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わかりやすく解説します、野球の数字~その1~【OPS】野球人No.577


こんにちは、
いつも野球人.comをご愛読頂き、
誠にありがとうございます。



管理人のマツダタクヤです。



さて、昨日のブログでご報告させて頂き
ました様に、今日からちょっと視点を変えて、
野球の数字について書いてみたいと思います。



マニアの方なら『そんなの常識!』と思われる
かもしれませんが、まぁ、簡単な復習とでも
思ってお付き合い下さい^^



今や、セイバーメトリクス(統計学を用いて
選手を評価する分析手法)は、日本のファンの
間でも大人気です。

Billy Beane 目利き20142

でも普通のファンの方からしてみれば、
数字の羅列って、ちょっと学者っぽい匂いも
するし、小難しい感じがしますよね(笑)



でもそんな事はないです。



確かに、とても難しい計算を伴う指標も
ありますが、そんな指標は、はっきり言って
誰も重要視してません。



アメリカの一部のマニアが、『数字遊び』
として、お互いの知識を自慢しあっている、
とでも思って下さい(笑)



そんな難しい指標は無視して、簡単な指標に
注目するだけで、野球の見方が変わり、
間違いなく面白くなります!



前置きが長くなりましたが、ここから
本題に入りますね^^;



まずは、皆さんバッターを評価する際、
どの数字(指標)を参考にしますか?



打率? 本塁打? 打点?



まぁ、この3項目は『鉄板』ですよね。
私自身も、まずはこの3項目に目がいきます。
この3つをおさえれば、打者の能力の60%
把握できますよね。



では今日は、もう一つ、指標を紹介させて
頂きます。



それは、OPS(オー・ピー・エス)です。



既に日本でもかなり有名な指標になりました。



計算式は、出塁率+長打率。
では、この数字が何を示すかというと、
ずばり、『強打者かどうか』。



セイバーメトリクスでは、
打率よりも出塁率が重要視されます。



それは、セイバーメトリクスが、
『ヒットでも四球でも、とにかく出塁する
打者が優秀』という考えだからです。



ただ出塁率は、単打も二塁打も四球も本塁打も
みんな同じ扱いになってしまいます。なので、
その出塁率に長打率を単純にプラスしたのが
このOPSです。




結論から言うと、選球眼が良くて
(ストライク、ボールの見極めが上手くて)、
パワーのある打者が、OPSが高くなります。



現役選手で言うと、タイガースのミゲール・
カブレラや、エンジェルスのマイク・トラウト
が安定して高いOPSを叩き出します。

Miguel Cabrera 戦力分析

わかりやすい基準としては、



OPS.800 以上 

→ 一流の強打者


OPS.900 以上 

→ リーグを代表する強打者


OPS.1.000 以上 

→ MVP級



といったところでしょうか。



ただOPSにも欠点があります。
イチローのようなタイプの選手
(パワーがなくても、スピードと小技に
長けた選手)は、OPSが低く算出されて
しまう点です。

Ichiro 初動負荷トレーニング3

多くのメジャーリーガーから尊敬され、
殿堂入り間違いなしのイチローでさえ、
平均OPSは.772です。



『イチローはOPSが.800未満だから、
二流選手なのか?』という問いに対しては、
間違いなくNoです。



OPSにも苦手な分野があるという事です。



皆さんも、好きな選手のOPSを調べてみては
いかがでしょうか?^^



※バリー・ボンズのOPSをチェックする
のもなかなか楽しいですよ。


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