫って、コラムを書いてきました。

そして、私のような文筆の素人でも

毎日7:00にコラムをリリースする

という事を愚直に続けると、

一部の読者の方がちゃんと

ついて来てくれるのだな、

という事がわかりました。

本当に感謝です。

ちなみに、私も野球ライターさんの

コラムを読ませて頂いておりますが、

やはりプロの方々の文章は本当に素晴らしく、

自分の未熟さを日々痛感するばかりです。

特に広尾晃さんの有名コラム、

『野球の記録で話したい』は、

長年培った、独自の視点と鋭い洞察力で、

本当に学びが多いコラムです。

私もまだまだ人生経験も浅く、未熟者ですが、

良い書き手になれるよう、日々精進して

いきたいと思っております。

今後共、『野球人.com』

どうぞ宜しくお願い致します。

2013年オフに成立した契約を振り返って ~その3~【ジャコビー・エルズベリー】野球人No.364

Jacoby Ellsbury 契約 

【1】今日の野球人
[選手名]ジャコビー・エルズベリー
[ポジション]センター
[チーム]ニューヨーク・ヤンキース
[背番号]22
[生年月日]1983/9/11






昨年末から続く、ヤンキースの巨額契約
ラッシュ。マッキャン、ベルトランに続き、
今日はエルズベリーの契約について
考えたいと思う。




2005年にドラフト1位でレッドソックスに
指名されたエルズベリーは、昨年までの
7年間、レッドソックスのセンターを
守って
きた。



通算出塁率.350、盗塁王3回
誇る上質の
リードオフマンであるエルズベリー。抜群の
身体能力を生かした広い守備範囲で、ゴールド
グラブ賞の受賞歴もある。
肩の強さは平均より
少し下回る程度だが、メジャーを代表する
センターである事は間違いない。


Jacoby Ellsbury 契約2 

バッティングも高いコンタクト率を誇り、
200本安打の経験もある。また、2011年
には突如(?)32本塁打を放ったように、
パワーヒッティングのスイッチを入れる事も
できる。

Jacoby Ellsbury 契約4 

この様にリードオフマンに求められる事を
全て兼ね備えているエルズベリーだが、
レッドソックスは今オフ、積極的な残留
オファーを出す事はなかった。

  

理由は、いくつか挙げられる。



まずは、故障に弱い事。
2010年と2012年に長期欠場しており、
昨年もシーズン終盤に右足を骨折。
年齢は脂が乗り切った30歳だが、体質に
虚弱な感は否めない。これから30代中盤に
向かうにつれて、ますます故障がちになる
可能性もある。



もう1つは、代理人が辣腕スコット・ボラス
である事。エルズベリーが好成績を残して
FAになった時点で、既に残留の可能性は、
ゼロに等しかった。
ボラスが出すとんでもない
要求に真正面から受け止めるのは、時間の
無駄と考えたのだろう。



そして何よりも、ボストンのマイナーには、
俊足巧打のジャッキー・ブラッドリーJr
いう、超有望株が控えているのが大きい。
もちろん球団はエルズベリーの後継者として、
今まで大切に育ててきた。


Jackie Bradley Jr 


既に昨年メジャーデビューしており、大器の
片鱗を見せた。すぐにリードオフマンに定着、
という訳にはいかないが、ブラッドリーJrが
活躍する日も近いだろう。



そんな中、ヤンキースはエルズベリーに
7年1億5300万ドル(8年目のオプション
を含めると1億6900万ドル)という、
超破格のオファーを出した。



正直なところ、ヤンキースが結んだベテラン
3人の巨額契約(マッキャン、ベルトラン、
エルズベリー)の中で、最もリスクが高い。



契約終了時は37歳。一応8年目の
オプションがついてはいるものの、更新される
可能性は、ほぼゼロと考えていいだろう。




もちろん全米のメディアの評判も最悪だった。
なぜ、この金で投手を獲らないのだ、と言った
意見も多かった。ただ、この契約のすぐ後に、
ロビンソン・カノとマリナーズの契約が発表
された為、印象が薄れてしまったが・・・。



ともあれ現時点で、優れたリードオフマンを
手に入れたヤンキース。健康さえ保てれば、
得点力は大幅にアップする。



ジョニー・デーモンの再来なるか、
注目である。





【2】編集後記
遂にマー君の移籍が決まりましたね。

連日、様々な報道が流れておりますが、

一番印象に残ったのが、イチローのコメント。


『ヤンキースがどんなオファーを提示したか

という事よりも、このオファーを受けた事への

覚悟と自信に敬意が払われるべきだろう。

志のある人間にとっては最高の場所なの

ではないか』



さすがは、日々ピンストライプの重圧と

戦う男の言葉です。

今回の移籍で一番浮かれているのは、

日本のメディアなのかもしれませんね。

2013年オフに成立した契約を振り返って ~その2~【カルロス・ベルトラン】野球人No.363

Carlos Beltran 契約 

【1】今日の野球人
[選手名]カルロス・ベルトラン
[ポジション]ライト
[チーム]ニューヨーク・ヤンキース
[背番号]36
[生年月日]1977/4/24
[2014年シーズン年俸]1500万ドル






2013年の開幕前、ヤンキースの外野構想は
左翼ガードナー、中堅グランダーソン、
右翼イチロー、4人目の外野手としてウェルズ
といった布陣であった。



どうやら来季はガラッと変わりそうだ。
12月初旬にジャコビー・エルズベリーと、
カルロス・ベルトランをそれぞれFAで獲得。
これで左翼ガードナー、中堅エルズベリー、
右翼とDHを、ベルトランとソリアーノで
交互に入れ替え、5番目の外野手として
イチローが控える布陣となった。



久々に、他チームが羨む(呆れる?)ほどの
積極補強を見せたヤンキース。今日は、
ライトを守る予定のベルトランの契約を
振り返ってみたい。



4月に37歳を迎えるスイッチヒッターは、
メジャー16年の大ベテランだ。昨シーズンは
主に2番に座り、カージナルスのナ・リーグ
制覇に大きく貢献したと言えよう。

Carlos Beltran 契約2 


ベルトランが残した功績は、とても眩い。
オールスター出場7回、ゴールドグラブ賞3回
シルバースラッガー賞2回。さらには通算で
300本塁打300盗塁もクリアしており、
一時代を築いた5ツールプレイヤーである。



ただ現在のベルトランは、かつてのプレー
スタイルとは大きくかけ離れている。加齢と
度重なるヒザの故障は、ベルトランから
スピードを奪ってしまった。




ここ数年、2ケタ盗塁すらも厳しくなってきて
おり、守備範囲も年々狭まってきている。


Carlos Beltran 契約3 

しかしベルトラン自身、現状の自分を正しく
認識している。スピードとディフェンスを
捨て、パワー志向にモデルチェンジしつつ
あるのだ。
かつての5ツールプレイヤーの姿は
もう望めないものの、一発のあるクラッチ
ヒッターとして、メジャーに生き残った。



20~25本塁打、OPS.800~850
何とか維持できており、あと数年はこの数字を
クリアできるのではないだろうか。



ヤンキースと交わした契約は、
3年総額4500万ドル。



契約終了時は39歳となっており、DH専任と
なっている可能性が高い。
慢性的になって
しまったヒザの故障により、さらに守備範囲は
狭くなってしまうだろう。ナ・リーグ球団が
獲得に及び腰になった理由の一つだ。



DHとライトを分け合うことになる、
ソリアーノもまた、守備に不安があり、
球団としては、守備の良いイチローを
手放せない。



多くの球団が2年という契約を提示する中、
ヤンキースが提示した3年というのは、
ベルトランにとって、とても良い条件だ。
40手前の選手に3年の契約を提示できるのは
一部の金満球団だけである。



ただこの契約は、比較的リスクは少ない。
最悪、DHという選択肢があるうえ、
ベルトランには勝負強さが備わっている。



最後の一花を咲かせる為、ベテランらしい
いぶし銀の活躍に期待したい。

Carlos Beltran 契約4 




【2】編集後記
火曜日の夜は、久々に遅くまで

飲みました。

所属している団体の諸先輩方に連れられ、

煌びやかな夜の街へ・・・。

当たり前ですが、平日のど真ん中に、

深酒すると、翌日辛いです(笑)

20代前半の頃は何ともなかったの

ですが!(笑)

ただ、久々にネオン街に身を委ねる感覚が、

懐かしく、とても楽しかったです^^

2013年オフに成立した契約を振り返って ~その1~【ブライアン・マッキャン】野球人No.362

Brian McCann 入団 

【1】今日の野球人
[選手名]ブライアン・マッキャン
[ポジション]キャッチャー
[チーム]ニューヨーク・ヤンキース
[背番号]34
[生年月日]1984/2/20
[2014年シーズン年俸]1700万ドル





