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放出は時間の問題か!?【ジェイ・ブルース】野球人No.1130

Jay Bruce 201602282 

【1】今日の野球人
[選手名]ジェイ・ブルース
[ポジション]ライト
[チーム]シンシナティ・レッズ
[背番号]32
[生年月日]1987/4/3
[2015年シーズン年俸]1200万ドル





現在、メジャー最大の激戦区となっている、
ナショナル・リーグ中地区。



昨年、この同地区からは3チームが
プレーオフに出場。カージナルス、
パイレーツ、カブスだ。



常勝軍団カージナルスは、5年連続
プレーオフ進出中。ここ15年を眺めて
みても、勝率.500を割ったのは、
2007年の1回のみ。たとえフロント
スタッフ、監督、主力選手が入れ替わ
ろうとも、土台から崩れる事がない。
『カージナルス流』も言うべき確固たる
理念が、しっかりと根付いているのだろう。

St Louis Cardinals 20150928

弱小球団と言われ続けたパイレーツも、今や
強豪チーム。3年連続プレーオフ出場で、
現在は『戦力維持』という強豪ならでは
悩みに直面している。



そしていよいよ頭角を現してきたのがカブス。
球団社長のセオ・エプスタインと、人心掌握に
長けたジョー・マッドンのコンビはまさに
最強。今季のチャンピオン候補との声もある。

Kris Bryant chicago cubs 20150930

かたやブルワーズとレッズに関しては、非常に
厳しい状況。上位3チームとの戦力差は
大きく、あと数年は優勝争いに加わるのは
難しそうだ



特にレッズは球団再建が加速。



今オフは剛腕クローザーのチャップマン、
強打者のフレイジャーを放出。人気者で
あった彼らでさえも、トレードの対象と
なった。



そしてさらに、長距離砲のジェイ・ブルースの
周辺も騒がしくなってきた。

Jay Bruce 20160228

近年、攻守ともに成績が下降気味だが、
通算208本塁打のパワーと28歳という
年齢もあり、今オフは人気銘柄の一人で
あった。



ブルースの契約は2016年が1250万
ドル、2017年はチームオプションの
1300万ドル。確かにレッズの現状を
考えれば、放出するには絶好のタイミングだ。



現在、オリオールズが最も有力視されて
おり、エンゼルスも興味を示している
との事。

Jay Bruce 201602283

ただ、レッズとしては主砲のボトーと
9年1億9900万ドルという巨額契約が
残っており、先発右腕のベイリーとも、
5年8600万ドル残っている。彼らを放出
しようとも引き取り手がなかなかおらず、
何とも頭が痛い。



レッズの再建計画はまだ始まったばかり
だが、険しい道のりが待っていそうだ。







【2】編集後記

明日からは、毎年恒例の

『MLB開幕直前団戦力分析編』

をお届けします。

開幕まであと1ヶ月、皆さんと一緒に、

30球団の現状をチェックして

いきましょう!

ナショナルズのカギを握るのは?【ダスティー・ベイカー】野球人No.1129

Dusty Baker 201602272 

【1】今日の野球人
[選手名]ダスティー・ベイカー
[チーム]ワシントン・ナショナルズ
[生年月日]1949/6/15




昨シーズン、『最も期待はずれなチーム』
となってしまったワシントン・ナショナルズ。



開幕前はもちろんチャンピオン候補。
マックス・シャーザーを7年2億1000万
ドルで補強し、30球団No.1の先発
ローテーションを作り上げた。

Nationals 2015年監督GM特集

夏場までは何とか首位を維持するものの、
後半戦に入ると途端に歯車が狂い出した。
7月末にメッツに首位を奪われると、そのまま
ズルズルと後退。結局、ワイルドカードすら
逃してしまった。



オフに入るや否や、監督のウィリアムズと
コーチ陣を一斉に解雇。昨年の雪辱を果た
そうと、並々ならぬ覚悟が伝わってくる。



今オフは、FAで先発右腕のジマーマン、
強打の遊撃手デズモンド、俊足の
スパンらが抜けた。

Jordan Zimmermann 201601014

しかし、同レベルの選手の穴埋めに成功して
おり、大きな戦力ダウンにはなっていない。
ジマーマンの穴も若手のロスでカバーできる。



むしろ心配なのはクローザーのパペルボン。
メジャー屈指のクローザーだが、昨年は
ハーパーとベンチでつかみ合いのケンカを
演じるなど、問題児ぶりは相変わらず。
トレードを画策するも結局まとまらず、
今年もナショナルズで投げる予定。



やはりこのチームのカギを握るのは、
新監督のダスティ・ベイカーだろう。

Dusty Baker 20160227

ジャイアンツ、カブス、レッズと合計20年
監督を務め、通算勝利数は1600勝
越える。現役監督の中ではジャイアンツの
ボウチーに次ぐ2位の勝利数だ。



ベイカーと言えば、やはりジャイアンツの
監督時代の印象が強い。あのバリー・ボンズの
上司役を、長年勤めてきたのだ。クセのある
選手の扱いは慣れている。ボンズに比べれば、
パペルボンやハーパーなどは、可愛いもの
だろう。

Bryce Harper 20151118

昨シーズン、ナショナルズが失墜した要因は、
ウィリアムズ監督に問題があったといわれて
いる。そこで白羽の矢が立ったのが、
大ベテラン監督のベイカー。



ナショナルズのような『成熟した段階』
チームには、ベイカーの様な監督がフィット
するはず。

Dusty Baker 201602273

就任一年目から結果を求められるベイカー。
選手たちの能力をどのように引き出すのかに
注目したい。まずは、プレーオフ進出が最低
条件だろう。






【2】編集後記

今日はこれから、長男のお遊戯会を

ビデオ撮影。そのあとすぐに、

妻の妹の引越しの手伝い。

まさにサービスデーです!(笑)

頑張ります(笑)

急転直下、カブスと再契約!【デクスター・ファウラー】野球人No.1128

Dexter Fowler 20160226 

【1】今日の野球人
[選手名]デクスター・ファウラー
[ポジション]センター
[チーム]シカゴ・カブス
[背番号]24
[生年月日]1986/3/22
[2015年シーズン年俸]950万ドル





スピードとパワーを兼ね備え、尚且つ
選球眼も良い。まさに理想的なトップ
バッターであるデクスター・ファウラー。



昨年もカブスで、5本の先頭打者本塁打
含む17本塁打、20盗塁、リーグ4位の
102得点を記録し、核弾頭として地区
優勝に大きく貢献した。

Dexter fowler 201601286

オフに入るとFAとなり、チーム
からのクオリファイングオファー
(1年15800ドル)を拒否。あくまで
強気な姿勢を貫き、意気揚々と
FAマーケットに躍り出た。



しかしながら本人の思惑とは裏腹に、
契約がなかなかまとまらなかった。



理由として、センターの守備がメジャー
ワーストレベルいう事もあったが、クオリ
ファイングオファーを拒否していた事が
大きかったようだ。

Dexter Fowler 201602262

獲得した球団は、ドラフト上位指名権を
差し出さねばならない。そこがネックとなり、
どの球団も二の足を踏んでいた。



そんな中、一旦はオリオールズがファウラーと
3年3300万ドルで契約と報じられた。



しかし状況は一転、何と昨日、

『カブスがファウラーと契約』

と報じられた。どうやらオリオールズ
との契約は、破談になったようだ。

Dexter Fowler 201602263

契約内容は1年800万ドル+2年目
オプション900万ドル。



この数字だけを見ると低い数字に驚くが、
これには付帯条件がある。それは、2年目の
オプションをチームが破棄した場合、
ファウラーは500万ドル受け取れる
『バイアウト』が含まれているのだ。



つまりファウラーは、最低でも
1年1300万ドルは受け取れるのだ。

Dexter fowler 201601282

ファウラーがオリオールズとの契約を破断
した理由は、

『1年目の終了時に、オプトアプト条項を
つけてくれなかったから』

と報じられている。



ファウラーとしては、さらに成績を伸ばし、
短期間で再度FAになりたいようだ。よほど
自信があるのだろう。



結局、クオリファイングオファーを受け
入れていれば早い話だったのだが・・・。



ともあれカブスはファウラーが戻り、さらに
打線の厚みが増した。ヘイワードとの右中間
コンビに注目だ。






【2】編集後記

イチローのTシャツが

話題になっていますね(笑)

昨日は、ダウンタウンの浜ちゃんが

書いた絵と共に、『守りも固めやし』

というメッセージ。

今日は何ですかね(笑)

