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2014年プレーオフ進出チーム ~その8~【デトロイト・タイガース】野球人No.613

Tigers 2014年プレーオフ進出

【1】今日のチーム

デトロイト・タイガース

【現在の成績(9月28日現在)】

90勝72敗 勝率.556
ア・リーグ中地区1位

得点 757
失点 705
得失点差 +52

防御率 4.04 (11位)
先発防御率 3.92 (10位)
救援防御率 4.30 (13位)
クオリティ・スタート 89 (3位)

得点 754 (2位)
打率 .277 (1位)
本塁打 154 (5位)
出塁率 .331 (1位)
盗塁 105 (4位)

年俸総額(2014年開幕時)
1億6363万ドル



【プレーオフ進出の為のポイント】

ア・リーグ中地区随一の戦力を持つ、
タイガース。戦力的に地区優勝は当たり前、
最低でもア・リーグチャンピオンといった
陣容だ。しかしながら思いのほか苦戦した
シーズンであった。ロイヤルズの追撃を受け、
9月の半ばにやっと首位を奪回したように、
決して楽ではなかった。


先発陣は超豪華なスタッフが揃う。ただ
先発防御率がリーグ10位と、内容は平均
以下。シャーザーは安定感抜群だが、
バーランダーに凋落傾向が見え、プライスも
調子が悪い時には滅多打ちにあう。


救援陣は今年も不安だらけ。クローザーの
ネイサンを僅差で投入するのは怖い。
サンチェスがセットアップに回ったとしても
まだまだ頭数が足らないだろう。


反対にチーム打率1位、得点2位、
出塁率1位の打線はまさに驚異。
カブレラは足首の故障に悩まされながらも、
天才的なバッティングは健在。長打は激減した
ものの、RBIマシンぶりを如何なく発揮。後ろを
打つ『2人のマルチネス』も絶好調。特に
ビクター・マルチネスはMVP候補だ。


救援投手の脆弱さという、明確な弱点がある
ものの、戦力的には間違いなくチャンピオン
候補。先発投手をいかに長く引っ張れるかが
カギになるだろう。1番~4番まで、全員が
80打点以上という強力打線で、打って、
打って、打ちまくる野球を期待しよう。



【2】編集後記

今週末は、子供の運動会です。

初めての運動会という事もあり、

両家のおじいちゃん、おばあちゃん

さらにはひいおじいちゃん、

ひいおばあちゃんまで

参加する予定です・・・^^;

とんだ大イベントになりそうです(笑)

2014年プレーオフ進出チーム ~その7~【サンフランシスコ・ジャイアンツ】野球人No.612

San francisco giants 2014年ポストシーズン進出 

 【1】今日のチーム

サンフランシスコ・ジャイアンツ

【現在の成績(9月27日現在)】

87勝74敗 勝率.540
ナ・リーグ西地区2位

得点 656
失点 611
得失点差 +45

防御率 3.51 (7位)
先発防御率 3.73 (10位)
救援防御率 3.04 (3位)
クオリティ・スタート 86 (10位)

得点 656 (5位)
打率 .254 (4位)
本塁打 130 (7位)
出塁率 .310 (8位)
盗塁 56 (15位)

年俸総額(2014年開幕時)
1億4908万ドル



【プレーオフ進出の為のポイント】

最高のスタートを切ったジャイアンツ
だったが、6月以降に急降下。なんとか
ワイルドカード争いを制したものの、
4月、5月の頃の勢いはない。9月の成績は
12勝12敗、得失点差-18。不安の残る
状態で、プレーオフを迎える事となった。


投手陣は制球力の高い投手が多く、
平均以上。ただ先発は、バーガンナーと
ハドソン以外はやや力不足と言える。
昨年38セーブを挙げたロモは、前半戦だけで
5度のセーブ失敗。代役はベテランの
カシーヤが務める。かつてのエース、
リンスカムは中継ぎに降格した。


前半戦は平均以下であった打線だが、
夏場以降、息を吹き返した。特に主砲の
ポージーは9月の月間打率.390 
OPS.1.008と波に乗っている。MVP候補に
も挙がっている。チーム盗塁数はわずかに
56と、機動力は全くあてにできない。


エースのバーガンナー、主砲のポージーを
軸に、纏まりはあるのだが、やはり決定力に
欠ける。ハンター・ペンスのような
『熱い男』がチームメイトを鼓舞し、
勢いに乗る事ができれば・・・。



【2】編集後記

今日でレギュラーシーズン最終戦。

何だかあっという間でしたね。

ア・リーグは、マリナーズと

アスレチックスが最後まで

ワイルドカード争いを展開して

います。

目が離せません!!

2014年プレーオフ進出チーム ~その6~【ピッツバーグ・パイレーツ】野球人No.611

Pittsburgh Pirates 2014年プレーオフ進出

【1】今日のチーム

ピッツバーグ・パイレーツ

【現在の成績(9月26日現在)】

87勝72敗 勝率.530
ナ・リーグ中地区2位

得点 672
失点 616
得失点差 +56

防御率 3.45 (5位)
先発防御率 3.62 (7位)
救援防御率 3.17 (4位)
クオリティ・スタート88 (8位)

得点 672 (3位)
打率 .260 (3位)
本塁打 153 (3位)
出塁率 .331 (2位)
盗塁 101(4位)

年俸総額(2014年開幕時)
7192万ドル



【プレーオフ進出の為のポイント】


2013年、20年連続負け越し記録を
断ち切り見事プレーオフに進出。
今年はスタートにつまづいたが、
夏場以降に盛り返し、昨年の
躍進がまぐれではない事を証明した。


前半戦は、投手陣が苦戦。FAで移籍した
バーネットの穴は大きく、クローザーだった
グリリは、炎上を繰り返し、エンゼルスへ
放出された。それでも新加入のボルケスの
復活や、マランソンの活躍により、後半戦は
なんとか平均レベルまで持ち直した。


反対に打撃陣は好調。主要の打撃成績が
ほとんど3位以内という安定感抜群の
打線。2ケタ本塁打をマークした打者が
9人と、パワーも申し分ない。


攻守ともに核になるのはマカッチェン。
今や、メジャーを代表するスーパースターだ。
また、トッププロスペクトのポランコも
面白い存在。まだまだ荒削りだが、スピードと
パワーを兼ね備えており、将来パイレーツを
背負う選手になるだろう。


ただ、プレーオフでナショナルズ、ドジャース
と対等以上に渡り合うには、やや厳しいか。
前述のマカッチェンやポランコ等の爆発力に
期待したい。





【2】編集後記

昨日から、家族で妻の実家におります。

岐阜県恵那市という、田舎なのですが

空気も綺麗でとても良い街です。

やはり子供たちにとって、自然を体験

するのが一番ですね。

2014年プレーオフ進出チーム ~その5~【セントルイス・カージナルス】野球人No.610

Mike Matheny 2014年9月

ナ・リーグ中地区は、カージナルスが
プレーオフ進出が確実となった。



地区優勝は決定していないが、
仮に残り試合を全敗したとしても、
ワイルドカードで進出できる。



今日は、カージナルスがプレーオフを
勝ち抜く為のポイントを見ていきたい。



【1】今日のチーム

セントルイス・カージナルス

【現在の成績(9月25日現在)】

88勝71敗 勝率.553
ナ・リーグ中地区1位

得点 609
失点 592
得失点差 +17

防御率 3.50 (6位)
先発防御率 3.46 (5位)
救援防御率 3.59 (8位)
クオリティ・スタート 90 (7位)

得点 609 (10位)
打率 .253 (5位)
本塁打 105 (15位)
出塁率 .321 (4位)
盗塁 57 (14位)

年俸総額(2014年開幕時)
1億1125万ドル



【プレーオフ進出の為のポイント】


昨シーズンのナ・リーグ王者は、序盤は
苦戦を強いられた。前半戦はブルワーズが
首位を独走。


夏場を過ぎ、ブルワーズが息切れをすると、
ここぞとばかりにムチを入れ、カージナルスが
一気に巻き返した。さすがは王者の貫録だ。


ただ、モリーナの離脱もあり、予想外の貧打に
泣かされた。現在チーム本塁打は105本で、
リーグ最下位。得点も伸びず、リーグ平均を
かなり下回る。規定打席到達者の中で、
3割打者は1人もいない。昨年、得点数
リーグ1位、チーム打率リーグ2位だったの
だが、随分とスケールダウンしてしまった。


不安定な打撃陣に比べ、投手陣は
平均以上。エースのウェインライトは今年も
素晴らしい活躍。2番手のリンも、高い
クオリティースタート率で安定感のある
ピッチング。


先発に故障者が続出したものの、7月末に
ラッキーとマスターソンを獲得。何とか
穴を埋めた。


クローザーのローゼンタールは44セーブを
挙げているが、

防御率3.25 WHIP1.43 
6度のセーブ失敗

と、ヒヤヒヤする場面も多い。
できればリードを2点以上保って、9回を
迎えたいところ。


プレーオフを勝ち抜く為には、やはり打線の
奮起が必要。昨年はワールドシリーズまで
進出したものの、今年は険しい道のりが
予想される。


優秀な指揮官、マイク・マシーニーの
采配にも注目だ。




【2】編集後記

デレク・ジーターのヤンキースタジアムでの

最後の試合。

まるでドラマのような結末でしたね。

やっぱり『持っている』男なのでしょう。

世界中に存在する、一握り

(一つまみと言った方が正しいかも)

の天才は、そういった『縁』

ひきよせる何かを持っているん

でしょうね・・・。

2014年プレーオフ進出チーム ~その4~【ロサンゼルス・ドジャース】野球人No.609

Dodgers 2014年西地区優勝 

ナ・リーグ西地区は、ドジャースが制した。
ジャイアンツを9-1で破り、ライバルの
目の前で決めた。



今日は、金満球団ドジャースがプレーオフで
勝ち抜く為のポイントを整理していきたい。



【1】今日のチーム

ロサンゼルス・ドジャース

【現在の成績(9月24日現在)】

91勝68敗 勝率.572
ナ・リーグ西地区1位

得点 695
失点 603
得失点差 +92

防御率 3.39 (4位)
先発防御率 3.20 (2位)
救援防御率 3.77 (12位)
クオリティ・スタート 100 (4位)

得点 695 (2位)
打率 .264 (2位)
本塁打 130 (6位)
出塁率 .332 (1位)
盗塁 135 (1位)

年俸総額(2014年開幕時)
2億2933万ドル



【プレーオフを勝ち抜く為のポイント】


スター軍団が、今年も横綱相撲で他球団を
粉砕した。4月、5月はジャイアンツに先行を
許したものの、夏場に入り本領発揮。
6月に18勝、7月に14勝と大きく勝ち越し
首位に躍り出た。