オフシーズンの愉しみは、やはりストーブ
リーグである。
1月も半ばを過ぎ、戦力補強に
成功しているチーム、
選手の流出により
戦力ダウンしてしまったチーム、色合いが
はっきりと分かれてきた。



そこでこのオフに纏まった主な契約を、数回に
分けて書いていこうと思う。



まずは、ヤンキースと5年総額8500万ドル
で契約を交わしたブライアン・マッキャン。



1984年生まれの29歳。昨シーズン、
捕手不在に泣いたヤンキースが、オフになると
真っ先に口説いた恋人である。現役時代に
名捕手であったジラルディ監督も、まずは
一安心といったところか。



アトランタ・ブレーブスで8年間正捕手を
務め、数多くの一流投手の球を受けてきた。
しかしマッキャンの売りは、何と言っても
その打撃力だろう。



パワフルかつコンパクトな打撃で昨年も
20本塁打をクリア。これで6年連続20本
以上、8年連続18本以上である。

Brian McCann 入団2 

選球眼もまずまずで、四球率、空振り率も
合格ライン。決して不器用な打者ではない為、
初めてのアリーグでも、十分アジャストできる
のではないだろうか。6番あたりに座れば、
非常に怖い打者である。



肝心の守備の方は、近年低下傾向だ。
20代前半の頃は攻守で鳴らしていたが、
勤続疲労による故障がたたり、怪我を
頻発し始めた。中でも右肩の手術歴が
気がかりだ。ただ、投手とのコミュニケー
ション能力は非常に高く、クセのある投手と
上手く折り合いをつける事には長けている。




また最近では、この男のファイティング・
スピリッツ
を目にする機会が増えてきた。
ブレーブスでは古株になってきた事もあり、
若い投手を激励する姿や、相手チームと派手に
怒鳴り合う姿が目立ってきた。



これはリーダーとしての自覚の現れだと思うが
色々と『ややこしい』ニューヨークにおいて、
彼のキャラクターがどの様に作用する
だろうか。

口論

ともあれ気の早いファンは、黄金時代にマスク
を被った強打の捕手、ホルヘ・ポサーダに、
その姿を重ねることだろう。




契約終了時には34歳。ここ数年怪我による
欠場が増えているが、30代半ばまではマスク
を被り続けられるはず。



年平均1700万ドルは、相場からみるとやや
割高感はあるが、その分リスクを抑えた5年
契約にしたのだろう。



ジラルディ監督の『捕手論』を身につけ、
ますます良い捕手になって頂きたい。







【2】編集後記
消費税増税に備え、社内の在庫管理

システムを入れ替えます。

どうやらあと数か月はこの作業で、

潰れそうです^^;

もちろん、私だけでなく

社員達にも慣れてもらわなければ

ならない為、マニュアル作りも

必須です。

いやいや、忙しくなりそうです・・・。


長期契約を結んでおきたい若手たち ~その9~【ダニー・サラザール】野球人No.361

Danny Salazar 長期契約2 

【1】今日の野球人
[選手名]ダニー・サラザール
[ポジション]ピッチャー
[チーム]クリーブランド・インディアンズ
[背番号]31
[生年月日]1990/1/11
[2014年シーズン年俸]48万ドル




昨シーズン、インディアンズから一人の
速球派投手がデビューした。
非常に伸びしろを感じるドミニカ人、
ダニー・サラザールだ。



24歳の痩身の男は、昨年7月にメジャー
デビュー。100マイル近い速球と切れ味鋭い
スライダー
を武器に、ローテーションに定着。
レギュラーシーズン10試合、全て先発で
出場し、

52イニング 2勝3敗 防御率3.12
65奪三振 WHIP1.13

サンプル数は少ないものの、なかなか立派な
成績を残した。



そして監督のフランコーナは、このルーキーに
大役を任せた。プレーオフのワイルドカード
同士の対決で、サラザールを先発に指名した
のだ。



残念ながら、結果は打ちこまれて敗れて
しまったのだが、チームの期待の大きさを
表す抜擢であった。

Danny Salazar 長期契約 


課題はまだまだたくさんあるものの、
将来のインディアンズを担う投手である。
もちろん、この逸材と早めに長期契約を
交わしておく事に越したことはない。



インディアンズは、エースのマスターソンと
現在年俸交渉の真っ最中である。チームは
このシンカーボーラ―と長期契約を模索して
いるのだが、合意に至るかは5分5分だろう。
金額的には、1年あたり1200万ドル×4年
といったラインか・・・。

Masterson2.jpg 

最悪トレードとなってしまうのだが、
そうなった場合は大きく戦力がダウンして
しまう。既に先発投手であるカズミヤーが
FAでアスレチックスに移籍。同じくFAと
なったヒメネスも残留の可能性は、
ほぼゼロ
に近い。




やはりスモールマーケットの球団は、
若手の底上げが必須だ。そして残った
先発投手たちは、粒ぞろいだがなかなか
良い素材である。



スコット・クルーバー
ザック・マッカリスター
トレバー・バウアー
そして、サラザール




彼らの成長なくしてインディアンズの勝利は
ない。ともあれ2013年は7年ぶりに
プレーオフに進出したインディアンズ。
来季も同様の結果を残すには、1にも2にも
投手力の強化しかないだろう・・・。





【2】編集後記
先週末から、寒さが本格的に

厳しくなってきましたね。

ノロウィルスも猛威を振るっていますし、

私の母親も、インフルエンザに

かかりました;;

皆さんも、どうぞお気をつけて!

長期契約を結んでおきたい若手たち ~その8~【ジェイソン・キプニス】野球人No.360

 Jason Kipnis 長期契約

【1】今日の野球人
[選手名]ジェイソン・キプニス
[ポジション]セカンド
[チーム]クリーブランド・インディアンズ
[背番号]22
[生年月日]1987/4/3
[2014年シーズン年俸]50万ドル





クリーブランド・インディアンズは、
トレード巧者のチームと言われている。



ドラフト指名した若手を育てるよりも、
他チームのマイナーリーガーを連れてくる
方が上手い。
特に3Aクラスの若手を、
インディアンズ独自の査定システムで分析し、
メジャーで活躍させることに長けている。



このチームの資金力は、お世辞にも裕福とは
いえない。なので毎年毎年、大物選手をFAで
補強する事は、到底無理なのである。その為、
上記のような方法で、他チームの
眠っている
逸材を上手に見つけ、活用している。




その反面、自軍がドラフトで獲得してきた
選手の育成は、ここ数年上手くいっていない。
ドラフトの指名の順番もそこそこいい位置に
つけているはずのに、なかかな育ってこない。




ただそんな中、久々にインディアンズが
ドラフト上位で獲得してきた選手が、台頭
してきた。走攻守揃ったセカンド、
ジェイソン・キプニスである。



2012年にレギュラーに定着した26歳だ。
30盗塁は確実な足と、シュアなバッティング
が持ち味で、順調に育てばフィリーズの
チェイス・アトリーの様なセカンドになれる
と見られている。

Jason Kipnis 長期契約3 

2013年は、インディアンズ打撃陣が揃って
不調だった中、キプニス一人が気を吐いた
印象であった。打撃スタイルは、典型的な
『じっくり型』。ボールの見極めも良く、
選球眼も非常に良い。



そして昨年は遂に、オールスターに選出。
レギュラーシーズンでも3番セカンドの定位置
を確保し、名実共に将来のインディアンズを
背負って立つ選手へと成長した。

Jason Kipnis 長期契約4 

ちなみにキプニスが年俸調停権を得るのは
今シーズンオフ。ただ、インディアンズは
今まで、
『こいつだ!』と狙いを定めた選手
年俸調停権を得る前に、長期契約を交わして
きた。グレイディ・サイズモア、カルロス・
サンタナ等がそうであった。



なので、このキプニスも今シーズン中に契約を
交わす可能性が高い。恐らく既に水面下では
契約交渉が始まっているだろう。



キプニスは華やかさはなく、やや地味な
アスリートではあるが、きっちり仕事をこなす
職人タイプだ。玄人好みの良いセカンドになる
のではないか。

  




【2】編集後記
消費税増税前までに車を購入するので、

今日はディーラーに行ってきました。

車種は決まっているので、今日は営業マンと

軽く打ち合わせ。

色々とオプションをつけた状態で、

いざ見積もり!

