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カブス、2011年のサイ・ヤング賞投手にターゲット!?【シカゴ・カブス】野球人No.1313

joe maddon 20170706 

【1】今日の野球人

シカゴ・カブス



昨シーズン、108年ぶりに頂点に立った
シカゴ・カブス。

Kris Bryant chicago cubs 20150930

現在のカブスは、若手とベテランが上手く
ミックスされており、バランスが非常に良い。
そして主力選手の多くは、向こう3~4年は
保有下にある。安定した戦力を維持する事が
でき、黄金時代の到来を感じさせる。



しかしながら、今季は予想以上に苦戦を
強いられている。

Anthony Rizzo 20170706

現在、ナ・リーグ中地区の首位は何と
ブルワーズ。大本命のカブス、対抗の
カージナルスは勝率5割を切っている。



もちろん、常勝軍団がこのまま低迷するとは
思えないが、まさかここまで苦戦するとは、
誰も予想できなかったはず。



様々な要因が挙げられるが、
やはり先発投手陣が誤算。

John Lackey 20170706

昨年、チャンピオンの原動力となった
先発陣(昨年の先発防御率2.96)が、
今年はいまいちピリッとしない。



エースのレスターはまずまずだが、
アリエッタ、ヘンドリックスは防御率4点台で
クオリティースタート率(6回を3失点以内に
抑える確率)は50%を割っている。

Kyle Hendricks 20170706

現在、カブスの先発防御率4.47は、
リーグ6位。昨年のワールドシリーズでの
ピッチングと比較すると、非常に物足りなく
感じてしまう。



そんな状況の中、早くもトレードの噂が
浮上してきた。



現地メディアのCBSスポーツによると、
カブスがタイガースのジャスティン・
バーランダーを狙っているとの事。

Justin Verlander 201508262

バーランダーは、2011年に投手3冠
輝き、サイ・ヤング賞を受賞した剛腕だ。



近年、衰えの兆候が顕著に見られていたが、
昨年16勝 254奪三振をマークし、復活を
アピール。久々に支配的なピッチングを
披露した。



そして現在、球団再建にシフトしつつある
タイガースは、高年俸のバーランダーを
放出したがっている。

Justin Verlander 20150826

とは言え、バーランダーの
残りの契約は莫大だ。



2017年 2800万ドル
2018年 2800万ドル
2019年 2800万ドル
2020年 2200万ドル(※)

※2020年は選手と球団が
 相互に持つオプション



現在34歳のバーランダーだが、さすがに
来年以降、パフォーマンスが低下する
可能性が高い。

Justin Verlander 不調

実際、昨年サイ・ヤング賞投票2位に
ランクインし復活したものの、今年は
再び逆戻り。現在、


5勝5敗 防御率4.96 92奪三振
WHIP1.52


という内容。



奪三振率、四死球率ともに昨年より大きく
悪化し、先日のインディアンズ戦では、
3回9安打7失点と大炎上。

Justin Verlander 2014年前半誤算2

マーケットの評価は下がっている。



カブスとしても、今年は先発4番手以降に
不安が残る為、なんとかもう1枚加えたい
のは確か。タイガースが年俸の大半を
肩代わりし、有望株数名とトレード、
という事も大いにありうる。



今後、トレードデッドラインに向けて、
様々な噂が流れ、水面下でGMたちの
動きが激しくなるだろう。

Theo Epstein 20150720

カブスも、効果的なトレードで、
浮上のきっかけをつかみたいところだ。




伝家の宝刀『ブレーキング・ボール』は、今年も健在【コーリー・クルーバー】野球人No.1312

Corey Kluber 20170704 


【1】今日の野球人


コーリー・クルーバー




2016年シーズン、中地区の古豪球団
クリーブランド・インディアンズは
飛躍した。



伸びしろのある若手有望株とは
早期の長期契約で囲い込む。そして、
上層部の確かな『目利き力』によって、
数々のお得なトレードを仕掛ける。



仕上げは、名将テリー・フランコーナ
の絶妙なマネージメント。

Terry francona 20160123

ワールドチャンピオン2度の腕前は、
やはり本物。チーム力は着実にアップ
していった。



昨年は惜しくもワールドチャンピオンを
逃したものの、全米中にインディアンズ
復活を印象付けた。

cleveland indians 20160825

もちろん今季もインディアンズの前評判は
高く、現在もア・リーグ中地区の首位を
守っている。



そして、インディアンズのエースはもちろん
この選手。昨年のプレーオフにおいて、
合計3度、中3日の登板を果たした
コーリー・クルーバーだ。

Corey Kluber 20160522

2014年度のサイ・ヤング賞投手であり、
ア・リーグを代表するスターターである。



今季は5月に背中を痛めて1ヶ月ほど離脱
したものの、復帰後はまさに圧巻の内容。



6月は、6度の先発で1完封を含む、

4勝0敗 防御率1.26 64奪三振
43イニング 被安打22 四死球7
被打率.150 WHIP0.67 



完璧なピッチングを披露。6月最終週の

Player of the week
(週間最優秀選手)

を受賞した。

Corey Kluber 201707043

そしてクルーバーと言えば、
やはり伝家の宝刀カーブ。



打者との絶妙な駆け引きでカウントを
有利にし、最後は縦に鋭く曲がるカーブで
三振の山を築く。



しかしながらこのボール、メディアに
よってはスライダーと形容される事もある。

Corey Kluber 201707044

現地のメディアでも、この決め球が
『カーブなのか、スライダーなのか』
といった話題がよく上がる。



そしてクルーバー本人は、どう答えている
のかというと、

『ブレーキング・ボール』

この一言だ。

Corey Kluber 201707045

結局、本人もカーブなのか、スライダーなのか
よくわかっておらず(むしろ球種の名前など、
興味がないのかもしれない)、とにかく
コントロールされたところへ、縦に鋭く
曲がればよい、というニュアンスが
伝わってくる。