前半戦は、先発の力で勝ち抜いた。
カーショウ、ベケットのノーヒッターもあり、
豪華ローテーションで勝ち星を積み重ねる。
後半戦に入りベケット、リュの故障もあった
が、大崩れはせず。カーショウ、グレインキー
という最強の左右エースがいる限り盤石だ。


後半戦にやや息切れした投手陣を救ったのが
打撃陣。前半戦もリーグ4位の得点を叩きだす
など、決して悪くはなかったのだが、後半戦に
入り大爆発。オールスター以降、

291得点 打率.274 出塁率.337

は、全てリーグ1位。あのロッキーズさえも
上回った。ディー・ゴードンの覚醒もあり、
リーグトップの135盗塁をマークした機動力
も見逃せない。


プレーオフではプイーグの活躍に期待したい。
2年目の今年、周囲の懸念をよそに安定した
打撃を披露。時折見せる『爆発力』は、
試合の流れを変えてしまうほどの影響力を
持つ。こういったタイプの男は、短期決戦で
調子に乗せると怖い。チームを引っ張り、
あれよあれよという間に・・・、という
展開も大いにありうるだろう。




【2】編集後記

先日から始まったボクシング・トレーニング。

専属トレーナーが元プロボクサーの為、

かなり本格的になってきました^^;

現在は、左のジャブを練習中。

ジャブって本当に難しいです^^;

トレーナーから、

『金メダリストの村田諒太のフォームは

基本に忠実でいいですよ』との事。

早速、You Tube でフォームを

研究中です!


『勝ち方』を知っている常勝軍団【セントルイス・カージナルス】野球人No.608

Cardinals 2014年9月ラストスパート 

【1】今日のチーム

セントルイス・カージナルス




昨年に引き続き、今年もナリーグ中地区は
大混戦であった。
下記、上位球団の状況(9/23現在)。

カージナルス 88勝70敗
パイレーツ 86勝71敗
ブルワーズ 80勝77敗 

カージナルスは地区優勝までマジック4。
やはりカージナルスはレギュラーシーズンの
『勝ち方』を知っている。



前半戦はブルワーズが大躍進し、一時は
首位を独走。2位以下を大きく引き離し、
『2014年のシンデレラチーム』
とさえ評された。

Brewers 2014 好調

しかし、カージナルスは慌てず騒がず。
5割をやや上回る勝率をキープし、
ブルワーズを追走。9月に入るまで大きく
勝ち越す事はなかったが、負け越す事も
なかった。



まるで『いつかブルワーズは息切れする』
という事を知っているかのようだった。

Mike Matheny抜擢

案の定、ブルワーズはズルズルと落ちてきた。
9月に入り7勝14敗。かたやカージナルスは
ここぞとばかりにムチを入れ、15勝7敗。
カージナルスが順位をひっくり返し、
あっという間に引き離した。



チームの司令塔、ヤディアー・モリーナが
復帰したのも大きかった。やはりこの男の
存在は、攻守ともに圧倒的だ。そろそろ
『レジェンド』の域に入ってきたのかも
しれない。



逆に言えば、モリーナの存在を再認識する
シーズンでもあったと言えよう。控えとの差は
あまりに大きく、代役がいない。急遽、
レッドソックスを解雇されたピアジンスキ―を
獲得したものの、やはりモリーナの代わりを
務めるには荷が重すぎる。

Yadier Molina 2014年8月復帰

若手の育成が抜群に上手いカージナルス。
今後、モリーナの後継者をどのように育てて
いくのだろうか。とても興味深い。





【2】編集後記

清原氏が離婚したとの事。

引退後、ヤクザキャラやおバカキャラを

演じており、半ば悲しい気持ちで見て

おりました。

PL時代の雄姿や、あの右方向への

強烈なアーチを知っている方なら、

ご理解頂けるかと思います。

今の彼は金銭的にも厳しいようです。

本当に残念ですね。

西海岸のガチンコ対決【ドジャース、ジャイアンツ】野球人No.607

Andrew Susac 2014年9月22日

【1】今日のチーム

ロサンゼルス・ドジャース
サンフランシスコ・ジャイアンツ




レギュラーシーズンも残り10試合を切った。
9/22現在、地区優勝を決めたのは
オリオールズ、エンジェルス、ナショナルズ。



今年は例年以上に、ワイルドカード争いが
白熱している。昨年からワイルドカードによる
出場チームが、2チームに増えた事が大きい
だろう。レギュラーシーズンの最後まで
緊張感のある試合が展開されている。



ナショナルリーグ・西地区も、
ついに天王山を迎えた。



昨日から始まった、ジャイアンツ対
ドジャースの首位決戦。現在、1位の
ドジャースを、ジャイアンツが3.5
ゲーム差で追う展開。

Puig 2014年9月22日

ドジャースは現在89勝68敗、
ジャイアンツは85勝71敗。
両チーム共プレーオフに出場は
ほぼ間違いないだろう。



もちろん両チームのナインは、気の緩みなど
ない。目の前の敵を叩きのめすだけ。それも、
長年のライバルを。

Peavy 2014年9月22日

昨日の戦いも、最高に緊張感あふれる試合で
あった。2対2のまま延長13回に突入。
最後はジャイアンツの伏兵、スザックが
決勝点を叩きだした。



ファンの熱狂ぶりも凄まじい。昨日は
サンフランシスコの熱狂的なファンが
ロサンゼルスに乗り込んできた
(まぁ、これは毎度の事だが・・・)。
来場者数、53,500人。さすがは
大都市同士の対決だ。

Dodgers fan 20142

23日からは、エースが出てくる。
先発予想は、

9/23 バムガーナー 対 グレインキー
9/24 ハドソン 対 カーショウ

う~む、何とも贅沢な対戦・・・。
プラチナチケット間違いなしだ。



この試合は、日本で中継される可能性は
低いが、ぜひともチェックして頂きたい!



【2】編集後記

昨日、とても興味深い本を買いました。

『大人が作る秘密基地』

です(笑)。

男性の方なら『秘密基地』の魅力は

ご理解頂けるかと思います(笑)

秘密基地 = 自分だけの空間

とも言えるでしょう。

この本には、様々な秘密基地

が書かれています。

日曜大工でツリーハウスを作ったり、

庭にログハウスを作ったり・・・。

子供たちの為にも、『秘密基地』

作ってみようかなと思います^^

現役時代の実績と、指導者としての資質【小川淳司】野球人No.606

小川淳司 辞任2

【1】今日の野球人 
[名前]小川淳司 
[チーム]ヤクルト・スワローズ 





『トップセールスマンだった人間が、組織を
束ねるリーダーに向いているとは限らない。』



営業畑で育った方なら『そうそう』と、ご納得
頂けるかと思う。かつて現場のエースだった
人間が、いざ指導者の立場になった時、
若い芽を潰してしまうケースが多い。



それは、

『自分が動いて結果を出す』能力と 
『人を動かし、チームで結果を出す』能力が、

まるで違うからである。



スポーツ界にも同じことが言える。
現役時代にスタープレイヤーだった人間が、
監督、コーチとして成功するとは限らない。



メジャーリーグでは、現役時代の実績と、
指導者としての資質を、明確に離して考える。



今年、野球殿堂入りを果たした、名将中の名将
トニー・ラルーサ。彼の通算勝利数は
2728、両リーグでワールドチャンピオンに
輝いた史上2人目の監督だ。

Larussa 名将

そんな彼も、現役時代はお世辞にも成功した
とは言えなかった。なんとかメジャーには
上がれたが、通算6年でわずか132試合に
出場したのみ。本塁打は0。



そんな人間でも、指導力やマネージメント能力
さえあれば、監督コーチとしてお声がかかり、
果ては、メジャーリーグのボスにまで上り
詰める事ができるのだ。



ヤクルトスワローズの監督、小川淳司。



先日、2年連続でBクラスに沈んだ責任を取り、
今季限りでの辞任を発表した。


現役時代は、レギュラーに定着できず、 
控えの外野手として11年プレー。 
引退後は、スカウト3年、2軍監督9年、
1軍ヘッドコーチ2年。コーチ暦14年と言う、
長い下積みを経ての就任であった。

小川淳司 辞任

監督としての成績は、Aクラス2回、
Bクラス2回。優秀な監督だったのかは
判断しづらいが、2軍監督時代から
確かな指導力には定評があった。



何よりも、現役時代の成績とは、切り離して
抜擢された監督であった。オリックスの
森脇監督も同じだ。



ご存知のように、日本球界は現役時代の
スタープレイヤーを監督に登用する傾向が
強い。そんな中、彼らの様な経歴の
人間が、監督として抜擢された事が
素直に嬉しかったのだが・・・。



今回は、志半ばでの辞任だが、今後も、
こういったタイプの人間が監督に抜擢され、
スポットライトが当たる事を祈りたい。




【2】編集後記

ヤンキースの田中投手が好投しましたね!

ニューヨークのメディアは、手のひらを返した

ように絶賛していますが・・・^^;

登板後のヒジの状況次第ですが、

トミー・ジョン手術は回避できそうな

状況だとか。

ともあれ、まずは一歩前進ですね。


運命の9月21日【田中将大】野球人No.605

田中将大 2014年9月復帰2 

【1】今日の野球人
[選手名]田中将大
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ニューヨーク・ヤンキース
[背番号]19
[生年月日]1988/11/1
[2014年シーズン年俸]2200万ドル




右ひじの故障(靭帯の部分断裂)により戦列を
離脱している田中将大。その田中が21日の
ブルージェイズ戦で帰ってくる。
実に2か月半ぶりだ。



前半戦の田中の活躍は驚異的であった。
デビュー戦から16戦連続クオリティ
スタート。見事にコントロールされた
スプリットを外角低めに落とし、面白い
ように三振を奪っていった。

田中将大 嬉しい誤算3

しかし7月に入りツインズ戦で初めて4失点を
喫すると、続くインディアンズ戦で打ち
込まれた(6回10安打5失点)。この時
すでに、右ひじに違和感を感じていたとの事。