見積書を持って帰ってきましたので

これからゆっくり考えて、

交渉していきたいと思います。

長期契約を結んでおきたい若手たち ~その7~【ブライス・ハーパー】野球人No.359

Bryce Harper 長期契約4  

【1】今日の野球人
[選手名]ブライス・ハーパー
[ポジション]ライト
[チーム]ワシントン・ナショナルズ
[背番号]34
[生年月日]1992/10/16
[2013年シーズン年俸]215万ドル





ワシントン・ナショナルズは、投打に最高の
逸材を抱えている。そう、スティーブン・
ストラスバーグとブライス・ハーパーだ。



投打に10年に1人の逸材と呼ばれる選手が
所属し(それも20代半ば!)、このチームの
将来への展望は非常に明るい。

Bryce Harper 長期契約2 

ただ、昨日のコラムにも書かせて頂いたが、
このチームの財力は『中の上』程度。
なので、この2人がFAの権利を得る前の、
それもなるべく早い時期に長期契約を
交わしておきたい。



ハーパーは、メジャー2年目の昨シーズン、
投手のマークが厳しくなった中でも立派な
成績を残した。数字自体は昨年からやや微増
程度であったものの、注目すべきは四球率や
出塁率の増加だろう。あらためて、野球IQの
高さ
を印象付けたシーズンだった。


Bryce Harper 長期契約3 

そしてこの男の、ビックマウスぶりや、
先輩メジャーリーガーにも全く怯む事のない
不遜な態度も、今や全国区となった。



さらにハーパーは学生時代から
『ヤンキースでプレーして、殿堂入りする』
と語っており、常にスポットライトを浴び
続ける事を望んでいる。野心もケタ違いだ。




そういった価値観の持ち主である為、
中規模球団であるナショナルズに対して、
どのぐらいの
ロイヤリティー(忠誠心)がある
のか、疑問が残る。



首都ワシントンが本拠地ではあるが、ハーパー
のキャラクターから考えると、ニューヨークや
ロサンゼルスのような華やかな街がマッチ
するような気もする。



ともあれ今季は、新監督であるマット・
ウィリアムズを招聘し、新たな船出となる
ナショナルズ。そして
ウィリアムズが、この
不遜な暴れ馬をどの様に操縦するかが見もの
である。



現役時代、ウィリアムズはボンズと3番4番を
組んでおり、
こういったアクの強いキャラ
クターの扱いにはなれているはず。意外に
元強打者という事もあり、ハーパーとウマが
合うのかも・・・。


Bryce Harper 長期契約 



【2】編集後記
『ビッグマウス』『不遜な態度』

といえば、色んなアスリートを

思い浮かべます。

バンクーバーオリンピックで

一躍有名になった、スノーボードの

國母和宏くんも、なかなか不遜でしたね。

記者会見での『チッ、うるせーなぁ』は、

多くのマスコミの餌食にされてしまい

ましたが。

私は個人的に、こういったアスリートは

嫌いではないです。

但し、文句を言えないぐらいの抜群の結果を

出していれば、ですが。

長期契約を結んでおきたい若手たち ~その6~【スティーブン・ストラスバーグ】野球人No.358

Stephen Strasburg 長期契約 

【1】今日の野球人
[選手名]スティーブン・ストラスバーグ
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ワシントン・ナショナルズ
[背番号]37
[生年月日]1988/7/20
[2014年シーズン年俸]397万ドル





2013年、ワシントン・ナショナルズは
ナ・リーグ東地区2位の86勝76敗という
成績でシーズンを終えた。



前年は98勝を挙げて地区優勝をしており
開幕前はワールドシリーズ進出さえ夢では
ないと言われていた。その為、この結果は
いささか期待はずれだったと言えよう。



それでも、このチームの先発投手陣は、
やはりメジャートップクラスである。

ジオ・ゴンザレス
ジョーダン・ジマーマン
スティーブン・ストラスバーグ


この3本柱は、昨年も堅実にローテーションを
守った。先発4番手の左腕、デトワイラーが
怪我で離脱したのが誤算ではあったが、
来季も引き続き、期待が持てる投手陣だ。



中でも2010年に入団したスーパースター、
ストラスバーグは、今やメジャーを代表する
投手へと成長した。昨年は勝ち星に恵まれず、
わずか8勝どまりだったものの、相変わらずの
豪腕ぶりで191個の三振を奪い、高い潜在
能力を見せつけた。

Stephen Strasburg 長期契約2 

気になるストラスバーグとナショナルズの
契約だが、現状2016年いっぱいまで。
そして、ストラスバーグは既に年俸調停権を
取得しており、2014年は397万ドルという
年俸でプレーすることになっている。



ただ、ナショナルズの財力は『中の上』
程度。湯水の様に使えるほどの財力はない。



今後10年、間違いなくサイヤング賞候補の
常連になるであろう、ストラスバーグ。
ナショナルズは何としてでもこの豪腕と長期
契約を結ばなければならない。もちろん、
FA権を取得する前にだ。



仮に契約交渉が決裂し、FA市場に出て
しまえば、ナショナルズに勝ち目はない
だろう。ドジャース、ヤンキースという金満
球団が、札束構成で引っこ抜くのは目に
見えている。



ストラスバーグをはじめ、抜群のポテンシャル
を秘めた選手が多いナショナルズ。
このチームが黄金時代を築くためには、絶対に
彼らを流出させてはいけない。



投打の柱が若いうちに、何としてでも長期契約
を結んでおきたいところだ。

Stephen Strasburg 長期契約3


【2】編集後記
元F1レーサーのミハイル・

シューマッハ氏。

昨年末、スキーで転倒して頭部を

強打。今も昏睡状態が続いています。

状況としては、非常によくないとの事。

同じく天才レーサーだったアイルトン・セナも

1994年にこの世を去っています。

我々は、2人もの偉大なレーサーを失って

しまうのでしょうか。

私を含め、世界中のファンが、

『皇帝』の復活を信じています。

長期契約を結んでおきたい若手たち ~その5~【ジェイソン・ヘイワード】野球人No.357

Jason Heyward 長期契約4 

【1】今日の野球人
[選手名]ジェイソン・ヘイワード
[ポジション]ライト
[チーム]アトランタ・ブレーブス
[背番号]22
[生年月日]1989/8/9
[2013年シーズン年俸]365万ドル





今、ナ・リーグ東地区が面白い。
この地区は、長年トップに君臨し続けた
フィリーズ王朝が、2年前に崩壊。代わって
ナショナルズとブレーブスが着実に力をつけて
きており、今や戦国時代へと突入した。



シーズン開幕前は、ナショナルズが有利と
されていたものの、蓋を開けてみれば
ブレーブスが独走。ほぼシーズンを通して
地区首位を譲らず、余裕のゴールインで
あった。



ブレーブスは実に8年ぶりの地区優勝。前年、
チームの顔であったチッパー・ジョーンズが
引退し、新生ブレーブスとして生まれ変わった
シーズンだったと言えよう。



主力選手も随分と入れ替わった。
若い先発投手が台頭し、抑えのキンブレルは、
今やメジャーNo.1クローザーへと成長。
将来が楽しみな若手でひしめいている。



そして若手の一人、ジェイソン・ヘイワードは
最も期待されている選手の一人だ。



2007年ドラフト1位で入団したヘイワード
は、抜群の身体能力で、ケン・グリフィーJr
の再来
と言われている。もちろん、引退した
ジョーンズに代わるチームの顔は、このヘイ
ワードしかいない。

Jason Heyward 長期契約3 

しかし、大きな期待を背負いながらも、
今ひとつ殻が破れず、既に4年が経過して
しまった。
この男が秘めているポテンシャル
から考えれば物足りない成績で、何とも
もどかしい状態が続いている。



ヘイワードがFAの権利を得るまで、まだ
2シーズンある。とは言うものの、そろそろ
チームとしても長期契約を視野に入れつつ
交渉に入っていく時期だろう。



そもそもブレーブスというチームは、財政的に
そこまで裕福なチームではない。
昨年オフに
積極的な補強をした反動で、今年はやや
控えめなオフになるだろう。



そうなるとやはり、ヘイワードのような若手を
じっくりと育てながら、早い段階で安く長期
契約をする
という手法がベストになってくる。



ともあれ、将来のブレーブスを背負うのは、
このヘイワードである。そしてヘイワードの
才能が完全に開花したとき、ブレーブスの
黄金時代がやってくるのだろう。



Jason Heyward 長期契約 




【2】編集後記
カーショウが、ドジャースと

天文学的な金額で、7年契約を結びました。


いやいや、ドジャーズの財力は

凄まじいですね。


私もロサンゼルスに住んでいたので、

一応ドジャースファンではありますが、

正直、当時のチームとは全く別物です。


まぁ、ロサンゼルスの人間たちは

こういったド派手な事が好きなので

大いに喜んで入ると思いますが・・・。

ただ、私はピーター・オマリーが

オーナーで、ラソーダが監督を務めていた

時代が好きですけどね^^;

長期契約を結んでおきたい若手たち ~その4~【クレイグ・キンブレル】野球人No.356

Craig Kimbrel 調停2 

【1】今日の野球人
[選手名]クレイグ・キンブレル
[ポジション]ピッチャー
[チーム]アトランタ・ブレーブス
[背番号]46
[生年月日]1988/5/28
[2013年シーズン年俸]65万ドル






