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これぞ2017年度版 Wild Wild West ~その3~【アリゾナ・ダイヤモンドバックス】野球人No.1308

Diamondbacks 201706282 

【1】今日の野球人

アリゾナ・ダイヤモンドバックス




引き続き、ナ・リーグ西地区の現状を
見ていきたい。



2016年、ダイヤモンドバックスは、
『最も期待を裏切った』チームであった。



前年オフ、突如大補強を敢行し、総額2億ドル
以上をかけ、エース格のグレインキーを獲得。
また、超有望株であったスワンソンを放出し、
先発右腕のミラーを補強。



しかしながら結果は、見るも無残な大失敗。

Shelby Miller 20170628

期待のグレインキーとミラーは揃って
不振に陥り、野手陣も故障者が続出。
チームは低迷し、結局地区優勝どころか、
69勝93敗で負け越し、地区4位で2016年
シーズンを締めくくった。



シーズン終了後、GMを務めていた
スチュワート、監督のヘイルは揃って解任。
ダイヤモンドバックスのチーム作りは、
一からやり直しとなった。



そんな状況から、今年のダイヤモンド
バックスに期待する関係者は非常に
少なかった。

Diamondbacks 20170628

むしろ、このままグレインキーは不良債権と
なり、ミラーは伸び悩み、放出したスワンソン
は大活躍、といった事を予想するメディアも。



そんな状況の中開幕した2017年シーズン
だが、蓋を開けてみれば予想外の大健闘。



エースのグレインキーが復活し、左腕の
レイもレベルアップ。先発ローテーションは
安定的に機能している。

Zack Greinke 20170626

ミラーはトミー・ジョン手術を受ける事と
なったが、若手の台頭もあり、現状、大きな
痛手となっていない。



ちなみに現在、先発防御率3.45は、
2位のドジャースを抑え、リーグNo.1。



打線もゴールドシュミットとラムが牽引。
投打の歯車は噛み合っている。

Paul Goldschmidt 20170628

現在、首位ドジャースとのゲーム差は
わずか1.5。開幕前の評価から一転、
6年ぶりの地区優勝も夢ではなくなった。



ちなみに、現在の守護神は、40歳の
大ベテラン、フェルナンド・ロドニー。



相変わらず、好不調の波が激しく
(4月は最悪、5月6月は絶好調)、
ヒヤヒヤ・・・。まぁ、それもこの選手の
最大の魅力なのだが。



Fernando Rodney 20170628

この辺りの補強を含め、7月末の
トレードデットラインでの動きにも
注目したい。



これぞ2017年度版 Wild Wild West ~その2~【コロラド・ロッキーズ】野球人No.1307

Greg Holland 20170627 


【1】今日の野球人

コロラド・ロッキーズ




引き続き、大波乱のナ・リーグ西地区を
見ていきたい。



現在、47勝32敗 勝率.595 で、
大健闘のコロラド・ロッキーズ。

Nolan arenado 20170401

ご存知、このチームはデンバーという高地に
本拠地を置く為、気圧が低く、空気抵抗が
少ない。結果として打球の飛距離が伸び、
『打者は天国、投手は地獄』。



このチームを運営するGMは、常にこの条件を
前提にチームを構成せねばならず、胃が痛く
なる日々を過ごすことになる。



現在のGMは、2014年オフから務めて
いる、『秀才』ジェフ・ブリディッチ。
名門ハーバード大学を卒業した超エリートだ。

Jeff Bridich 2015年GM特集

ブリディッチは就任当初から、ファーム組織の
充実化を図り、昨年あたりから結果が少しずつ
見え始めてきた。



開幕前のロッキーズの評価は、
『地区優勝は難しいが、若手
有望株が豊富なダークホース』。



予想を大きく上回る活躍だ。

Charlie Blackmon 20170627

好調の要因は何といっても投手陣。
現在のチーム防御率4.54は、何と
ナ・リーグ9位!



チーム防御率が常に5点台で、リーグワースト
が定位置であるロッキーズにとって、これは
まさに大健闘の数字だ。



今季監督に就任したバド・ブラックは、
投手コーチ出身。数多くの投手を育て上げた
その手腕は、非常に評価が高い。

Bud black 20170627

ルーキー左腕のフリーランドは、今季
ローテーションに定着し、早くも8勝。
防御率も3点台と安定している。

※ちなみにロッキーズで防御率3点台は、
他チームの場合、2点台後半と見積もっても
いいかもしれない。



もちろん、打線も相変わらずの破壊力だ。



今やリーグを代表するスラッガーへと
成長したアレナードは、今季も絶好調。
昨年ブレイクしたブラックモンと共に、
左右の大砲として機能している。

Charlie Blackmon 201706272

ここに来て、やや失速気味のロッキーズ
だが、まだ6月下旬。このままズルズルと
落ちることなく、最後の最後までドジャースを
苦しめてもらいたいところだ。



これぞ2017年度版 Wild Wild West ~その1~【ナ・リーグ西地区】野球人No.1306

Rockies 20170626 


【1】今日の野球人

ナショナルリーグ西地区



今シーズン、ナ・リーグ西地区が面白い。



ここ数年この地区は、ドジャースと
ジャイアンツの一騎打ち。
ロサンゼルスvsサンフランシスコという、
ビッグマーケットが牛耳る地区だ。



しかしながら今シーズン、予想外の出来事が
起こっている。

Dogers 20170626 

1位のドジャースは順当とは言え、
上位3チームを、開幕前にいったい
誰が予想できただろうか。下記、
6月25日現在の成績だ。



1位:ドジャース 50勝26敗
2位:ダイヤモンドバックス 47勝28敗
3位:ロッキーズ 47勝30敗
4位:パドレス 31勝44敗
5位:ジャイアンツ 27勝50敗