診断結果は右ひじ靭帯の部分断裂。
全治は6週間と発表された。



結局、トミージョン手術は見送られたものの、
1億5500万ドルの右腕は、オールスターに
さえ出られなくなった。

田中将大 嬉しい誤算4

それから2か月半。過酷なリハビリを
乗り越え田中が帰ってくる。しかしながら
ファンの反応は、否定的な意見が大半を
占めている



『ヤンキースのプレーオフ出場は厳しい。
 田中を休ませるべき』

『ジラルディ監督とロスチャイルド投手コーチ
 による間違った選択だ』

『さらなる故障をまねくリスクがある』



スポーツ専門局ESPNの調査によると、
70%以上のファンが『田中を投げさせるな』
と主張しているそうだ。



今回、田中の投球数は70球程度に留める
との事。本来であればマイナーリーグで
テスト登板をさせたいところだが、既に
マイナーは閉幕している。

田中将大 2014年9月復帰

1億5500万ドルの右腕だけに、チームとしては
何としてでも今季中にテストをさせたかった
のだろう。21日に登板させ、結果次第では
トミー・ジョン
手術に踏み切る可能性もある。
そうなった場合、来シーズン中の復帰は、
ほぼ絶望だろう。



ともあれ、21日の田中の投球は、全世界から
注目されるだろう。



再び95マイルを越える速球と、ピンポイント
にコントロールされたスプリットが披露する
事が出来れば・・・。ニューヨーカーたちの
心配が、稀有に終わる事を祈ろう。





【2】編集後記

昨日は、家族でバーベキュー&ぶどう狩り

に出かけました。

やはり大自然の中で遊ぶというのは

いいですね^^

子供だけでなく、我々大人も

PCやスマホから離れる時間が

必要です。

今後もアウトドアライフを

積極的に取り入れていきたいです。

ワシントン監督の『不可解な』記者会見【ロン・ワシントン】野球人No.604

Ron Washington 不倫謝罪  

【1】今日の野球人
[選手名]ロン・ワシントン
[チーム]テキサス・レンジャース




今月の5日、突如辞任を表明していた
テキサス・レンジャーズの前指揮官
ロン・ワシントン(62)。



辞任の理由は、極度の成績不振と共に、
『家庭の事情』と語った。それ以外は
多くを語らず、ファンもメディアも幾分
肩透かしを食らった気分であった。




そして現地時間18日、ワシントンは謝罪の
記者会見を行った。



妻と弁護士ともに姿を現したワシントンは
『結婚生活42年だが妻を裏切ってしまった』
と述べた。不倫なのか、隠し子が発覚したのか
詳細は不明だが、とにかく妻に対して不誠実な
行いをしたとの事。



う~む、ますます謎が深まってしまった。
地元紙も『本当の理由がわからない』
首をかしげている。GMのダニエルズとは、
決して良好とは言えない関係だったが・・・。

Ron Washington Jon Daniels 不仲 


指揮官としては優秀であったワシントン。
人情味あふれる人柄で、チーム内の人望も
非常に厚かった。ダルビッシュもワシントンに
救われた時もあったのだろう。

Washington Darvish 師弟関係

ともあれ、レンジャーズにとって非常に
後味の悪いシーズンになってしまった。
次期監督選びも既に進んでいるはず。



現在、成功している監督の共通点は、
コミュニケーション能力が高く、
選手のモチベーションを上手に上げられる
人間だ。コーチ未経験からいきなり監督に
就任するのもトレンドの1つ。



やり手GMのダニエルズは、どんな男を連れて
くるのだろうか? 40代の若くて勢いのある
指揮官、というのも面白いかも・・・。






【2】編集後記

以前にもこの編集後記で書きましたが、

私の専属トレーナーは、元プロボクサーです。

1年弱、ウェイトト・レーニングを指導して

もらってきたのですが、ついに

ボクシングのトレーニングが

始まりました^^

昨日は、基本の構え方から始まり、

ワンツーパンチの打ち方まで。

いやいや、これが本当に楽しい。

これから頑張って練習していきたいと

思います。

2014年プレーオフ進出チーム ~その3~ 【アナハイム・エンジェルス】野球人No.603

Angels 2014年プレーオフ進出決定

ア・リーグではオリオールズに続き、
西地区のエンジェルスが地区優勝を決めた。
2009年以来、5年ぶりの優勝。



年俸総額は常にトップクラスのエンジェルス。
ただここ数年、全く結果が伴っておらず、
デュポートGM、ソーシア監督共にクビが
危うかったのも事実。西地区は当初
アスレチックスが大本命だったが、
夏場以降、エンゼルスが順調に勝ち星を
積み重ね、気が付けば独走状態に。



今日は、エンジェルスの戦力を分析して
いきたい。



【1】今日のチーム

ロサンゼルス・エンジェルス

【現在の成績(9月18日現在)】

95勝58敗 勝率.621
ア・リーグ西地区1位

得点 745
失点 589
得失点差 +156

防御率 3.54 (6位)
先発防御率 3.57 (4位)
救援防御率 3.48 (7位)
クオリティ・スタート 78 (10位)

得点 745 (1位)
打率 .261 (1位)
本塁打 147 (4位)
出塁率 .325 (2位)
盗塁 77 (11位)

年俸総額(2014年開幕時)
1億5454万ドル


【プレーオフを勝ち抜く為のポイント】


開幕から安定した戦いを披露し、全ての月で
勝率5割以上をキープ。9月は7割を超える
勝率をマークし、見事なラストスパートで
あった。


両リーグでダントツトップの745得点
マークした打線は破壊力抜群。キーマンは
もちろんトラウト。既に最高の5ツール
プレイヤーとしての地位を確立し、今年も
MVP最有力候補。1番~4番全員が80得点
以上を記録する打線は圧巻だ。


脇役の活躍も見逃せない。アイバー、
ケンドリック、コルホーンといった、
玄人好みの実力派たちが、いぶし銀の働き
をみせている。


超強力な打線に比べ、投手陣は中レベル
いった所。ただ、ウィーバー、ウィルソン、
リチャーズの3本柱は強力。トップセット
アッパーのスミス、クローザーのストリートも
経験豊富で心強い。


ここ数年、輝きを失っていたプホルスだが、
ワールドチャンピオン経験者として、チームを
引っ張っていきたい。2002年以来の世界一
も可能性十分だ。




【2】編集後記

i-phone6 の熱狂ぶりは

凄いですね^^;

私もi-phoneユーザーですが、

いつも、トラブルやバグが一段落して

から購入しています(笑)

それにしても『i-phone6 プラス』

は、随分とデカいですね・・・。

2014年プレーオフ進出チーム ~その2~ 【ワシントン・ナショナルズ】野球人No.602

Nationals 2014年プレーオフ進出決定 

現地時間16日、ナ・リーグでは、東地区の
ナショナルズが、地区優勝を1番乗りで
決めた。2012年以来、2年ぶりの優勝。
ここ数年、毎年優勝候補に挙げられて
いた。しかし昨年はブレーブスに後塵を拝し、
『最も期待外れだったチーム』と評されて
しまった。



今シーズンも予想通り、ブレーブスとの
一騎打ちに。しかし、後半戦に入ると
エンジン全開。7月21日以降は、一度も
首位を譲らず、
ブレーブスを突き離した。
まさに『完勝』と呼ぶにふさわしい
シーズンであった。



今日は、ナショナルズの戦力を分析して
いきたい。



【1】今日のチーム

ワシントン・ナショナルズ

【現在の成績(9月17日現在)】

87勝64敗 勝率.576
ナ・リーグ東地区1位

得点 644
失点 523
得失点差 +121

防御率 3.06 (1位)
先発防御率 3.11 (1位)
救援防御率 2.95 (2位)
クオリティ・スタート 97 (2位)

得点 644 (3位)
打率 .251 (8位)
本塁打 146 (3位)
出塁率 .319 (6位)
盗塁 95 (6位)

年俸総額(2014年開幕時)
1億3685万ドル


【プレーオフを勝ち抜く為のポイント】

名将デービー・ジョンソンが勇退し、今年は
新監督として、48歳のマット・ウィリアムズ
を迎えた。新星ナショナルズの船出で
あったが、早速結果を出した。
現役時代は強打者であったウィリアムズだが、
ナショナルズは完全な『投手のチーム』
ある。


チーム防御率、先発防御率、救援防御率、
クオリティースタート 等、主要な投手成績は
ほとんど1位ないし2位と言う、盤石の体制。
先発ローテーションは『超Aクラス』。
ストラスバーグ、ロアーク、ジマーマン、
フィスター、ゴンザレス、この5人は
どのチームに行っても先発3番手以内に
入れるだろう。


リリーフ陣も鉄壁の布陣。ただ、クローザーの
ソリアーノが不調に陥り、セットアッパーの
ストーレンが試合を締めるケースが増えて
きた。ブルペンには、クローザー経験者の
クリッパードも控えている為、問題はない
だろう。


さらに短期決戦になると、先発5人のうち
1人がリリーフに回ると考えられる。
フィスターかゴンザレスだと思われるが、
これで更にブルペンが強固になる。何とも
贅沢な話だ。


打線は、中レベルといったところ。
シーズン中は、ジマーマンとハーパーが
故障で離脱し、苦しい展開ではあった。
ただ、ラローシュ、デズモンド、レンドンと
3人が20本塁打をクリアし、不在者をカバー
した。プレーオフは、若き主砲ハーパーに期待
したい。持ち前の『傲慢さ』を良い方向に
発揮し、大舞台で暴れまわってほしい所だ。




【2】編集後記

現在、メッセージツールとして

大人気のLINE。

私も、仕事とプライベート両方で

活用しています。

しかし先日、私のアカウントが

『乗っ取り』の可能性があった為、

至急、削除しました。

突然、

『LINE ウェブストアに
ログインしました』

という、心当たりのない

メッセージが来たからです。

いやいや、怖いですね^^;

皆さんもお気をつけて。

2014年プレーオフ進出チーム ~その1~ 【ボルチモア・オリオールズ】野球人No.601

Baltimore Orioles 2014年プレーオフ決定 

昨日、ボルチモア・オリオールズが、
東地区を制した。実に17年ぶりである。



17年前と言えば、カル・リプケンJr、
ロベルト・アロマー、マイク・ムッシーナ等
が在籍していた時代。長い長い暗黒の時代に
真の終わりを告げた。



今日は、オリオールズの戦力分析を行って
いきたい。先月中旬にも同様の企画を行ったが
プレーオフ出場が決まったチームから、可能な
限り、順次取り上げたい。



【1】今日のチーム

ボルチモア・オリオールズ

【現在の成績(9月16日現在)】

91勝60敗 勝率.603
ア・リーグ東地区1位

得点 663
失点 554
得失点差 +109

防御率 3.47 (3位)
先発防御率 3.64 (6位)
救援防御率 3.18 (3位)
クオリティ・スタート 74 (12位)

得点 663 (5位)
打率 .258 (5位)
本塁打 196 (1位)
出塁率 .313 (10位)
盗塁 41 (15位)