2013年、最強のクローザーであった
マリアノ・リベラがマウンドを去った。



カットボールだけで652セーブを築き上げ、
現役最後のシーズンも44セーブを記録。
43歳になってもなお、その投球術は衰える
事を知らず、多くのファンが早すぎる引退を
惜しんだ。

Mariano Rivera 引退

今後も、リベラを越えるクローザーはしばらく
出てこないだろう。リベラの存在は既に
『神の領域』であり、あまりに偉大すぎる。



ただし、リベラの存在に近づく事ができ
そうな若者が、一人だけいる。
そう、アトランタ・ブレーブスの
クレイグ・キンブレイルだ。



スリークォーターから投じる4シームは脅威の
回転数を誇り、打者の手元で浮き上がる。
球速も最速100マイルを越え、この4シーム
でガンガン三振を奪うことができる。

Craig Kimbrel 囲い込み3 

投球の7割近くがこの速球で、あとの
3割がカーブに近いスライダー。そして
このスライダーがまたやっかいで、打者の
手元で面白いように曲がっていく。



昨年は、史上2番目の速さとなる
24歳346日で通算100
セーブを記録。
さらには、新人の年から3年連続で
40セーブ以上&セーブ王
という、
とんでもない記録を残した。



リベラが去った今、メジャーNo.1
クローザーの称号は、間違いなく
キンブレルのものとなった。




そんなキンブレルだが、先日年俸調停の
権利を取得した。FAまであと3シーズン
あるものの、今年の年俸はグッとアップし
そうだ。ブレーブスとしても、そろそろ長期
契約を結んでおかないと、キンブレルの
価値がどんどん上昇してしまうだろう。



もう水面下では交渉中だと思うが、今の段階で
既に1年1000万ドルの価値はあるだろう。

Craig Kimbrel 調停 

ただクローザーというのは、非常に過酷な
職場環境だ。肉体的にも精神的にも酷使
される為、非常に怪我のリスクが高い。
キンブレルがリベラの様に、15年以上
第一線でクローザーを務められるかどうかは
わからない。クローザーとの長期契約は
かなりのリスクが伴うのだ。



ブレーブスの資金力も中規模程度である為、
としても判断が難しいところだ。



個人的には、球団の顔としてリベラのような
『フランチャイズ・クローザー』の道を歩んで
頂きたいのだが・・・。




【2】編集後記
消費税増税に伴い、我が社の

在庫管理ステムを入れ替えます。

ただやっぱり、今まで使い慣れたモノを、

変えるという事は、ストレスを伴います。

なので変更作業の方も、どうしても後回しに

なってしまいます。

いやいや、これではいかんなぁ~と

思いつつも・・・。

3月末に大慌てする事のないように


がんばります^^;

長期契約を結んでおきたい若手たち ~その3~【クリス・アーチャー】野球人No.355

 Chris Archer 囲い込み1

【1】今日の野球人
[選手名]クリス・アーチャー
[ポジション]ピッチャー
[チーム]タンパベイ・レイズ
[背番号]22
[生年月日]1988/9/26
[2014年シーズン年俸]48万ドル




昨日のコラムにも書かせて頂いたが、
タンパベイ・レイズのマイナー組織は本当に
素晴らしい。特に、先発投手の育成力は
メジャーNo.1
と言っても過言ではない。



毎年の様に、若くて力のある先発投手を
輩出しており、これがレイズ最大の強みに
もなっている。この強みは、本当に大きい。
これはすなわち、先発投手がFAになった際に
無理に引き止める必要がない
、と言う事だ。



スコット・カズミヤー
マット・ガーザ
ジェームズ・シールズ


彼らは、レイズで大活躍した先発投手たちだ。

JAMES SHIELDS トレード 

彼らは、怪我さえなければ、どのチーム
に行っても先発3番手以内に入る投手たち
であった。そんな彼らでさえ、
FAが近づくと
躊躇することなく放出された。



GMのアンドリュー・フリードマンは、彼らが
いなくても、先発ローテーションをきちんと
まわせる自信があったのだ。何せ、才能のある
若手先発投手が、次から次へとマイナーから
上がってくるのだから。



そして昨シーズンもまた一人、有能な先発
投手が
メジャーに昇格した。25歳の右腕、
クリス・アーチャー
である。

Chris Archer 囲い込み2 

速球とスライダーの2ピッチスタイルだが、
どちらのボールもかなり威力がある。
特に4シームは、平均95マイル近くで
伸びがある。



昨年は、6月にローテーションに定着し、
5戦連続でクオリティスタートという、抜群の
安定感を披露した。しかもそのうち2戦は
無四球完封勝利というおまけつき。



シーズンを通して活躍するには球種を増やす
必要があるものの、これからが楽しみな
逸材である。



もちろんこのアーチャーも、昨日のマイヤーズ
同様、
早めの長期契約を提示されてもおかしく
はない。年俸調停権を得るまであと2年ほど
あるが、それまでにフリードマンが囲い込む
可能性は十分ある。



チームは現在、エースのデビッド・プライス
との契約交渉に入っている。だが大方の
予想では、トレードに出されるとの見方
が強い。



前述のカズミヤーやシールズ同様、
無理して引きとめる必要がないからだ。
もちろん、プライスほどの投手なので
チームに残留することがベストなのだが、
1500万ドル近く払う余裕はないだろう。

David Price トレード 

ともあれ2014年は、また新たな先発
ローテーションになりそうなレイズ。
アーチャーが先発3番手以内に食い込んで
くるとレイズの投手力はより強固になる。



そして例年通り、きっと新たな投手がマイナー
から上がってくるのだろう・・・。




【2】編集後記
昨晩は所属している団体の

懇親会があり、かなり飲みました^^;

飲んで帰ってきてから、このコラムを

書いています・・・。

眠いし、酔っ払っています(笑)

でも、毎日配信するという、

読者との約束は守りますので。。。

長期契約を結んでおきたい若手たち ~その2~【ウィル・マイヤーズ】野球人No.354

Wil Myers 囲い込み  

【1】今日の野球人
[選手名]ウィル・マイヤーズ
[ポジション]ライト
[チーム]タンパベイ・レイズ
[背番号]9
[生年月日]1990/12/10
[2014年シーズン年俸]48万ドル





タンパベイ・レイズほど、チーム作りが
長けているチームはない。球界最低
レベルの財政力
ながら、毎年優勝争いを
繰り広げている。
それも、メジャー屈指の
激戦区であるア・リーグ東地区でだ。



チーム作りが成功している要因は、
アンドリュー・フリードマンという、
天才GMの手腕が大きい。

andrew friedman 囲い込み 

マイナー組織の育成力の素晴らしさ、
有望株の才能を見抜く『目利き力』、
若手選手をひるむことなく起用する環境。

アスレチックスと並び、スモールマーケットの
球団経営のお手本である。



もちろん、『こいつだ!』と目をつけた若手
選手には、早い段階で思い切った長期契約を
交わす手法もレイズ流。なかには、メジャー
昇格直後に結んでしまうケースすらある。



22歳のウィル・マイヤーズは、昨年、
見事に新人王を獲得した。
この男は、先発2番手であったジェームズ・
シールズを放出して獲得した逸材だ。


Wil Myers 囲い込み2 

スリムな体型ながら、抜群の長打力を発揮。
体の回転を生かした個性的なスウィングで、
初級から積極的に振っていく。リスト(手首)
の方もかなり強いようで、反対方向へ強烈な
打球を飛ばす事もできる。



もちろん、フリードマンGMも、マイヤーズ
との長期契約を模索しているだろう。
マイヤーズが年俸調停権を得るまで、
あと2年ある。
すなわちこれは2015年
いっぱいまで、球団側が提示した
金額でマイヤーズを使えるという事。



だが近年、年俸調停権を得る前の若手と、
安い金額で長期契約を結ぶケースが増えて
いる。そしてこれは、レイズお得意の手法。
今年中に、フリードマンがあっと驚く長期
契約を提示しても、おかしくはない。



ちなみにマイヤーズは打席で、ヒジ当ては
おろか、リストバンドやバッティンググローブ
さえつけていない。
このクラッシックな
スタイル
は、ファンの間でも好評との事。


Wil myers 囲い込み 3 

ただ、有望な若手だけに、デッドボールによる
怪我は怖いのだが・・・。きっとフリードマン
GMも、マイヤーズにプロテクター装着する事
を願っているかも・・・。




【2】編集後記
連休中に美容院に行き、

久々にパーマをかけました。

周囲の評価も上々で、満足しています。

ずっと短髪だったので、パーマをかける

のは、もの凄く久しぶりでした。

これからもこういった、ちょっとした

『遊び心』を大切にして、仕事に

も生かしていければと思ってます。

長期契約を結んでおきたい若手たち ~その1~【マイク・トラウト】野球人No.353

 Mike Trout 囲い込み2

【1】今日の野球人
[選手名]マイク・トラウト
[ポジション]センター
[チーム]ロサンゼルス・エンゼルス
[背番号]27
[生年月日]1991/8/7
[2013年シーズン年俸]51万ドル