『打てるけど守れない捕手、打てないけど守れる捕手』【里崎智也】野球人No.1127

里崎20160225 

【1】今日の野球人
[選手名]里崎智也
[生年月日]1976/5/20





今日は約半年ぶりに、日本プロ野球の
ネタを書いてみたい。



ロッテ一筋16年。扇の要として活躍した
捕手、里崎智也。



古田敦也や城島健司、阿部慎之助の様に
『華』のある捕手ではなかったが、
ゴールドグラブ賞2回、ベストナイン2回、
最優秀バッテリー賞2回受賞。

里崎201602252

WBCの正捕手も務めた事もあり、実力的
にはトップクラスの捕手であった。里崎は
2014年いっぱいで現役を引退、現在は
解説者を務めている。



主に日刊スポーツ等でコラムを連載している
のだが、これがなかなか面白い。捕手なら
ではの視点で、マニア心をくすぐる評論を
展開する。



阿部慎之助が捕手に復帰する事もあり、
先日は、


『打てるが守れない捕手、
打てないが守れる捕手、
どちらがいいのか?』


というお題を元に、持論を展開。
なるほど~と思わせる内容であった。

(その際のWebサイトはコチラ

里崎201602253

結論から言うと、里崎であればまずは、
『守れる捕手』を起用するとの事。
確かに、まずは守れなければ意味がない。



メジャーにおいても、ディフェンシブ
キャッチャー(守備型捕手)は重宝される。



エース級の投手は、相性で捕手を変える為、
打てなくても中には、『専属捕手』として
生き残るケースも。

jose molina 20160225

そして近年、メジャーの監督を見てみると、
現役時代はどちらかというとディフェンシブ
キャッチャーであった人物が目立ってきた。



カージナルスのマイク・マーシーニー、
レイズのケビン・キャッシュ、
タイガースのブラッド・オースマス、

・・・・等々

Mike Matheny 20150916

そしてこの里崎も、指導者としてグラウンドに
戻ってきた時は、大いに期待したい。
きっと、優秀なマネージャーになるのでは
ないだろうか。






【2】編集後記

今日は朝から東京出張です。

北欧の家具メーカー『IKEA』の

本社で打合せがありまして。

きっとお洒落な本社かと思うので、

ワクワクしております^^

この地区は、今年も混沌!?【アメリカン・リーグ東地区】野球人No.1126

Orioles 20160224 

【1】今日の野球人

アメリカン・リーグ東地区




ここ数年、ア・リーグ東地区の覇権争いが
熾烈を極めている。毎年覇者がコロコロ
変わっているのだ。ここ4年の地区優勝
チームは下記の通り。



2015年 ブルージェイズ
2014年 オリオールズ
2013年 レッドソックス
2012年 ヤンキース



言い換えれば、この地区のレベルはやや
落ち気味。どのチームも連覇できるほどの
地力がなく、アップダウンが激しい。

Alex Rodriguez 20160224

ヤンキースは年俸総額削減の方向にシフト
しており、レイズは再建期。昨年の覇者
ブルージェイズも、今オフに主力選手の
多くがFAとなり、転換期がやって来る。



2年連続最下位に沈んだレッドソックスは、
今オフ大補強を敢行。下剋上の準備は
整った。

Hanley Ramirez 201602184

そしてオリオールズも、レッドソックスの
大補強の陰に隠れがちではあったが、
今オフ、補強と戦力維持にかなりの予算を
つぎ込んでいる。下記が主な選手との契約
状況だ。



マット・ウィッターズ
1年1580万ドル


クリス・デービス
7年1億6100万ドル


ダレン・オーディ
4年3100万ドル


ヨバニ・ガヤルド
3年3500万ドル


デクスター・ファウラー
3年3300万ドル

Chris Davis 201601162

上記の選手以外にも、トレードで強打者の
マーク・トランボが加入。昨年よりも得点力は
アップするだろう。



とは言え、左腕のチェンが抜けた先発陣は
不安がいっぱい。昨年の先発防御率4.53
は、リーグワースト2位。新加入のガヤルドも
エース級の投手ではない。今年も大きな
改善は望めないかもしれない。



どのチームも不安要素を抱えている
ア・リーグ東地区。

Josh Donaldson 201602113 

この地区の優勝予測は、今年も
難しそうだ。






【2】編集後記

先日、ロッテの新外国人ナバーロが

実弾所持で現行犯逮捕。

本人はうっかり所持していたとの事で、

祖国のドミニカでは当たり前の様に

銃を携帯している様子がうかがえました。

私も仕事上、新興国や発展途上国に

年間何度も足を運びますが、やはり彼ら

からすると、日本の環境はまさに天国です。

『日本に行ける』というだけで、彼らは

もの凄くモチベーションが上がりますので。

あらためて、中南米の治安の悪さを

痛感させられます。

2007年のMVP、最後の一花を飾れるか!?【ジミー・ロリンズ】野球人No.1125

jimmy rollins 201602233 

【1】今日の野球人
[選手名]ジミー・ロリンズ
[ポジション]ショート
[チーム]シカゴ・ホワイトソックス
[生年月日]1978/11/27





2000年代後半、フィアデルフィア・
フィリーズは無類の強さを誇った。



生え抜きのロリンズ、アトリー、ハワードらを
中心に、エキサイティングな野球を展開。
2007年から5年連続地区優勝を果たし、
黄金時代を築いたのは記憶に新しい。

Phillies 20160206

残念ながら今は見る影もないが、ファンの
脳裏には当時の印象が強烈に残っておる。



現在のフィリーズを憂うファンもいると
思うが、将来に向けた明るい話題も多い。
昨年あたりから球団再建が加速しており、
マイナー組織は今や『若手有望株の宝庫』。
将来が楽しみな金の卵がゴロゴロしている。



黄金時代の到来は、そう遠くないかも
しれない。



そんな中、当時の主力選手であった、
ジミー・ロリンズが、ホワイトソックスと
マイナー契約を結んだと報じられた。

jimmy rollins 201602232

昨年は、15シーズン過ごしたフィリーズを
離れ、新天地ドジャースへ。



さすがに全盛期ほどの動きは見られなく
なってしまったが、経験に裏打ちされた
匠の技は健在。二遊間を組んだケンドリックや
アトリーと、いぶし銀の働きを見せた。

jimmy rollins chase utley 20150824

ロリンズの役割ははっきりしていた。それは
有望株のシーガーへのつなぎの役割。
シーガーはあらゆるメディアのトップ
プロスペクトランキングで、常に3位以内に
ランクインする逸材。



ロリンズはシーガーが、独り立ちする
までの橋渡し的存在であった。



2016年シーズンは開幕スタメンが
濃厚なシーガー。無事にロリンズは、
ドジャースでの役割を果たしたという訳だ。

jimmy rollins 201602234

今回、ロリンズはホワイトソックスと
マイナー契約を交わし、メジャー17年目に
して自身初のアメリカン・リーグとなる。



ロリンズが開幕メジャーの切符を手に
できれば、年俸200万ドルが保障される
との報道も。

jimmy rollins 20160223

2007年度MVPプレイヤーの、
『最後の一花』を期待したい。





【2】編集後記

今週末は、長男の幼稚園で

お遊戯会。

もちろん予定は空けております!

雄姿をビデオに撮る係に任命されて

おりますので!(笑)

ボストンを再び頂点へ導けるか!?【ジョン・ファレル】野球人No.1124

John Farrell 201602222  

【1】今日の野球人
[選手名]ジョン・ファレル
[チーム]ボストン・レッドソックス
[背番号]53
[生年月日]1962/8/4




今日は『レッドソックス復活特集』のしめ
として、やはりこの人を取り上げないわけに
はいかない。



監督のジョン・ファレルだ。

John Farrell 監督特集

投手コーチ時代は松坂の良き理解者として、
レッドソックスの監督に就任してからは
上原、田澤の上司として、日本のメディア
でも比較的露出度が高い。



コミュニケーションを何よりも重視し、
選手のモチベーションを上手くコントロール
するファレル。インディアンズの監督である
テリー・フランコーナや、カブスの監督である
マッドンとよく似たタイプだ。現代型の
リーダーとも言えるだろう。



2012年オフにブルージェイズから
レッドソックスに、監督として移籍。
就任1年目でいきなりワールドチャンピオン
まで上り詰めた。

John Farrell 戦力分析

当時のGMであるベン・チェリントンと共に、
一躍『ボストンの救世主』的な存在となった
ファレル。このままレッドソックスは、
黄金時代を築いていくであろうと、誰も
が予想していた。



それがまさかの2年連続最下位。チーム
づくりを大きく失敗してしまったとが要因
だが、さすがにファレルに対する風当たりも
強くなってきた。



そして昨年の夏、追い打ちをかけるように
ファレルがステージ1の悪性リンパ腫
患っている事が判明。残り試合を休養する
事になってしまった。

John Farrell 20150816

幸い早期発見であった為、癌は治癒したと
現地では報じられている。今年のキャンプでも
ファレルは元気な姿を見せている。



しかし、ファレルを取り巻く環境は厳しい。



就任以降、二人三脚で歩んできたGMの
チェリントンは更迭され、編成部の責任者は
ドンブロウスキーが座っている。昨年とは
チームカラーが大きく変わり、球団として
何としてでも勝ちに行く姿勢が色濃く出て
いる。

Dave Dombrowski 201508232

おそらく、今季結果が出なければファレルは
解任される可能性が高い。プレーオフ
出場が最低条件だろう。



病み上がりの状態だが、もうあとがない
ファレル。球界屈指のエースと、球界屈指の
クローザーを補強しただけに、もう言い訳は
許されない。






【2】編集後記

ジョン・ファレルですが、個人的には

大好きな監督の一人なんですよね~。

インディアンズ監督のテリー・フランコーナ

とは、現役時代から仲の良く、その友情は

監督同士になった今でも続いています。

彼らの『深イイ話』は色々とあるようです。

頑張って頂きたいです!