年俸総額(2014年開幕時)
1億0746万ドル



【プレーオフを勝ち抜く為のポイント】


9月に入り既に12勝。見事なラスト
スパートで地区優勝を決めた。


オリオールズの勝ち方は、本塁打による
空中戦。196本をマークした重量打線で
相手を叩きのめす。しかし、昨年二冠王の
クリス・デービスが禁止薬物の一種
『アンフェタミン』を使用し出場停止に。
レギュラーシーズン残り17試合と、
プレーオフ8試合に出られない。今シーズン、
デービスは絶不調だったとはいえ、非常に
痛い離脱だ。


さらにマチャドとウィッターズもプレーオフは
出場できず、一抹の不安は残る。クルーズ、
ジョーンズ、マーケイキスへのマークは
厳しくなりそうだ。


前半戦はイマイチだった投手陣だが、夏場に
入り奮起した。後半戦の防御率は2.89
リーグ3位。先発はチェン、ティルマン、
ノリス、ゴンザレス。グーズマンか
ヒメネスがプレーオフではリリーフに
まわる事も考えられる。


クローザーはブリットン。35セーブを挙げて
いるが、今年がクローザー1年目。大舞台の
プレッシャーが心配だ。


レギュラーシーズンでは打ち勝ってきたが、
ポストシーズンは投手陣がカギを握る
かもしれない。9月の勢いを維持したまま、
そのままプレーオフに入れればベスト。
不在者をカバーする『ラッキーボーイ』
の出現に期待。





【2】編集後記

右ひじの故障で離脱中の

田中将大投手が、現地時間21日の

ブルージェイズ戦で復帰との事。

投球数は、70球程度に抑える

そうです。

ただ、ヤンキースはプレーオフ出場が

かなり厳しくなっている為、あまり

無理しなくても・・・、とも思って

しまいますが^^;

ともあれ、来季に向け、良い形で

締めくくってもらいたいですね。

貧打のヤンキース、マルチネスを狙う!?【ビクター・マルチネス】野球人No.600

Victor Martinez ヤンキース狙い3 

【1】今日の野球人
[選手名]ビクター・マルチネス
[ポジション]DH、ファースト
[チーム]デトロイト・タイガース
[背番号]41
[生年月日]1978/12/23
[2014年シーズン年俸]1200万ドル




現地時間15日、ヤンキースは同地区の
レイズに1-0の完封負けを喫した。



これで76勝73敗。
ワイルドカードによるプレーオフを狙う
ものの、いよいよ風前のともしびと
なってきた。

Mark Teixeira out

この日もレイズ投手陣に6安打無失点に
抑えこまれ、好投するカプアーノ達を見殺し
にしてしまった。



昨年末、FAによる超大型補強を敢行した
ヤンキース。エルズベリー、マッキャン、
ベルトラン等、錚々たるメンバー
ラインナップに名を連ねている。



しかし、ヤンキースのチーム得点数は577
(9/15現在)。なんとア・リーグ最下位。
これだけの補強を行いながら、アストロズ
よりも低い数字なのだ。ジョー・ジラルディ
監督も胃に穴が開きそうな心境だろう。

Joe Girardi 悩み多き監督

そんなヤンキースだが、もう既に今オフの
補強の話がチラホラ出始めている。



最有力候補は、2014年いっぱいでFAと
なる、ビクター・マルチネス(タイガース)
である。

Victor Martinez ヤンキース狙い2

元々、強打の捕手として名を馳せたマルチネス
だったが、近年はDH専任。



スイッチヒッターから繰り出す柔らかい
バッティングで、フィールドのあらゆる
方向へ、広角に飛ばす。今年で36歳となる
大ベテランだが、通算打率は.300を越え、
選球眼も抜群。



さらに今シーズンは、例年以上に
打棒が大爆発。



打率.331 31本塁打 99打点
出塁率.400 OPS.968



という、MVP級の活躍だ。
僚友ミゲル・カブレラの援護砲として、強打
タイガースの中軸を担っている。

Victor Martinez ヤンキース狙い

ただ、タイガースがクオリファイングオファー
(1500万ドル程度?)を提示するのは
目に見えている(もちろんマルチネスは拒否
するだろう)。さらに、獲得する為には
3年4500万ドル程度が必要と思われる。



ポジション的にも色々と障害がある。
来年は、アレックス・ロドリゲスが復帰し、
ベルトランやテシエラ等、高年俸の
ベテラン勢とかぶってしまう。ベンチに
超豪華メンバーが座る事になりそうだ。



ともあれ、今期も大型補強をするであろう
ヤンキース。先発投手も不安だらけの状況で
何を最優先とするのだろうか。



いやはや、今オフも楽しませてくれそうだ。




【2】編集後記

いつも野球人.comをご愛読頂きまして

ありがとうございます。

先程気付いたのですが、今日で

連載600回目でした。

イチローの安打ではありませんが、

今後とも楽しんで頂ける様、コツコツと

積み重ねていきたいと思います!

今シーズン末は、大型補強か!?【ベン・チェリントン】野球人No.599

Ben Cherington 2014年失敗2 

【1】今日の野球人
[選手名]ベン・チェリントン
[チーム]ボストン・レッドソックス

※現レッドソックスGM


チームというのは、生き物だ。



同じ状態を維持し続けるのは、不可能である。
常に、状況や環境に合わせ、変革し続け
なければならない。



変革の方法が正しければ、チームは活性化し、
反対に、方法を間違えれば衰退していく。



2004年~11年の8年間、
エプスタインGM、フランコーナ監督の体制で
大成功を収めたレッドソックス。
プレーオフ出場5回、ワールドチャンピオン
2回。まさに『黄金期』だ。

Epstein レッドソックス時代

その後GMは、エプスタインから
チェリントンにバトンタッチ。
体制も一新され、レッドソックスは
生まれ変わった。



それから3年。
チームはジェットコースターの
ような
状態が続いている。



2012年:ア・リーグ東地区最下位
2013年:ワールドチャンピオン
2014年:ア・リーグ東地区最下位(暫定)



昨年オフは、チェリントンは極めて
控えめな補強にとどまった。大物選手の
補強には目もくれず、中堅どころの選手と、
1~2年の契約を交わした程度。



チェリントン自身、ヤンキースがよく行う、
『長期大型契約』を嫌う傾向にある。無駄な
マネーゲームにも参加しない。それよりも、
ファームシステムを充実させ、FAによる
補強は、必要最低限ににとどめておく。

Ben Cherington 2014年失敗

可能な限り、『不良債権』のリスクを避ける、
それがチェリントン流なのだろう。



しかし悲しいかな、今年はその手法が全て
裏目に出てしまった。



エルズベリーら、主力選手の流出の穴を
埋める事ができず、有望株が伸び悩んだ
のも痛かった。中堅選手やベテランも、
チームの起爆剤にはならず、得点力は
リーグ最下位に落ち込んだ。

Dustin Pedroia 誤算

そんなチームに業(ごう)を煮やしたのか、
先日、オーナーのトム・ワーナーが
今オフの大型補強を宣言した。



今オフFAとなる

マックス・シャーザー(タイガース)
ジェームズ・シールズ(ロイヤルズ)
ジョン・レスター(アスレチックス)

彼ら大物先発投手を、複数獲得する
可能性もあるという。



チェリントンのやり方とは対極だが、
オーナー命令となれば致し方ない。



今オフ、レッドソックスがストーブリーグの
主役になるのだろうか・・・?





【2】編集後記

昨日は、敬老の日でした。

ですので、私の93歳の祖父、87歳の祖母、

私の両親、私、妻、子供2人の8人で

しゃぶしゃぶを食べに行きました。

祖父は我が社の会長職も務めている

のですが、何しろ元気です。

50年以上続けている、近所の道路の

掃除(ボランティア)が生き甲斐の

ようです^^;

その結果、先日、国土交通省から

表彰状を貰っていました。

我々も負けていられません!(笑)

『ブレーブス王朝』のカギ【ジャスティン・アップトン、フレディ・フリーマン】野球人No.598

Freddie Freeman 2014年ラストスパート3 

【1】今日の野球人
[選手名]ジャスティン・アップトン
[ポジション]レフト
[チーム]アトランタ・ブレーブス
[背番号]8
[生年月日]1987/8/25
[2014年シーズン年俸]1445万ドル


[選手名]フレディ・フリーマン
[ポジション]ファースト
[チーム]アトランタ・ブレーブス
[背番号]5
[生年月日]1989/9/12
[2014年シーズン年俸]548万ドル



ナショナルリーグのワイルドカード争いが、
熾烈を極めてきた。下記、ナショナルリーグの
ワイルドカード順位。(9月13現在)



ジャイアンツ 82勝65敗
パイレーツ 78勝69敗
ブルワーズ 77勝71敗
ブレーブス 75勝73敗



ジャイアンツはほぼ当確。残る1枠を
3チームが争う格好だ。この3チームは
3.5ゲーム差以内にひしめいており、いつ
入れ替わってもおかしくない状況。



昨年、ナ・リーグ東地区を8年ぶりに
制したブレーブス。



将来を担う若手が多く、
いよいよ『ブレーブス王朝』の幕開けかと
思われた。

Atlanta Braves 2014年後半戦

今シーズン、前半戦こそ首位をキープして
いたものの、7月に入り、入りナショナルズが
スパート。順位をひっくり返され、あっと
いう間に引き離された。



ブレーブスも何とか食い下がるものの、
思う程、勝ち星が伸びてこない。



課題はやはり打線。昨年、チーム本塁打
リーグ1位、得点数リーグ4位を記録した
打線は今年はパワーダウン。得点数は
リーグ14位に沈み、投手陣を見殺しに
するケースが目につく。

Justin Upton 2014年ラストスパート

プレーオフに向け、これ以上星を落とせない
ブレーブス。ラストスパートをかけるには、
何よりも打線の奮起が必要。



カギを握るのは3番のフリーマンと、
4番のアップトン弟だろう。



25歳のフリーマンは、昨年左投手を克服し、
一皮むけた。さらに今年の2月には、
8年1億3000万ドルという契約をゲット。
チッパー・ジョーンズに代わる、新しい
『ブレーブスの顔』と言っても過言ではない。

Freddie Freeman 2014年ラストスパート

27歳のアップトンは、ブレーブス2年目。
スーパースターまであと一歩の状態で
足踏みが続いている。精神面の未熟さから、
安定感に欠けるプレーが多い。ただ、今年は
そういった点を克服しつつあり、少し円熟味が
出てきた。