強豪チームを作り上げるためには、大雑把に
言って、2通りあると考えられている。




1つ目の手法は至ってシンプルで、FAで
実績のある選手を獲得し、スターティング
ラインナップに並べる事。
他のチームから
主力選手を引っ張ってくる為、同時にライバル
を弱体化する事も可能だ。

Angels FA補強 

要するに、カネにモノをいわせた力技だ。
当たり前だがこの手法には、それ相応の
財力を要する。その為、スモールマーケットの
球団には絶対に不可能な戦略。
主にヤンキース、ドジャース、エンゼルスが
得意とする手法だ。



もう1つは、ドラフトやトレードで獲得して
きた若手有望株をコツコツと育て上げて、
メジャーで活躍させる手法。
いわゆる
『育てて勝つ』と呼ばれる戦い方。



これには、スカウトの目利き力と、
マイナー組織の育成力
が問われる。主に
財力に乏しい球団がこの手法を用いる。
レイズ、アスレチックス、ロイヤルズが
代表的だろう。



もちろんベストなのは、これらの手法を
バランス良く取り入れる事なのだが、これが
また難しい。



マイナー組織を充実させつつ、FAで弱点を
補強する。言葉にすれば簡単だが、この事を
継続して実践し、結果を出し続けているのは
カージナルスぐらいか・・・。



エンジェルスに至っては、完全に負のスパイ
ラル
に入ってしまった感がある。



抜群の資金力でスター選手を引っ張ってくる
ものの、全く勝利に結びついていない。
マイナー組織も枯渇し、将来の展望も暗い
状況。さらには、プホルス、ハミルトンらの
長期の巨額契約が足かせとなって、若手との
契約にも支障が出てきた。



本来であれば、最高の5ツールプレイヤーで
あるマイク・トラウトと、一刻も早く長期契約
を結びたいところだがなのだが・・・。

Mike Trout 囲い込み3 

2013年も抜群の成績を残したトラウト。
怪我さえなければ2014年も良い結果を
残すのは目に見えている。



早く契約を結んでおかないと、ますます
金額が上昇してしまうだろう。



プホルスとの10年契約よりも、この22歳と
10年契約を結んでおけばよかったと後悔
しても後の祭り。今のエンゼルスは、高年俸の
選手を放出してでも、トラウトと長期契約を
結ぶべきだろう。



エンゼルスが本気でトラウトをフランチャイズ
プレイヤーに育てるつもりがあるのなら、
だが・・・。

Mike Trout 囲い込み4 



【2】編集後記
ついにA-Rodに対する

判決が出ましたね・・・。

『2014年シーズン、全試合出場停止』

この判決が重いのか、軽いのか、

とり方は人それぞれでしょう。

ただ、A-Rod側は徹底抗戦の構えで

連邦裁判所で決着をつけるそうです。

う~む、これ以上、惨めな姿を見たくない

ですね・・・。

トレード話がつきまとう男たち ~その5~【ジャンカルロ・スタントン】野球人No.352

 giancarlo stanton トレード1

【1】今日の野球人
[選手名]ジャンカルロ・スタントン
[ポジション]ライト
[チーム]マイアミ・マーリンズ
[背番号]27
[生年月日]1989/11/8
[2013年シーズン年俸]53万ドル






『宝の持ち腐れ』というのは、
まさにこのことを言うのだろう。



今やメジャー屈指の大砲へと成長した
ジャンカルロ・スタントン。



ボディービルダーのように鍛え抜かれた
肉体は、まさに彫刻のようだ。昨年は
通算400試合で100号本塁打に到達。
これは史上8位タイのスピードだ。


Giancarlo Stanton トレード4 


正真正銘のパワーヒッターであり、長い
リーチを生かしたバッティングで、反対方向
にも本塁打を飛ばす。



昨年もハムストリングを痛めて、
2年連続で故障で戦列を離れながらも
チームトップの本塁打と打点を記録。
将来が楽しみな24歳である。



ただ、所属チームがマイアミ・マーリンズ
ということもあり、モチベーションの維持には
相当苦労している事がうかがえる。とにかく
この球団の方向性は、コロコロと猫の目の様に
変わる。



ド派手な補強をしたと思えば、あっという間に
主力選手を放出する事も、このチームお家芸の
一つ
になってきた。



そんな状況の中、マーリンズはスタントンの
放出だけは否定し続けているが、真意の程は
わからない。
実際のところ、交換相手次第で
トレードに応じる可能性は十分あるだろう。



実際、レッドソックスがスタントンを狙って
いるとの噂もある。
有望株がひしめくレッド
ソックスではあるが、パワー系の若手外野手は
やや手薄な状況。ベテランのビクトリーノ、
ゴームズの後継者として、
20代のスタントン
はまさにうってつけの人材である。

giancarlo stanton トレード3 


そのほか、資金力のある強豪球団も、交換相手
さえ整えば、獲得のオファーはガンガン出して
いくだろう。



ともあれ、スタントンという宝が腐らない
うちに、常勝球団に放出して頂きたい所
である。この24歳は、とてつもない可能性を
秘めているのだから。






【2】編集後記
年末に作った、自宅の書斎の

ホームシアターですが、なかなか

良いできばえに満足しています。

今週の連休に備え、色々とDVDを

借りてきました。

ゆっくり鑑賞したいところですが・・・。


子供たちの相手をしないといけないので

難しそうです・・・^^;


トレード話がつきまとう男たち ~その4~【ブランドン・フィリップス】野球人No.351

Brandon Phillips トレード5 

【1】今日の野球人
[選手名]ブランドン・フィリップス
[ポジション]セカンド
[チーム]シンシナティ・レッズ
[背番号]4
[生年月日]1981/6/28
[2014年シーズン年俸]1100万ドル







メジャーリーグで活躍する男たち。
彼らの多くは少年時代に『野球の天才』
言われ続けて育ってきた。



そんな男たちが世界各国から何十万人と
集まり、
頂点であるメジャーリーグを目指す
のだ。
天才同士が競争を繰り広げる、熾烈な
環境である。



そんな彼らのパーソナリティーは、たいがい
プライドの塊で、負けん気が強く、自己主張も
激しい。

口論 

むしろ、そうでなければ生き残れない。



そして監督、コーチは、そんな『強烈な個性』
を持った男たちをマネージメントし、勝利へと
導いていかなければならないのだ。




シンシナティレッズのスター選手。
ブランドン・フィリップス。



フィリップスの魅力は何と言ってもド派手な
守備。抜群の身体能力を生かしたアクロ
バティックな守備でゴールドグラブ賞
4度獲得。
まさに『客を呼べる守備』
シンシナティのファンを虜にしている。

Brandon Phillips トレード1 

また、パワーあふれる打撃で8年連続で
17本塁打以上。
昨年は主に4番打者として
自己最高の103打点を記録。出塁率は低い
ものの、それを補って余りある打撃力だ。



ただこのフィリップスも、扱いが難しい
選手の一人だ。



明るく陽気なキャラクターなのだが、かなり
気性が激しい。相手の挑発の言葉に対しても
敏感に反応し、逆上する事もしばしば。
昨年は、フィリップスの出塁率が低い事を指摘
したテレビ解説者にキレて、
テレビ局に乗り
込んだほど。

Brandon Phillips トレード4 

球団としてもフィリップスの扱いに手を
焼いているのは事実であり、
トレードの噂は
絶えない。もちろん、実力の方もズバ抜けて
いる為、
引き合いは多い。



先日は、カノが抜けたセカンドを埋める為、
ヤンキースからトレードの打診があった。
結局、交換相手が折り合わず破談となって
しまったが、現時点でカノの代役が務まる
セカンドは、このフィリップスぐらいしか
いないだろう。



ともあれ今のところ、2014年もレッズの
ユニフォームを着る事になりそうな
フィリップス。やはりこの男は、赤い
ユニフォームが良く似合う。




Brandon Phillips トレード2 





【2】編集後記
薬指にはめていた結婚指輪が

見当たりません!(笑)

嫁さんには既に話しましたが

もちろん怒られました~!