D.プライスの後に続く2番手、3番手【クレイ・バクホルツ、リック・ポーセロ】野球人No.1123

clay buchholz 201602213 

【1】今日の野球人

クレイ・バクホルツ
リック・ポーセロ




ここ数日、レッドソックス復活のカギを握る
キーマンを掘り下げている。今日も引き続き、
現有戦力を見ていきたい。



2015年シーズン、レッドソックスの
投手陣は崩壊した。先発防御率4.39、
救援防御率4.24は共にリーグワースト
3位。

joe kelly 20160221

特に先発投手は壊滅状態。ちなみに前年
である2014年の先発防御率も4.36
(リーグ13位)。これが2年連続最下位に
沈んだ要因の一つであることは間違い
なかった。



ドン・ブロウスキーがFA最大の
目玉であったデビット・プライスを、
7年2億1700万ドルで獲得した背景には
こんな台所事情があった。



プライスと言えば、ドジャースのカーショウと
並び現役最強左腕の一人。

David Price 20151229

最多勝1回、最優秀防御率2回、
最多奪三振1回、オールスター出場5回、
そしてサイ・ヤング賞1回。凄すぎる
実績だ。



しかしながら、プライス一人では先発
ローテーションは回せない。プライスに続く
2番手、3番手投手の奮起が絶対に必要だ。



現状、ローテーションの2番手はクレイ・
バクホルツ、3番手はリック・ポーセロ
控えている。



2005年ドラフト1順目で入団したバクホルツは、
当初から『将来のエース』として、球団から
大きな期待を寄せられていた。

Clay Buchholz 誤算2

素材は今でも超一級品。伸びのある
ストレートに伝家の宝刀チェンジアップ。
2007年にメジャー登板2試合目にいきなり
ノーヒッターを演じたように、良い時の
バクホルツは手が付けられない。



しかしながら如何せん、故障が多すぎる。
『ガラスのエース』という表現どおり、
一年おきに長期離脱を繰り返している。
バクホルツほどの素材を持ちながら、一番
多く投げた年が、2012年の189イニング。
健康さえ維持できればサイ・ヤング賞
クラスなのだが・・・。

Clay Buchholz 2015年開幕1ヶ月滅多打ち

3番手を担うポーセロは、2014年オフに
タイガースから加入。若干20歳でメジャー
デビューし、そこから6年連続2ケタ勝利。



三振をガンガン奪うタイプではなく、低めを
丁寧に投げる典型的なシンカーボーラー。
故障にも強いワークホースだ。

Rick Porcello 20160221

毎年安定した成績を収めていたポーセロだが、
レッドソックスに加入した昨年は大不振。
本来ゴロを打たせるシンカーボーラーが
25本もホームランを打たれてしまっては
意味がない。一昨年のように、本来の持ち味
である、ゴロを打たせる投球を取り戻せるかが
カギとなる。



バクホルツとポーセロ。



2番手、3番手を担う彼らが大きなカギを
握るだろう。彼らがプライスの
『プロフェッショナリズム』に刺激を受け、
更なる飛躍ができれば最高なのだが。






【2】編集後記

先日水曜日のトレーニングで、左鎖骨の

下あたりを痛めてしまいました^^;

深呼吸をしただけで痛かったので

『もしや?』と思い、病院でレントゲンを

撮りましたが、幸い骨は大丈夫でした。

しばらく上半身のトレーニングは

お休みです^^;

レッドソックスの『パンダ』、両打ちを再開【パブロ・サンドバル】野球人No.1122

Pablo Sandoval 201602203 

【1】今日の野球人
[選手名]パブロ・サンドバル
[ポジション]サード
[チーム]ボストン・レッドソックス
[背番号]48
[生年月日]1986/8/11
[2015年シーズン年俸]1700万ドル




先日お伝えした、ハンリー・ラミレス
(レッドソックス)の一塁へのコンバート。
4年契約8800万ドルの2年目だけに、
何が何でも活躍してもらわねば困る。



そしてもう一人、ラミレスと同時期に加入
したパブロ・サンドバルも、今年結果を
出さねば風当たりは更に強くなるだろう。

Pablo Sandoval ウェイトオーバー4

ジャイアンツ時代は、3度の世界一に大きく
貢献。輝かしい実績を引っさげて、2014年
オフにレッドソックスに加入。5年9500万
ドルという大型契約は、その期待の大きさの
表れであった。


しかしながら昨シーズン、前述のラミレス同様
攻守ともに精彩を欠き、見事に期待を裏切る
かたちとなってしまった。



かつては体型に似合わず俊敏な動きを見せて
いた三塁の守備も、昨年は体重の増加と共に
愚鈍な動きに。守備防御点は-11。
『カンフーパンダ』と呼ばれた俊敏な動きは、
結局最後まで見る事はできなかった。

Pablo Sandoval 201602204

実は昨年のキャンプ時から、嫌な予感は
漂っていた。



前年、ジャイアンツで世界一に上り詰めた
事もあり、オフの間は引っ張りだこであった
サンドバル。勝利の美酒に酔いしれていた訳
ではないだろうが、とてもアスリートとは
思えない体型で、レッドソックスのキャンプ地
に現れた。

Pablo Sandoval ウェイトオーバー

本人は『体重は関係ない』と豪語したものの、
攻守においてキレが無くなったのは誰が見ても
明らか。更に昨年は右打席でのバッティングが
最悪な状態にまで陥り、ついには両打ちを
5月末で封印してしまった。



結局チームは2年連続で再開に沈み、
ラミレスと共に『戦犯』となった
サンドバル。今シーズンは2人共に
後がない。

Pablo Sandoval 20160220

今年のキャンプは両者共に必死だ。



ラミレスが一塁守備の練習を精力的に取り
組んでいるように、サンドバルも再び両打ちの
練習を始めたとの事。



サンドバルはまだ29歳。
不良債権と呼ばれるには早すぎる歳だ。






【2】編集後記

元3冠王の松中選手、楽天、広島ら

複数球団からテストの参加すらも

断られていたようですね。

イチローと同じ42歳。

最後の一花を飾ってもらいたい

ですが・・・。

『ベースボールチャンネル』にて、CC.サバシアについて書きました 野球人No.1121


こんにちは、マツダタクヤです。



『ベースボールチャンネル』にて、
CC.サバシアについて書きました。

レッドソックス浮上をカギを握る、ラミレスの“二度目の”コンバート【ハンリー・ラミレス】野球人No.1120

Hanley Ramirez 201602183 

【1】今日の野球人
[選手名]ハンリー・ラミレス
[ポジション]ショート、ファースト
[チーム]ボストン・レッドソックス
[背番号]13
[生年月日]1983/12/23
[2015年シーズン年俸]1900万ドル



今オフ、覇権奪回に向けて並々ならぬ補強を
展開している古豪球団レッドソックス。



崩壊した投手陣再生の為、FA最大の
目玉であったデビット・プライスを、
7年2億1700万ドルで獲得。更には球界
屈指のクローザー、クレイグ・キンブレルを
複数の有望株とのトレードで手に入れた。

David Price 20151228

編成部の責任者にドン・ブロウスキー
就任したことにより、レッドソックスの
チームカラーがまた大きく変わりそうだ。



2年連続最下位にした責任を、前GMである
ベン・チェリントン1人に押し付けるのは
いささか酷かもしれない。しかし、2014年
オフに獲得した2人のスラッガー、
パブロ・サンドバルとハンリー・ラミレスの
獲得に関しては、今のところ『大失敗』
烙印を押されているのは間違いない。

Hanley Ramirez 201602186

サンドバルが5年9500万ドル、
ラミレスが4年8800万ドル。手厳しい
メディアは、彼らが不良債権化するのは
もはや時間の問題と報じている。



昨年の両者は、打撃面だけではなく
守備面においても大きく期待を裏切る
シーズンであった。



特にショートを失格となったラミレスは、
自身初のレフトを守る事に。しかしこれが
最悪の結果に。

Hanley Ramirez 201602187

打球判断、前後の動き共に最悪で、連日
拙守を連発。守備防御点は-19を記録。
ついにはレフトすらも失格となり、2016年
シーズンは一塁手として臨むことになった。



現状、ラミレスが精力的にファーストの
練習に取り組んでいると報道されている。
マーリンズ時代から素行の悪さには定評の
あるラミレス。今のところ集中力を切らさずに
取り組んでいるのは良いニュースだ。



ラミレスの“2度目の”コンバート。

Hanley Ramirez 201602184

このコンバートがレッドソックス浮上の
カギを握るのかもしれない。






【2】編集後記

長男の幼稚園でインフルエンザが大流行!