Justin Upton 2014年ラストスパート2

この左右の主砲が、少ない得点機会を
いかにモノにできるか。1点でもよいので
リードを奪えば、メジャートップクラスの
リリーフ陣が控えている。クローザーの
キンブレルまで繋ぐまでが勝負だ。



今年、何としてでも2年連続プレーオフに
出場し、『ブレーブス王朝』の礎(いしずえ)
を築いておきたい。





【2】編集後記

新しいビジネスは、遊びの中から

生まれる、とよく言います。

『歴史は夜につくられる』という

言葉もあります。

私も確かに、そう思います。

余裕が良い循環を生み出すからです。

私のチャレンジしてみたい事のひとつに、

スカイダイビングがあります。

できれば今年中には、挑戦したいと

思ってます(笑)

ダイビング中に、ビジネスの

良いアイデアは浮かぶような

気がします(笑)

レンジャースに不穏な空気・・・?【ロン・ワシントン】野球人No.597

Ron Washington 辞任2 

【1】今日の野球人
[選手名]ロン・ワシントン
[チーム]テキサス・レンジャース




8月9日に登板して以来、右ひじの炎症に
よりDL入りしていたダルビッシュ。



先日、残り試合の出場を見送ると、球団から
発表された。これでダルビッシュの2014年
は終了した。下記、今シーズンの成績。



22試合 144イニング 被安打133 
四死球49 被本塁打13 被打率.241

10勝7敗 防御率3.06 182奪三振
WHIP1.26

Darvish 右肘炎症

デビュー以来、3年連続2ケタ勝利はクリア。
順調にいけば、間違いなく200イニング、
200奪三振はクリアしていただろう。
何とも惜しい・・・。



レンジャースは、大砲プリンス・フィルダー、
韓国の至宝、秋信守(チュ・シンス)を獲得し
並々ならぬ意気込みで臨んだ今シーズン。



しかし投手陣は崩壊し、3Aレベルの選手が
マウンドに登っている。期待のフィルダーは
首の手術で5月中旬に戦線離脱。秋も不調
から脱せぬまま、そのままDL入り。

秋信守 打席での忍耐

その結果、チームは30球団ワーストの
勝率で、ダントツの最下位。アストロズに
さえ、10ゲーム差以上離されている。



そして現地時間5日、レンジャースは
ロンワシントン監督の辞任を発表した。



ワシントン監督は、2007年から
チームを
率いており、今季が8年目。
昨年まで
4年連続でプレーオフに進出し、
2010年、2011年には2年連続で
ワールドシリーズに出場している。

Ron Washington 辞任3

人柄には定評があり、地味ながら
着実に結果を出していた監督で
あった。今年の2月には2015年までの
契約を延長したばかり・・・。



レンジャーズのGMは、『やり手』で知られる
ジョン・ダニエルズ。



一説によると、以前からこのダニエルズGMと
ワシントン監督の折り合いが悪かったとの事。

John daniels 監督特集

このGMは、ノーラン・ライアン元球団社長
とも
揉めて、チームから追い出した事もある。



今回の辞任は、表向きは成績不振と、
ワシントン監督の家庭の
事情との事だが、
やはり内部でゴタゴタが
あったのは
間違いなさそうだ。



悪循環に入り、このまま再び低迷期、という事
だけは避けたいところ。今年で全ての
膿(うみ)を出し切り、来シーズンは、強い
レンジャースを期待したい。





【2】編集後記

マクドナルドの業績が、右肩下がりで

落ちています。

トップが女性経営者に代わり、

方針や今後の方向性が、まだ

ぶれているようですね・・・。

そこで苦肉の策として、大人気ゲーム

『妖怪ウオッチ』のおまけをつけた

メニューを加えたとの事。

やや小手先の戦術とはいえ、

『妖怪ウオッチ』を味方につけたのは

大きいですね(笑)

早速うちの子供たちからも、

『マックに行きたい』と言われました(笑)

大型トレードの脇役たち ~その5~ 【アディソン・ラッセル】野球人No.596

Addison Russell カブスへ移籍 

【1】今日の野球人
[選手名]アディソン・ラッセル
[ポジション]ショート
[チーム]シカゴ・カブス
[生年月日]1994/1/23

※現在マイナーAAクラス




昨日に引き続き、ビックトレードのその後を
見ていきたい。



大物選手を次々と獲得したアスレチックス
だったが、支払った代償も大きかった。



アスレチックスは主砲のセスペデスだけで
なく、超トッププロスペクトさえも放出。
2012年ドラフト1順目(全体11位)
入団した、アディソン・ラッセルも
そのうちの一人である。

Addison Russell カブスへ移籍4

アスレチックス最高の有望株と言われていた
ラッセル。球団が手塩にかけて育てていた
スーパースター候補だ。



身体能力が抜群に高く、中でも肩の強さは
トップクラス。ショートの深い位置から矢の
ような送球をみせる。バッティングは年々
向上しており、パワーとアベレージを両立
できる打者だ。

Addison Russell カブスへ移籍2

ベースボール・アメリカ誌が発表した
メジャー有望株ランキングでは、堂々の5位。



しかしGMのビーンは、カブスから先発の
ジェフ・サマージャとジェイソン・ハメルを
獲得する為、この逸材をトレードの駒として
使った。



以下、移籍後の成績。
※カブスのマイナーAA級



50試合 205打席 57安打 
打率.294 12本塁打 36打点
2盗塁 出塁率.332 OPS.868



まずは順調に成長している。
年齢も今年20歳になったばかり。
一部では、来年の後半あたりにも
メジャー昇格が噂されているが、
もう少し辛抱して育てた方がよさそうだ。

Addison Russell カブスへ移籍3

カブスは現在、再建期。
そして、ラッセル以外にも超有望株が
目白押し。



数年後、ラッセルがレギュラーを獲得し
バリバリ活躍する頃には・・・・・、
カブスが優勝争いをしているかもしれない。




【2】編集後記

今日から3連休ですね^^

私は特に予定はないのですが、

やはり映画は見に行こうと

思ってます。個人的に

『猿の惑星 ライジング』

が気になります(笑)

皆さんも、良い週末を!

大型トレードの脇役たち ~その4~ 【ジョニー・ゴームズ】野球人No.595

Jonny Gomes 2014年移籍後の成績3 

【1】今日の野球人
[選手名]ジョニー・ゴームズ
[ポジション]レフト
[チーム]オークランド・アスレチックス
[背番号]15
[生年月日]1980/11/22
[2014年シーズン年俸]500万ドル




引き続き、ジョン・レスターのトレードに
絡んだ選手の動向を見ていきたい。
今日は、レスターと共にアスレチックスへ
移籍したジョニー・ゴームズについて。



昨年レッドソックスがチャンピオンを獲得
できた理由の一つに、ゴームズの様な、
脇役の活躍が大きかったのは間違いない。

Jonny Gomes 2014年移籍後の成績2

ゴームズ自身、メジャー通算11年だが、
規定打席に到達したのは、わずか1度。
しかし、丸太のような腕から繰り出される
パワーと、ここ一番で見せる抜群の
勝負強さは『第4の外野手』としてピッタリ。


守備には不安があり、打撃も波があるが、
やはり投手から見れば、あまり勝負したく
ない打者だ。



また、熱血漢で非常に明るい性格の持ち主
としても有名。ベンチの雰囲気をポジティブ
に変える事のできる選手だ。昨年は親友の
マイク・ナポリと共に、レッドソックスに
『ヒゲブーム』を作り出し、チームの結束を
強めた。

Jonny Gomes 2014年移籍後の成績

選手のキャラクター(性格)を重視する
レッドソックスのチェリントンGMは、
そんなゴームズが大のお気に入り。



しかしながら、レッドソックスは得点数が
リーグ最下位という状況を打破する為、
お気に入りのゴームズを放出せざるを
えなかった。



ゴームズは2012年にもアスレチックスに
在籍しており、2年ぶりの復帰である。

Jonny Gomes 2014年移籍後の成績6

また、アスレチックスは、同時期にツインズ
からサム・ファルドを獲得している。レフトは
左打ちの外野手であるファルドと、右打ちの
ゴームズのプラトーン体制を敷く事が
多い。



下記、ゴームズの移籍後の成績。



21試合 44打席 12安打 四死球6
打率.273 本塁打0 打点5
出塁率.346 OPS.642



相変わらず選球眼は良く、『マネーボール
野球』にフィットしている。打順は4番や
中軸を務めることが多い。

Jonny Gomes 2014年移籍後の成績7

ただ、ゴームズが試合終了までグラウンドに
立つ事はあまりなく、投手によって途中で
代打を出される事が多い。また、中軸を
務めている割には、長打と打点が少なく、
やや物足りない数字だ。



投手力強化の為、セスペデスを放出した
アスレチックスだったが、皮肉にも得点力が
大きくダウンしてしまった。



シーズン終盤に入り、前半戦の独走から一転、
ズルズルと失速しているアスレチックス。
やはりゴームズをはじめ、打撃陣の頑張りに
かかっている。



チームの命運をかけ、大型トレードという
ギャンブル
をしかけまくったのだ。
もう、後戻りはできない。




【2】編集後記

今週末は、3連休ですね。

一部では、16日、17日、

18日、19日、22日
と、

5日間有給休暇をとり、

11連休(!)をする方も

いるとか・・・。

でも、さすがに11連休となると、

復帰する時がしんどそうですね^^;

大型トレードの脇役たち ~その3~ 【ヨエニス・セスペデス】野球人No.594

Yoenis Cespedes 2014年移籍後の成績 

【1】今日の野球人
[選手名]ヨニエス・セスペデス
[ポジション]レフト、ライト
[チーム]ボストン・レッドソックス
[背番号]52
[生年月日]1985/10/18
[2014年シーズン年俸]1050万ドル




引き続き、7月31日のトレードに絡んだ
選手の動向を見ていきたい。



今日は、ジョン・レスターの交換相手
としてレッドソックスに加入した
ヨエニス・セスペデスについて。



ただし、セスペデスは決して『脇役』では
ない。『売り手側』の選手ではあったが、
かなりの大物だ。それだけにこのトレードは
衝撃的であった。

Yoenis Cespedes 2014年7月トレード

当初、アスレチックスがセスペデスを放出
するとは、誰も考えつかなかった。それも
そのはず、2012年にタイガースや
マーリンズとの争奪戦の末に獲得した
選手だ。それも3600万ドルの4年契約
という、超破格の条件で・・・。



