野球人.com

TOP日本プロ野球 ≫ 通算400セーブを積み上げた、『危機管理能力』【岩瀬仁紀】野球人No.551

通算400セーブを積み上げた、『危機管理能力』【岩瀬仁紀】野球人No.551

岩瀬 危機管理能力5 

【1】今日の野球人
[選手名]岩瀬仁紀
[ポジション]ピッチャー
[チーム]中日ドラゴンズ
[背番号]13
[生年月日]1974/11/10
[2014年シーズン年俸]3億7000万円




『危機管理能力』という言葉がある。



危険な事に対しての対策や、実際に
危険に陥った時の対応する能力の事である。
また、事前にどのようなリスクがあるのかを
分析する事も、『危機管理能力』だろう。



3年前の東日本大震災以降、この言葉を
耳にする機会が増えた。野生の動物たちは、
『危機管理能力』が本能的に備わっている。
天敵から身を守る為、食糧にありつく為、
寒さをしのぐ為・・・等々。



中日ドラゴンズの岩瀬仁紀。



ユニフォームを着ていなければ、
『近所のお兄ちゃん』といった風貌。
時折見せる、人のよさそうな笑顔が印象的だ。

岩瀬 危機管理能力3 

この近所のお兄ちゃんが、先日とんでもない
記録を樹立した。プロ通算400セーブ
達成したのだ。もちろん歴代ダントツ1位。
2位が高津臣吾の286セーブなので、
いかに岩瀬の数字が飛び抜けているかが
ご理解頂けるだろう。



岩瀬といえば、ケガをしない身体と、
切れ味抜群のスライダーが武器だが、
プロとして成功した最大の秘訣は他に
あるそうだ。

岩瀬 危機管理能力 

2012年に中日ドラゴンズの投手コーチを
務めた権藤博は言う。



『岩瀬は“一流の臆病者”。危ないと思ったら
簡単に勝負にいかず、これなら大丈夫という
ところまで、必死に我慢する。単に用心深い
のとは違う。』



なるほど。
『臆病さ』と言うと少々聞こえが悪いが、
要するに『危機管理能力』が飛び抜けて高い
のだ。現状の自分のコンディションを正確に
把握し、打ちそうな気配の打者を本能的に
かぎ分ける。



『今、コイツと正面から勝負を挑んだら
ヤバい』
といった感覚が研ぎ澄まされており、
勝負を急がず、じっくりと、冷静に料理する。
時には危険を回避するために、くさい所を
攻め、勝負を避ける。

岩瀬 危機管理能力2   

力対力の勝負、といったスタイルとは、
対極に位置するかもしれない。しかし、
打たれれば先発投手の勝利を消し、チームが
敗れる。その重圧たるや、並々ならぬものだ。



400セーブという、途方もない数字は岩瀬の
優れた『危機管理能力』のたまものだろう。



現在39歳。
これからも9回を打者3人でビシッと抑える
といったシーンは少ないかもしれない。
しかし、塁は埋まっても、いつのまにか
試合が終わっている。



それがこの男の抑え方なのだから。




【2】編集後記

3歳の息子は、野菜が嫌いです。

夫婦そろって、あの手この手を使って、

食べさせようとしていますが、なかなか

食べません^^;

先日、いつものように野菜を食べさせようと

したところ、寝たふりをしました。

これも3歳児なりの『危険回避』

なんですかね・・・。

Comment













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL

08
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31