ついに、学級閉鎖になってしまい

ました・・・^^;

その為、昨日から幼稚園はお休み。

うちの子供たちはいたって元気なので、

家の中で大暴れしていますが・・・^^;

皆さんもお気を付け下さい。

エンゼルス復活のカギを握るのは?【ロサンゼルス・エンゼルス】野球人No.1119

CJ Wilson 20160217 

【1】今日の野球人

ロサンゼルス・エンゼルス




アメリカン・リーグ西地区の強豪エンゼルス。
ロサンゼルスというビッグマーケットが
本拠地という事もあり、ドジャース同様、
資金力も抜群。



マイク・トラウト、アルバート・プホルスと
いう新旧のスーパースターを擁し、年俸
総額は常にTOP10圏内だ。

Mike Trout 20160217

しかしながらここ数年、莫大なコストを投入
しているにもかかわらず、イマイチ勝ち星が
伸びない。費用対効果が悪く、ファンも
フラストレーションが溜まっている。



昨年、不良債権化していたジョシュ・
ハミルトンをレンジャーズに放出。しかし
エンゼルスはハミルトンの年俸の大部分
(年間2400万ドル)を肩代わりしており、
これが何とも痛い。



2011年オフにプホルスと結んだ
10年2億5400万ドルの契約も、GMに
とっては『呪い』かもしれない。

Albert Pujols with Tiger Woods5

2014年は脇役たちの活躍もあり、久々に
地区優勝を果たしたエンゼルス。しかし
昨年はまた逆戻り。これだけ費用をかけて
85勝77敗 地区3位では、ファンも
関係者も納得しないだろう。



そんな状況である為、チームは球団改革に
必死。新GMのエプラーも課題が多すぎる
ゆえに頭が痛い。

Billy Eppler 20160217

今オフも、年俸総額が膨れ上がり過ぎて
いる為に、満足な補強はできていない。
目立った補強と言えば、有望株を放出し、
守備の名手アンドレルトン・シモンズを
獲得した程度。



マイナー組織も完全に枯渇しており、
タイガースと並んで30球団ワーストクラス。
長年、スター選手獲得の為に有望株を犠牲に
してきたツケとも言える。



今季再び地区優勝を狙うには、やはり
ベテランたちの復活以外、ありえない。

Jered Weaver 20160217

特に先発のジャレット・ウィーバーと、
CJ.ウィルソン。今年で契約が切れる事も
あり奮起したいところ。2人で
合計4000万ドル(!)という事もあり、
何としてでも働いてもらわねば困る。



多くの巨額契約を抱えるエンゼルス。
これから数年、どの様に球団運営して
いくのか。非常に興味深いところだ。






【2】編集後記

メディアの報道からは、松坂投手が

順調に仕上がっている声が聞こえ

てきます。

3年総額12億円の2年目。

まさに背水の陣。何としてでも

結果を残してもらいたいですね。

大ベテランたちの2016年【デビッド・オルティーズ 他】野球人No.1118

david ortiz 201602162 

【1】今日の野球人

デビッド・オルティーズ 他



2日間に渡ってお届けしたルーキー特集。
まだまだ粗削りだが、類い稀な才能をもった
若武者たちだ。



彼らは3Aに昇格するまでに凄まじい競争を
経てきたのだが、これからの生存競争は
更に厳しい。

Corey Seager 20160214

この20人の中で、メジャーで10年生き残れる
のは何人なのだろうか。



今日はそんな厳しいメジャーリーグの世界で、
輝かしい経歴を築いてきた大ベテラン5人
チェックしていきたい。



引用するWebサイトはこちら。
MLB公式Webサイトmlb.comが、




と題し、成績如何によっては今季限りで
見納めの可能性もあり得る5人を
ピックアップ。



その中には、日本を代表する
『あの選手』も含まれている。



【選手名】デビッド・オルティーズ

david ortiz 20160216 
【チーム】レッドソックス
【年齢】40歳

2015年成績:
打率.273 37本塁打 108打点
OPS.913



【選手名】チェイス・アトリー

Chase Utley 20160216 

【チーム】ドジャース
【年齢】37歳

2015年成績:
打率.212 8本塁打 39打点
OPS.629



【選手名】バートロ・コロン

Bartolo Colon 20160216 
【チーム】メッツ
【年齢】42歳

2015年成績:
33試合 14勝13敗 防御率4.16
136奪三振



【選手名】イチロー

ichiro suzuki 20160216 
【チーム】マーリンズ
【年齢】42歳

2015年成績:
打率.229 1本塁打 21打点
OPS.561



【選手名】カルロス・ベルトラン

Carlos Beltran 20160216 
【チーム】ヤンキース
【年齢】38歳

2015年成績:
打率.276 19本塁打 67打点
OPS.808



長年レッドソックスの顔として、ファンから
親しまれてきたオルティーズ。昨年の11月に
2016年シーズン限りで引退する事を公言。



30代中盤に一旦衰えを見せたが、近年は
復活傾向。ここ3年は、500打席 
30本塁打 100打点をクリア。スラッガー
としての打棒はまだまだ健在で、引退宣言
撤回も、十分あり得るだろう。

david ortiz 20160216

『殺人スライディング』で一躍全米中から
非難の的となっているアトリー。



フィリーズ時代は強打の二塁手として活躍
したイケメンも、すでに37歳。彼に残された
時間は少ない。

chase utley-phillies 201508122

しかしながらドジャースは、アトリーの
リーダーシップや、試合に臨む姿勢を高く
評価。クラブハウスに良い雰囲気をもたらす
選手として、700万ドルで1年契約を
結んだ。ワールドシリーズで有終の美を
飾りたいところ。



42歳のイチローもピックアップされている。
3000本安打まであと65本。代打中心に
なるかもしれないが、なんとか前半戦で
クリアしたいところ。

ichiro 201509082

マーリンズからは『何年もプレーしてほしい』
とラブコールを受けているイチロー。
2016年シーズン終了後、イチローはどんな
決断を下すのだろうか。






【2】編集後記

昨日の編集後記にも書きましたが、

ヨガをトレーニングとして取り入れ

ようと考えています。

その事を妻と話したところ、

『私もやりたい』と・・・。

夫婦でヨガをやる事になるかも

しれません(笑)

今季ブレイクしそうな20人の有望株たち ~その2~【シーン・マネイア 他】野球人No.1117

Sean Manaea 201602152 

【1】今日の野球人

シーン・マネイア 他



昨日に引き続き、今シーズンブレイク
しそうなルーキー20人を、ランキング
形式で見ていきたい。



今日は、11位~20位。



11位:ブランデン・シプリー

【チーム】ダイヤモンドバックス
【ポジション】右投手
【年齢】23歳


12位:シーン・マネイア

【チーム】アスレチックス
【ポジション】左投手
【年齢】24歳


13位:ダイロン・バンディ

【チーム】オリオールズ
【ポジション】右投手
【年齢】23歳


14位:マイケル・フルマー

【チーム】タイガース
【ポジション】右投手
【年齢】22歳


15位:ゲリー・サンチェス

【チーム】ヤンキース
【ポジション】捕手
【年齢】23歳


16位:ノマー・マザラ

【チーム】レンジャーズ
【ポジション】外野手
【年齢】20歳


17位:ジョシュ・ベル

【チーム】パイレーツ
【ポジション】一塁手
【年齢】23歳


18位:カイル・ジマー

【チーム】ロイヤルズ
【ポジション】右投手
【年齢】24歳


19位:ハンター・ハーヴィー

【チーム】オリオールズ
【ポジション】右投手
【年齢】21歳


20位:アレックス・レイエス

【チーム】カージナルス
【ポジション】右投手
【年齢】21歳



さすがに前日の1位~10位の顔ぶれと
比較すると欠点が多かったりスケールが
小さくなる。ただ、もちろん彼らも大化け
する可能性を大いに秘めている。



面白い素材という意味では、12位のマネイア
(アスレチックス)。昨年の夏、ゾブリスト
とのトレードで、ロイヤルズから加入。

Sean Manaea 20160215

2013年にドラフト1順目(全体34位)
入団した大型左腕。198cm、111kg
という堂々たる体躯から繰り出される
ボールは威力充分。最速96マイルで、
9イニングあたりの奪三振率が
10.8と、かなり高い。



欠点としては怪我が多い事と、変化球が
まだまだ精度が低い事。ビリー・ビーンの
秘密兵器として、夏あたりにデビューか。



18位のジマー(ロイヤルズ)も球団期待の
投手。2012年のドラフト1位(全体5位)
で入団した金の卵。ちなみに弟のブラッド・
ジマーも2014年にインディアンズから
ドラフト1順目で入団している。

Kyle Zimmer 20160215

速球は常時92~95マイル、最速で、
97マイル。カーブの曲りも素晴らしい。
間違いなくエース級の素材なのだが、
如何せん、この選手も怪我が多い。



徐々にマイナー組織が弱体化している
ロイヤルズ。それだけにこのジマーや、
モンデシー(90年代に活躍したラウル・
モンデシーの息子)の台頭が、今後の
ロイヤルズのカギを握るだろう。

Kyle Zimmer 201602152 






【2】編集後記

ここ2年程パーソナルトレーナーと共に

筋トレを行っておりますが、最近気づいた事は

股関節や骨盤の重要性。

股関節や骨盤の動きが固いと、やはり姿勢が

悪くなり、加齢と共に腰痛を引き起こします。

かく言う私も、まだまだ固いのです^^;