財布のひもが固い、あのビリー・ビーンが、
そこまで惚れ込んだのだ。



抜群の身体能力を持ち、とんでもない鉄砲肩
披露する。打撃も内角にも強く、強引にレフト
スタンドに叩き込むパワーは圧巻だ。

Yoenis Cespedes 2014年移籍後の成績2

ただ、年々出塁率が落ちてきているのが
ビーンのお気に召さなかったのか。



ともあれ、レッドソックスは打線の底上げに
成功した。なにせ、チーム得点554は、
リーグ最下位。昨年のチャンピオンチーム
とはとても思えない。



下記、セスペデスの移籍後の成績。



36試合 40安打 打率.280 4本塁打
27打点 出塁率.300 OPS.748



まずますの成績といったところか。
主に4番を務め、ポイントゲッターとして
機能している。ただ、143打席でわずか
4四球というのが気になるが・・・。

Yoenis Cespedes 2014年移籍後の成績3

今季のレッドソックスは貧打に泣かされて
おり、オフには投打共に、積極的な補強を
展開するだろうと見られている。セスペデスも
引き続き貴重な戦力である事には変わりない。



かたや、セスペデスを放出したアスレチックス
は、8月以降、得点力がガクンと落ちて
しまった。



う~む、何とも皮肉な話だ・・・。




【2】編集後記

昨日は久々に現場で汗を流しました。

輸出する商品の、検品作業の為です。

デスクワークが90%以上なので、

たまに現場作業をすると、気分転換に

なります(笑)

心地よい疲れでした^^

大型トレードの脇役たち ~その2~ 【ドリュー・スマイリー】野球人No.593

Drew Smyly トレード後の成績 

【1】今日の野球人
[選手名]ドリュー・スマイリー
[ポジション]ピッチャー
[チーム]タンパベイ・レイズ
[背番号]33
[生年月日]1989/6/13
[2014年シーズン年俸]48万ドル




昨日に引き続き、デビット・プライスの
トレードに絡んだ選手たちの動向を。



約5年間、レイズのエースとして君臨してきた
デビット・プライス。レイズはプライスの
保有権を1年残した状態
(2015年は調停権あり)であったが、
噂通り、放出に踏み切った。

David Price Tigers 初登板2

レイズの様なスモールマーケットのチームに
とって、このトレードは最重要項目であった。



交換相手を間違えれば、チームの死活問題に
関わる。プライスはトレード時、28歳。
年齢的にも最も脂が乗っている時期であり、
タイミング的にはマーケットで最高の評価が
つく。



それだけに、GMのフリードマンをはじめ、
レイズのスカウト陣は血まなこになって
交換相手を吟味し、精査したに違いない。

andrew friedman 囲い込み

結局、交換相手としてレイズ入団したのは、

ドリュー・スマイリー(先発投手)
ニック・フランクリン(二塁手)
ウィリー・アダムス(遊撃手)

の3名。

※彼らの詳細については、8月3日のコラムに
記載したので、そちらをご覧下さい。



レイズにとってこのトレードが成功か、
失敗かが判明するのは、まだまだ
先の話。フランクリンもアダムスも
ポテンシャルは高いが、メジャー定着まで
時間がかかるだろう。



しかし、即戦力として獲得した左腕スマイリー
は、今のところ、『当たり』だったようだ。
下記、移籍後の成績。



7試合 47イニング 被安打25 
被本塁打4 四死球11 被打率.155

3勝1敗 防御率1.70 44奪三振
WHIP0.76



という素晴らしい成績。タイガースの超強力
先発陣の中では陰に隠れた存在だったが、
レイズに来て『覚醒』しそうな雰囲気。
これは来シーズン以降、かなり期待が
持てそうだ。

Drew Smyly トレード後の成績3

年齢もまだ25歳という事もあり、
長期契約も大いにありうるだろう。



明日は、ジョン・レスターのトレードに絡んだ
選手たちのその後を見ていきたい。




【2】編集後記

以前、この『編集後記』で書いたと

思うのですが、アメリカのドラマ

『ゲーム・オブ・スローンズ』

にはまっています(笑)

先日、シーズン3が発売されて、

ブルーレイBOXを購入して

しまいました^^;

いやぁ~、これ本当に面白いですよ。

『ロード・オブ・ザ・リング』や

『ホビット』が好きな方は、

絶対におススメです!

大型トレードの脇役たち ~その1~ 【オースティン・ジャクソン】野球人No.592

Austin Jackson 大型トレードの脇役2 

【1】今日の野球人
[選手名]オースティン・ジャクソン
[ポジション]センター
[チーム]シアトル・マリナーズ
[背番号]16
[生年月日]1987/2/1
[2014年シーズン年俸]600万ドル



9月も2週目に入り、各チーム残り試合が
30試合を切った。そして上位チームは
プレーオフに向け、最後の追い込み
入っている。



今年は7月31日に、大型トレードが
立て続けに成立。球界を代表する大物
選手が動いた。そのトレードから1ヶ月以上が
経過し、彼らの新しいユニフォームにも、
そろそろ見慣れてきた頃。



プライス(レイズ→タイガース)
レスター(レッドソックス→アスレチックス)
サマージャ(カブス→アスレチックス)

David Price Tigers 初登板

優勝請負人の彼らばかりが目立っているが、
その陰で動いた選手たちも忘れてはいけない。
今日はその交換相手たちのその後をチェック
していきたい。



まずは、メジャー屈指の左腕、プライスが
絡んだ三角トレード。



マリナーズが獲得したのは、スピードと
パワーを兼ね備えた外野手、
オースティン・ジャクソンだ。

Austin Jackson 大型トレードの脇役3

得点数リーグ11位、チーム打率リーグ13位
と、今年も貧打にあえぐマリナーズが
課題であったセンターの補強に成功した。



タイガース時代は、重量打線のトップバッター
を務めていたジャクソン。抜群の身体能力を
活かしたスピーディーなプレイスタイルだ。
ただ、好不調の波が激しく、打撃はかなり
粗い。過去に三振王に輝いた事もあり、
出塁率もやや物足らない。



新天地でも、打順はもちろん1番センター。
タイプ的には、以前イチローと右中間を組んだ
マイク・キャメロンに似ているかもしれない。
下記、マリナーズ加入後の成績。



34試合 37安打 打率.259 0本塁打
打点10 出塁率.293



う~む、やはり広いセーフコ・フィールドに
苦戦中。今年加入したロビンソン・カノも
例年に比べ長打率がダウンしている。



ジャクソンの契約は2015年いっぱい。
来シーズン、ジャクソンがセーフコ・
フィールドに適応できる様であれば、
長期契約もありうるだろう。トップバッター
として、出塁率.340 100得点は最低
でもクリアしたいところ。

Austin Jackson 大型トレードの脇役4

プレーオフ進出が現実味を帯びてきた
マリナーズ。ヘルナンデス、岩隈をはじめ、
投手陣は抜群の安定感をもつものの、
やはり課題は打撃陣。切りこみ隊長の
ジャクソンにかかる期待は大きい。



まだ27歳。これから成熟期に入り、プレーに
安定感が出てくることを期待したい。

Austin Jackson 大型トレードの脇役

明日は、タイガースからレイズに移籍した
左腕のスマイリーをチェックしたい。




【2】編集後記

テニスの全米オープンに出場している

錦織選手、いよいよ決勝戦ですね。

このコラムがアップされる頃には

試合が開始されているはずです。

がんばれ!

頑固な男 ~Stubborn kid~ 【トレバ―・バウアー】野球人No.591

Trevor Bauer 頑固で強情 

【1】今日の野球人
[選手名]トレバー・バウアー
[ポジション]ピッチャー
[チーム]クリーブランド・インディアンズ
[背番号]47
[生年月日]1991/1/17
[2014年シーズン年俸]48万ドル





MLBの月刊誌『月刊スラッガー』
毎月楽しみにしているコラムがある。



内野宗治氏(通称:ハルビッシュ氏)が
書かれている『MLB珍獣図鑑』だ。



すぐにキレる選手、マリファナが大好きな
選手、エキセントリックな選手、天然ボケの
選手、暴力的な選手・・・等々、MLBに
集まってくる個性的な選手たちを、おもしろ
おかしく紹介するコラムだ。

Nick Swisher grand slam2

ご存知の方も多いと思うが、これが実に
面白い。試合中継だけではわからない、
選手たちの『奇行』に触れ、様々な
角度からスポットライトを当てている。



こんな選手さえも、受け入れられるのかと、
やはり、アメリカ広しと思わされるコラムだ。



そして、この『MLB珍獣図鑑』に、掲載
されるに値する選手がいる。



クリーブランド・インディアンズの先発投手、
トレバ―・バウアーだ。



バウアーは名門カリフォルニア大学
ロサンゼルス校(UCLA)出身。大学の
通算成績は34勝8敗 防御率2.34
最も優秀な大学生に贈られる、ゴールデン・
スパイク賞を受賞。そして2011年、
ダイヤモンドバックスからドラフト1順目
(全体3位)で入団。

Trevor Bauer 頑固で強情2

典型的なエリートであり、誰もが認める
超逸材だ。



ジャイアンツのティム・リンスカムばりの
ダイナミックなフォームで、伸びのある
ストレートは常時95マイルを計測。カーブ、
チェンジアップ共に優れており、今後球界を
代表するエースになれる素材だ。



しかしこの男、ルーキー時代から、
性格に『難』のある人物として有名だ。



とにかく人の意見に耳を貸さない。
それが監督であろうが、コーチであろうが、
お構いなし。自分に絶大な自信を持ち、
自分の信念を頑として曲げない。

Trevor Bauer 頑固で強情4

まぁ、ここまではよくある話。イチローも
周囲からとやかく言われても、『振り子打法』
を変えなかったエピソードは有名だ。



ただ、バウアーの場合『頑固さ』が並はずれて
いる。自分のやり方に、異常なまでに執着
する。自身で研究した科学的なトレーニングを
取り入れており、ウォームアップも独特な
方法。もちろん周囲と適応するつもりは
まるでない。

Trevor Bauer 頑固で強情3

キャッチャーのサインに従わない事など、
日常茶飯事。ダイヤモンドバックス時代は、
ベテラン捕手のモンテロのサインに従わず、
周囲を困らせた。



もちろん、結果さえ出ていればこれでも
問題ないのだが、バウアーの場合、今年やっと
メジャーに定着した程度の半人前。昨年まで
メジャーとマイナーの往復状態。



言動や行動が、『10年早い』と言われて
当たり前。



そしてそんな態度を問題視したダイヤモンド
バックスは、ついにバウアーをインディアンズ
に放出。この男に何を言っても無駄だと
判断し、育成を諦めた。



インディアンズでも、相変わらずのバウアー。
ただ幸運な事に、バウアーにとって理想の
ボスが指揮を執っている。インディアンズの
監督は名将テリー・フランコーナ。あまり
細かい事は口出しせず、選手の自主性を
尊重する監督だからだ。

Trevor Bauer 頑固者

まぁ、そのフランコーナでさえ、手を焼いて
いるようだが・・・。フランコーナが
バウアーの事を『Stubborn kid』
と形容していた。

※stubborn →
 頑固、強情な
 
 Kid →
 子供、子供じみた奴 


自分を貫きたいのなら、まずは何が何でも
結果を出し、周囲を認めさせる事。これは、
どの世界でも一緒なのだろう・・・。







【2】編集後記

現在右ひじを痛めているダルビッシュ投手。

先日、GMのダニエルズが、今シーズンは

登板させない事を明言しました。

ダルビッシュ自身も非常に悔しがっている

そうですね・・・。

ただ、レンジャーズは今年最悪の状態。

30球団ワーストの88敗を喫しており、

得失点差に至っては、-147という

惨憺たる有様。

ここは、無理せずゆっくりと治して

頂きたいですね!