いずれにせよ、クルーバー現在、この
『ブレーキング・ボール』で3年連続
200奪三振をマークしている。

Corey Kluber 201707042

今季も既に80イニングで105奪三振。
切れ味抜群だ。



是非とも今後、クルーバーの
『ブレーキング・ボール』
注目して頂きたい。


ヤンキース期待のプロスペクト、いよいよメジャーデビューか!?【クリント・フレイジャー】野球人No.1311

clint frazier 20170701 


【1】今日の野球人

クリント・フレイジャー



今シーズン、ヤンキースの中で眩い光を
放つ選手がいる。もう既に全国区、ご存知
アーロン・ジャッジだ。



2013年にドラフト1順目(全体32位)
入団した、ヤンキースの期待の星。
身長2m、体重120kgを越える巨体から
繰り出されるパワーは、まさに規格外だ。

aaron judge 20170701

昨年は持ち前のパワーをアピールできた
ものの、メジャーの投手に適応できず
大型扇風機状態。



しかしながら今シーズンは見事に課題を
克服し、開幕から本塁打を量産。現在、
打率、本塁打、打点の3部門でトップ
立つ大活躍だ。



ヤンキースは近年、ベテラン偏重だった
チーム構成にメスを入れ、若手の育成に
注力。

brian cashman Joe Girardi 20160803

数々のトレードを仕掛け、現在ヤンキースの
マイナー組織は『若手有望株の宝庫』。
他球団が羨むほどの若手有望株が揃っている。



もちろん前述のジャッジも、『金の卵』
呼ばれた若手の中の一人。



そして近々、ジャッジに続き、大型新人が
メジャーデビューする予定だ。



現在AAA級に所属する外野手、
クリント・フレイジャー(22歳)である。

clint frazier 201707012

フレイジャーは2013年ドラフト1順目
(全体5位)でインディアンズから指名
され入団(ジャッジと同期)。



抜群のバットスピードで、将来的には
30本塁打の可能性を秘める逸材。



またスピード、守備共に優れており、
20盗塁もクリアできると言われて
いる。

clint frazier 201707013

フレイジャーは昨年、アンドリュー・ミラー
とのトレードでインディアンズから加入。



当初、インディアンズはフレイジャーの放出を
最後の最後まで渋っていたそうだ。結局、
プレーオフ進出の為、出血覚悟で逸材を
放出したとの事。



現在、ヤンキースの外野の控え、及び
DHから故障者が続出。ヒックス、ホリデー、
オースティンが離脱中だ。



そんな状況の為、フレイジャーがコール
アップされる可能性が出てきたのである。

clint frazier 201707014

続々と優秀な若手がメジャーに供給される
ヤンキースのマイナー組織。今後が非常に
楽しみだ。

アトランタの『Big Sexy (ビッグ・セクシー)』契約を解除【バートロ・コロン】野球人No.1310

bartolo colon 20170630 

【1】今日の野球人

バートロ・コロン



アトランタ・ブレーブスは今シーズン、
新球場サントラスト・パークをオープン。



球場の周辺には、ホテルやショッピング
モールが続々と建設される予定で、今後
この辺りは、非常に楽しみなエリアになり
そうだ。

SunTrust Park 20170630

ここ数年、ブレーブスは下位に低迷して
いるが、マイナーに控える若手有望株は
メジャートップクラス。本拠地移転を
はじめ、少しずつ光が差し込んでいる。



現在ブレーブスは、37勝40敗の地区2位。
トップのナショナルズは9.5ゲーム差と
はるか遠いものの、『球団再建中』という
現状を考えればまずまずと言ったところか。



そんな状況の中、チーム苦渋の決断を下した。



昨年オフに加入した大ベテラン、
バートロ・コロンの契約を解除したのだ。

bartolo colon 2017063013

コロンはイチローと同い年(1973年生)
の44歳。通算235勝を誇り、2005年に
はサイ・ヤング賞を受賞。



昨年まで5年連続で2ケタ勝利を継続中。
昨シーズンも15勝を挙げ、オールスター
にも選出。



20代の頃は100マイル近い4シーム
ガンガン投げ込むスタイルであったが、
現在の速球は85マイル程度。しかしながら
ボールの軌道を微妙に変え、絶妙な
コントロールで、打者を手玉に取る。

bartolo colon 2015年6月好調2

40代に入り、進化を続けるコロンで
あったが、今シーズン5月以降は
めった打ちに。ここ10試合は先発して
クオリティースタート(6回3失点以内)は
ゼロであった。



44歳という年齢も考慮した上で、
先発13試合 2勝8敗 防御率8.14
WHIP1.78では致し方ないか・・・。

bartolo colon 201706302

ちなみにコロンと言えば、バッティング
スタイルも大人気であった。



マンガのキャラクターようなコミカルな
体型で、愛嬌たっぷり。Big Sexy
(ビッグ・セクシー)というニックネーム
までついている。

bartolo colon 2017063014

これまでコロンは禁止薬物の使用や
肩のケガと、何度も選手生命の危機に
さらされてきた。しかし、その度に
不死鳥のように蘇り、マウンドに帰ってきた。



44歳。かなり厳しい状況ではあるものの、
あの愛嬌あるバッティングフォームを
また見せてほしい。



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