今後、トレーニングにヨガを取り入れようかと

思っています。

今季ブレイクしそうな20人の有望株たち ~その1~【コーリー・シーガー 他】野球人No.1116

Corey Seager 20160214 

【1】今日の野球人

コーリー・シーガー 他





昨シーズンも多くのルーキーたちが
台頭。特にアメリカン・リーグの
新人王争いは、かつてないハイレベルな
争いとなった。

Francisco Lindor 20150902

そして2016年シーズンも、多くのトップ
プロスペクトたちが虎視眈々とチャンスを
うかがっている。



公式サイトmlb.comでは、




と題し、今シーズンブレイクしそうな
ルーキー20人を、ランキング形式に
ピックアップ。今日からはその
『2016年度版金の卵たち』
見ていきたい。



まずは、1位~10位。



1位:コーリー・シーガー

【チーム】ドジャース
【ポジション】ショート
【年齢】21歳


2位:バイロン・バクストン

【チーム】ツインズ
【ポジション】センター
【年齢】22歳


3位:タイラー・グラスノー

【チーム】パイレーツ
【ポジション】右投手
【年齢】22歳


4位:トレア・ターナー

【チーム】ナショナルズ
【ポジション】ショート
【年齢】22歳


5位:スティーブン・マッツ

【チーム】メッツ
【ポジション】左投手
【年齢】24歳


6位:ルーカス・ジオリート

【チーム】ナショナルズ
【ポジション】右投手
【年齢】21歳


7位:フリオ・ユリアス

【チーム】ドジャース
【ポジション】左投手
【年齢】19歳


8位:アーロン・ジャッジ

【チーム】ヤンキース
【ポジション】外野手
【年齢】23歳


9位:A.J.リード

【チーム】アストロズ
【ポジション】一塁手
【年齢】22歳


10位:ジェイムソン・タイヨン

【チーム】パイレーツ
【ポジション】右投手
【年齢】24歳



新人王の大本命は、やはり1位の
シーガーと2位のバクストンだろう。



シーガーは、ご存知マリナーズのカイル・
シーガーを兄に持つドジャースの超トップ
プロスペクト。昨年9月にメジャーデビューを
果たし、大器の片鱗を見せた。

Corey Seager 201602142

打撃技術、守備共にメジャーレベルとの声も
あり、今後10年はドジャースの中軸を担う
だろう。球団編成部トップのアンドリュー・
フリードマンも惚れ込んでおり、今シーズンは
開幕スタメンが濃厚。



また同じドジャースのフリオ・ユリアス
(7位)も素材的には『超逸材』。

Julio Urias 20160214

昨年はルーキーリーグから始まり、一気に
3Aまで上り詰めた。今季ドジャースの
先発陣は『質よりも量』といった状況。
故障者や不調の投手が出た場合は、ユリアスの
昇格も十分にあり得る。



数年前の、コレッティGMのドジャースで
あれば、彼らを放出してスター選手を獲得
していたかもしれない。実際に今オフも、
彼らのトレードの問い合わせがあったが、
フリードマンは頑なに拒否したとの事。

Andrew Friedman 2014年レイズを去る

本当に楽しみな逸材たちだ。



明日は、11位~20位の選手をチェック
していきたい。






【2】編集後記

今週はスリランカ出張が急遽キャンセル

となった為、スケジュールに一気に

余裕ができました。

溜まっていた仕事をどんどん

片づけたいと思います!

連覇に向け、ロイヤルズがムスタカスと契約延長へ【マイク・ムスタカス】野球人No.1115

Mike Moustakas 201602132 

【1】今日の野球人
[選手名]マイク・ムスタカス
[ポジション]サード
[チーム]カンザスシティ・ロイヤルズ
[背番号]8
[生年月日]1988/9/11
[2015年シーズン年俸]264万ドル




2015年、30年ぶりに頂点に上り詰めた
カンザスシティ・ロイヤルズ。



いつまでも勝利の美酒に酔いしれたいところ
だが、今オフもクエト、ゾブリストといった
主力選手が流出。連覇に向けて何としてでも
戦力を維持したいところ。

2014年ALCS Royals 2連勝

ただ、チームの顔であるアレックス・ゴードン
とは再契約に成功し、ローテーションには
イアン・ケネディが加わった。



ロイヤルズ野球の象徴とも言える
『スピード&ディフェンス』は今年も
健在と言えるだろう。



そんな中、チームは強打の三塁手である
マイク・ムスタカスと年俸調停を避け、
2年契約を結んだ。

Mike Moustakas 201602133

昨年のムスタカスは、攻守において
グレードアップ。特に打撃面においては
逆方向へも打球を飛ばせるようになり、
打率、本塁打、OPSなどで自己ベストを
マークした。



契約内容は2年1430万ドル。2016年が
560万ドル、2017年が870万ドルという
内訳だ。

Mike Moustakas 20160215

ムスタカスは2007年ドラフト1順目
(全体順位2位)でロイヤルズに入団。
当時からトッププロスペクトとして、
ゴードンやホズマー等と共に、期待され
続けていた。



ここ数年のロイヤルズを支えているのは、
2000年代中盤~後半にかけてドラフト
指名された彼らなのだ。

Royals Orioles 2014年ALCS分析3

ただ近年、ロイヤルズの総年俸はうなぎ
上り。今季も1億1000万ドルは軽く超える
だろう。ここ数年ドラフト上位指名で獲得
した選手もハズレが多く、マイナー組織も
徐々に弱体化し始めている。



そして同地区のライバルであるタイガース
同様、主力選手の多くが2017年オフに
FAとなる。



長年、弱小球団であったロイヤルズ。
しかし現在は、強豪球団特有の
『戦力維持と若手の育成』という難題に
ぶち当たっている。

Mike Moustakas 20160213 

ロイヤルズが新たなステージ
突入したのは間違いない。







【2】編集後記

清原ネタで最近TVに出始めた

野村貴仁氏。95、96年の

ブルーウェーブ連覇の立役者の

1人です。左のスリークウォーター

から繰り出されるボールは、本当に

クセがありました。私も当時、

『実況パワフルプロ野球』で貴重な

中継ぎエースとして、よく使っていました。

それだけに、あの姿は衝撃というか、

残念というか・・・。

“もう一人の”マルティネス、2年の契約延長へ【J.D.マルティネス】野球人No.1114

JD Martinez 201602122 

【1】今日の野球人
[選手名]J.D.マルティネス
[ポジション]ライト、レフト
[チーム]デトロイト・タイガース
[背番号]28
[生年月日]1987/8/21
[2015年シーズン年俸]300万ドル




今オフ、積極補強を展開する
デトロイト・タイガース。



昨年は4年連続地区優勝から一転、屈辱の
最下位転落。しかしながらオーナーの
マイケル・イリッチは、再びワールド
チャンピオンを目指す事を明言。



新GMアル・アビラに対し、
『金は気にせず補強しろ』と明言したとか。

Al Avila 20150805

結局、タイガースの『お買い上げ明細』
錚々たる顔ぶれ。



投手陣では先発のジマーマン、ペルフリー、
クローザーのロドリゲス。攻撃陣では
スラッガーのアップトンに、身体能力の
高いメイビン。

Jordan Zimmermann 201601014

まるで数年前のヤンキースのようだ。



そんな状況のタイガースだが、現有戦力との
契約延長も抜かりない。



チームは昨年38本塁打を放った
J.D.マルティネスと年俸調停を避け、
2年の契約を延長したと発表。頼りになる
“もう一人の”マルティネスが、来年も
中軸に座る。

JD Martinez 20160212

マルティネスは、2013年オフにタイガース
に加入。アストロズから戦力外となった
ところをタイガースに拾われ、見事に
大ブレイク。ここ2年で61本塁打を放ち、
押しも押されぬスラッガーへと大化けした。



研究熱心であり、野球に取り組む姿勢は
至って真面目なマルティネス。新天地での
打撃フォームの改造が、ブレイクに繋がった
ようだ。

JD Martinez 2014年ブレイク特集4

守備に関しては何とか平均レベルを保って
いる程度。2015年は守備防御点+4
記録したが、打球の判断や追いかけるルート
は決して上手くはない。ゆくゆくファーストや
DHへの転向もあるかもしれない。



今回結んだ契約は2年1850万ドル。
2016年が675万ドル、2017年が
1175万ドルという内訳。



これでタイガースは、多くの主力選手が
2017年オフにFAとなるかたちとなった。



【先発投手】
・マイク・ペルフリー
・アニバル・サンチェス

【救援投手】
・フランシスコ・ロドリゲス
・マーク・ロウ

【野手】
・ジャスティン・アップトン
・イアン・キンズラー
・キャメロン・メイビン
・J.D.マルティネス

Anibal Sanchez 2014年プレーオフはブルペン

再契約しない限り、彼らは2017年オフに
ゴッソリと抜ける。逆に言えば、この2年で
タイガースは全力でチャンピオンを目指す
という意味だろう。






【2】編集後記

来週予定していたスリランカへの出張が、

3月に延期になりました。

訪問する予定であった、ハーブティー工場の

準備が整っていない為です。

ただ、今月は予定がビッシリだった為、

これでスケジュールに余裕ができました。

ちょっとホッとしました・・・^^;

2015年のMVP、年俸調停を避け2年契約へ【ジョシュ・ドナルドソン】野球人No.1113

Josh Donaldson 20160211 

【1】今日の野球人
[選手名]ジョシュ・ドナルドソン
[ポジション]サード
[チーム]トロント・ブルージェイズ
[背番号]20
[生年月日]1985/12/8
[2015年シーズン年俸]430万ドル




先日取り上げた、



昨年、22年ぶりにプレーオフに進出した
だけに、新社長シャピロ以下、何として
でもこの勢いを継続していきたいところ。
トロント市民の期待も大きく、80年代後半
~90年代前半の、強かった時代のブルー
ジェイズを待ち望んでいる。