たぶん、正月に行った温泉だと

思います;;

これ以上機嫌を損なわないうちに

買いにいかねば!(笑)

トレード話がつきまとう男たち ~その3~【ハウィー・ケンドリック】野球人No.350

Howie Kendrick トレード2 

【1】今日の野球人
[選手名]ハウィー・ケンドリック
[ポジション]セカンド、サード
[チーム]ロサンゼルス・エンゼルス
[背番号]47
[生年月日]1983/7/12
[2014年シーズン年俸]935万ドル





アナハイムは、ロサンゼルスから南東に
50km弱に位置する。大都市ロサンゼルス
からハイウェイを車で飛ばせば1時間半も
あればついてしまう。



治安もロサンゼルスに比べれば良い方で、
比較的、貧困層も少なく安全な街だ。
そして何といっても最高の気候。一年中
温暖で、雨も少ない。

Anaheim 夜景 

この街を本拠地に置くエンゼルスは、最高の
環境
なのだ。アメリカ大陸の北部や中部に
本拠地を置く球団にしてみたら、羨ましい
限りだろう。



気候は良いし、人口は多い(客が良く入る)。
おまけに球団オーナーは金持ちだ。きっと、
貧乏球団のGMたちは、『この環境で勝てない
方がおかしいだろ~』
と思っているだろう。



しかしご存知の様に、プロスポーツの世界は
そんなに甘くはない。そしてここ数年、
エンゼルスの成績はかんばしくない状況だ。



カネをかけてライバルチームから選手を
引っこ抜いてきても、全く成績に直結して
いない。皮肉なことに、メジャー最低年俸
(48万ドル足らず)の若者たち
の方が、
溌剌とプレーしている。



そしてここにきて、エンゼルス一筋のフラン
チャイズプレイヤー、ハウィー・ケンドリック
にトレード話が持ち上がってきている。



メジャー通算8年の30歳だが、そのプレー
スタイルは渋く、玄人好みだ。



ケンドリックの打撃は非常にシュアだ。
コンタクト能力に長け、右打ちが抜群に
上手い。四球を選ばず、三振は多いが
穴のない打撃で、毎年3割近い打率を
残すことができる。


Howie Kendrick トレード1 

また、この手のタイプの選手は守備も
堅実だ。
主にセカンドを守るが、グラブさばき
やポジショニングも堅実。タイプ的には、
プラシド・ポランコに近いかもしれない。


Howie Kendrick トレード4

そんなケンドリックを球団は、トレード要員
として
考えている。理由は先発投手を
補強する為だそうだ。



エンゼルスファンとしては、こういったフラン
チャイズプレイヤーや若手をもっと大切に
育てて欲しいところだが、どうやらGMは
力技で引っ張ってくる手法に頼らざるを
得ない状況なのだろう。



ともあれ、ケンドリックを必要とする球団は
多いだろう。個人的には、今エンゼルスが放出
してはいけない選手だと思うのだが・・・。





【2】編集後記
昨日あたりから、かなり

冷え込んできましたね。

私は寒くなってくると、肩が痛くなって

くるのでストレッチが欠かせません。

イチロー ストレッチ 


そう、イチローお決まりの

このストレッチをやってます!(笑)

もちろん私がやっても、こんなに

カッコ良くないですけどね!(笑)

トレード話がつきまとう男たち ~その2~【アズドルバル・カブレラ】野球人No.349

Asdrubal Cabrera トレード3 

【1】今日の野球人
[選手名]アズドルバル・カブレラ
[ポジション]ショート
[チーム]クリーブランド・インディアンズ
[背番号]13
[生年月日]1985/11/13
[2013年シーズン年俸]1000万ドル





インディアンズGMである、
クリス・アントネッティは、現在難しい
決断に迫られている。



昨シーズン、このチームはフランコーナを
新監督を迎えて見事に生まれ変わった。
やや小粒ではあるものの、若手も順調に
育ってきている。

Chris Antonetti カブレラ 

ただ、クリーブランドという中規模都市を
本拠地に置いている為、財政的には決して
裕福ではない。
だからこそ、こういった
チームのGMは、限られた予算の中で、
いかに勝てるチームを作り上げるかが
問われる。そして、れこそがGMの腕の
見せどころでもあるのだ。




アントネッテイが迫られている決断
というのは、アズドルバル・カブレラの
トレードのタイミングだ。



2008年にレギュラーに定着したカブレラは
今やインディアンズの古株の1人である。
元々はアクロバティックな守備と小技が武器の
選手であったが、近年はパワーがついてきた。

Asdrubal Cabrera トレード2 

そしてインディアンズとカブレラの契約は
今年いっぱい。2014年の年俸は
1000万ドルである。




ただ昨年、打撃面で長い不調に陥り、
ショートの守備でも不安定な面をのぞかせて
いた。そろそろ伸びしろの限界が見えてきた
年齢でもあり、今年の1000万ドルという
年俸はやや割高な感もある。



カブレラの場合、インディアンズとの契約
延長は限りなくゼロに近い。
その為、
どのタイミングでトレードに出されるかが
注目されている。



今オフのFA市場には、スティーブン・
ドリューというショートがおり、この男も
まだチームが決まっていない。アントネッティ
としては、ドリューの動向に合わせてカブレラ
のトレード先を絞るつもりなのだろう。




楽天の田中のケースもそうだが、田中の
所属先が決まらない為、FA中のウバルド・
ヒメネスやアービン・サンタナといった投手
たちの所属先が決まらない。



ドリューや田中の所属先が決まれば、
他の選手たちが一気に動き出すだろう。 
そう、まるでドミノの様に。



ストーブリーグで繰り広げられる、
この微妙な駆け引きがたまらなく面白い。





【2】編集後記
もうすぐ9か月の次男が、つかまり

立ちができるようになってきました。

その為、色んなモノを触ったり、

口に入れたりするので、目が

離せません^^;

長男とおもちゃの取り合いも

はじまりました(笑)

長男から、少々手荒い事をされ

ながらも、へこたれない次男・・・。

やっぱり、次男はたくましく

なりますよね~ ^^;

ちなみに私も次男坊です(笑)

トレード話がつきまとう男たち ~その1~【デビッド・プライス】野球人No.348

David Price トレード 

【1】今日の野球人
[選手名]デビッド・プライス
[ポジション]ピッチャー
[チーム]タンパベイ・レイズ
[背番号]14
[生年月日]1985/8/26
[2013年シーズン年俸]1011万ドル




タンパベイ・レイズのカリスマGM、
アンドリュー・フリードマン。



この男の手にかかれば、どんな
低予算球団でも、強豪球団に生まれ
変わってしまう。その手腕でレイズを
6年連続で勝ち越しさせた。それも激戦区
のア・リーグ東地区でだ。


選手の年俸総額に至っては、何と
ヤンキースの約3分の1以下だ。

Andrew Friedman ロドニー 

いやいや、つくづく凄い男だ・・・。
きっとフリードマンだったら、ビジネスマン
としても成功を収めていただろう。




そして、レイズで不動のエースを務める
デビッド・プライス。2007年にドラフト
指名の全体1位
でレイズに入団した
エリート中のエリートだ。



入団2年目の2009年には早くもローテー
ションに定着。その後の活躍は周知の通り。
2012年には20勝を挙げ、最多勝、最優秀
防御率のタイトルを獲得。
サイヤング賞投手
となった。

David Price トレード4 

プライスは、フリードマンとマッドン監督が
手塩にかけて育ててきた投手である。
レイズの躍進は、プライスの成長と共に
あったと言っても過言ではないだろう。
レイズの黄金時代を支えたきた立役者である。



そのプライス、昨年あたりから
トレードの噂が絶えない。



FAとなるのは、2015年オフだが、
昨年、年俸調停の権利を獲得。

2013年は1000万ドルを越える年俸で
合意したものの、2014年以降の契約は
まだ不透明である。



プライスの速球は、平均で92~95マイル。
持ち球のカッター、カーブも素晴らしい。
更には年齢も28歳と若く、文句なし。


David Price トレード2 

2013年は怪我で不本意な成績に終わった
ものの、相場から言えば1年1800万ドル
以上は確実である。




ではフリードマンが、その値段をプライスに
提示するだろうか?



答えは限りなくNoに近いだろう。
今までフリードマンは、エース級の投手たちを
躊躇する事なく放出してきた。



スコット・カズミヤー、ジェームス・
シールズ・・・。フリードマンは、彼らを
絶妙なタイミングで放出し、多くのリターンを
得てきた。



特に昨年シールズの交換相手として獲得した
ウィル・マイヤーズは、新人王を獲得。見事
期待にそぐわぬ活躍をした。



そういった背景から、今頃水面下でプライスの
トレード話が進んでいると考えた方が
よいだろう。



ともあれ、プライスの動向から目が離せない。
今回のフリードマンは、どんなマジックを
魅せてくれるのだろうか?