135km/h の剛速球【山本昌広】野球人No.590

山本昌 49歳勝利 

【1】今日の野球人
[選手名]山本昌広
[ポジション]ピッチャー
[チーム]中日ドラゴンズ
[背番号]34
[生年月日]1965/8/11
[2014年シーズン年俸]4000万円





この男には、ダルビッシュのような華麗さや、
上原のようなキレもない。骨太で、泥臭く、
時に不格好。まさに『農耕馬』という言葉が
しっくりくる。



中日ドラゴンズの山本昌。



昨日の阪神対中日戦で今季初登板。
5回を投げ、90球 被安打5 四死球1
失点0で抑え、今季初勝利を挙げた。



そしてこの勝利は、日本球界にとって
歴史的勝利となった。



そう、1950年に阪急の浜崎真二がリリーフ
で記録した48歳4か月を破り、最年長勝利
を記録したのだ。年齢は49歳と25日。
1965年生まれの中年が、とんでもない
記録を作った。

山本昌 49歳勝利3

186cm、100kgの巨体を揺らして
大きく振りかぶる。そして、とても滑らかとは
言い難い、何ともぎくしゃくしたピッチング
フォームでボールを放る。山本昌はずっと
このフォームで闘ってきたのだ。



45歳を過ぎてからは、さすがにシーズンを
通して1軍で投げる事はないが、ここ数年、
必ず夏場に仕上げてくる。全く恐れ入る。
2軍の炎天下で、息子ほど年齢の離れた
若手たちと、
共に汗を流す。顔は日焼けで
真っ黒だ。



直球のスピードは130km/hそこそこ。
そこにスライダー、90km/h台のカーブ、
そしてスクリューを織り交ぜる。緩急の
つけ方は、もう『芸術的』としか言いよう
がない。



さらに山本昌のストレートは、高い回転数が
かかっている為、打者はスピードガン以上に
速度を感じると言う。



『緩急』『回転数』



これが135km/hを、剛速球に見せる
秘訣だ。

山本昌 49歳勝利2

ちなみにGMの落合からは、
『何が何でも50歳まで投げろ』
とのお達し。昨日の投球を見ると、かなり
現実味が帯びてきた。なにせ49歳で90球
を投げたのだから・・・。



まさに『レジェンド』と呼ぶにふさわしい
ピッチングだった。





【2】編集後記

デング熱が猛威を振るってますね。

私も先日のスリランカ滞在中は、

蚊に刺されないように、虫よけスプレーを

頻繁に使っていました。

皆さんも、どうぞお気をつけて!!

疲労困憊の39歳【上原浩治】野球人No.589

上原 スプリット落ちない3  

【1】今日の野球人
[選手名]上原浩治
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ボストン・レッドソックス
[背番号]19
[生年月日]1975/4/3
[2014年シーズン年俸]425万ドル






個人差もあるが、野球選手のピークは
だいたい30代前半。多くの選手が35歳を
過ぎたあたりから徐々に成績が下降していく。



長年酷使してきた身体が、悲鳴を上げ始める
のも、このあたりの年齢。



特に下半身。ヒザ、足首の軟骨は減少し、
太ももやハムストリングの肉離れも頻繁に
起こり始める。いかに丁寧にケアしていく
かが重要になる。



昨年の胴上げ投手、39歳の上原浩治が
苦しんでいる。



昨日のヤンキース戦、2点リードで迎えた
9回裏に登板。2本のホームランを打たれ、
サヨナラ負けを喫した。

McCann 上原から本塁打

打たれた球種は、2本ともスプリット。
落ちも悪く、さらにコースも甘かった為、
軽々とスタンドに運ばれた。



上原の異変が顕著になったのは
8月の中旬から。
下記、最近6試合の
被安打と自責点。

8/16 被安打2 自責点1
8/19 被安打2 自責点1
8/22 被安打5 自責点5
8/25 被安打1 自責点0
9/2 被安打2 自責点1(被本塁打1)
9/4 被安打2 自責点2(被本塁打2)



自身のブログでも

『自分のフォームで投げられない。
スプリットが落ちない・・・』

と漏らしている。
疲労の蓄積から不調に陥り、滅多打ち、
そして自信喪失と、完全に負のスパイラルに
入ってしまったようだ。

上原 スプリット落ちない2

チェリントンGMは
『上原は来季も残しておきたい戦力』
明言し、再契約に前向きの意向を示した。



今シーズンはすでに『終了状態』の
レッドソックス。見つめる先もう2015年
シーズンだ。



だからこそ、今年は上原に休養を取らせて
あげたいところ。じっくりと体と心をケアし、
来期に備えて頂きたい。



このまま終わる選手ではない。





【2】編集後記

先日の『編集後記』にも書きましたが、

スリランカの紅茶の輸入販売を

健闘中です。

なのでここ数日、紅茶に関する

市場調査ばかり(笑)

もちろん、自分で紅茶を購入し、

色々と研究しております。

そして私が淹れた紅茶を、

家族や社員に飲んでもらって

おります。(笑)

個性派スラッガー、A'sへ【アダム・ダン】野球人No.588

Adam Dunn athletics移籍 

【1】今日の野球人
[選手名]アダム・ダン
[ポジション]ファースト、DH
[チーム]オークランド・アスレチックス
[背番号]10
[生年月日]1979/11/9
[2014年シーズン年俸]1500万ドル





今シーズン、『超本気モード』
オークランド・アスレチックス。
7月に2件、ビックトレードを成立させた。



もうビリービーンの頭の中には
ワールドチャンピオンしかない。



新たに加わった先発3本を軸に、
8月に最後の追い込みをかける
はずたったのだが・・・。

Jeff Samardzija 2014年7月トレード3

ビーンの目論見は外れ、8月は12勝17敗。
7月まで毎月勝ち越し、5月以外は
全て勝率.600を以上だっただけに、
予想外のつまづきだ。



そんなアスレチックスを横目に、ライバルの
エンゼルスは絶好調。8月はリーグ最多タイの
19勝を挙げ、一躍首位に躍り出た。



アスレチックス急ブレーキの要因は、
打撃陣の不振。8月の月間打率は.222
リーグ最下位。得点力も大きくダウンした。



なかでもアスレチックスの『十八番』で
あった出塁率は、8月わずか.300。これは
ちょっと気がかりだ。

Samardzija 降板

優勝へのプレッシャーなのか、それとも
主砲セスペデスの放出が裏目と出て
しまったのか。



ともあれ、こんな所でつまづいている
ところではないアスレチックス。
緊急策として、ホワイトソックスから、
大砲アダム・ダンを獲得した。






ここ最近は、打率.220すら打つのが
難しくなってきたのだが、長打力と
選球眼はまだまだ健在。

Adam Dunn athletics移籍4

今シーズンも打率.226ながら、
出塁率.345 本塁打22本を記録。
相変わらず三振のペースは順調(?)で、
今年は2.7打席に1度に三振する計算。



まさに『マネーボール』にぴったりの選手。
峠は過ぎたものの、ビーンはダンがまだまだ
働けると判断したようだ。



アスレチックス復活のキーマンになれる
だろうか。

Adam Dunn athletics移籍2

ちなみにこのダン、今シーズン限りで
引退する事を示唆している。まだ正式では
ないものの、ダンの様な『超個性的』な
スラッガーがいなくなるのは、とても寂しい。



まだまだ、パワーは残っているはず。





【2】編集後記

年末に向けて、仕事の予定が色々と

入ってきました。

ちょっと忙しくなりそうです^^;

トレーニング、家族サービス、読書、

そしてこの野球人.com

これらの時間を確保できる様、

きちんとマネージメントしていきたいと

思います。

長打率の低下は一時的?【ミゲル・カブレラ】野球人No.587

Miguel Cabrera 長打率低下 

【1】今日の野球人
[選手名]ミゲル・カブレラ
[ポジション]ファースト
[チーム]デトロイト・タイガース
[背番号]24
[生年月日]1983/4/18
[2014年シーズン年俸]2200万ドル




アメリカン・リーグの強豪、
デトロイト・タイガース。



3年連続で地区優勝を飾っており、
中地区では頭1つ抜き出ている。



そんなスター軍団を擁するタイガースだが、
今年は、例年に比べてやや苦戦中。
夏場にデビット・プライスが加入するも、
昨年までの圧倒的な強さと比べると、やや
パワーダウンの印象。



中でもちょっと気になるのが、
主砲のミゲル・カブレラ。



ご存知、2012年の三冠王。
抜群のパワーを持ちながらも、懐が深く、
非常に柔らかいバッティングを披露する。

Miguel Cabrera 契約延長

また、ハンド・アイ・コーディネーション
(手と目の連係動作)に大変優れており、
スラッガーでありながらここ4年、三振数が
100以下である。



そんな『無敵の』カブレラだが、今年は
なかなか長打が出ない。



本塁打は現在19本。残り30試合を切り、
30本塁打も少し厳しくなってきた。
2年連続で40本塁打をクリアしてきただけに、
この数字はちょっと物足りない。



長打率もかなり低下している。
ここ数年は長打率.600を軽く超えていた
のだが、現在は.490~.500の間を
うろうろ。OPSも.800台だ。

Miguel Cabrera 長打率低下2

下半身(特に足首)の故障のせいも
あるのだろう。



ただ、数字ほど『印象度』は悪くない。
相変わらず、隙のないバッティングは
健在だし、危険な打者には変わりない。



本塁打の代わりに、今シーズンは二塁打を
量産中。既に42本も放っており、自己最多の
ペース。年間60本の可能性も十分にある。



また、目に見えない、『カブレラ効果』
ある事も否めない。



それはカブレラの後ろを打つ打者が、
軒並み好成績を挙げる、という事。やはり
投手が、カブレラに意識を集中しすぎる
のだろう。
カブレラの打席が終わり、フッと
気が抜けた
ところをガツンと叩くパターンだ。

Victor Martinez 援護砲3

今年で言えば、ビクター・マルチネスと、
J.D.マルチネスの『マルチネスコンビ』。
ビクターの方は、今年MVP候補に挙げられる
程の大活躍。アストロズから移籍した
(拾われた?)J.Dも予想外の健闘だ。



ともあれ、カブレラあってのタイガース。
少なくとも2022年まで、総額3億ドル近い
年俸を払わねばならないのだ。



『凋落傾向』ではない事を祈ろう。




【2】編集後記

やはりメジャーの中継を見ていると、

現地に行きたくなりますね。

昨日も、ケーブルテレビで

ナショナルズ対ドジャースの試合を見て

いましたが、やっぱりドジャースタジアムは

良いですね~。

ロサンゼルスの夜景も綺麗ですし、

無愛想な店員たちも、今では

恋しいです(笑)

来年こそは!