Mark Shapiro 20160208

しかしながら今オフの補強は、少々
物足らない。



打撃陣に関しては今年も圧倒的な火力を
維持しているが、問題は先発投手陣。
優勝請負人であったプライスの穴は、そう
簡単に埋まるものではない。



目立った先発の補強は、左腕のJA.ハップを
呼び戻した事と、エストラーダと契約延長を
交わした程度。伸び盛りのストローマンと
サンチェスに期待したいが、やはり未知数な
点が多い。

Marcus Stroman 20160211

地元選手であり、名捕手のマーティンの
リードがカギを握るかもしれない。



そんな中、チームは昨年のMVPプレイヤー、
ジョシュ・ドナルドソンと年俸調停を避け、
2年契約を結んだ。



契約内容は2年2865万ドル。内訳は、
2016年が1165万ドル、2017年が
1700万ドル。

Josh Donaldson 201602114

ちなみにブルージェイズは、18年まで
ドナルドソンを保有できる。



ただ、ドナルドソンのポテンシャルを
考えれば、18年の年俸2000万ドル
越えは確実。チームとしては今のうちに
長期契約を結んでおきたかったが、折り合い
がつかなかったのだろう。

Josh Donaldson 201602112

先日もお伝えしたように、今オフは
主砲のバティースタと、エンカナシオンが
FAとなる。



誰を残し、誰を諦めるのか。この判断を
誤ると、再び低迷期に入ってしまう可能性も
あるだろう。






【2】編集後記

昨日、コインパーキングで出庫する際、

フロントバンパーの右側が看板に

引っ掛かり、大きな傷が・・・。

これは修理代、10万円以上

かかりそうです・・・・(´Д`)

ブレイクした5ツールプレイヤー、2年契約を結ぶ【A.J.ポロック】野球人No.1112

AJ Pollock 201602102 

【1】今日の野球人
[選手名]A.J.ポロック
[ポジション]センター
[チーム]アリゾナ・ダイヤモンドバックス
[背番号]11
[生年月日]1987/12/5
[2015年シーズン年俸]51万ドル



昨日取り上げたダイヤモンドバックス。
打倒ドジャース、打倒ジャイアンツを掲げ、
あっと驚かせる補強を展開。チーム力は
格段にアップした。

zack greinke 20151231

間違いなく、今オフの主役と言える。



そんな中、チームは昨年ブレイクした
5ツールプレイヤーと年俸調停を回避し、
新たに2年契約を結んだ。



打率.315 20本塁打 39盗塁を記録
したA.J.ポロックである。

AJ Pollock 201602107

ダイヤモンドバックスはゴールドシュミット
ばかりが目立っているが、このポロックの
ポテンシャルも相当高い。地味で遅咲きの為
知名度は低いが、リーグを代表する5ツール
プレイヤーになれるだろう。



打撃面では経験と共に、年々弱点が減って
きた。ゴールドシュミット同様、逆方向にも
長打が出る様になっている。クレバーな
選手だ。

AJ Pollock 201602105

そしてポロックの魅力は何と言っても
センターの守備。



俊足且つ、打球の読みと判断が抜群に上手い
為、他のセンターでは追い付けないような
打球を捕る事ができる。2015年は見事
ゴールドグラブ賞を受賞。守備防御点も
+14を記録した。

AJ Pollock 20160210

今回結んだチームとの契約は、
2年1025万ドル。



ダイヤモンドバックスの資金力、ポロックの
ポテンシャルを考えれば、今のうちに安価な
長期契約で囲い込んでおきたい所ではあるが。



とは言え、この金額でも十分バーゲン価格
だろう。

AJ Pollock 201602103

ちなみに今オフ、他球団からポロックの
トレードの引き合いが多かったそうだ。
中でもインディアンズは、剛腕ダニー・
サラザーを交換相手に、かなり話は進んで
いた模様。



やはり各球団、ポロックに対する評価は
急上昇しているようだ。





【2】編集後記

本日の選手、A.J.ポロックですが、

現地の発音だと『パリック』

なんですよね^^;

『ドジャース』も『ダジャース』の

方が良い気がしますし(笑)

日本語表記は難しいですね^^;

積極補強のDバックス、鉄腕リリーバーを獲得【タイラー・クリッパード】野球人No.1111

Tyler Clippard 20160209  

【1】今日の野球人
[選手名]タイラー・クリッパード
[ポジション]ピッチャー
[チーム]アリゾナ・ダイヤモンドバックス
[生年月日]1985/2/14
[2015年シーズン年俸]830万ドル




今オフ、意外な動きを見せた球団として、
ダイヤモンドバックスが挙げられる。



歴代屈指の名将トニー・ラルーサが、
ダイヤモンドバックスのフロント入りしたのが
2014年の5月。その頃から着々と内部
改革が始まった。

Tony La Russa 2015年開幕戦力分析

昨年はGMと監督を一新。新体制の1年目
という事もあり、目先の勝利よりも地盤固めの
年であった。結果は79勝83敗。前年比
+15勝は大健闘と言ってもいいだろう。



とはいえ、首位と13ゲーム差の地区3位。
やはりこの地区はドジャースとジャイアンツが
圧倒的に抜き出ており、この2強の壁は
かなり厚い。



現状、このチームの強みと弱みは明白だ。
強みは何と言っても攻撃力。主砲のゴールド
シュミットを軸に、リーグ屈指の得点力を
誇る。また主力選手の多くがスピードと
ディフェンス力を兼ね備えており、秘めたる
ポテンシャルは相当高い。

Paul Goldschmidt 20151118

反対に、投手陣はボロボロの状態。
特に先発が早い回で崩れる事が多く、
あまりに頼りなさ過ぎた。



そんな状況の中、ラルーサが決断した、
ザック・グレインキーと、シェルビー・ミラー
の獲得劇。



もう既にご存知かと思うが、グレインキーは
6年2億600万ドルという巨額契約で
ドジャースから引っこ抜き、ミラーの獲得に
至っては、わずか半年ほど前に加入した
ばかりのドラフト1位選手を差し出した。

Dansby Swanson 20160209

ダイヤモンドバックスが本気で変わろう
としている様子が伺える。



さらに先日、リーグ屈指の鉄腕として
知られるタイラー・クリッパードと、
2年1225万ドルで契約したと発表。
ブルペンに頼もしい右腕が加入した。



クリッパードはセットアッパー、および
クローザーとして6年連続で60試合以上&
70イニング以上投げている。

Tyler Clippard 201602092

ダイヤモンドバックスは昨年、ベテランの
ジーグラーがクローザーを務め、30セーブ
を挙げている。しかしながら奪三振率が
低い事と、36歳という高齢である事から、
いつパフォーマンスが低下してもおかしく
ない状況。



セットアッパーとクローザー、どちらでも
務まるクリッパードに白羽の矢が立った
という訳だ。



打倒ドジャース、ジャイアンツを掲げ、
下剋上を虎視眈々と狙う新生ダイヤモンド
バックス。

paul goldschmidt 20151111

今年の台風の目になるかもしれない。







【2】編集後記

今日で連載1111回目。

ゾロ目でした。

特に意味はありませんが、

縁起がよさそうだったので、

ご報告までに(笑)

着々と進む、ブルージェイズのフロント改革【トロント・ブルージェイズ】野球人No.1110

toronto bluejays 20160208 

【1】今日の野球人

トロント・ブルージェイズ




昨シーズン、1993年以来、22年ぶりに
プレーオフに進出したブルージェイズ。



ここ数年は、積極補強を展開するも、イマイチ
投打の歯車がかみ合わない状態。



そんな中、夏場に左腕エースのプライス、
強打のトゥロウィツキを獲得。これが見事に
大当たり。後半戦は11連勝を含む、
48勝23敗という快進撃。見事なラスト
スパートで地区Vをもぎ取った。

toronto bluejays 201602082

トロント市民からしてみれば、
『やっと成果が出た』という想いだろう。



そしてオフに入ると、フロントが慌ただしく
なった。まずは、インディアンズの球団社長
を務めていたマーク・シャピロをヘッド
ハンティング。ブルージェイズの球団社長
およびCEOに就任した。

Mark Shapiro 20160208

実はこの人事、以前から噂があった。
ブルージェイズは目をつけていた人物を
見事に射止めたという訳だ。



その影響もあったのか、GMのアンソポロスは
契約延長を拒否し退団。新GMにロス・
アトキンスが就任した。



徐々に新社長のカラーが強くなってきている。



そしてさらに、インディアンズで7シーズン、
マリナーズで3シーズン監督を務めた
エリック・ウェッジがフロントに入閣。現在の
ところ肩書は、選手育成アドバイザー。

Eric Wedge 20160208

しかしながら現地のメディアでは、監督の
ジョン・ギボンズに代わりこのウェッジが
新監督に就任するのではと見ている。



それもそのはず、シャピロとウェッジは、
長年インディアンズでGMと監督という間柄
であり、気心が知れている仲なのだ。



着々と進むブルージェイズのフロント改革。
メジャー唯一のカナダ球団であり、資金力も
充分。新社長のシャピロとしても、このまま
黄金時代を築いていきたいところ。

toronto bluejays 20150830

ちなみに今オフ、エンカナシオン、
バティースタ、ディッキー等、主力選手が
次々とFAに。新社長はいきなり試練を
迎える事になる。






【2】編集後記

今季、中日ドラゴンズと育成契約をした

多村選手、また怪我をしたようですね・・・。

↓   ↓

それにしてもこの選手、本当に怪我ばかりの

野球人生です。素質は凄いだけに、心底

もったいなく感じてしまいます。

同じ年なだけに、最後の一花を咲かせて

頂きたいです。

オフシーズンの契約を振り返って ~その16~【チェン・ウェイン】野球人No.1109

Wei-Yin Chen 201602074 

【1】今日の野球人
[選手名]チェン・ウェイン
[ポジション]ピッチャー
[チーム]マイアミ・マーリンズ
[背番号]54
[生年月日]1985/7/21
[2015年シーズン年俸]475万ドル