何と言ってもダイヤモンドバックスと
ロッキーズの大躍進が目を見張る。

Nolan Arenado 20170626 

ビッグマーケットの2チームと比べて、
チーム予算は半分近いものの、今シーズンは
スタートダッシュに成功。チームは勢いに
乗っている。



そして、名将ブルース・ボウチー率いる
『大人のチーム』ジャイアンツが、
まさかまさかの地区最下位。借金は20
越え、既に敗戦モードが漂う。



2010年以降、4度のワールドチャンピオン
に輝いた常勝軍団だが、絶対的エースの
バムガーナーが故障離脱。チームは岐路に
立たされている。

Giants 20170626 

おそらく、7月末のトレードデッドライン
では、『売り手』に回る事が予想される。



当初から地区最下位と予想されていた
パドレスは、やはり今年も苦しい状況。
とは言え、開幕前から勝負はほぼ捨てて
おり、あと数年は若手育成がメインとなる
だろう。



『西の横綱』ドジャーズの絶対的有利は
変わらないものの、やはりロッキーズと
ダイヤモンドバックスの下剋上に期待
してしまう。

Zack Greinke 20170626 

明日以降、ロッキーズとダイヤモンドバックス
の現在状況を、それぞれフォーカスして
いきたい。


意外に早く進む、ヤンキースの世代交代【ゲーリー・サンチェス】野球人No.1270

Gary Sanchez 201608292 

【1】今日の野球人
[選手名]ゲーリー・サンチェス
[ポジション]キャッチャー
[チーム]ニューヨーク・ヤンキース
[背番号]24
[生年月日]1992/12/2
[2016年シーズン年俸]48万ドル




今シーズン、ヤンキースは1992年以来の
負け越し覚悟で『再建モード』
ギアチェンジ。



7月末のトレードデッドラインで、多くの
主力選手を放出。目の前の勝利を諦め、
若手有望株をかき集めた。

Clint Frazier 201608012

その為、8月以降のスターティング
ラインナップには多くの若手が並ぶことに。
しかし皮肉にも、若手主体に切り替えた
途端、投打の歯車がかみ合い上昇機運に。



8月以降、15勝10敗と遅まきながら
チームは波に乗り始めた。



その主役ともいえるのが、新正捕手の
ゲーリー・サンチェス。

Gary Sanchez 201608293

8月3日に今季2度目の昇格を果たした
サンチェスだが、そこから一気に
猛打爆発。持ち前の長打をいかんなく
発揮し、8月のみで何と11本塁打。



8月の成績

打率.425 11本塁打 21打点
出塁率.489 OPS.1.427

という、とんでもない成績を挙げて
あっという間に全国区に。暗い話題が
多かったヤンキースの救世主的な存在
なっている。

Gary Sanchez 201608294

さすがに出来過ぎの感はあるものの、今後の
ヤンキースの柱になる選手であろう。



かたや、正捕手の座を奪われたベテランの
マッキャン。長打力は健在ながら、近年、
打率、出塁率ともに低空飛行。サンチェスの
台頭で、すでにトレード候補にすら挙がって
いる。



着々と進むヤンキースの世代交代。マイナー
には、まだまだ金の卵が多く控えている。

Gary Sanchez 20160829

ヤンキースの黄金時代は、意外に早く訪れる
かもしれない。





【2】編集後記

ここ最近、昔の『すべらない話』の

DVDを観なおしております(笑)

やはり始まった当初の『すべらない話』は

緊張感があって面白いですね。

『お笑いのプロ』としての、

プライドを感じます。

話芸の世界も奥が深いですね。

これがラストチャンス!?プレーオフに向けたトレード候補者たち ~その2~【ニック・マーケイキス】野球人No.1269

Nick Markakis 20160828 

【1】今日の野球人
[選手名]ニック・マーケイキス
[ポジション]ライト
[チーム]アトランタ・ブレーブス
[背番号]22
[生年月日]1983/11/17
[2016年シーズン年俸]1050万ドル




先日に引き続き、8月31日までに
トレードされる可能性のある選手を
チェックしていきたい。



ブレーブスは現在再建期の真っただ中。
現在の成績48勝82敗はメジャー最低
勝率で、1988年以来のシーズン100敗
現実味を帯びてきた。



来年は新球場がオープンする予定だが、
現状の戦力を考えると、あと3年は優勝
争いに加わるのは厳しいだろう。

Julio Teheran 20160828

編成総責任者にジョン・ハートが就任して
からは、球団再建が急激に加速。主力選手を
ほとんど放出し、若手有望株をかき集めて
いる。



そんな状況の中、ニック・マーケイキスも
球団の方向性にそぐわない選手になりつつ
ある。



2014年オフに4年4400万ドルで契約
したマーケイキス。シュアな打撃と抜群の
選球眼を持つ中距離打者であり、外野守備も
抜群。メジャー記録である398試合連続
無失策の記録保持者だ。

Nick Markakis 201608282

昨年は本塁打数が激減したが、相変わらず
コンタクトが上手く二塁打を量産。今年の
11月で33歳になるが、高いバッティング
技術を維持している。



契約は2018年まで残っており、先日の
マット・ケンプ同様、FOXスポーツはこの
マーケイキスも放出候補に挙げている。

Nick Markakis 201608283

スタントンが離脱したマーリンズに獲得の噂に
上がっていたが、結局フランコーアを獲得
した為、話しは流れてしまった。



とは言え、ブレーブスは再び引き取り手を
探しているはずで、ケンプと共に早く
処理してしまいたい『物件』だろう。






【2】編集後記

大型の台風が近づいてきてますね。

特に東日本~北日本で激しい豪雨が

予想されております。

皆様お気を付け下さい!!
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