低迷のフィリーズ、久々の明るい話題【コール・ハメルズ 他】野球人No.586

Hamels 4人でノーヒッター 

【1】今日の野球人

[選手名]コール・ハメルズ
[選手名]ジェイク・ディークマン
[選手名]ケン・ジャイルズ
[選手名]ジョナサン・パペルボン

[チーム]フィアデルフィア・フィリーズ




かつてナショナルリーグ東地区を牛耳って
いた、フィアデルフィア・フィリーズ。



『フィリーズ王朝』とも言うべく、2007年
から5年連続で地区優勝。2008年には
ワールドチャンピオンに輝いた。



しかし時は過ぎ、主力選手は高齢化。
ラインナップには峠の過ぎたベテランが並び、
彼らを脅かすはずの若い芽もなかなか
育たない。

Jimmy Rollins トレードの噂4

今シーズンは、メッツと最下位位争いを
演じている。



アマロGMの『ベテラン大好き症候群』とも
言える戦略は、果たして正しいのだろうか?
今年は早々にペナントレースから脱落したが、
レッドソックスのように売り手に回る事は
せず、現有戦力を維持する方針を貫いた。

Ruben Amaro 監督特集

何かと暗い話題ばかりのフィリーズで
あったが、昨日、久々にGoodニュース
舞込んだ。



現地時間1日、ターナーフィールドで
行われたフィリーズ対ブレーブス戦。
フィリーズが4人の投手リレーで、見事
ノーヒットノーランを達成。7-0で勝利を
飾った。



先発のハメルズが6回108球でノーヒット
に抑え、その後、
ディークマン、ジャイルズ、
パペルボンと
繋いだ。

Papelbon 4人でノーヒッター

継投策によるノーヒットノーランは、2012年の
マリナーズ以来。
(ミルウッド→ファーブッシュ→プライアー
→リーグ→ウィルヘルムセン)



今回、先発を務めたハメルズと、クローザーの
パペルボンは百戦錬磨の一流投手。年俸も
ずば抜けて高く、ある意味『働いて当たり前』
の選手と言えよう。



しかし、セットアッパーのディークマンと
ジャイルズは年俸50万ドル程度の若手。
ジャイルズに至っては、今年デビューした
ばかりのルーキーだ。



目立たないが、フィリーズにも良い素材の
選手はいるのだ。



27歳の左腕、ディークマンは今年で
メジャー3年目。左のサイドハンドから、
最速100マイルの2シームを投げる。
今年急成長し、トップセットアッパーへと
上り詰めた。

Jake diekman 4人でノーヒッター

ルーキーのジャイルズも楽しみな選手だ。
90マイル後半の4シームで、高い奪三振率を
誇る。順調に成長すれば、次期クローザーも
夢ではない。



やはり、こういう選手たちが
出て来ると面白い。クローザーの
パペルボンもうかうかしていられない。



そして、ベテラン好きのアマロGMには、
くれぐれも若い彼らを放出せず、じっくり
育てて頂きたいところだ。




【2】編集後記

先日、訪れたスリランカ。

実は、先方の社長から、ぜひスリランカの

紅茶を日本で売ってくれと、強く頼まれて

います・・・。

スリランカの紅茶工場にも案内

されました(笑)

ただ、弊社はこれまで、紅茶の輸入

販売の実績はないので、ちょっと困って

いるんですよね^^;

別に断る事も出来るのですが、

ちょっと力を貸してあげたいとも思ってます。

これから知恵を絞りたいと思います!

わかりやすく解説します、野球の数字~その9~【DRS(守備防御点)】野球人No.585



こんにちは、
管理人のマツダタクヤです。



レギュラーシーズンも残り1ヶ月。
いよいよ大詰めを迎えました。



7月末に、超大型トレードを行った
アスレチックスとタイガースが、
予想外の失速。そして、両チームとも
まさかの首位陥落・・・。
う~む、今後も目が離せません!



さて、今日は『守備の指標』について
解説していきたいと思います。



打者の数値、投手の数値に比べ、
守備力を数値化する、というのは
とても難しい事でした。

Andrelton Simmons 守備防御点2

しかし、多くの統計学者や、野球識者、
そしてスポーツデータ分析会社がこの課題に
取り組み、今ではとても信頼性の高い指標が
確立されました。



それが『DRS(守備防御点)』
呼ばれるものです。各選手の守備力が、
+(プラス)、-(マイナス)で算出
されます。



簡単に説明すると、平均的な守備力を
プラスマイナス0として、それよりも多く
打球を処理すれば+、少なかった場合は
ポイントが与えられます。

carlos gomez 守備防御点

これは、非常に複雑な計算処理を経て、
算出されます。



算出方法を書くと、もの凄く長くなる為、
ここでは割愛しますが、このDRSは、
スポーツデータ分析会社が考案した、
非常に『客観的な』指標です。



今では日本でも浸透してきた指標です。



今までの守備の評価は、評価者の主観に依存
してきました。アクロバティックなプレーや
派手なプレーは、どうしても上手く見えて
しまいがちです。

Manny Machado 守備防御点

しかし、このDRSが一般的になってからは、
ゴールドグラブ賞受賞者でも

『本当に上手いのか?』

といった疑問が投げかけられるように
なりました。



このDRSの犠牲者(?)となったのは、
ヤンキースのジーター。



ジーターと言えば、華麗なジャンピング
スローが印象的ですよね。
2004年~06年、2009年~10年と
5度もゴールドグラブ賞を獲得。

jeterthrow.jpg

しかし、DRSが非常に低い事でも有名に
なってしまいました。2006年~08年の
3年間のDRSの合計点は、なんと
-68



これは当時のレギュラーショートで
最下位の数字でした。



そして現在、DRSが非常に高い選手が
メジャーで活躍しています。



ブレーブスのアンドレトン・シモンズ、
ブルワーズのカルロス・ゴメス、
オリオールズのマニー・マチャド

Andrelton Simmons 守備防御点

彼らは、見た目だけでなく、DRSも
もの凄い高い数値を記録しています。
下記、2013年のDRSデータです。



アンドレトン・シモンズ +41
カルロス・ゴメス +38
マニー・マチャド +35


皆さんも、雑誌でよく見かけると思います
このDRS。ご自身で実際のプレーをご覧に
なったうえで、DRSの数値を参考にして
みて下さい。



さて、今日で9回目を迎えた、
【野球の数字解説編】も
一応、最終回です。



いかがでしたでしょうか?
今後も色々な企画を行っていこうと
思います。



取り急ぎ、多くの読者の方から、
ボールパーク特集のご依頼を頂いて
おります。



私もMLBの球場は大好きですので、
是非ともピックアップしていきたいと
思います。少々お待ちください。



明日からは、また通常のコラムです。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします!

わかりやすく解説します、野球の数字~その8~【BABIP】野球人No.584



こんにちは、
管理人のマツダタクヤです。



今日から9月ですね。うちの
3歳の長男も夏休みが終わり、今日から
また幼稚園。



妻は、育児の負担が少しだけ軽くなるので、
ホッとした様子です(笑)



さて、『野球の数字解説編』も今日で8回目。
今日は、ちょっとだけ難しい指標にチャレンジ
してみたいと思います。



今日ご紹介する指標は、『BABIP』。
何やら難しそうですね・・・。



読み方はアルファベットでそのまま
『ビー・エー・ビー・アイ・ピー』と読んだり
『バビップ』と呼ぶ事もあります。



ずばり、この指標が意味する内容は、

『本塁打以外の、グラウンド内に飛んだ
打球が、安打になった割合』

です。

Robinson Cano BABIP

う~む、イマイチよくわかりませんね。
(既にご存知の方は、すみません!)
順を追って、探っていきましょう。



このコラムでも何度かご説明させて
頂きましたが、セイバーメトリクスでは、
『奪三振』『与四球』『被本塁打』の3つは、
全て投手の責任と考えます。



そしてBABIPは、この3つ以外の、

『バットがボールに当たり、それがフェア
グラウンドに飛んだ場合、その打球が安打に
なるか、アウトになるかは、投手の責任では
なく、運が大きく関わる

と考えます。

Stephen Strasburg BABIP

算出方法は、

(安打-本塁打)÷
(打数-三振-本塁打+犠飛)



これは、非常に面倒くさそうな
計算ですね・・・(笑)



簡単に言えば、打者や投手が好成績を上げた
場合、それが本当の実力なのか、それとも単に
『運』の要素が大きかったのか、を見る指標
です。



難しい事は割愛しますが、通常BABIPは、
どんな選手でも

.300 前後

に落ち着きます。

Bryce Harper 長期契約3

もし、この.300という数字から大きく
かけ離れていた場合は、『怪しい』
思って下さい。



例えば、マリナーズのフェリックス・
ヘルナンデスが、8月に抜群の
投球を披露したとします。



そうですね、8月の月間防御率が0.50で
5勝0敗だったとか。

Felix Hernandez BABIP

この場合、BABIPが.300 前後であれば
ヘルナンデスが、真の実力を発揮した、
とみなします。



しかし、BABIPが .235 とかであると
ただ『運』が良かっただけ、と判断します。



これが基本的なBABIPの考え方です。



BABIPは、やや強引な仮説がベースに
なっているので、色々と『弱点』がある事は
否めません。



しかし、現在ではかなり浸透してきており、
その選手の本当の実力や、翌年以降の成績を
占なう上で、重要な指標になってきました。



皆さんも、雑誌や新聞で『BABIP』を
見かけたら、チェックしてみて下さい。



ポイントは、.300前後かどうか、です!