引き続き、契約が成立した選手を
追っていきたい。



今日はオリオールズからFAとなり、
マーリンズと契約を結んだチェン・ウェイン。



日本人にとってチェンと言えば、やはり
中日時代のイメージが強い。18歳の学生
だったチェンを、当時中日のスカウトで
あった大豊泰昭氏が台湾から連れてきた。

Wei-Yin Chen 20160207

約4年程中日の2軍で修行を積んだ後、
2009年に先発ローテーションに定着。
落合政権時代のローテの柱として活躍した。



2012年にオリオールズに移籍後も、
安定感のあるピッチングを披露。
90~94マイルのフォーシームに、
スライダー、チェンジアップ、カーブを
織り交ぜる。



コントロールもかなり良いので、毎年
与四球率はかなり低い。やはり日本でプロ
としてのイロハを学んだ事も大きいのかも
しれない。

Wei-Yin Chen 201602073

フライボール系のピッチャーである為
被本塁打が多いが、非常に完成度の高い
投手へと成長した。



当時オリオールズは、3年1200万ドル
(4年目は475万ドルの球団オプション)
という契約をチェンと結んでいたのだが、
これはまさに『バーゲン価格』となった。



2015年は二ケタ勝利、防御率3点台前半、
190イニングをクリア。堂々たる成績を
残してFAマーケットへと躍り出た。

Wei-Yin Chen 201602072

案の定、多くの球団からオファーがあった
ものの、チェンが選んだ球団はマーリンズ。
契約内容は5年8000万ドルであった。



ただし、マーリンズが本気に勝ちに行くのか、
球団再建に乗り出すのか、全く見えてこない。
毎年不可解な動きを見せるマーリンズだけに、
タイミングを見計らって、あっさりとチェンを
放出する事も考えられる。

Wei-Yin Chen 201602075

トップチームに在籍しても、確実にローテの
2~3番手には喰いこめるであろうチェン。



来シーズン、チェンが違うチームで投げて
いても大きな驚きはないだろう。






【2】編集後記

そろそろ選手名鑑が出る時期ですね。

日本で出版されるメジャーリーグの

選手名鑑は限られていますが、

やはり見ているだけであっという間に

時間が過ぎていきます。

毎年この時期は本当に楽しみです!

王朝復活は意外に早いかも!?【フィアデルフィア・フィリーズ】野球人No.1108

Phillies 201602062 

【1】今日の野球人

フィアデルフィア・フィリーズ



2007年から5年連続地区優勝を飾った
フィアデルフィア・フィリーズ。



ハラディ、リー、ハメルズといった豪華な
先発投手を擁し、潤沢な資金力も相まり
2008年にはワールドシリーズを制した。

Phillies 20160206

しかし、王朝にほころびが出始めたのは
2012年。主力選手たちの巨額契約が
ネックとなり、世代交代に大きく失敗。
上記の選手たちも年齢と共にパフォーマンス
が落ちはじめ、黒星が増え始めた。



さらにアマロGMが『再建モード』に移行
する事を嫌い、ベテラン選手に固執し続けた
事も、悪循環を招いた。

Ruben Amaro 20160206

本格的に再建モードに入ったのは、2014年
シーズン終了後。さらに昨年の夏には長年
チームを支え続けた主力選手を次々と放出。
2008年のチャンピオンのメンバーは、
ハワードとルイーズぐらいになってしまった。



『元凶』とも言われたアマロGMが解任され、
結果的に再建は着々と進んでいる。
新たに編成部のトップに就任したのは、
アンディ・マクヘイル。オリオールズで
球団社長を務めていた人物で、経営手腕は
なかなかのもの。



このマクヘイルが積極的にトレードを
仕掛けており、フィリーズはすっかり
若返っている。

Andy MacPhail 20160206

驚いたのはクローザーのジャイルズを、
あっさりと放出した事。まだ25歳でFA
まであと5年あったにもかかわらず、
『今のフィリーズに必要なし』と判断した
のである。



見返りでアストロズから獲得したのは、
2013年のドラフト1順目1位入団の
マーク・アッペル。伸び悩んでいるとはいえ、
『金の卵』を獲得した。



そしていつの間にやら、フィリーズのマイナー
には超有望株がひしめく状態に。ここ数年の
トレードで、他球団がうらやむほどの
『金の卵』がズラリ。

mark appel 20160206

それもあと2年程度でメジャーに昇格でき
そうな選手が多い。まるで数年前の
カブスを見ているようだ。



有望株が控え、資金力もあるフィリーズ。
王朝復活は、意外に早いのかもしれない。







【2】編集後記

今日は、家族で水族館に行きます。

ここ最近、平日忙しかったこともあり、

今日は終日、家族サービスデーです!

頑張ります(笑)

『ベースボールチャンネル』にて、岡島投手について書きました 野球人No.1107


こんにちは、マツダタクヤです。



『ベースボールチャンネル』にて、
岡島投手について書きました。



hideki okajima 20160205 

39歳となりましたが、岡島投手は
まだまだ燃え尽きてはいません。



プレーオフ進出を狙うインディアンズ、ウリベをターゲット!?【ホアン・ウリベ】野球人No.1106

juan uribe 20160204 

【1】今日の野球人
[選手名]ホアン・ウリベ
[ポジション]サード、セカンド
[生年月日]1979/3/22
[2015年シーズン年俸]792万ドル



ここ数年、プレーオフまであと一歩の
クリーブランド・インディアンズ。



2013年にテリーフラン・コーナが監督に
就任して以来、チームの雰囲気は非常に
良くなった。若い選手を中心に、伸び伸びと
プレーしている。

Cleveland Indians 20150703

同地区のタイガースが豊富な資金力を有して
いるのとは対照的に、インディアンズの予算は
非常に限られている。字際、インディアンズの
年俸総額は、タイガースの半分程度だ。



そんな状況である為、今オフの戦力補強も
非常に慎ましやか。



投手陣は他球団が羨むほどの陣容だが、
問題は打撃陣。昨シーズンは貧打にあえぎ、
あと一本が出なかった。

jason kipnis 2015年5月好調2

その為、強打者獲得が必須事項であったの
だが、現時点で目立った補強と言えば、
マイク・ナポリとラジャイ・デービスを補強
した程度。これではまだまだ物足らない。



そんな中、大手メディアのFOXスポーツが、
インディアンズがホアン・ウリベに強い
興味を示していると報じている。



(ウリベは来シーズン、インディアンズの
三塁手になるのか?)


juan uribe 201602043 

パンチ力があり、サードの守備も堅実な
ウリベイは、インディアンズの現状に
ピッタリとマッチしている年齢は今年で
37歳だが、昨年14本塁打を放ったように、
まだまだパワーは残っている。



エンゼルスからFAとなっている、デビット・
フリースもインディアンズの獲得候補に
挙がっていたものの、価格面から考えると、
ウリベの方が安く済みそうだ。守備もウリベの
方が上手い。

juan uribe 201602045

昨年は、ルーキーのジオバニー・ウルシェラが
主にサードを守ったが、まだまだ経験不足。
ベテランのウリベがバックアップに回れば
非常に心強いだろう。



また、ウリベのリーダーシップも非常に評価が
高い。若い選手が多いインディアンズにとって
大きなプラスになる。

juan uribe 201602042

今年も例年通り、ダークホース的な存在の
インディアンズ。開幕戦のサードは誰が
守っているのだろうか。非常に楽しみだ。





【2】編集後記

来週末から、またスリランカに出張

する事になりそうです。今回は、

ハーブティーに関する打合せと、

カレースパイスの仕入先探し。

滞在日数は4日間ぐらいですが、

スケジュールはぎっしりに

なりそうです^^;

オフシーズンの契約を振り返って ~その15~【スコット・カズミアー】野球人No.1105

Scott Kazmir 201602035 

【1】今日の野球人
[選手名]スコット・カズミアー
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ロサンゼルス・ドジャース
[背番号]29
[生年月日]1984/1/24
[2015年シーズン年俸]1300万ドル



引き続き、契約が成立した選手を
追っていきたい。



今日はアストロズからFAとなり、ドジャース
と契約を結んだスコット・カズミアー。



『早熟の天才サウスポー』のイメージが強い
カズミアーだが、メジャー人生はまさに
波乱万丈。

Scott Kazmir 201507232

20歳の若さでメジャーデビューし、21歳で
エース格にのし上がった。しかし、2009年
頃から球威が低下。そこからが地獄の始まり
であった。



カズミアーがメジャーから姿を消したのは
2011年。球速は80マイル中盤すら出なく
なり、一時は独立リーグまで身を落とす事に。



結局、復活するまで2年弱を要し、メジャーの
舞台に戻ってきたのは2013年。以前の様な
支配的なピッチングではないものの、逆境を
乗り越え一回りも二回りも『したたか』
なった感がある。