David Price トレード3


【2】編集後記
昨日は、協力会社への挨拶回りでした。

その帰りに立ち寄った、某有名神社。

そこは『商売繁盛』の神様が祭られて

いる為、しっかりと参拝してきました^^

今年は、成功させたいプロジェクトが

あるので何とかお願いします! と。

熊手も買い、早速飾ってます(笑)

熊手 


放出された若きクローザー【アディソン・リード】野球人No.347

Addison Reed トレード  

【1】今日の野球人
[選手名]アディソン・リード
[ポジション]ピッチャー
[チーム]アリゾナ・ダイヤモンドバックス
[生年月日]1988/12/27
[2014年シーズン年俸]48万ドル






昨シーズン63勝99敗という成績に終わり、
24年ぶりに地区最下位に転落した
シカゴ・ホワイトソックス。



就任したばかりのリック・ハーンGMに
とって、苦しい幕開けとなってしまった。
ただ、前GMであったケン・ウィリアムズ
からこのチームを引き継いだ時から、
こう
なる事は大方予想がついていた。

Rick hahn 球団再建 

前年の2012年は85勝77敗で地区2位
ながらも、
ファーム組織が整備されておらず、
若手が育っていなかった。
その為、場当たり的
な補強に終始しており、スタメンには高年俸の
ベテランばかりが並んでいた。



ある意味2013年の成績は、ここ数年の球団
運営のまずさが反映したのかもしれない。



その結果、昨年は早々と勝負を諦め、
シーズン途中に、ベテラン選手たちを大放出。
球団再建の道へと大きく舵を切った。



先日のインタビューでハーンは、

『今の状況は、応急処置でどうにかなるもの
ではない。来シーズン少しだけ勝ち星を増や
して喜ぶのではなく、長い目でチームを作り
変える』


と語っている。



先日、ホワイトソックスはダイヤモンド
バックスとの間で、1対1のトレードを成立
させた。ハーンは、チームのクローザーを
務めていたアディソン・リードを、あっけなく
放出したのだ。



2012年にクローザーに定着したリードは、
昨年も40セーブを記録。年齢もまだ25歳と
若かっただけに、これにはやや意外であった。


Addison Reed トレード2 

ただ、40セーブを記録したものの、内容的には
やや物足りない数字だったのは否めない。
防御率も3点代後半で、セーブ失敗も8度。
打たれるときは、滅多打ちにあう事もあり、
不安定な面も多々あった。



ハーンとしては、リードのクローザーとしての
『伸びしろ』に限界を感じたのだろうか?



ともあれ、25歳という最高の年齢で売り
飛ばされたリード。新天地のダイヤモンド
バックスでは、引き続きクローザーの役割を
期待されている。



そして、ダイヤモンドバックスには、
JJ.プッツ、ヒース・ベル等、ベテラン
クローザーたちが在籍している。
彼らから
クローザーの何たるかを学ぶには、絶好の
機会だろう。



新天地でのリードの成長に期待したい。

Addison Reed トレード3 



【2】編集後記
昨年末に出場したマラソン大会で

自己ベストを更新したのに気を良くして、

また今月末の大会にエントリーして

しまいました(笑)

しっかり練習して、頑張ります!

ケビン・タワーズGMの『わかりやすい』評価基準【ケビン・タワーズ】野球人No.346

 kevin towers diamondbacks gm

【1】今日の野球人
[選手名]ケビン・タワーズ
[チーム]アリゾナ・ダイヤモンドバックス
[生年月日]1961/12/11
※現ダイヤモンドバックスGM





『マネーボール』で一躍有名になった、
ビリー・ビーンGM。GMに就任したばかり
の頃のビーンは、とにかく選手の出塁率を
重視した。
フリースインガーや選球眼の悪い
選手は躊躇なく放出。



非常に分かりやすい評価基準である。




そして、この男の評価基準も分かりやすい。
現在、ダイヤモンドバックスのGMを努める
ケビン・タワーズ。



タワーズは、選手を評価する際、ある一つの
事を重視している。それは、その選手が
協調性とロイヤリティ(忠誠心)が備わって
いるかどうか。いかに能力が高くても、
自己中心的な選手や、
チームの和を乱す選手は
絶対に許さない。



直近の事例として、ジャスティン・アップトン
と、トレバー・バウアーの放出
がある。



将来は、ケン・グリフィーJr級の選手になる
と言われていたジャスティン・アップトンだが
お世辞にも素行が良いとは言えなかった。

Justin Upton トレード 

ダイヤモンドバックス期待の選手であったが、
練習態度にも大いに問題があった。タワーズ
をはじめ、ギブソン監督との関係も最悪で
あった
アップトン。結局、最後まで球団の
指示に耳を
傾ける事はなかった。




そしてもう一人の逸材、トレバー・バウアーも
昨年インディアンズにトレードされた。
ジャイアンツのティム・リンスカムそっくりの
投球フォームで、95マイルの速球と
威力のあるカーブ、チェンジアップを
繰り出す。

Trevor Bauer トレード 

しかし、この男もまた協調性がなく、独自の
調整方法を貫いた。
そんな頑固な態度が、
タワーズの逆鱗に触れたのだ。マイナーの
有望株ランキングで、常にトップクラスの評価
を受けていた男でさえ、タワーズは躊躇なく
放出した。



反対に、タワーズが評価する選手というのは
優等生タイプが多い。昨年、本塁打王を獲得
したポール・ゴールドシュミットも、タワーズ
お気に入りの選手。



さらには、ヒース・ベル、JJ.プッツ等、
人格者タイプのベテランも大好きだ。

JJ-Putz お気に入り 

まぁ、この評価基準が正しいかどうかは別と
して、GMがブレない基準を持っているという
のは良いことなのだろう。



ともあれ、2年連続で5割前後の成績だった
ダイヤモンドバックス。タワーズとしても
そろそろ結果がほしいところ。



タワーズが作り上げた優等生軍団は、
来季どんな野球を見せてくれるのだろうか?





【2】編集後記
私は、今日から仕事始めです。

今回は9連休だったので、ちょっと


エンジンが暖まるには時間が

かかりそうです^^;

今月はまた、ロシア出張が

ありそうなので頑張ります!

復活を期すアスリートたち ~その10~【カーティス・グランダーソン】野球人No.345

 Curtis Granderson Mets

【1】今日の野球人
[選手名]カーティス・グランダーソン
[ポジション]センター
[チーム]ニューヨーク・メッツ
[背番号]3
[生年月日]1981/3/16
[2014年シーズン年俸]1500万ドル






長らくナショナルリーグ東地区は、
フィリーズが圧倒的戦力で支配し続けた。



しかし、その王朝も崩壊。懸念され続けた
主力選手の高齢化問題が深刻化し、王朝は
ついに終焉の時を迎えた。



そして昨年は、ブレーブスが8年ぶりに地区
優勝を果たし、この地区は群雄割拠の時代
へと突入した。




来季は、若手選手の躍進が目覚しい
ナショナルズも要注意のチームだ。
スーパースターまで、あと一歩のハーパー、
ストラスバーグ等、楽しみな逸材がひしめいて
いる。新監督にはマット・ウィリアムズを
迎え、新たな体制を敷いた。チームの状況的
には非常に上向き傾向で、首位の座を虎視眈々
と狙っている。



同じく、ニューヨーク・メッツも今オフは
積極的に動き出した。2008年にヨハン・
サンタナ結んだ、6年1億3750万ドル
契約が終わり、財政的に余裕が出たのだ。



球団は、早速ヤンキースからFAとなっていた
強打者カーティス・グランダーソンを
4年6000万ドルで獲得。スピードとパワー
を兼ね備えたクラッチヒッターを手に入れた。

Curtis Granderson Mets2

昨年は、死球による故障などで出場試合数は
わずか61試合。レギュラー定着後、自己最低
の成績に終わってしまい、FAのタイミング
としては、最悪であった。



しかし、同じニューヨークに本拠地を置く
メッツは、2011、2012年と2年連続で
40本塁打をクリアしたグランダーソンの
長打力を好評価。健康さえ維持できれば、
再び復活すると判断した。



昨年盗塁王を獲得した、エリック・ヤング
と共に、スピードを生かした野球を展開
してくれるだろう。



ともあれこの地区はブレーブス、
ナショナルズが、実力で頭ひとつ抜け出して
いる。それを追う形で『大穴』メッツが暴れて
くれると、面白くなってくる。フィリーズも
ベテラン揃いで地力はあるが、再び優勝争いに
加わるには、あと少しかかるだろう。



グランダーソンを中軸に加えたメッツ。
しばらく負け越しが続いていたが、意外な
ダークホースになるかもしれない。

Curtis Granderson Mets3 




【2】編集後記
今日が最後のお正月休み

という方も多いのではないでしょうか?

私はこの休み、かなり食べました(笑)

そして、家族サービスの合間をぬって

『バイオハザード6』を楽しみました!


しかし、このゲーム、先が長そうだ・・・。

ついつい熱中してしまいますが、

妻の顔色をうかがいつつ、

コツコツ進めていきます(笑)

復活を期すアスリートたち ~その9~【アップトン兄弟】野球人No.344

Bj Upton 復活4  

【1】今日の野球人
[選手名]B.J.アップトン
[ポジション]センター
[チーム]アトランタ・ブレーブス
[背番号]2
[生年月日]1984/8/21
[2014年シーズン年俸]1345万ドル

[選手名]ジャスティン・アップトン
[ポジション]レフト
[チーム]アトランタ・ブレーブス
[背番号]8
[生年月日]1987/8/25
[2014年シーズン年俸]1425万ドル




1999年、クリーブランド・インディアンズ
に、
ロベルト・アロマー二塁手が加入した。
この時、インディアンズの正捕手は、
サンディー・アロマー。
そう、同一チームで
兄弟がスターティングラインナップに並んだ
のである。




長いメジャーリーグの歴史上、兄弟で活躍した
選手は数多くいるが、同一チームに所属し、
スターティングラインナップに入り、それも
両者ともバリバリの全盛期、となると
そこまで多くない。

Bj Upton 復活5 

前述のアロマー兄弟は、これらの条件をクリア
した兄弟であり、インディアンズの黄金期を
支えたと言えよう。



そういった意味では、昨年ブレーブスに
加入したアップトン兄弟には、多くの期待が
寄せられた。



兄のB.J.アップトンはスリムな体つき
ながらも、抜群の身体能力を誇る。脅威の
バットスピードで長打を量産し、選球眼も
素晴らしい。センターの守備範囲も広く、
アスリート型の5ツールプレイヤーだ。

Bj Upton 復活3 

片や、弟のジャスティンは兄よりも体格に
恵まれ、ガッチリとした体型。兄同様
5ツールプレイヤーであるが、兄よりも
パワーは数段上回る。ケン・グリフィーJr級
のポテンシャル
を秘めており、潜在能力は
メジャー屈指である。

Bj Upton 復活6 

スピード型の兄、パワー型の弟を手に入れた
ブレーブスは、『最強の兄弟』を手に入れた
のだったが・・・。



2013年、ブレーブスは96勝を積み上げ、
見事8年ぶりにナ・リーグ東地区を制覇した。
ディビジョンシリーズでドジャースに敗れた
ものの、将来への展望が開けたシーズンでは
あった。



しかし、アップトン兄弟にとっては不本意な
シーズンだった。



弟のジャスティンは、シーズン開幕こそ本塁打
を量産し、いよいよ『本格覚醒か!?』
思わせたが、結局尻つぼみに。今年も最高の
ポテンシャルを引き出せないまま終わった。



そして兄のB.Jに至っては、悲惨を通り越して
哀れなシーズンになった。



球団史上最高額の5年7525万ドル
加入した男は、

打率.184 9本塁打 26打点 12盗塁
出塁率.268

でシーズンを終えた。元々、好不調の波が
激しい打者ではあったが、あまりに酷すぎた。




そしてこの不調により、レイズ時代から問題視
されていた、メンタル面の問題までもが顕著化
してしまった。



弟のジャスティンもそうであるが、この兄弟は
かなり気性が激しい。感情のコントロールを
失う事もしばしば。特に不調時の、フラスト
レーションが溜まっている時期には特に激しく
なる。


Bj Upton 復活2 

ブレーブスもその辺のリスクは承知の上だった
のだが・・・。



ともあれ、この兄弟にとって、悪いことが
出尽くしたシーズンと考えたい。この2人は、
ブレーブスの新しい顔になるべき選手なのだ。
来シーズンこそ、アロマー兄弟の様に兄弟の
相乗効果を期待したい。





【2】編集後記
ここ数日、ずっとおせち料理を

食べています^^;

やはり、飽きますね(笑)

主婦としては、残ったおせちで

数日乗り切りたいのでしょうが・・・。

今晩は、違う料理を期待します!


復活を期すアスリートたち ~その8~【マイケル・ボーン】野球人No.343

Michael Bourn 2014-2  

【1】今日の野球人
[選手名]マイケル・ボーン
[ポジション]センター
[チーム]クリーブランド・インディアンズ
[背番号]24
[生年月日]1982/12/27
[2014年シーズン年俸]1200万ドル




2013年、最も躍進したチームと言えば
間違いなくインディアンズだった。
前年よりも24勝を上乗せし92勝。
6年ぶりのプレーオフに進出した。



勝因は様々な要素が絡み合っているものの、
やはり新監督にテリー・フランコーナを迎えた
事が大きかった。




Michael Bourn 2014-3 

新加入のニック・スウィッシャーも明るい
キャラクターでチームを盛り上げた。
インディアンズのCMにも積極的に出演し、
広報としても大活躍であった。ただ、肝心の
プレーの方ではやや低調気味。持ち前の
選球眼は健在だったものの、好不調の波が
激しく安定感に欠いた。



スウィッシャーの状態を不調と表現する
のであれば、もう一人のFA加入組の
マイケル・ボーンの状態は最悪であった。



ケニー・ロフトンの再来として期待された
30歳のセンターは、結局本来の調子を取り
戻せないままシーズンが終わった。



過去3度盗塁王を獲得した脚力は影を潜め、
わずか23盗塁。5年続いた40盗塁以上と
いう記録もストップしてしまった。さらには、
失敗も12回に及び成功率も最悪であった。


Michael Bourn 2014 


最悪だったのは足だけではなく、打撃にも
及ぶ。元々トップバッターにしてはパワー
偏重気味だった打撃も
ますます荒くなり、
出塁率は.316。三振数も6年連続で
100個を越え、チームの点火装置としての
機能を果たせなかった。



まぁ、2013年は全てが最悪の状態であった
ボーンではあるが、このまま終わる選手では
ない。ただ、60盗塁を軽くクリアするほどの
脚力はもうない為、確実性を上げるなりして
上手くモデルチェンジをしなければならない。

Michael Bourn 2014-5 

チームとしても、契約があと3年3600万
ドル
も残っているだけに、何が何でも復活して
もらわないと困る。



アメリカンリーグ中地区は、タイガースが
実力で頭ひとつ抜けている。現在その牙城を
崩せるのは、インディアンズしかいない。



来季、スウィッシャーとボーンの復活が
大きなキーポイントになるだろう。




【2】編集後記
昨日は、子供たちを連れて妻の実家へ。

妻の両親も、孫たちに会えて大喜びでした。

ちなみに妻の父は、教職の傍らで

小説を書いている文筆家です。

本も何冊も出版しており、

様々な賞も獲得している、いわゆる

『文豪』です・・・(笑)

わたしのコラムなど恥ずかしい限り・・・。

ただ、お義父さんに文章を書く上で

色々なアドバイスは頂きました。

今後のコラムに役立てたいと

思いますm(_ _)m

復活を期すアスリートたち ~その7~【ホセ・レイエス】野球人No.342

 Jose Reyes 復活

【1】今日の野球人
[選手名]ホセ・レイエス
[ポジション]ショート
[チーム]トロント・ブルージェイズ
[背番号]7
[生年月日]1983/6/11
[2014年シーズン年俸]1600万ドル





2013年の開幕前、ブルージェイズは大型
補強を敢行。実績のある選手たちをかき集め、
補強総額は1億6000万ドルにも及んだ。
ブルージェイズの再建期は終わりを告げ、
完全な勝負モードに舵を切った。



しかし蓋を開けてみれば、新戦力たちが揃って
期待を裏切り続けた。特に先発投手陣はひどい
有様で、新加入のバーリーとディッキーは
何とか二桁勝利を挙げたものの、発防御率は
リーグ12位。




打撃陣もパワーはあるものの、確実性の低い
攻撃で得点能力は低かった。



結果は、アメリカンリーグ東地区最下位。
開幕前は、ワールドシリーズ進出も夢では
ないと言われていただけに、落胆度は尋常では
なかった。



新加入組のホセ・レイエスもA級戦犯
言われても仕方がないほど期待を裏切った
シーズンだった。



4/12の試合で二塁へ滑り込んだ際、
左かかとを痛めて約2ヵ月半の欠場を余儀なく
された。出場試合数はわずか93試合。
打撃面はまずまずの調子だっただけに、
ブルージェイズにとって非常に痛い欠場で
あった。

Jose Reyes 復活4 

元々、抜群のポテンシャルを持っている
選手だ。20代中盤までは粗い打撃と、雑な
守備が目立っていたが、年とともにプレーも
成熟していきた。



3年連続60盗塁以上をクリアし、
『スピードスター』と呼ばれていた頃の
爆発力はもう無いかもしれないが、
健康さえ
維持できれば、メジャー屈指のトップバッター
であることには変わりない。


Jose Reyes 復活2 


ちなみに、昨年は暗い話題ばかりのブルー
ジェイズだったが、
川崎宗則が明るい
キャラクターでチームを盛り上げた。

これがブルージェイズ最大の話題だったの
かもしれない。



2014年も再びマイナー契約を交わした
川崎だが、ショート、セカンドのポジションを
虎視眈々と狙っている。年俸はレイエスの
30分の1以下かもしれないが、堅実な守備と
小技はトップクラスである。



レイエスもおちおちしていられない。










【2】編集後記
昨日は、久々に家でゆっくりと

映画を鑑賞しました。

ロバート・デニーロの『カジノ』

です。

20年ぐらい前の作品ですが、

やっぱりギャング映画は

面白いですね~。

久々に『ゴッドファーザー』シリーズも

観たくなりました。