Scott Kazmir 201602033

昨年はアスレチックスで開幕し、夏場に
地区優勝を狙うアストロズへと移籍。勝敗は
7勝11敗と負け越したものの、防御率は
3.10をマーク。いぶし銀の活躍をみせた。



ただ、2年連続で後半戦に息切れしている点が
気掛かり。昨年は8月以降、防御率5.22と
完全にバテてしまった。



今オフ、ドジャースはグレインキーが抜けた
先発の穴を埋める為、カズミアーと契約。
3年4800万ドルという内容であった。

Scott Kazmir 20160203

当初、4年程度の契約が予想されていたが、
そこはやはりフリードマン。カズミアーの
故障歴やスタミナ不足といった点を考慮し、
3年に留めた。



もちろん、カズミアー1人でグレインキーの
穴が埋まるはずがない。前田健太らを補強し、
現在ドジャースは9人の先発投手を抱えて
いる。

Andrew Friedman Maeda 20160108

ただ、確実に計算できるのはエースの
カーショウぐらい。実力が未知数の投手や、
故障明けの投手が多く、『質よりも量』
いった感が強い。



プライスやジマーマンといった、大物投手と
巨額契約を結ぶよりも、Bクラスの先発投手を
たくさん抱えた方が安全と判断したのだろう。



今季のドジャースの先発ローテーションは、
本当に興味深い。







【2】編集後記

スポーツ新聞は、どれも清原の事

ばかりですね。

我々30代後半~40代前半の人間は、

『KKコンビ』に熱狂した世代です。

残念という言葉以外みつかり

ません・・・。

オフシーズンの契約を振り返って ~その14~【ハーウィー・ケンドリック】野球人No.1104

Howie Kendrick 201602023 

【1】今日の野球人
[選手名]ハーウィー・ケンドリック
[ポジション]セカンド
[チーム]ロサンゼルス・ドジャース
[背番号]47
[生年月日]1983/7/12
[2015年シーズン年俸]985万ドル




引き続き、契約が成立した選手を
追っていきたい。



今日はドジャースからFAとなり、先日
再契約を結んだハーウィー・ケンドリック。



マイナー時代から、広角に打ち分けるバット
コントロールは群を抜いていたケンドリック。
ドラフト順位は10巡目(全体294位)。
決して期待されての入団ではなかったが、
エンゼルスのマイナーでは一躍トップ
プロスペクトへとのし上がった。

Howie Kendrick 20160202

2006年に昇格し、今年で11年目。
派手さはなく、地味な職人タイプである
ものの、通算打率.293を誇る。特に
右方向へのバッティングは素晴らしく、
相手投手からすると非常に嫌らしい打者だ。



守備は堅実で平均的なレベルを維持して
いたが、30歳を過ぎてやや守備範囲が狭く
なってきた。昨年は、左のハムストリングの
故障もあり、守備防御点は-12。



セカンドとしての長い経験と、天性の野球
センスで平均レベルには戻せそうだが、
あまり期待はできないだろう。

Howie Kendrick 201602022

2014年オフに、約13年在籍した
エンゼルスを離れ、隣町のドジャースへ。
新天地でもケンドリックらしい堅実な
バッティングを披露。今オフにFAとなった。



以前のドジャースであれば、ケンドリックに
代わる大物二塁手を引っ張ってきただろう。



しかし、今のドジャースは明らかに違う。
編成部のトップであるフリードマンは、
レイズ時代同様に、無駄をいっさい排除する。
潤沢な資金があろうがなかろうが、そこは
ブレていない。

Howie Kendrick 201602025

結局、ケンドリックと2年2000万ドル
再契約。派手な補強ではないものの、
ドジャースの内野の層はまた厚くなった。



ちなみにケンドリックは職人気質である為、
ファンやメディアに対する態度はあまり良く
ない。まぁ、それもケンドリックの魅力なの
かもしれないが・・・。





【2】編集後記

今日からまた東京です。

有明のビッグサイトで大きな

イベントがあるので、それに出席

する為です。

それにしても今年は毎週東京に

行ってます・・・^^;

オフシーズンの契約を振り返って ~その13~【ダグ・フィスター】野球人No.1103

Doug Fister 201602015 

【1】今日の野球人
[選手名]ダグ・フィスター
[ポジション]ピッチャー
[チーム]ヒューストン・アストロズ
[背番号]58
[生年月日]1984/2/4
[2015年シーズン年俸]1140万ドル




再び、契約が成立した選手を
追っていきたい。



今日はナショナルズからFAとなり、先日
アストロズと契約したダグ・フィスター。



フィスターは決して力で抑え込むピッチャー
ではないものの、投球フォームは非常に
滑らかで、テンポよく投げ込む。

Doug Fister 201602012

平均球速は88マイル程度だが、2シームは
良く沈み、ゴロを量産する。変化球も豊富で
スライダー、チェンジアップ、カーブを得意と
している。



また抜群にコントロールが良く、与四球率も
毎年素晴らしい数字を挙げている。



2011年途中から2013年まで所属した
タイガース時代はバーランダー、シャーザー、
サンチェス、ポーセロと共に最強ローテー
ションを編成。豪華な面子であった為、
常に下位のローテーションではあったが、
堅実な働きを見せた。

Doug Fister 201602013

ただ、FAイヤーであった2015年は
好不調の波が激しく大不振。滅多打ちに
される事も多々あった。結局、痛めていた
前腕部が悪化し、5月にDL入り(6月に
復帰)。



結局、本調子を取り戻せないまま、先発の
座を失いブルペンへ。FAのタイミングで、
良い印象を残す事ができずにシーズンを
終えてしまった。

Doug Fister 201602014

年齢も31歳と、最も脂が乗っている時期。
例年通りの調子であれば、引く手あまた
であったであろう。契約は1月下旬まで
ずれ込み、アストロズと1年700万ドル
(インセンティブ付)で合意。



フィスターとしては、今年何が何でも活躍し、
1年後に再び大きな契約をゲットしたい
ところ。



アストロズからすれば結構おいしい契約かも
しれない。豊富な経験と、ローテの中盤を
支えられる技巧派右腕をお買い得価格
得られたのだ。もちろん、今年1年のみに
だと思うが。

Doug Fister 20160201

フィスターの復活に期待したい。





【2】編集後記

冬になると履いているムートンブーツが

先日の雪で、シミができてしましました。

インターネットで調べていたところ、

宅配便が引き取りに来てくれて、

しみ抜き後、2週間後に送り返す

というサービスがあったので利用して

みました。こういった形態のサービスは、

今まさに旬で、クリーニングも多いですよね。

綺麗になって返ってくるのが楽しみです。

いまだ決まらないFA選手達 ~その4~【デビッド・フリース】野球人No.1102

David Freese 201601316 

【1】今日の野球人
[選手名]デビッド・フリース
[ポジション]サード
[生年月日]1983/4/28
[2015年シーズン年俸]642万ドル




引き続き、いまだFAマーケットに売れ
残っている、ポテンシャルの高い選手を
追っていきたい。



今日はエンゼルスからFAとなって
いるデビッド・フリース。



フリーズと言えば、やはり2011年の
ワールドシリーズでの活躍。第6戦での
同点タイムリーや、サヨナラホームランで
一躍全国区となった。

David Freese 20160131

結局ポストシーズン新記録の21打点を
マークし、ワールドシリーズMVPを獲得
した。



翌年2012年に初めて規定打席に到達。
20本塁打をマークし、強打の三塁手として
開花した。左投手を得意とし、右方向へ
長打が打てるのが強み。調子の良い時は
フィールド全体に広角に打ち分ける。



ただ残念ながら、フリーズが輝いていた
のはこの頃だけで、翌年以降ズルズルと
成績が下降。好不調の波が激しく、腰痛に
よる欠場も増えてきた。

David Freese 201601315

守備面はデビュー当初から平均以下。
時折、スーパープレーを魅せるが、守備
範囲は決して広くない。『最初の位置から
あまり動かなくて済む打球に関しては
キッチリ処理する』という評価も。肩は
強く、送球も正確なのは救い。



2014年にエンゼルスに移籍したが、
今オフ、球団はオプションを破棄。
フリースはFAとなった。

David Freese 201601313

契約内容としては、2~3年で、1年あたり
800万~900万ドル程度か。



mlb.comを含む、現地の各メディアは
揃ってインディアンズを予想。実際、
インディアンズはオフに入ってから
熱心にオファーを送っている。



クオリファイングオファーも無く、年俸も
抑えられる為、予算に制約のあるチーム
にはお手頃な選手だ。

David Freese 201601314

上記の契約条件で、20本塁打を打って
くれれば合格点ではないだろうか。





【2】編集後記

昨日、初めてコワーキングスペース

(有料の自習室、会議室のようなスペース)

を利用しました。

やはり物凄くいいですね!

起業家の様な方々が集まっており、

クリエイティブな雰囲気が

充満しておりました。

4時間ほど滞在し、仕事のアイデア

出し等を行ったのですが、とても

はかどりました。

ちなみに私が利用した部屋は

コチラです。

読者の皆様も是非!